Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

幸せな気持ちにさせる曲・ビリー・ジョエルのお父さんがドイツから亡命できなかったとしたら

2015年09月29日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

先に60年代の歌の話を書きましたが、ハフィントンポストにこんな記事がありました。 (※記事末尾に、懐かしのロック&ポップスターのnow and thenの写真もあり。)

ハフィントンポスト(2015年9月27日)
「最も幸せな気持ちにさせる曲」は1970年代あの名曲だったぜベイビー【研究結果】http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/25/1970s-hit-the-most-feel-good-song-_n_8194828.html?utm_hp_ref=japan 

調査結果は、 

「「ドント・ストップ・ミー・ナウ」以外の幸せな気持ちにさせる曲は、アバの「ダンシング・クイーン」、ビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」、そしてビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」だった。」 

とのこと。 

この中から二曲を。 

Queen - Don't Stop Me Now (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=HgzGwKwLmgM 

Billy Joel - Uptown Girl
https://www.youtube.com/watch?v=hCuMWrfXG4E 

70年代の洋楽に限らず、「あなたにとって「あなたを幸せな気持ちにさせる歌」はどの歌ですか?」と聞かれたら、何と答えるでしょうね。 

幸せな気持ちになるかどうかとは関係なく、上記のQueenとビリー・ジョエルの歌の中で私が好きなのは以下のものです。 

Queen - Radio Ga Ga (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=azdwsXLmrHE 

BILLY JOEL- " New York State of Mind "
https://www.youtube.com/watch?v=XO2l7qtyyBw 

ビリー・ジョエルは好きな歌が多すぎて選べません。 

ところで、余談になりますが、ビリー・ジョエルの容貌から私は彼が「イタリア系」だと思ってきていましたが、数年前、ドイツ人の友人から「ビリー・ジョエルの父親はドイツ系ユダヤ人だった」と聞いて、自分が勘違いをしていたことに気が付きました。 

ウィキペディア
ビリー・ジョエル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A8%E3%83%AB 

彼の父親がドイツを脱出できていなかったら、世界中の人がビリー・ジョエルの歌で感動したり幸せな気持ちになることもなかった、ということですね。 

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世界の懐メロを少し(60年代)

2015年09月27日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

どんよりした日曜の朝に、海外から60年代初めの懐メロをどうぞ。
 (懐メロと言っても、シャンソン、ボサノバは永遠のものかもしれませんね。
なお、紹介した歌は私が生まれる前のものもあり、私にとっては「懐メロ」ではないです。)

フランス:

Et maintenant :Gilbert Becaud / そして今は :ジルベール・ベコー
https://www.youtube.com/watch?v=Ny1X6sgPTZ8 

ブラジル: 

"The Girl from Ipanema" Astrud Gilberto, João Gilberto and Stan Getz
https://www.youtube.com/watch?v=c5QfXjsoNe4 

アメリカ: 

FRANK SINATRA-THE VOICE- WHEN I WAS SEVENTEEN IT WAS A VERY GOOD YEAR
https://www.youtube.com/watch?v=emAe6IClGys 

オマケでロシア:

Александраアレクサンドラ(日本語訳)
https://www.youtube.com/watch?v=nDn5UAcQdEM

(これは60年代の歌ではなく、80年代初めのロシア(ソ連)映画『モスクワは涙を信じない』からです。)

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国粋主義者の特徴?・ニューズウィークのパックンのコラム2

2015年09月26日 | Nationalism

9月7日の
国粋主義者の特徴?・ニューズウィークのパックンのコラム1
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ce64739af6894a38e64bcfb4911d425c
で、8月はじめに放映されたTBSドラマ『レッドクロス』について書いたブログ記事に、放映後一か月たっても「反日」で検索してたどり着く人達がいることを書きました。
(今日もまだ、第四位) 

このブログの中で紹介したパックンのコラムについても、
「さて、このパトリック・ハーランのコラム、これも、国粋主義者たちは反発するかもしれませんが、」
と書いてから紹介しましたが、案の定、パックンの元には、たくさんの反響ー多くの反発の声が届いたようですね。 

ハフィントンポスト(2015年9月24日)
アメリカ人だからか、語りきれなかったみたい
http://www.newsweekjapan.jp/pakkun/2015/09/post-5_3.php
 

ここで、パックンが最後の項に書いているように、彼は「自分が書いていることが正解」とは思っていません。

パックンのコラムへの反論者のなかでは、「何も知らないくせに!」「アメリカ人のくせに!」と言って、感情的な投書をするような人達もいたことでしょう。しかし、彼らはパックン以上に学んでいるのでしょうか?(彼らは多分、パックンの今回のコラムの中の参考リンクも開かないでしょう。)

「自分が無知である」と思えない人本人は自分に満足しているでしょうが、傍で観ると、滑稽であり、哀れです。

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武器輸出の貿易保険・武器輸出や戦争の片棒を担がされる人々の悲劇

2015年09月23日 | 武器輸出・TPP・モンサント・農薬

武器輸出に貿易保険の適用を検討、いや、今の政府は独裁ですから、「もう決めて準備中」と言った方がよいでしょう。 

東京新聞(2015年9月23日)
損失は税金で穴埋め 武器輸出に貿易保険
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015092302000122.html 

なんだかんだ言ったって、集団的自衛権のごり押しは、米国への奉仕のためと、そしてもう一つは、「武器輸出」をするためのものだということは明らかです。 

海外の紛争に人間を出さなければ、武器輸出を堂々とできないからです。
また、安倍政権とお仲間にとっては、自衛隊は購入先へのオマケという面もあるのかもしれません。 

ところで武器の輸出ですが、これは民間船舶で運ぶようになるのでしょうか?物によっては飛行機で輸送でしょうか。
テロに狙われる可能性も高くなりそうですね。ここでも、高額の損保保険が活躍するかもしれません。

死の商人の政府とお仲間たちの片棒を担がされる人達はたまりません。 

さて、「片棒を担がされる」といえば、
海運九条の会
http://kaiun9jyoublog.blog.fc2.com/

が昨年9月1日にこのような記事を書いています。 

船員の予備自衛官化を防衛相は否定 それで安心か? 

