私のとっては甥、もしくは歳の離れた弟のような2人がトリノにいます。
一人はファビオさん、そしてもう一人がルイジさん。
この二人と私は、今はたまにしかメールを交わしていませんが、昨夜ルイジさんから久しぶりにメールがありました。
このメールで彼は、日本人女性のSさん(私が彼にペンフレンドとして紹介した女性)と、彼のご両親、親友男性ダリオさんとイタリア人友人女性Kさん、6人そろって、トリノからルイジさんのご両親の故郷があるレッチェ近郊の村まで遊びに行くと、報告してきてくれました。
ルイジさん、彼は本当に親切で、私たち夫婦もですが、私が紹介したペンフレンド達(キョウコさんご夫妻、Sさんも先に一度)もお世話になったことがありますし、他にも語学研修できた60代の女性2人を彼のフラットに泊めたりもしています。
この語学研修の女性たちは、スマレ先生が授業中に日本人のホームステイ受け入れできる人を募ったときに、彼が名乗りでたものでした。
「男性でも女性でもいいけど、和食を作ってもらいたいから、女性が良いな。」と言っていた彼に、「女性だからって、料理が得意とは限らないけどね」と彼に書いたあと、夫に「まったく、ルイジさんは女性が好きなんだから!(これは変な意味ではなく、彼は女性の友人が国内外に多い。)」と言っていた私、
ルイジさんがのちに、
「ホームステイする人が決まったよ!希望どおり女性で、2人も。・・・自分のお母さんくらいの年齢なんだけどね。」
と報告してきたときは、爆笑しました。
そんな彼のもとにはたくさん友人が集います。
その中でも別格なのは、今回一緒のダリオさんとKさん。
ダリオさんは4歳の時からの幼馴染。
Kさんは、元々はルイジさんの家で働いていた女性のお嬢さん。
ルイジさんは彼女を子供のころから知っていて、モデルのようにかわいい彼女は彼の自慢のようで、トリノからフランスの湖までバイクで乗せて行った時の写真を見せたてくれたときは誇らしげ。
「彼女の名前は、「かわいい人」っていう意味なんだよ」と言いながら、彼は自分にとって妹のような存在であることを語っていました。
今回の旅行には一緒に行かないようですが、私と夫がトリノに行ったときに会った従姉の息子マッテオ君ものことも、「マッテオの母親である従姉は、僕の面倒をよく見てくれたんだ。だから、今度は僕がマッテオの面倒を見る番」と言って、良く連れ歩き、フラットにもたまに泊めているようでした。
また、ルイジさんは週に一度は実家で両親と食事をし、毎年夏休みに、車でトリノからご両親の故郷レッチェ近郊の村まで“ドライバー”を務めています。
かつて、
「週末に一度は実家に食事に行くことにしているんだ。本当は毎週行きたいわけじゃないんだけど、僕1人息子だから、顔出さないと母さんたちが悲しむからね。」(ルイジさんは兄(or弟)を病気で亡くしています。)と、言っていたことがあったルイジさん。
そんなことを言ったりはしてても、実家には、国外からの友人が来たときに、時間が許せば連れて行ってご両親に紹介。
この毎年の里帰り旅行を、今回は、友人とも楽しめるビッグイベントにするということ、ルイジさんのご両親もきっと楽しみにしていることでしょう。
いつも人に“してあげること”が多い彼、今年の南イタリアの旅行が、彼にとって(もちろん、他のメンバーにとっても)最高に素晴らしいものになりますように!
参考:
ルイジさんのメール-イタリア事情
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/34127a7bafaa2835440a3e3389ec7350
トリノのルイジさんとスマレ先生
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/36977259ec8cb8df9f5228395373b04e
トリノでパーティ、フレンドリーな友人達
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e6c08436d3eaa3edb50f760819cec82c
トリノから帰国
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/eae1f7383695bdb0b2bae23a318a8c19
ルイジさんとファビオさん in Japan
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/4c299b701b21765aab34fc88739303f8