弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

姫野カオルコさんは親指シフトユーザー

2014-01-17 19:53:28 | 趣味・読書
姫野カオルコさん、直木賞受賞、おめでとうございます。

私がなぜ姫野さんを知っているかというと、姫野さんと私は、同じ親指シフトユーザーだからです。
私が、キーボード日本語入力方式として親指シフトを使っていることについては、繰り返し述べてきました。例えば「親指シフトが読売ウィークリーに

今は活動を事実上休止ししていますが、親指シフト・キーボードを普及させる会という活動があります。
賛同者のページを見ていただくと、作家の欄に姫野カオルコさんのお名前が挙がっており、協賛者の末席に私が名前を連ねていたりします。

姫野さんはこの会のページの中で、有識者の意見としてご提案をされているのです。
親指シフト入力がいかに優れているかを説明した後に、親指シフトを普及させるための提案をされています。
『いかに「親指シフトキーボード」が優れていようとも、普及させる云々の前に、「ともかくも〃親指シフト〃ということばをしらしめる」必要があるのではないでしょうか。
そのために、これからもいくつかの試みを提案してゆくつもりではありますが、まずは以下の提案をいたします。

自著本のプロフィールには、ひとこと「親指シフトユーザー」と加えて!』

私の手元にある姫野さんの著書の扉を紐解いてみました。以下の2冊です。

受難 (文春文庫)


みんな、どうして結婚してゆくのだろう (集英社文庫)


いずれも、「親指シフトユーザー」の文字が明らかです。

ウィキペディアによると姫野さんの著作は、「1997年、『受難』が第117回直木賞候補、2003年、『ツ、イ、ラ、ク』が第130回直木賞候補、2006年、『ハルカ・エイティ』が第134回直木賞候補、2010年、『リアル・シンデレラ』が第143回直木賞候補、2014年1月、『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞した。」とあり、直木賞ノミネートの常連さんだったのですね。今回5度目の正直で受賞、おめでとうございます。

ps 姫野カオルコさん「親指シフトキーボードに支えられ」 直木賞受賞会見[掲載]2014年01月17日
というサイトを見つけました。
『道具としては、親指シフトキーボード。心の中で思ったことを、そのまま日本語のリズムを壊さないようにつづってくれる。助かっています。』
コメント
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