Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

新しい日本人ペンフレンド・捨て犬ケティ

2017年01月31日 | 動物愛護

ここしばらく基本新しいペンフレンドは探していなかった私ですが、昨年秋にヨウコさん、そして先日、ケイコさんという同世代の女性とめぐりあうことができました。 

ヨウコさんと知り合うきっかけは、クラウディアさんの関係で連絡をしたことで知り合い、ケイコさんは、japan guideでほとんど見かけない「関東在住、同世代、主婦」という条件につられて思わず文通申込みをしてしまいまった方でした。 

新しいペンフレンドといっても、今はもう私の文通スタイルは、不定期、時々他のペンフレンドとシェアメール(事前に私の外のペンフレンドとも文通をしてもらうことも)、日常生活の話より意見交換、情報交換という我が儘スタイルが定着してしまっているのですが、ヨウコさんはそれも快く受け入れてくれ、ケイコさんですが、実は彼女がすでに私のペンフレンドサチエさんのペンフレンドでもあると発覚。 

サチエさんと私は、性格が正反対なのですが-サチエさんは“おっとりおしとやか“で、私は“ガサツでせっかち”-何か価値観と感性が似ているようで、まず彼女と気が合う人は私とも気が合う。(実は、サチエさんとヨウコさんもペンフレンドになりました。) 

新しい出会いに感謝です。 

さて、前置きが長くなりました-

そんなケイコさんは、動物愛護にたいへん関心がある方です。
その彼女と保健所に連れていかれた犬猫の話をしていましたが、その抜粋を(大変長いですが、)今日は貼り付けます。 

「・・・保健所と言えば思い出すのが、30年近く前のこと。

我が家で飼っていた犬が亡くなったころ、庭先に一匹の捨て犬が遊びにきました。

家族そろってペットロスだったため、私たち娘3人は「この犬を飼いたい」といったのですが、特にペットロスがひどかった母親が「またペットに死なれるのはたまらない」といって拒否。 

この犬は、我が家も、近所の人も餌を与えたりして、皆で保護している状態でした。

そんな なか、ある日近所の一人が保健所にこれを通報して、この犬は保健所に。 

近所の中でもこの犬を一番かわいがっていた我が家のお向かいの家のFさんが、「うちが飼うからつれていかないでください」(←Fさんはご主人が犬を飼うのを許可しないと思っていたので、これは口から出まかせ。)と訴えたのですが、犬は保健所に連れていかれてしまいました。 

ショックを受けて食事ものどに通らなくなってしまったFさんに、何も知らないご主人が原因を尋ねると、Fさん「あの犬が保健所に・・」。 

ご主人一言、「なんだ、何で早く言わなかったのだ!すぐ保健所に犬を引き取りにいきなさい」と言い、そこの娘さんが保健所にすっ飛んでいきました。

(中略) 

こうして茶色の仔犬はFさん宅に。

茶色でちょっと毛足が長いバンビみたいな仔犬はケティと名付けられ(雄ですが・・・)、Fさん一家のみならず、近所の人のアイドル犬となって寿命を全うしました。

(せいぜい中型程度の大きさにしかならないだろうとFさんが思っていたケティ、みるみる大きくなって、大型犬に。獣医さんに「獣医さんからはたぶんコリーとシェパードの血が入っているだろう、って言われ てたけど、こんなに大きくなるなんて!」」と言われたと、畳の居間に寝そべったケティをなでながら、Fさんが目を細めていたのを思い出します。) 

当時”ペットとし保健所から犬を貰う人”自体が本当に少数だったのですから、ケティのケースは奇跡に近いです。 

今は30年前と比べて日本にも保護団体などができたり、人の意識が改革されて救われる犬猫が増えているとは思うのですが、相も変わらず犬猫を『生き物』とした扱わない業者や人は減ることはない。 

本当に、ブリーダー、ペット業界、そして犬猫を捨てたり虐待したりする人への厳しい法的取り締まり、なんとかならないものか・・。」 

参考:

欧米のペット事情
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/7b81f85f3f22a8651a20a40dc1f8494c 

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トランプ大統領と『不思議の国のアリス』のハートの女王・ネタニヤフ首相と米国

2017年01月30日 | 国際・政治

ハフィントンポスト(2017年1月29日)
イスラエル首相がトランプ氏絶賛 壁建設を「素晴らしいアイデアだ」
http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/28/israel-trump_n_14465026.html?utm_hp_ref=japan
 

アメリカのトランプ大統領がメキシコ国境への壁建設など不法移民対策を強化する大統領令に署名したことについて、イスラエルのネタニヤフ首相は1月28日、自身のTwitterを更新し「トランプ大統領は正しい。素晴らしいアイデアだ」と絶賛した。 

トランプ大統領は正しい。私はイスラエル南部の国境に壁をつくり、あらゆる不法移民を防いだ。大成功だった。素晴らしいアイデアだ。 

ネタニヤフ首相は、上記のようにイスラエルがエジプトのシナイ半島との国境沿いに設置したフェンスに触れて、自らの政策をトランプ氏の大統領令と重ね合わせてアピールした。

「親イスラエル」の姿勢を鮮明にするトランプ氏は2月上旬にもワシントンで、ネタニヤフ氏と直接会談する予定だ。ホワイトハウスのスパイサー報道官は「イスラエルはアメリカの同盟国であり続ける。トランプ氏はイスラエルとの関係強化を望んでいる」と語っている。 

トランプ大統領の発言や行動って、『不思議の国のアリス』のハートの女王みたいです。
短気で子供っぽい。
そいうえば、彼のキメ台詞とハートの女王のキメ台詞(?)が(日本語訳にすると)ほぼ同じ。
(ハートの女王の口癖は「首を切っておしまい(Off with his head.)」。トランプ大統領のは、”You are fired”で、これは「首だ(解雇)」。ただし、ハートの女王は言うだけで実行はしませんが。) 

そしてネタニヤフ首相はスペインのフランコ将軍のよう。何しても、何を言っても欧米社会から許されてしまうというところ。 

ところで、ネタニヤフ首相、ちょっとウィキペディアを覗いてみたところ、彼が米国で学び、働いていたことがあったのがわかりました。

ミッド・ロムニー以外にも“お友達”を作っていったことでしょう。

ウィキペディア
ベンヤミン・ネタニヤフ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%83%A4%E3%83%95 