8月3日付毎日新聞の「尖閣諸島を含む南西諸島の有事の際、自衛隊員を戦闘地域まで運ぶために民間フェリーの船員を予備自衛官とし現地まで運航させる方向で検討を始めた」との報道は、国民に大きな衝撃を与えた。

これに対し、小野寺五典防衛大臣は5日の記者会見で、「現在自衛隊部隊の訓練等、あるいは災害の場合に自衛隊の艦船ももちろん使用するが、足りない場合、民間フェリー等の活用というのも考えていきたいというのが基本。」としたうえで「その中に、予備自衛官登録をしたような方が職員としてそこに乗って頂くということも歓迎すべきことかということであり、現時点で船員でいらっしゃる方に予備自衛官登録をして頂くというようなことを想定しているわけではない」と否定した。 との報道がネット上のニュースに載っている。それで安心してよいのか?

 第2次大戦で、日本船員は船とともに徴用され、軍事輸送に従事させられ、日本海運が壊滅するまで破壊された、船員もまた6万人余(約半数)が船とともに沈められた。この当時の船員の立場はどのようなものであったか。

 全日本船舶職員協会発行の「反骨一代」(回想の小山 亮)によれば、昭和18年に代議士小山 亮(地方商船学校出身)が、ガダルカナルから奇跡的に生還した船員から、「軍人と同じ戦いをした船員は、軍人どころか軍馬、軍犬、軍鳩以下の扱いである」との訴えを聞き、昭和19年の国会で「船員は民間扱いのため、撤退時は最後に回され、食料は差をつけられ、長靴から石鹸にいたるまで支給されず、給料は船長(Captain)でも大尉(Captain)の役6割、甲板長は兵曹長の3分の1である」と政府を激しく追求し、「船員軍人待遇案」を出したが軍と官僚から拒否され、代わりに官僚の頑強な抵抗の中「船員官吏待遇案」を出して、閣議決定まで行ったが、すでに戦局は敗色濃く、法整備中に敗戦となった。

 当時の状況下ではこれが限界であったとはいえ、船員が軍人や官僚と同等の扱いになれば戦争に協力するとの考えには、絶対に与するものではないが、軍部や官僚には、船員は軍馬・軍犬・軍鳩以下とするDNAがあるのではないか。だから小野寺防衛大臣の会見で船員予備自衛官化を「否定」したのではないかと疑いたくなる。

国民にとって大切なのは、憲法9条を守り戦争を起こさない社会の確立である。

武器輸出の片棒だけではなく、戦争自体の片棒も、彼らは担がされる可能性も秘めているのでしょうか。 

他、 

商社九条の会
https://sites.google.com/site/shosha9jho/ 

損保九条の会などもありますが、そういう職員たちの声は、握りつぶされるんでしょうね。(そのうち圧力を掛けられてもおかしくないように思います。) 

政府と経済界の繋がりが強すぎて、また同じ間違いを起こすかもしれないという危機感を、持てない人達が日本にわさわさいることが、私は信じられません。 

マルティン・ニーメラーの言葉を再び載せます。 

彼らが最初共産主義者を攻撃したとき
私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから 

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき
私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから 

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき
私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから 

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は
誰一人残っていなかった 

安倍首相とヒトラーの手法、マルティン・ニーメラーの過ち
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a84aee1624b818f2eb538a88a3e2f80b ) 

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青木優さんの「MATCHAのはじまり」

2015年09月21日 | 友人・知人

MATCHAの青木優さんが、「MATCHAのはじまり」という連載をブログに書いています。

(青木さんについては、
泉とMATCHA-青木優さん
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a47c3bf86f2c7408009d2f84b354b5d0
参照) 

シリーズはまだ途中ですが、面白いので皆さまもよろしかったらどうぞ。 

Hibilog 

訪日メディア「MATCHA」を立ち上げた経緯 #MATCHAのはじまりhttp://www.aokiu.com/2015/09/15/matcha-30/

明治大学国際日本学部 #MATCHAのはじまり
http://www.aokiu.com/2015/09/16/matcha-31/

ブラックなインターン #MATCHAのはじまり
http://www.aokiu.com/2015/09/17/matcha-32/

Twitterで広がった世界 #MATCHAのはじまり
http://www.aokiu.com/2015/09/18/matcha-33/

約7ヶ月の世界一周の旅 #MATCHAのはじまり
http://www.aokiu.com/2015/09/19/worldtravel/

ドーハ国際ブックフェアー #MATCHAのはじまり
http://www.aokiu.com/2015/09/20/doha/

 世界一周後の日本めぐり #MATCHAのはじまり
http://www.aokiu.com/2015/09/21/matcha-35/

シリーズの続きはご自分でチェックしてください。

Hibilog
http://www.aokiu.com/ 

流石に私は青木さんのような力も行動力も持ち合わせていませんが(というより、彼は「特別」だと思います)、それでも私は「自分と彼には共通点がある」と思うことがあります。 

それは、 

①    尊敬できる人、面白い人、助け合える人と巡り合える

②    大胆な行動をとることにあまり躊躇いがないなど、図太さを持つ

③    リミットとバリアとは無縁 (意識しない)