抜粋:

ネタニヤフは家族と共に1956年から1958年、1963年から1967年にかけてアメリカに在住。ペンシルベニア州フィラデルフィアの郊外で成長し、チェルテナム高校を卒業した(兄も同高校を卒業している)。高校ではディベートクラブに所属していた(そのため英語に堪能であり、言葉にはフィラデルフィア訛りがあるという)。 

高校卒業後にイスラエル国防軍に入隊し、上記のとおりサイェレット・マトカルに所属。1967年から1973年にかけて様々な軍務(第三次中東戦争、消耗戦争、サベナ航空572便ハイジャック事件の解決)に従事。1972年には肩を撃たれて負傷している。第四次中東戦争では部隊を率いてシリア領内に侵入した。1973年に除隊(最終階級は大尉) 

除隊後はアメリカに戻り、マサチューセッツ工科大学の理工学位とMITスローン経営大学院の学位を取得、ハーバード大学とMITで政治学を学んだ。三度結婚しており、最初の結婚で娘のノアをもうけた。現在は、客室乗務員だった三番目の妻サラと共に暮らし、ヤイール、アヴナーの2人の息子がいる。ヤイールは現在、軍務に就いている。 

MITを優秀な成績で卒業後、1976年から1978年にかけてボストン・コンサルティング・グループで経営コンサルタントとして勤務し(当時の同僚に後のマサチューセッツ州知事となるミット・ロムニーがいた)、イスラエルに帰国。 

(リビアのカダフィ、シリアのアサド大統領なども、米国ではありませんが、英国に留学していましたが、短い期間です。) 

追記:

難民を作り出すのに一番貢献した米国が、実質難民が米国に入れないようにする措置、無責任この上ない。

このままトランプ政権が中東への空爆を止めるならよいけど、イスラエルがお願いしたら、すぐ爆弾を落とすのでしょうね。

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「捏造」という言葉を使う人達・ヒル・アンド・ノウルトンとナイラ証言とHPVワクチン

2017年01月29日 | メディア・広告業界

「南京大虐殺」「従軍慰安婦」を「捏造」と呼ぶ人、この言葉をを使うのは大抵保守系と呼ばれる人達。 

それに対し、リベラル系の人達が「捏造」と騒ぐことはまずないのではないかと思います。 

それは、そもそもリベラル派の人達には「捏造」をする機会も、したところで何か成果があるわけではないので、「捏造」という単語がまず頭に浮かばないのではないからじゃないか、と思うのです。 

彼らと逆に「捏造」という言葉を発する人というのは、自ら「捏造」に関わったことがある人たちなのではないか、そんなふうに最近考えるようになりました。 

「捏造」といえば、最近ちょっと調べていて見つけた事件がありました。 

ウィキペディア
ナイラ証言
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%A9%E8%A8%BC%E8%A8%80 

ナイラ証言(ナイラしょうげん、Nayirah testimony)とは、「ナイラ」なる女性(当時15歳)が1990年10月10日に非政府組織トム・ラントス人権委員会(英語版)にて行った証言。イラクによるクウェート侵攻後、イラク軍兵士がクウェートの病院から、保育器に入った新生児を取り出し放置、死に至らしめた経緯を涙ながらに語った事で知られる。当時のマスコミはクウェートへ入れなかったため、この証言が信憑性のあるものとされ、広く喧伝された。アメリカ合衆国上院議員や大統領も幾度となく引用しており、湾岸戦争の布石を敷くこととなる。 

当初はアムネスティ・インターナショナルや避難民からの証言により、裏付けの取れたものであった。しかし、クウェート解放以後、マスコミが同国内に入り取材が許された結果、新生児の件は虚偽であった事が発覚。また、1992年に「ナイラ」なる女性は苗字がアッ=サバーハal-Ṣaba、アラビア語:الصباح)であり、当時クウェート駐米大使であったサウード・アン=ナーセル・アッ=サバーハの娘との事実が明らかになった。その上、証言自体がクウェート政府の意を受けた、ヒル・アンド・ノウルトンによる自由クウェートのための市民運動(英語版)広報キャンペーンの一環であったことが判明した。

(後略)

アンダーラインの部分に書かれている、ヒル・アンド・ノウルトンはPRコンサルタント会社。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3 

そして、彼らが指揮した「ナイラ証言」こそは「捏造」ですが、この「捏造」は「広告キャンペーン」の一言で、彼らが罰せられることもありませんでした。
(戦争のきっかけの一つにもなったのに、CEOが交代したくらい。) 

うーん、ヒル・アンド・ノウルトンほど悪質なところはないにせよ、世の広告業界では「捏造」に近いことはままあるのでしょうね。

だから、そういう業界の人、もしくは近い人も、保守の一部の人同様「捏造」という言葉を使いやすいのかもしれません。 

ところで蛇足ですが、このヒル・アンド・ノウルトンですが、子宮頸がんワクチンとも関係が深いようです。 

Toront Star (2007.8.16)
Lobbyists boosted vaccine program
The speed with which the HPV vaccine Gardasil got onto both the federal and provincial political agendas was no accident.

https://www.thestar.com/news/2007/08/16/lobbyists_boosted_vaccine_program.html

 抜粋:

Merck Frosst Canada Ltd., the maker of Gardasil, hired public relations giant Hill & Knowlton to push the immunization strategies using some well-connected lobbyists: Ken Boessenkool, a former senior policy adviser to Prime Minister Stephen Harper; Bob Lopinski, formerly with Premier Dalton McGuinty's office; and Jason Grier, former chief of staff to Health Minister George Smitherman.

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欧米人にとって難しい日本人の名前・本国後読み、英語読み、そして「赤毛のアンヌ」

2017年01月27日 | 友人・知人

先日、 

外国人の友人達の名前と発音についてあれこれ(2017年追記)
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cb7d9718603bf4d3655b80b2b8cb9b87

を書きましたが、これを読んだサチエさんが、 

「私の名前は日本語では「さちえ」と読みますが 英語だとSachieになります。欧米人は私の名前を サチと呼ぶ人が多いです。(中略)日本語だとeをエと読みますが英語式だとこのeは音がなくどちらかと言えば「サチー」となるのだと以前ドイツ人の人に言われたことがあります。 それとeをエと発音するのが難しいようです。 それでいつも自己紹介するときに”Call me Sachi”と言っています。 サチという呼び方は私は好きなので no problem なんです。」 

と書いてきてくれました。

私の海外の友人達も、日本人の名前の読み方に困ることがあります。 

①「ゆうき」と「ゆき」の区別がつかない
(これは「ローマ字のヘボン式表記が同じだからわからない」というだけでなく、長音かどうか聞き分けられないし、自分でも長音は言いづらい。
名前にはあまりありませんが、「っ」入りも同様。) 

②“らりるれろ”“きゃ、きゅ、きょ”が難しい。 

③Hが苦手(フランス人だけでなく、イタリア人も) 

等々。 

なお、ティムさんが
「The main thing English speakers do is use the wrong accent. Yukari becomes "you CAR ee".」
と言ってきたように、アクセントには悩むよう。
(しかし、日本語の場合は苗字や名前のイントネーション、あまり問題ないですけどね。) 

また、同じくブログを読んでくださったヨウコさん(昨年秋からのペンフレンドです)からもこんな話が。 

「ゆかりさんはご存知か分かりませんが、(テニスの」トップ選手にワウリンカというスイス人の選手がいます。以前WOWOWを観ていたら、解説者が彼のことをバブリンカと呼んでいました。

あれ?と思いながらそのことは忘れていたのですが、ある日テニス好きの英会話のクラスメイトとテニスの話になり、彼女もバブリンカと言っていました。
ワウリンカじゃない?と言うと、彼女は自信を持ってバブリンカだと言いました。

それで、ゆかりさんのブログを読み調べたところ、Wawrinkaと書きスイスではヴァブリンカと呼ぶそうです。それで日本人はバブリンカと呼んでいたのですが、ヨネックスと契約している彼は、日本ではワウリンカと統一してくれと言ったそうです。」  

私はスポーツのことは疎いのでワウリンカ選手は知りませんでした。彼はチェコ系のスイス人のようですね。 

欧州では彼のように、苗字どころか名前を英語読みに言い換える人もいるようで、先のブログに書いたドイツ人の知人Juliaさんのことを友人Tと話していたとき、彼は、 

「“ジュリア“はもちろん英語読みになるけど、英語で話す相手には英語で名乗ることはあるね。イギリスにいたときに知り合ったオーストリア人のIreneという女性は、自己紹介でもアイリーンと名乗り、皆からも普通にアイリーンと呼ばれていたけど、自国では「イレーネ」だといっていたよ。」

言っていました。

その友人Tによると、Juliaさんのように、ドイツ本国でもジュリアを使いるのは特殊なケースのようです。

ところで、名前でふと思い出したのですが、カナダの作家モンゴメリーが書いた『赤毛のアン』の主人公の名前のスペルは「Anne」です。

このスペルはアンのこだわり-「Annではなくて、最後にeが付くAnne」。

「AnnでなくてAnne」というセリフがあったからこそ世界中の子供たちにとって、アンが「赤毛のアンヌ」「赤毛のアンネ」にならないですんだんでしょうね。

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「日本の野菜」とネオニコチノイド系農薬・WHOもFAOも「問題」にしていないのか

2017年01月26日 | 武器輸出・TPP・モンサント・農薬

前回、 

「日本の野菜が海外で汚染物扱いされている」って本当?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/4477c5d943a5287dcd0e2243e3c1aa5f
 

を書きましたが、「日本の野菜が海外で汚染物扱いされている」というのが本当かどうかはわかりませんが、日本の野菜は「安全」とは言えなくなっているのは本当のようですね。 

ネオニコチノイド系を調べてみただけでも・・・ 

情報速報ドットコム(2015年5月24日)
【悲報】厚労省がネオニコチノイド系農薬の食品残留基準を緩和!ほうれん草は13倍!ミツバチの大量死や発達障害の要因に!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6598.html 

有機農業ニュースクリップ
ネオニコチノイド農薬関連年表
http://organic-newsclip.info/nouyaku/neonico-table.html 

Greenpeace
ネオニコ系農薬のこと、社長に直接聞いてみました
【製造メーカー:住友化学・株主総会 出席報告】http://m.greenpeace.org/japan/ja/high/news/blog/staff/blog/49719/ 

昨日のブログで、“2014年9月1日のブログ記事参照”とだけ書いて、リンクは載せませんでしたが、その記事は、 

モンサントのお仲間住友化学の貢献(?)
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/fa0054680652a38f8ead4bf6c7c512b9 

でした。 

住友化学も決して「負」の部分だけでないし、ネオニコチノイド系の農薬を作っているメーカーは住友化学だけでないと思います。
でも、現状住友化学は「日本版モンサント化」している気がします。

(ブラジルでもジカ熱騒動があったためわかったことがありました。 
DDTと住友化学のピリプロキシフェンが重なる
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e23450f581221b2a84c3bde8b828e5d9 )

ところで、「子宮頸がんワクチンの奨励をストップしているとはけしからん。他の国では観な接種を薦めている」というWHO、「他国同様、日本はネオニコチノイド系農薬の使用を止めて」とは言わないんでしょうか。 

まあ、WHOは遺伝子組み換えも問題にしていないようですし、飲用水に防虫剤をいれるのもOKしているくらいの機関ですからね。

WHOとFAOは農薬についての協議会を開いていますが、FAOもネオニコチノイド系農薬について問題にしていないのか。

(WHOを盲信している人達は、遺伝子組み換えや、ピリプロキシレンも、ネオニコチノイド系農薬も、「WHOが言っているんだから安全」と思っているのかな?) 

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「日本の野菜が海外で汚染物扱いされている」って本当?