というところ。 

①に関しては、これは「運」からか、それとも普通の人にない人を嗅ぎ分ける嗅覚のようなものがあるか、なのかはわかりせん。 が、まずは人に興味を持つことと、先入観なくどんな人とも会話を始めるようになれば、こうした巡り合いは増える気がします。 

②と③に関しては、これは観る人にとっては、「非常識」ととられる場合もあるし、もちろん程度にもよります。 

しかし、この①②③って、人生を楽しく生きる秘訣なのではないか、と私は思います。
(この3つの前に、モチベーションを持つ、謙虚さを失わない(特に周りへの感謝)という前提もありますけど。) 

それにしても、青木さんの会社の名前は変わりましたが、彼はやはり『泉』ですね。
シリーズ続きも是非読んでみてください。 

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難民に心痛めるフィンランドのJ・「欧州からは難民受入れ要請がない」と無視を決め込んでいる日本政府

2015年09月21日 | 友人・知人

フィンランドに来る難民は、ドイツに向かおうとする人が多く、今はイラクからやってくる難民が増えているそうです。 

「僕や僕らのほとんどは、できるだけ多くの難民を受け入れたいと思っているけど、たとえば、小さい村などでは警戒する人が多いんだ」

と書いてきたフィンランドのJ、この動画のリンクも送ってきてくれました。 

Save the Children
Most Shocking Second a Day Video
https://www.youtube.com/watch?v=RBQ-IoHfimQ 

この動画を観ても意味が分からない日本人もいるのではないか、とう不安を実は私は持ったのですが、流石にそれはJには言えませんでした。

NHK(2015年9月17日)
時事公論「急増する難民 世界はなにをできるのか」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/227488.html

によると、 

「国際的な人権団体、アムネスティ・インターナショナルは、シリア周辺国に(から?)逃れている難民の再定住先として受け入れに応じていない国は、主要国では日本とロシア、韓国、シンガポールだけだと名指しで批判しています。」 

とのことです。 

関連: 

「平和貢献」「普通の国に」と言うなら戦争支援ではなくまずは難民受け入れでは?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/55026967829030aac9a1bd0813e029f9

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平和な独立国家を目指すなら

2015年09月20日 | 国際・政治

前から何度も書いているように、私は平和主義者で、反戦で、憲法9条支持者です。 

しかし、戦争大好きで国民や多くの国から嫌われ者になっている米国と同盟を結んでいること、軍需産業とハネムーンの安倍政権が続く限り、憲法9条だけで国を守れなくなっているのが現状なのだと、考えが最近揺らいでいます。 

アメリカ人のティムさんと、数週間前にこんな話をしました。 

私:
「日本はね、独立国なんかじゃない。米国の属国よ。」

ティムさん:
「僕もそれは同意するね。
しかし、米国が軍事費の税金を注ぎ込むことも、他国に干渉することも大反対な僕だけど、日本が米国の安全保障を頼っている限りは、米国の言いなりになるしかない、って思うんだ。No Free Lunchってことだよね。」 

私:
「私は日本にはフィンランドやノルウェーのような国をめざしてもらいたいと思っている。日本はノルウェーの様に資源もないし、この二つの国とは違うところが多いけど、例えば彼らが(好き嫌いではなくして)ロシアとも共存してきたり、独立性を失わないところなどを見習ってほしい。

そうなると、日本も防衛のために徴兵制度を設けなくてはいけなくなるでしょう。でも、それには①実質米国主導の世界の紛争には中立を貫き、派兵要請精に応じない。②徴兵制度があっても、拒否者が福祉サービスや消防隊に振り替えられること、等、条件をつけることで対応するとか。

もちろん、こういうことは「憲法は私の解釈」なんて言う人間たちが決めることではない。徴兵制度に取られる可能性が出てくる世代(スウェーデンは2010年に徴兵制度がなくなりましたが、対象は19歳〜47歳男性だった模様。少子化だと対象年齢上限は高くなるでしょうし、男性に限らずになるでしょうね。)の意見をしっかり取り入れての話。」 

と答えました。 

米国は同盟の小国(子飼い)には手出しはしませんが、自分の言う事を聞かない政権はCIAなどを使って転覆をたくらんだり、いろいろ言って爆弾などを落とします。

そういう意味では、戦後の「日米安全保障条約」は、戦後米国が日本を攻撃しないという約束をしたものだったのかもしれません。 

現在は、日本がたとえ米国から独立したところで、米国が日本を攻撃することは、国際社会上よほどのことがない限りできないでしょう。 (イスラム国を米国が日本に送り込んだりしたら別?)

もういい加減、「米国だけが頼り」という政府や官僚たちの洗脳から国民は解き放されてもよいのではないでしょうか? 

もちろん、米国の起こした戦争で潤ってきていた日本、軍需でなくたってなんでも米国に従っていた方が経済面で生き残れると思っているのかもしれません。
しかし、もうそんな時代でもないのでは、と思います。 

以下は、ティムさんが大きく同意しそうなコラムですが、ご参考まで。 

ハフィントンポスト(2015年9月19日)
安倍内閣は残念ながらもうすぐ失速しそう
http://www.huffingtonpost.jp/hiroshi-onishi/abe-regime_b_8162104.html?utm_hp_ref=japan

憲法9条-この中で大切なのは、「非戦の誓い」ということ。
先に述べたように、私はこの護憲派ですが、(現政権とは関係なしに)別のアプローチでその精神を守る道も同時に考えなければならない、と思います。

(まあ、このファシスト政権(日本会議政権)を日本から追い出すのが先ですね。)

追記:

ダウンタウンの松本人志が、安保法案に関し、「日本が自立するための法案なら賛成なんですよ。ただ、アメリカに言われて泣く泣くやるようなものなら反対なんです。」と9月20日放映のフジテレビの番組で言ったそうですね。

彼、そして同じようなことを言う人達の「自立」ってなんでしょうね。

また、「お母さんに言われて宿題をしたわけではないんだよ。僕大人でしょ!」って言っている小学生低学年と同じレベルに思えてしまいます。

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グローバルな視点で進むインド・米国依存、近隣国との仲たがいに時間を費やす日本

2015年09月19日 | 国際・政治

先週日曜日に一緒だったインド人ご夫妻と、短時間、しかもつたない英語の私相手でしたが、政治の話なども話題にしていました。 

彼らは私に、安倍政権、そして日本国民の中国、そして米国に対する感情などについて質問してきたので、それに対して答えつつ、私の方もインド人が一般的に中国や英国、米国、ロシアや周辺国についてどう思っているかを質問しかえしました。 

「インド独立後、インドが軍隊をもってなかったから、中国に攻め込まれた。でも、まあ、中国はインドの良いビジネス相手。でも、中国人の観光客は多くない。」
「イギリスはインドから搾取した国」
「モディはインドはロシアともアメリカとも、他の国とも皆(パキスタン以外?)うまくやっているわ。」 

奥さんの方は、彼女の出身地域がパキスタン国境の州であることもあって、パキスタンに対してはご主人より悪感情を持っているようでしたが、二人共周辺国ともそれなりにうまくやっていることを強調。
(現在もめているカシミールについてはあまり話したくないようなので、これは突っ込みませんでした。) 

そのほか、中国から追われたダライラマの話、チャンドラー・ボースの話、原発の話(核の話はお互いで避けました)なども。 

2人とも、別に外交に関わる仕事をしているわけではないですが、日本とインドの関係強化を強く望んでいるのはあきらかでした。 

正直に言うと、私はインド国民に対して悪感情は持っていませんが、インドがイスラエルやサウディと並んで「人権侵害をしても、(サウディ以外は)核兵器をもっていても、国際社会から寛大にしてもらえる国」という意味で、インド政府にはあまり良い感情は持っていません。 

しかし、今回彼らと話していて、「米国にコネがあったり、お金や資源の力があるわけではないインドがこうした「特別扱いの国」になれたのは、外交で米ロとうまくやっているからこそでもあるのだな」と、ちょっと見方が変わりました。

日本が米中ロに振り回されているのを横目に、70年前、いや、30年前から出さえ信じられないような発展を遂げてきたインド。

知人から、

「昨今では国際機関などで活躍するインド人はみなエリート競争で上を目指していますね。
今注目を浴びている共和党の17人の大統領立候補者の中にも、インドから移民してきたボビージンダル(ルジアナ州知事)が、若い立候補者として注目を浴びているようです。・・・・なんとシリコンバレーにあるIT企業の33%はインド人社長とのこと(2012年)。・・・マイクロソフト、マスターカード、サンマイクロシステムズ、シンガポールのDBS, ペプシ、ドイツ銀行など軒並みインド育ちのインド人がそのまま頂点に上り詰めているようです。」

と教えてもらいましたが、「日本は中国や韓国と喧嘩している間に、インドに後れを取りますよ」ってところでしょうか。

ところで、昨年の8月にこんな記事がありました。 

ハフィントンポスト(2014年8月27日)
2034年、第三次世界大戦勃発のシナリオ
By アルチョム・ルーキン ロシア極東連邦大学教授
http://www.huffingtonpost.jp/artyom-lukin/world-war-3_b_5720254.html 

筆者は、2034年に「インド太平洋連合vsユーラシア同盟」ができると想定して、 

「中国は、4年前に台湾との再統一を成し遂げ、インドが総合的な国力を増強させるのに懸念を強めていた。2030年、インドは中国を抜いて世界で最も人口の多い国になった。さらに重要なことは、インドは、総人口の年齢構成が中国よりずっと若く、躍動的な経済力を備えていて、中国よりも速いスピードで成長していたことだ。」 

と書いていました。 

彼のシナリオの結末が「第三次世界大戦」であるのは残念ですが、インドがますます大きくなり、将来的に「インドを中心とする太平洋連合」ができる可能性は現実味があるのかもしれませんね。

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「日本の恥をさらした安倍政権」と「日本を見直させたSEALDs」

2015年09月18日 | 国際・政治

海外の友人達と日本の安保法案強行採決についての意見交換をしていましたが、なかの1人が、デモについて否定的な意見を言っていました。
「デモは時々暴力に代わるし、海外の諜報機関が絡んでいるだろうものもある」
と。 

私は、彼に、
「日本の今回のデモ隊は、そういう類ではない、新しい形です。
特に、SEALDsのメンバーたちを、私は日本希望であり、誇りであると思います。
それは、欧州の海賊党のようなものとも全く違う、彼らは平和的、理性的、理知的、現実的、つまりとても成熟しています。」
と返事をしました。 

ガーディアンにこんな記事があったので、ついでに海外の友人達皆に紹介しておきました。 

Guardian (2015.9.16)
New generation of Japanese anti-war protesters challenge Abe
http://www.theguardian.com/world/2015/sep/16/japanese-anti-war-protesters-challenge-shinzo-abe 

参考: 

ハフィントンポスト(2015年9月15日)
安保法案デモ、海外メディアどう伝えた SEALDsの抗議に注目
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/17/anpo-houan_n_8155880.html?utm_hp_ref=japan

画像もどうぞ。

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Are we really living in a democratic country?