2017年01月25日 | 環境・エネルギー

知人が先週送ってきてくれたものです。 

現代
日本人だけが知らない!日本の野菜は海外で「汚染物」扱いされている
野放しの農薬・化学肥料大国
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50668 

「奇跡のリンゴ」を作った男・木村秋則と、「ローマ法王に米を食べさせた男」・高野誠鮮の二人が、往復書簡のやりとりで日本の農業の未来を語り尽くした刺激的対論集『日本農業再生論』が発売され、話題となっている。

TPPの対応で揺れ、原発事故で安全安心が揺らいでいる日本の農業――。

人のやらないことをやり、大きな結果を出してきた木村と高野が、今の農業の問題点を洗い出し、膿を出し切った上で、その先に進むための「自然栽培」という切り札について、熱く書き上げた往復書簡。その一部を紹介しよう。 

(中略) 

農薬も問題です。日本は、農薬の使用量がとりわけ高い。平成22(2010)年までのデータによると上から中国、日本、韓国、オランダ、イタリア、フランスの順で、単位面積あたりの農薬使用量は、アメリカの約7倍もあります。

残留農薬のある野菜を食べ続けると体内に蓄積されていって、めまいや吐き気、皮膚のかぶれや発熱を引き起こすなど、人体に悪影響を及ぼすとされています。日本の食材は世界から見ると信頼度は非常に低く、下の下、問題外。

もう日本人だけなのです。日本の食材が安全だと思っているのは。 

ヨーロッパの知り合いから聞いた話ですが、日本に渡航する際、このようなパンフレットを渡されたそうです。

「日本へ旅行する皆さんへ。日本は農薬の使用量が極めて多いので、旅行した際にはできるだけ野菜を食べないようにしてください。あなたの健康を害するおそれがあります」 

(中略) 

さらに危ないのは化学肥料を施しすぎた野菜で、要注意です。 

このような事件がその後も多発したために、ヨーロッパでは硝酸態窒素に対して厳しい規制があり、EUの基準値は現在およそ3000ppmと決められています。それを超える野菜は市場に出してはならない。汚染野菜として扱われるのです。 

ところが日本にはその基準がなく野放し。農林水産省が不問に付しているからです。

スーパーで売られているチンゲンサイを調べたら硝酸態窒素、いくらあったと思いますか? 1万6000ppmですよ! 米はどうか? 最低でも1万2000ppm。高いほうは……とんでもない数値でした。ここには書けません。皆さん、パニックになってしまうから。 

(後略) 

この記事の話、((送ってくれた知人と木村氏、高野氏両者に失礼かとは思いますが、)私は書かれていることは半信半疑です。 

私には国内の自然農法でない野菜がすべて危険とは思えないですし(大気汚染や水質汚染が関係していたとしたら、自然農法であっても安全にならない。)、日本への渡航者に向けた注意書きが、いつ頃のものなのか、実際今もあるのか、わからないからです。 

とはいえ、もう12,3年前だったか、兼業農家をやっている友人が、
「自分の家族が食べる野菜は、売るものとは別にして農薬などをかけないようにしている」
と言っていたのを思い出しました。 

虫食いの野菜はNG、形が歪な野菜もNG(曲がったきゅうりもNGなのは、箱詰めなどに適さないからと聞きました。)、その結果、農薬と化学肥料の野菜。 

私は虫が死ぬほど嫌いなので野菜から虫が出てくるとパニックを起こします。ですので、農薬は必要悪としていますが(その代わり、レタス、キャベツ、白菜等は外側のものを2,3枚は剥きますし、剥けるものの皮は剥いて使います。)、程度ってものがあるだろう・・・と思います。 

ところで彼の話を聞いた段階ではまだスーパーマーケットで買った野菜に芋虫系がいることはありました。
しかし、いつの間にか野菜の中の虫と出くわすことがなくなりました。

ま、化学肥料を作る会社がお米を作るような日本(2014年9月1日の当ブログ記事をご参照ください。)、上記の記事は本当に今、問題にしないといけないことなのかもしれません。 

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外国人の友人達の名前と発音についてあれこれ(2017年追記)

2017年01月23日 | 友人・知人

私の日本人ペンフレンドサチエさんに紹介してもらった、ドイツ人女性のお名前は、Sonjaさんと言います。

彼女の名前はドイツでは「ソンヤとソーニャの中間の発音」が正しいのだと思うのですが、(https://www.youtube.com/watch?v=7xrZY7dIPuU )
私は彼女のカタカナ表記は「ソニア」を使っています。

これは、覚えやすいのと、「ソ―ニャ」は「ソニア」ともほぼ近いこと、「Sonja」のスペルの名前を持つノルウェー王妃が「ソニア王妃」と一般的に使われていることなどからです。

そんな話をサチエさんとメールでしていたので、最後に彼女に私の2013年に書いたブログ記事のリンクを送りました。

外国人の友人の名前と発音についてあれこれ
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1854def199e673a33b4b03fcadaefd7e

Aline, Anthony, Begona,  Birgit, Burkhard, Elisa, Emanwel, Fabio, Juha, Julie, Julian, Jocelyn, Kai, Liana, Luigi,   Massimo, Maria, Sophie, Peter, Timothy, Thomas,  Reinhold,  Roberta, Ronald, Vanessa,  Venetka, Vincenzo・・・ 

以上、アルファベットを使う国の友人達の名前です。 

こうした名前は、たとえばPeterという同じスペルであっても、ピーター、ペーター、ペテロと読み方が変わるので、メールを取り交わすだけでは、どう発音するのかがわかりません。 

この中の名前、Juhaはフィンランドの友人の名前なのですが、フィンランド語を知らない私は、彼の名前を、「ジューハさん?」と訝っていましたが、実のところこれは「ユーハさん」となります。 

フランス人の友人のAlineさんは、日本語を独学していて、ときどき日本語で自分の名前を「アリーネ」と書いてきていたので、「あれ?フランス語読みだったら、アリーヌさんにならないのかしら?」と思いながらも、「フランスであっても、名前やその他固有名詞の読み方は、必ずしもフランス風でなくても構わないのか・・・」と思い、何も言いませんでした。 

(最近彼女は、「アリーヌ」と書くようになったので、先の「アリーネ」は単なる間違いだったのでしょう。彼女、もしかしたら「ネ(ne)」を「ヌ」と発音していたかな・・・・。) ※ややこしくなるので横線の部分を削除してよんでください。2017年1月23日