2015年09月17日 | 友人・知人

Dear Tim,
Dear Claudia,
Dear Tomaz, 

Thank you very much for leting me hear your comments on this article yesterday.

Japan Today (2015.9.16)
Japan set for historic defense policy shift
http://www.japantoday.com/category/politics/view/japan-set-for-historic-defense-shift 

Here is today’s article. 

Japan Today (2015.9.17)
Upper house panel approves contentious defense bills amid chaos
http://www.japantoday.com/category/politics/view/upper-house-panel-approves-contentious-defense-bills-amid-chaos 

In this article, there is a such comment: 

The protests were reminiscent of those that forced Abe’s grandfather, Nobusuke Kinship, to resign 55 years ago after forcing a U.S.-Japan security treaty through parliament."

Well, let's hope in this respect he can be just like his granddad; not just the criminal points. 

In any case, Japan has taken another step towards being a dictatorship. LITERALLY thousands in the streets and millions across the nation against the legislation -- in fact, you'd be hardpressed to find someone FOR it, and even then someone for it who actually knows anything about it (and doesn't just hate China), and people INSIDE the DIET literally fighting against it and Abe and his cronies, including the sell-outs in Komeito, ram it through. That is not democracy, people. 

Shame on the government. I think the people need to get more physical and storm Parliament and physically remove the would-be dictator from his throne. THAT would be people power. 

A very, very sad day for Japan. You'd think it learned from WWII, but instead it's going back to the days preceding, and leading up to it. 

I agree with him. 

It is lucky for the man who wrote that, because he is not a Japanese.
It is unlucky for me, because I am a Japanese.

Best regards,

Yukari

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溺死難民幼児を笑いものにするシャルリエブドの非道・フランスはモラルハラスメント大国?

2015年09月17日 | 海外ニュース・できごと

ニューズウィーク(2015年9月16日)
シャルリ・エブドが溺死男児の風刺漫画でまた炎上http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/09/post-3923_1.php 

難民危機に国際社会の注目を集めるきっかけとなった難民の男の子アイラン・クルディ(3)。9月初め、シリアからギリシャに逃げる途中で船が転覆し、トルコの海岸に打ち上げられた遺体の写真が世界に衝撃を与えた。 

 ムハンマドの風刺画がもとでイスラム過激派の襲撃を受けたフランスの風刺週刊紙シャルリ・エブドが、今度はそのアイランの風刺画を掲載して非難を浴びている。ヘイトクライム(憎悪犯罪)で同紙を告訴すると憤る弁護士グループもある。 

表紙になった風刺画は、海岸に横たわるアイランを描く。漫画の見出しはこうだ。「ようこそ移民たち!」「(アイランも)ゴールまであと少しだったのに......」 

(中略) 

別の風刺画では、溺死した子供の隣に海面を歩くイエス・キリストのような人物が描かれている。セリフは「キリスト教徒は水の上を歩けるが」「イスラム教徒の子供は溺れ死ぬ」だ。

(中略) 

事件後、生き残った編集スタッフらが発行したシャルリ・エブド特別号には、再びムハンマドが登場。同紙を支持するスローガンとなった「私はシャルリ」と書かれた紙を持たせて「すべては許された」という見出しを付けていた。

 だが今回は、あの時のような支持は期待できないだろう。 

事件後は息巻いていたものの、少したってからシャルリ・エブドの風刺画家は、「飽きたのでもう預言者を描かない」と言っていました。 

産経新聞(2015年4月30日)
「もう預言者描かない」 シャルリ-・エブド風刺画家
http://www.sankei.com/world/news/150430/wor1504300026-n1.html
 

フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブドが1月に銃撃を受けた翌週に、イスラム教預言者ムハンマドの風刺画を描いて物議を醸したリュズ氏が、9日発売の若者向け娯楽雑誌とのインタビューで「もうムハンマドは描かない」と述べた。 

 リュズ氏は「興味がなくなった。飽きた。サルコジ(前大統領)の風刺画も同じ。彼らを描くために生きているわけじゃない」などと話した。同氏は事件後すぐの発行に否定的だったが「みんなで決めた。無理して自分を奮い立たせた」と打ち明けた。 

 フランスではテロ事件後、表現の自由の萎縮を指摘する声も。リュズ氏は「フランスが恐怖にとらわれ続ければテロリストが勝利する」と警告。そうならないために「ユーモアの精神で複雑な現実社会に立ち向かう」ことが必要だと話した。(共同) 

シャルリ・エブドが今回載せたのは3歳のシリア人の男の子の死をあざ笑う漫画。
こういうのも、漫画家が飽きるまで描かせ、掲載し続けるのでしょうか。
さすが、です。 

これも許すとしたら、フランスって『表現の自由を盾に取ったモラルハラスメントの国』ってことじゃないでしょうか。 

ウィキペディア
モラル・ハラスメント
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88 

関連: 

"Freedom" for the world! Proceeds of the 7 million copies for Charlie Hebdo!?http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a6b6823ed36ff68c2dc1370e6894cfe7 

(他、シャルリ・エブドについて書いたものはこちらから拾って読んでください。
2015年1月の記事
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/m/201501) 

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インド人夫妻と鎌倉で・英語が通じない国でのおもてなし

2015年09月14日 | 友人・知人

昨日は、妹のペンフレンドのインド人アニールさん、ニッキ―さんご夫妻と夫とで鎌倉に行ってきました。

彼らとこの鎌倉散策の話は、
『中学時代のインド人少年達との文通、38年を経て』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/08ee3c05f8c32c7a9184f1fab2f264fe
に書きましたが、この日の鎌倉散策に一緒に来るはずだった妹は、英語ができる友人がお付き合いしてくれることになったこともあり予定を変更。妹たちで前日にご夫妻を東京案内、この日の鎌倉は、夫と私だけのお付き合いになりました。 