さて、私の名前のYukariですが、「この名前のイントネーションや、rの発音はともかく、外国人に読み間違えられることはないだろう」と思ってきたのですが、昨年秋にイタリアにいったとき、リアーナさんと彼女のパートナーのファビオさん、ルイジさん(正しくは「ルイージ」)が私のことを、

「ユガーリ」と呼んでいることに気が付きました。
 (2008年にリアーナさんとファビオさんに会ったときは、「ユカーリ」と読んでいたはずなんですが・・・。) 

「私の名前は「ユカリ」という発音。「ガ」ではなく「カ」なの。
日本では痩せている人を「ガリ」と言うことはあるし、確かに私は痩せてはいるんだけど・・。」
と苦笑しながら訂正。 

このとき一緒にいたマッシモさんこと日本語堪能のスマレ先生が、私にイタリア語読みの濁点がローマ字読みどおり(逆?)でない場合があることを説明してくれました。 

これはイタリアだけでなく、たとえばスペインのZaraは日本では「ザラ」だけど、本国では「サラ」と読みますね。
ドイツ語でもSophieはソフィーではなく、ゾフィーになったり。 

名前の発音ではなく意味ですが、ドイツ人のカイさんから、
「Kaiという発音は、日本語ではどういう意味があるか?」
と聞かれたことがありました。 

私は彼に、
「日本語は漢字等によって、同じ発音であっても意味が違うのですが、「カイ」という発音には、貝、海、櫂と、海に関するものが揃っていますね。」
と返答。 

この話をしたあと、カイさんは、
「確か、ハワイの言葉でも、Kaiは海関係の意味があったと思うけど・・・面白いね。」
と。 

実はこの話をドイツ語のわかる日本人の友人Tにしたところ、
「確かドイツ語でKaiは『波止場』という意味があったような・・・」
と教えてくれました。(当然、カイさんもこれは知っていたのでしょう。) 

さて、名前の意味ですが、自分の名前について、今までも外国人から聞かれることが数回ありました。 

私はそのたびに、
「日本語は、漢字によって意味が違うのだけど、私の名前はひらがなだけで漢字がありません。でも、「ゆかり」には、relationship の意味があるんですよ。大好きな名前です。」
と答えています。 

それにしても名前の意味というのは外国人にとって興味があるのか、自己紹介と同時に自分の名前や苗字の意味を説明してくれた外国人がわりと多いのは、漢字がないだけに彼らは説明しやすいのか。 

日本人では、どの漢字を使うかの説明をしても、あまり意味について話題にすることはないように思えます。 

さて、最後にオマケを: 

日本人の女性の名前について、意味を紹介する外国のサイトがありましたので、興味がある方はどうぞ。
http://www.names-meanings.net/names/female-japanese 

「いつの時代の名前を書いているんだろう?」「これは男性名では?」という勘違いもありますが、楽しいです。(漢字と意味があっていないものもありますが、これもご愛嬌。)

なお、この時のブログを改めて読むと、「ドイツでShopieが「ゾフィー」になるなら、なぜSonjaの「ソ」が「ゾ」にならないのだろう」という新しい疑問が沸いてきます。

(サチエさんはSkypeでソニアさんと会話しているので、彼女のお名前の「ソ」が「ゾ」にならないことは確認しています。
私の知っているドイツ人の20代の若者の名前のスペルはJuliaですが、彼女は「ユリア」ではなく「ジュリア」と英語圏風。
Sonjaも、読み方いろいろなのか・・・。)

ついでに言うと、私のスロベニアの友人のお名前「Tomaz」は私は「トマズ」と書いていますが、本当はどう発音するのかわかりません。(「トマス」「トマシュ」?)

スウェーデンの友人のお名前「Morgan」を私は「モーガン」と書いていますが、こちらは本当は「モルガン」と書く方がより正確だと思います。

追記:カテゴリーも今回は「友人・知人」に変えました。

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子宮頸がんワクチン被害とスポーツ-運動能力と遺伝子

2017年01月20日 | 福祉・医療

先に

子宮頸がんワクチン被害者にスポーツで活躍していた少女が多い理由は?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/aafee5eb637a6cdd19087455c5536b8d

を書きましたが、 

「スポーツ競技などをしている人が、アドレナリンやドーパミンなどが出やすい環境にあって、それが関係しているのか?(アドレナリンは体内から分泌されるものだけでなく薬剤としてもあり、薬服用の場合は他の薬との併用には問題があるのではないでしょうか?そう考えると、体内で分泌されたアドレナリンも何か影響があってもおかしくなさそう。)
それとも「スポーツをよくする人or/and 運動能力が高い人」とそうでない人と、何か根本的に違うということはあるんだろうか?」 

と考えてみて、見つけたものです。
興味深かったので、リンクを紹介します。 

初めての遺伝子検査
「運動神経」とは別物?「運動能力」に関わる遺伝子
https://first-genetic-testing.com/ability/sports/ 

(私は上記の研究は「まだ研究中」というところだと思いますし、そもそも「こうした遺伝子を持った人が子宮頸がんワクチンの被害を受けやすい」と言うつもりもありません。)

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子宮頸がんワクチン被害者にスポーツで活躍していた少女が多い理由は?

2017年01月19日 | 福祉・医療

子宮頸がんワクチン副反応の件で少し。 

かねがね、「子宮頸がんワクチンの被害者の少女たちは、スポーツをしていたお嬢さんが多いな」と思っていました。 

デンマークで、やはりそのようなデータを出しているところがあるようです。 

Danish Officials Ask Why Elite Female Athletes Seem Vulnerable to HPV Vax Side Effects
http://www.ageofautism.com/2015/07/danish-officials-ask-why-elite-female-athletes-seem-vulnerable-to-hpv-vax-side-effects.html 

“According to a recent documentary by TV2, symptoms are particularly prevalent in girls active in sports. A survey from Frederiksberg Hospital showed that 75 percent of the girls showing symptoms had been active at a high level in sports, while half had been active at an elite level.”