鎌倉のお天気は曇りで雨も心配しましたが、降られることもなく、暑すぎず寒すぎず、天候はまずまず。 

しかし、今回は残念ながらニッキ―さんが疲れてしまったことがあって(前日も朝の8時から夜まで割とハードだった。初めての日本滞在、気疲れもあるのでスケジュールは緩くしておいた方が無難か。)、鎌倉滞在時間も短縮(私はキャンセルを申し出たのですが、ご夫妻は鎌倉と私に会うのを楽しみにしてくれていて決行。)、おまけにショッピングの時間をあまりとれないという、陶器や小物が大好きなニッキ―さんが「今回は観光名所を訪れるのにたくさん歩くより、小町通りでお店を見て回りたい」とのことだったので、お寺は一カ所、あとはショッピング、そして食事や休憩ということになりました。 

(コースは、北鎌倉で待ち合わせて円覚寺見学→北鎌倉駅近くの趣がある喫茶店でコーヒー→電車で『鎌倉駅』に移動し小町通りでショッピング→食事→帰途でしたが、円覚寺ではたくさん費やし、彼らはたくさん写真を撮っていました。) 

「寺院はもう良い」と鎌倉観光の外国人に言われることなど想定していなかった私ですが、実は、中学の修学旅行での寺院巡りに飽きて、「疲れたのでバスで休んでいる」と寺院訪問を途中から放棄したクラスメート達の一人であり、20代のとき友人達と5名で香港のツアーに参加したときも、ついていた1日観光(昼食・夕食付)を友人の一人と昼食後にパスしてしまったことがある私は嫌な感じはせず、それどころか、彼らとのおしゃべりをたくさんできたし、小町通りも久々にゆっくり見れて、むしろ今回はそれでよかったと思ったくらいでした。 

この、妻を優先して寺院巡りを諦めたアニールさんも、ショッピングは嫌いではないようで残念なそぶりはなかったのですが、「この界隈は女性が買うものしか売っていないのかい!?」と ぼやきながら、妻が買い込んだ陶器を持たされていたのは、笑いました。
そんな彼も、この小町通りではニッキ―さんの買い物戦商品以上のものを得たようです。

たとえば、彼らと昼食をとったのは、小町通りを少し脇に入った日本食レストランだったのですが、フォークとナイフをほしがったアニールさんに、店員さんはナイフだけではなく、平たい角皿を持ってきてくれたり(つまり、まな板がわり)、セットメニューについてきた梅干しの紫蘇にたいへん感激しているのを知ると、わざわざ梅干し入れから集めてきてくれただろう紫蘇を小皿に持ってきてくれたり(無料)しました。 

この対応をしてくれた60前後くらいの店員さん(もしかしたら、お店のオーナーの奥様?)は、英語もまったくできないし、客商売をする人としては怖そう、つまり愛想がない人だったのですが、このアニールさんたちが非常にお料理に感激して食べているのを脇で観ていて本当にうれしかったのか、チラチラ私たちがいるテーブルを気にしてくれていました。 

この「梅干しの紫蘇」を店員さんが持ってきてくれたのは、アニールさんが私に「この梅の紫蘇は何処で売っているのだ?」という質問をした時に丁度テーブルの前を彼女が通りがかったことからでした。
立ち止まって好奇心で私に問いかけるようなまなざしをした店員さんに私が、「彼ら、インドから来ているのですが、この梅干しの紫蘇がとても気に入ってしまって・・・どこかで買えますか?」と苦笑しながら質問したところ、少し考えて紫蘇の食品が買えそうなお店を考えてくれようとしました。

しかしこの梅干しの紫蘇となるとそれだけ買うこともできないので考えあぐねて、「ちょっと待ってね」と、紫蘇が入った小皿をアニールさんに。

この様子をカウンター越しに見える調理場の人達や他の店員さんも好意的に見守っているのに気が付いたアニールさんは、この60前後の店員さんだけでなく、他の人達にも手を挙げてお礼をしていました。

アニールさんたちは、梅干しだけでなく、お料理自体(天丼、茶わん蒸し、小鉢二品、梅干しのセット+あんみつ)も満足していましたが、それ以上に印象に残ったのは、このレストランの人々の温かいおもてなしだったのではないでしょうか。 

先日から「英語が通じない日本」について日本人の友人達にも意見も聞かせてもらったのですが、そのうち一人が、「英語が通じないから異国情緒を感じられる面もある」と言っていました。 

このメリットは、サポートしてくれる現地の友人がいたり通訳が付いている旅行者、もしくは世界を放浪しなれている逞しいバッグパッカーでないと、受けられないメリットなのかもしれないにしても、「なるほど」と感心しました。 

そして今回、「英語が通じないからこそ得られるのは「異国情緒」だけではなく、「(言葉がないから受けられる)気遣い」というのもあるのだな」と、もう一つの「メリット」について気が付きました。

とはいえ、もちろん私のなかで日本の英語後進国批判は残ったままです。

今回私たちが覗いた小町通りのお店で英語が通じたところは、なんと一軒もありませんでした。これはやはり、残念だと私は思います。 

長い追記: 

こんな私でも正直言うと、英語圏の人間が「日本は英語の表示がないし、英語が通じなくて、いったいどうなっているんだ!?」と言ったとしたら、「うん、そうだけど日本語くらい少し勉強してきたらどう?まあ、日本人は英語が苦手でも、外国人に何か質問されたらできるだけのことをしてくれる人もいるから、困ったことがあったら、誰かを捕まえて、ゆっくりと、短い言葉で質問してみて」とちょっとだけ意地悪く言うかも知れません。 