こういうのこそ、解明してほしいです。

(スポーツに限らず、共通点をあげていくべきなのに、なぜそれをしない?)

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アパホテルの「南京大虐殺否定本」騒動に対する外国人の友人達の反応・トランプ氏と元谷氏

2017年01月19日 | 友人・知人

アパホテルの「南京大虐殺否定本」-歴史を否定するよりしてほしいこと
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a170ec6f98bf72a04506512c04cff0e9

の追記です。             

アパホテルのニュースを知った外国人の友人達は
「どんな見解を持とうと、何をするのも個人の自由とはいえ、公私を分けないでこんなことをするのはどうかしている」という意見で、皆私と同じでした。 

その中でアメリカ人の友人は、 

「ゆかり、ウォールストリートジャーナルには、このアパホテルのことがもっと詳しく書いてあるんだけど、元谷氏、「金融はユダヤがコントロールしている」ということも言っているようだね。いやはや。」

と書いてきました。ちょうど彼とはトランプ新大統領の話をしていたので、私は、 

「元谷氏は、日本版のトランプ氏じゃない?自分の言いたいこと、やりたいことは何も考えずに発言し行動する。
そのうち日本に元谷首相が現れたりして・・・それは悪夢だ・・ノーサンキュー。」 

と返しました。 

(友人は、トランプ氏が大統領になることでの良い点、悪い点共にあることを言いつつも、「トランプ氏が執務室に座る姿を思い浮かべると・・・ハッピーとはいえないね」と言っています。
私もトランプ氏の一部は評価していますが、「大統領」にはふさわしくないと思っています。) 

いや、共に不動産で財をなしたところだけでなく、(トランプ氏は父親から不動産業を引き継いだ)、思考回路も似ている気がします。 

今まで「(NHK会長のを退任する)籾井氏とトランプ氏は似ている」と思ったことはありますが、それ以上の人が現れるとは。

(「ユダヤが世界の金融を操っている」とは、トランプ氏は絶対言いませんけど。) 

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アパホテルの「南京大虐殺否定本」-歴史を否定するよりしてほしいこと

2017年01月18日 | 社会(歴史・都市計画含む)

「南京大虐殺否定本」をアパホテルが客室に置いてあったことが、問題になっていますが、アパホテルって、そういうホテルだったのですね。 

ハフィントンポスト(2017年1月18日)
アパホテル「書籍について対応する予定はない」 客室に南京大虐殺否定の本で一問一答
http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/17/apa-apologizes_n_14223212.html?utm_hp_ref=japan
 ) 

私は南京大虐殺否定派ではないですが、たとえばドイツのようにホロコースト否認を禁止する法律がない日本、何を書くのも、どんな本を自分のホテルに置くのも自由だとは思います。 

ただ、
「おもてなしの国日本」、外国からいらしてくれたお客様に不快な思いをさせるのは、どうなんでしょう。アパホテルは日本のイメージをしっかり落としてくれていませんか?

アパホテルには是非自社のホームページや、予約サイトに、大きく「当ホテルは南京大虐殺や従軍慰安婦問題を否定します」と書いてほしいです。 

さて、先のブログ、

「もしロシア革命が成功していなかったら」-歴史を学ぶ意味は-1
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a7e871c90b61ab1da801cd1d236e7f4e
 

「もしロシア革命が成功していなかったら」-歴史を学ぶ意味は-2
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3fa0ca6dd76a12b4182d5c65ca1867fb
 

で、ロシア革命について、学校で学ばなかったことに触れましたが、日本と中国の戦争についても、日本および中国(ドイツも)で、どれくらいの人が 

トラウトマン和平工作
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%92%8C%E5%B9%B3%E5%B7%A5%E4%BD%9C 

のことを知っているでしょうか? 

また、中国侵略や開戦に反対していたフェアな日本の政治家、役人、軍人(悪者にされやすい陸軍ですが、これは単純化しすぎだと思います。)がいますが、そういう人達をもっと表にだしてくれないものでしょうか。

こうした隠れた事実を表に出してくれた方が、よほど有益に思えます。 

さてロシア革命の意見交換時ですが、スウェーデンの友人のモーガン君からのメールの内容はこういったものでした。

「明石元二郎の情報をありがとう。彼のことは初耳でした。 (注-明石元二郎は日本にとっては隠したい事実だと思います by ゆかり)

歴史については、僕は良い教師に巡り合わなかったので、本当に授業は退屈で・・・あまり興味がなかったのが本当のところ。未来のことについて考える方が、元々好きだったし。 

でも、やはり1917年以降の世界について考えるのは面白いです。(次の100年のほうは大体イメージできるけど。) 

なにはともあれ、第一次世界大戦や第二次世界大戦の間には、数えきれない出来事(事実)があって、それが複雑に絡んでいるんだと思う。 

ところで、ユカリは、Stanislav Petrov について知っている? 

ウィキぺディア
スタニスラフ・ペトロフ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%9
(注-彼が送ってきたのは英語版 byユカリ)

20世紀、僕たち人類は破滅の危機があったんだよね。(それを彼が救った-しかし、それはほとんどの人が知らないし、習わない事実)」 

と。 

実は別の友人の一人が、私のメールに内容にに勘違いをして、 

「君は、歴史を変えたり、修正したいというのかい?(ロシア革命)歴史好きな人のほとんどは、たぶん歴史を書き換えること。そしてそれは『生物学』を楽しむようなもの、って思うんだけど。」

と書いてきました。 

これに対し、私は彼に、「私が言っているのは、歴史を書き換えるとかいうことではなく、学ばない、見えていない出来事を想像する必要を感じる、ということ。私にとっては、「生物学というより、化学。」と答えましたが、彼の理由と違いますが、私も「(学ぶ)歴史の修正」自体は、よほどの証拠がない限り、不毛に思えます。

そんなに興味があるのなら、もっと見えていない事実を学んでほしいです。

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スティングとグードルン・パウゼンヴァングからの“贈り物”

2017年01月17日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

先日、NHKにスティングが出演していましたが、政治や人権に関する歌を作っている彼に対し、インタビュアーが、

「あなたはロックで世界を変えられると思うか?」
というような質問をしていました。 

それに対しスティングは、

「1人では変えることはできない。でも、もし僕がこうした歌(政治、人権問題提議)を歌って、それを聴いた誰かが政治家や国際機関で働くようになった人が現れて・・・というようなことになったら、「ロックが(少しでも)世界を変えた」と言えるのではないかと思う。」 

と答えました。 

うん、やはり彼はカッコいい! ―才能あるロックスターとしてだけでなく。

”We'll be watching you (”Every Breath You Take”の替え歌より)
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2873f99b080476bcf47d4a92c853de02
 

スティングと『Russians』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ce87d2f3d5e61daa858912510531d6f8 

私は彼のいうことは、言い換えれば、 

「どんなに自分を好いてくれている人達であっても、その歌を聞いて共鳴してくれる人は一部分、そしてそれを考える人はまたそのうちの一部分、そして、それをなんとかしてくれようとしている人達はもしかしたらいないかもしれない。でも、それでもする意義がある。」 

なのだと思います。 

さて、スティングの話と脈絡もなくですが、私が最近よく思い出す本について書いたブログ記事も貼り付けられてもらいます。 

『そこに僕らは居合わせた』 by グードルン・パウゼヴァング
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/667e3626e156183daea7f4b0e71c09ad
 

(前略) 

この本には、ナチス政権下のドイツで、ごく普通のドイツ人たちがしてきたこと、それをなかったことのようにしてきた人たちのことを、(ほとんどが子どもの目を通して)書かれています。 

(中略) 

さて、このなかの一編に『潔白証明書』という話があります。

『潔白証明書』とは、言ってしまえば、ナチスに協力した人たちが、「実は自分たちがナチスに協力したのは不本意だった。ユダヤ人はじめ、彼らに同情的だった。」という証明書のようなものでしょうか。 

これがないと、仕事に復帰することもままなりませんでした。 

このお話に出てくるのは、家族ぐるみで仲良くしていた、娘が親友同士のドイツ人一家とユダヤ人一家。 

ヒトラーに心酔したドイツ人の両親は親ナチスで、母親は国家社会主義女性同盟の地区団長となり、この友人であるユダヤ人一家を密告する等こそしなかったものの、この一家に対して差別的態度を取るようになります。 

しかし、娘は相変わらずユダヤ人の女の子と親友同士。 

そして、ついにこのユダヤ人一家がアメリカに亡命をすることになりますが、これを聞きつけた母親はほっとした顔をします。

そして「今後何が起こるかわからないから」と言いながら、ユダヤ人家族の引越しのお手伝いにいきます。 

手伝いに来たドイツ人の母親に戸惑うユダヤ人一家とドイツ人の娘。

そして戦後-ドイツ人一家の父親も、アメリカに渡ったユダヤ人一家の父親も、戦死をします。 

元ナチス協力者として職につけないドイツ人の母親は、アメリカから娘に届いたユダヤ人の女の子の手紙の住所を盗み見て、ユダヤ人の母親に手紙を送り、「私はあなた方に親切だったわよね」と、『潔白証明書』の協力を頼みます。 

家に帰って、自分の母親がユダヤ人の母親に宛てた手紙の控えを見つけた娘は、母親の元を去ります。 

ドイツ人の母親は、アメリカのユダヤ人の母親から『潔白証明』をしてもらうことができましたが、出て行った娘を追いかけることもしませんでした。 

(後略) 

みすず書房
そこに僕らは居合わせた (訳:高田ゆみ子)
http://www.msz.co.jp/book/detail/07700.html
) 

このドイツ人の作家、グードルン・パウゼヴァングは、元ナチス信望していた少女でした。 

その彼女がこうした本を書いたことは、彼女自身にとって辛く、そして身近なものでは快く思わなかった人もいたのではないかと思います。それでも書いた、書かずにいられなかったのは、彼女が「人間の弱さ(狡さ)を描くことで、それを読んだ若者が、「ずるい大人にならないようにするだろう。本当わずかな人であっても。」と期待したからだと思うのです。 

スティングとグードルン・パウゼンヴァング-「大スターと一人戦前生まれの作家」、「ロックと青少年向けの本」と、全く共通点がないのですが、二人共、次の世代にロックや歌という形をとりながら、別のプレゼントを送り続けてくれているようです。 

(ま、スティングの一部の歌もグードルン・パウゼンヴァングの本も、すでに短編の中の「ドイツ人の母親」になってしまっている人達が聴いたり読んだりしても、それが彼らに響くことはないでしょう。)

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郵便配達員の制服リニューアル-配達員の方々に同情

2017年01月16日 | 

産経新聞 (2017年1月16日)
郵便配達員の制服を9年ぶりリニューアル 水色中心の涼しそうなポロに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170116-00000535-san-bus_all

 日本郵便は16日、郵便配達を行う社員の制服を4月に変更すると発表した。郵政民営化の平成19年10月以降、郵便配達員の制服は全身が濃紺の制服だったが、配達員から「暑い」「汗をかくと目立ってしまう」などの意見が寄せられていた。 

(後略) 

オリンピックのボランティアのポロシャツといい、今回といい、「ポロシャツの製造卸産業と、何か利権がらみでもあるのでは?」とさえ思えてしまう。 

しかも、これも趣味が悪すぎです。

(この制服、「配達員の人のため」のような言い方をしていますが、実際、これを喜ぶ人がどのくらいいるのでしょうか。コストカットの為にしか思えません。) 

昔のものと見比べてみてください。

郵政博物館
制服の移り変わり
http://www.postalmuseum.jp/column/transition/postman.html 

追記:こんなポロシャツでは、郵便配達人に成り済まし詐欺も簡単にできそうですね。 

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「米国のタカタ責任追及」と「日本の軽井沢バス事故の追及」

2017年01月15日 | 社会(歴史・都市計画含む)

タカタの元役員のケース、アメリカ人の友人が興味を持っているのですが、13日の米司法省の発表を知って、メールをくれました。 

(※ 

毎日新聞(2017年1月14日)
欠陥エアバッグ問題 元幹部3人訴追 米と1140億円和解
http://mainichi.jp/articles/20170114/dde/001/020/048000c
 