しかし、「英語の表示がなくて困る」「英語が通じなくて困る」と非英語圏の人から言われるときは、恥じ、申し訳なく思い、「本当に日本はなんとかして!」と一緒に憤ります。 

偶々今朝、日本で研修中のスペイン人のI君から、「日本に住んでいて困ること」の回答が届きました。 

彼は、
「日本にいて困ることはやはりコミュニケーションです。僕の日本語は初級で、意思の疎通を取るのに不十分。区役所での手続きやアパートの契約の時と同じように、同僚の日本人の手助けなしには何もできないことが少なくないんです。」
と言っていました。 

I君は20代半ばですが、本国スペイン語はもちろん、英語、フランス語、アラビア語ができ、日本語も習得中。礼後正しくておっとりした彼も、心のなかでこの件に関しては毒づくことがあるかもしれません。

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ANAの強制24時間前オートチェックイン・「サービス」という言葉を使った合理化

2015年09月12日 | 旅行

昨年2月に息子がフランクフルト経由でヴェネツィアに行ったとき、ANAの往路便の24時間前オートチェックインで大変な思いをした話を、以前書きました。 

ヴェネツィア、ボローニャホテルのエレーナさん/ANAの強制サービス
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/18ef3cc1a84e4e1690bcb77762625a0f

ANAの強制サービス-報告
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/7f1796eaad788caa7645e46fd676dc27 

この時ブログに書いた問題点は、

①    ANAが本人の許可なく勝手にパスポートナンバーなどを登録してしまったこと。

②    パスポートナンバーがシステムにより登録されたことによって24時間オートチェックインの要件を満たしてしまい、復路の(ルフトハンザとANAのコードシェア便のヴェネツィア→フランクフルト便があるのは無視して)自社便のフランクフルト→成田便の方だけ勝手にオートチェックインをしてしまったこと。

(この時息子宛てに届いたメールは、Do Not Printと書かれたバーコード付きのメールには、
「いつもANAをご利用いただきありがとうございます。
ご登録の予約情報をもとに、2月〇日 NH210便/フランクフルト-東京(成田)のチェックインが完了しました。
本メールをスマートフォンで表示いただき、搭乗券としてご利用ください。」 
と書いてありました。

このときANAのお客様係りの担当者は、私の「先にフランクフルト→成田のオートチェックインがなされたままだと、ヴェネツィアの空港ではヴェネツィア→フランクフルト便のみのチェックインをすることになるが、預け荷物は成田までバゲージスルーで届くのか?」という質問にさえ言葉につまり、的確に答えられなかったんです。) 


でした。 

このANAからオートチェックイン完了のメールが自宅のパソコンに届いたのに気が付いたのは、息子がヴェネツィアを出発する数時間前。
オートチェックインをされてしまった飛行機の発着時間は20時15分。日本時間は翌日の4時15分。これが家族用のメールに届いたため、家にいる私も早朝のメールにはすぐ気が付きませんでした。(メールが息子の元に届いていたとしても、こんなメールが届くことを想定していなかった息子は、スマホを機内モードにしたままで読めない。)

慌てて息子に質問と同時にANAのメールを転送しても息子から返事はなく、ホテルのフロントの人に協力してもらって、何とか連絡がつきました。 

(この日は不幸にして、日本は全国的に大雪に見舞われ電線事情が悪く、一瞬電気が消えてしまうことがたびたびありました。停電で消えてしまうパソコンを何度もつけたりする羽目になり、我が家のデスクトップ型パソコンはハードディスクが壊れ、直すこともできない状態になりました。
(パソコンは古いものだったので、買い替え予定があったので良いのですが、突然壊れたため、データを取り出すのに別にお金がかかりました。データが取り出せたからよかったとはいえ、ANAに損害賠償をしたいくらいでした
。)) 

そしてこの時ANAに電話で質問してもとんちんかん、その後メールで苦情をいっても慇懃無礼なこれまた要点を得ない回答だけ。 私はANAの傲慢さに腹をたて、呆れかえりました。

それでも今はあれから少しは改善されているのだろうと調べてみて、以下のブログを発見。 

Traveling man pt2 (2015年5月16日)
ANA国際線の自動チェックインは止められないのか?
http://ameblo.jp/travel-777/entry-12027016454.html 

このブログ記事から約4か月。ANAは今後も改善しないつもりなんでしょうか、ね。 

ANAに限らず、日本では、「サービス」という言葉が、顧客に向けられたものではなくなっていく気がします。

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"The way we were"

2015年09月12日 | 友人・知人

Dear Tim,

This song for you today (Sept.11).

Barbra Streisand Memories The Way We Were
https://www.youtube.com/watch?v=f8TflIIfuhs

I don’t say we are “Katie Morosky” and “Hubbell Gardiner”.

I want to share the following parts with you;

Memories
Lights the corners of my mind
Misty watercolor memories
Of the way we were

Scattered pictures
Of the smiles we left behind
Smiles we gave to one another
For the way we were

Can it be that
it was all so simple then?
Or has time rewritten every line?
If we had the chance to do it all again
Tell me, would we, could we?

I miss the old days when people didn’t hate each others.

Excuse me for my poor English.

Best regards,

Yukari

P.C: Also this song to other “Kaitie” and “Hubbell” all over the world.

※この歌は、70年代の映画『追憶』に使われた歌です。これは別れてしまった夫婦の思い出、そして「昔に戻れるものなら」という気持ちを歌ったものですが、weを「あなたと私」ではなく「皆」に置き換えると、愛し合った二人の歌ではなく、「平和だった時代に戻れるものなら」と、現在の情勢を嘆き、道を探る歌にかわります。

ケイティのようになれないけど、自分の信念に忠実で社会の悪に立ち向かうケイティを愛し、彼女を包み込む理性的で”大人”のハベルはティムさんに似ています。(私はケイティ型でないにしても、ケイティ型に近い)
9月11日、ティムさんは少しだけケイティの顔になります。

コメント (2)
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911は「死の商人」にはありがたいイベント・日本も「死の商人国家」に仲間入り

2015年09月11日 | 武器輸出・TPP・モンサント・農薬

米同時多発テロ14年目の今日は、吐気がするような記事を。 

朝日新聞(2015年9月10日)
武器輸出「国家戦略として推進すべき」 経団連が提言
http://www.asahi.com/articles/ASH9B5S9HH9BUTFK01C.html
 

 経団連は10日、武器など防衛装備品の輸出を「国家戦略として推進すべきだ」とする提言を公表した。10月に発足する防衛装備庁に対し、戦闘機などの生産拡大に向けた協力を求めている。 

提言では、審議中の安全保障関連法案が成立すれば、自衛隊の国際的な役割が拡大するとし、「防衛産業の役割は一層高まり、その基盤の維持・強化には中長期的な展望が必要」と指摘。防衛装備庁に対し、「適正な予算確保」や人員充実のほか、装備品の調達や生産、輸出の促進を求めた。具体的には、自衛隊向けに製造する戦闘機F35について「他国向けの製造への参画を目指すべきだ」とし、豪州が発注する潜水艦も、受注に向けて「官民の連携」を求めた。産業界としても、国際競争力を強め、各社が連携して装備品の販売戦略を展開していくという。(小林豪)

経団連はもう昔から武器輸出したくてしたくて政府にせっついて武器輸出三原則を撤廃させたり、売り込みのバックアップを政府に頼んできています。(武器輸出のカテゴリ-記事をどうぞ。)

現政権も経済効果云々とともに、米国に良い顔をできるのでうれしいでしょう。

これは昨年のWSJの記事で、筆者のアーサー・ハーマン氏はハドソン研究所の上席研究員で、「Freedom's Forge: How American Business Produced Victory in World War II(自由の構築:米国産業界はいかにして第二次世界大戦で勝利を生み出したか)」(2012年)の著者。 

ウォールストリートジャーナル(2014年8月25日)
日本企業が武器輸出で世界の追いつくためには
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052970204431804580112421673795544
 

安倍晋三政権は今年、日本の防衛産業に課されてきた厳しい輸出規制を緩和した。物議を醸したこの決定により、三菱重工業など日本企業が大きな利益を受ける時代がくる可能性がある。ただ、うまく進めなければ大きな問題にぶつかることになろう。 

(中略) 

 こうした状況は一変しつつある。安倍首相は日本の防衛体制を世界3位の経済大国にふさわしい積極的かつ現実的な水準に高めることを誓った。日本の防衛産業に武器輸出を認める第一歩として、三菱重工業は米防衛大手レイセオンが開発するミサイル向けに赤外線センサーを製造する運びだ。レイセオンはこのミサイルをカタールに輸出する。このほか、オーストラリアとは次世代潜水艦技術の開発で協力し、インドには救難飛行艇「US-2」15機を販売する。 

(中略) 

 第2の障害は、日本の大手メーカーでさえ事業全体に占める武器製造の割合が小さいことで、防衛省によると売り上げ比率は平均で4%にとどまる。経営陣が軍事システムの海外販売に必要な熱意を注ぐかどうか疑問がある。日本では平和主義が依然として根強く、経営陣が「死の商人」と呼ばれる武器輸出を好まないことも考えられる。 

 何が解決策になるのか。一つの方法は、武器輸出で最も実績があるプレーヤーと組み、米国という世界最大の武器市場で流れに乗ることだろう。レイセオンとカタールの案件のように、米国の武器メーカーと合弁事業を組めば、米国だけでなく欧州や中東に武器を販売するノウハウを蓄積することができる。 

 北米に子会社を設立したり、すでに米国や世界市場に足掛かりを持つ同国の中小企業を買収したりすることも役立つだろう。英国のBAEシステムズはこうした方法で大成功を収め、いまや米国でトップクラスの防衛企業になった。イタリアのフィンメカニカも同様の手法を取っている。 

(中略) 

 世界の武器市場で日本は新参者だが、武器貿易市場についての知識を同盟国である米国に頼る一方、軍事システムの核とも言える高度電子部品で強みを発揮することによって、日本の防衛関連企業は明るい未来を切り開くことができるだろう。 

本文すべてをリンクからどうぞ。 

経団連の言いなり、米国の言いなり、そして日本を死の商人国へ変えてしまう安倍政権。
海外にいる日本人、そして日本本土も、テロに合う可能性をどんどん作っていきます。
(そして、テロ対策の名目で、国民を監視していけるので一石二鳥。データは経済界と共有。) 

今日はこんなニュースもありました。

時事通信(2015年9月11日)
日本公館への攻撃呼びかけ―インドネシアなどで「イスラム国」
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6173971


Japan Today (2015.9.11)
Japan boosts embassy security worldwide after IS threat
http://www.japantoday.com/category/crime/view/japan-boosts-embassy-security-worldwide-after-is-threat

戦争にしてもテロにしても、被害にあうのはほとんどが「死の商人」とは関係のない人々です。

(911から米国も日本も本当に学ばないです。
いや、あれはやはり自作自演だったのか・・・。「死の商人」にはありがたいイベントでした。)

私たちにができるのが、911の被害者と戦争・内戦の被害者、難民の為に祈るくらいなのが残念です。

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