【ワシントン清水憲司】米司法省は13日、自動車部品大手タカタの欠陥エアバッグ問題で、タカタが詐欺の罪を認め、自動車メーカーへの賠償金や罰金など10億ドル(約1140億円)を支払うことで和解したと発表した。元幹部3人を詐欺罪などで刑事訴追したことも明らかにした。タカタが欠陥に気づきながら、自動車会社を欺き、エアバッグの販売を続けたことが詐欺にあたると判断した。司法省によるタカタや米子会社への捜査はこれで終了する。 

(後略))

“Hi Yukari, 

U.S. indicts three Takata executives in faulty air bag scandal - The Washington Post
https://www.washingtonpost. com/news/innovations/wp/2017/ 01/13/u-s-indicts-three- takata-executives-in-faulty- airbag-scandal/?utm_term=. e821f450d7d5 

This will be interesting to see if Japan will extradite the three Japanese nationals charged with crimes. Initially I was thinking "no", however since Takata itself has actually plead guilty that increases the chances. 

Has anyone commented in the Japanese press about the likelihood that Japan will extradite the executives? ”

彼には、「私が、ざっと調べた限りでは、日本の新聞社は、タカタの元役員3名の刑事追訴については、あまり関心があるとは思えない」 
とだけ書き、毎日(APの転載)と朝日新聞の英語版の記事を送りました。 

タカタの問題には私は関心を持って追っているわけではないばかりか、正直に言うと、彼がタカタの話を私にしてくるたびに、

「タカタを擁護するわけではないけど(タカタは人命が絡んでいる)、米国は他国の企業(ライバル)を思いっきり裁く。車でいえば、たとえばフォルクスワーゲンの排ガス偽装も、私はフォルクスワーゲン社を擁護するわけではないけど、ちょっとすっきりしない。

米国のリーマンショックの問題〜原発の製造物責任除外〜ワクチンなどを追っていると、米国は「笑ってごまかせ自分(自国の大企業)の失敗、激しく罵れ他人の失敗の文化」なのかと思えてしまうときもある。」 

と言う気持ちがあるため、私の対応は雑になります。 

ただ、昨年のスキーバス事故のニュースなどを考えると、ちょっと米国が羨ましくもなります。

もし米国で軽井沢のバス事故のようなものがが起こったとしたら、「運転手の過失」だけで済まされたでしょうか?
それは外国産のバスやトレーナー、国産のものであるかに限らず(三菱ふそうはダイムラー社(ドイツ)傘下です。)、もっと追及されていたのではないか、と思うのです。 

今日のハフィントンポストの記事にも、

ハフィントンポスト(2017年1月15日)
軽井沢バス事故から1年、事故原因を「運転ミス」と断定 社長ら書類送検へhttp://www.huffingtonpost.jp/2017/01/14/bus-accident-karuizawa_n_14173670.html?utm_hp_ref=japan 

Katsumi Fujitaさんという方がこうコメントを寄せられています。 

「シフトダウンしようとしたときに、エンジンの回転数が高くなりすぎない(オーバーレブしないよう)低いギヤに入らない仕様と言うのがおかしいのではないか? 従来型のトルコンに替わり自動クラッチミッション搭載の車が増えている(軽自動車や小型車)現在、もう少し真剣に考えないといけないのではないか? 人命よりもエンジンやミッションが大事という設計思想なのか? 」

私はバス事故の後書いた記事、 

バス事故もバス車種の発表を・大型バスの安全性
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/c324ac4e16514a3008df7c9c702502b1

では、 

「年明け早々の痛ましい大型バス事故、そして今日も、福井県で大型バスが風にあおられて横転する事故。その前にも、(停止中、走行中共)バスが出火するニュースが相次ぎました。 

こうした事故がおこるとき、そのバスがどこ製で、どの車種であるかを明らかにしている記事にお目にかかれないことに疑問があります。 

(バスの出火でも私が読んだ記事の範囲では、どこのメーカーのものかには触れているものはありませんでした。外車の出火も同じころ二件ありましたが、これはメーカー発表。)」 

軽井沢バス事故の約半年前の箱根のトレーラー事故の検証は
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/59b365823a98bf8bcd59fddf80440b30

の中では、 

「いくら運転手の操作ミスが発端だったとしても、(トラック・バスのメーカーが同じなのかどうかはわかりませんが、)こうして続けざまにブレーキ故障で人が亡くなっているのであれば、「車両の欠陥」として追及しない限りは同じような事故が続くのではないでしょうか。」 

と書きました。 

軽井沢のバス事故以降も、日本では何も変わっていない気がします。
(タカタ関連、一番問題にされるべき「利用者の安全」の扱いが一番は控えめ、株価を心配する記事の方が大きいよう。) 

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テレビ東京『世界ナゼそこに?日本人』-パリに暮らす77歳の日本人男性

2017年01月12日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

9日のテレビ東京『世界ナゼそこに?日本人』スペシャルでは、2人の男性を紹介し、二番めに紹介された男性は「現地で謎の“0円生活”を送る自由な77歳男性」でした。 

この男性は9年前にはフランスの映画に出て、カンヌデビューもしているという男性です。 

(日刊スポーツ (2008年5月25日)
無名の日本人画家が主演でカンヌデビュー
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/news/p-et-tp1-20080525-364065.html
 )

この男性は番組では元郵便配達人と紹介(日刊スポーツの記事では、熊本中央郵便局勤務とだけ書いてあります。)されたたことから、私は元郵便配達人でのちに奇妙な建物を建てたシュヴァルを連想して観だしました。 

ウィキペディア
シュヴァルの理想郷
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%90%86%E6%83%B3%E5%AE%AE 

(抜粋: 

1879年、フランス南部の片田舎であるドローム県オートリーブにおいて郵便配達夫であるフェルディナン・シュヴァルは、ソロバン玉が重なったような奇妙な形をした石につまずいた。

その石から何らかのインスピレーションを得たシュヴァルは、以降、配達の途上石に目をつけ、仕事が終わると石を拾いにいき、自宅の庭先に積み上げるという行為を続ける。

1912年、33年の月日を経て宮殿の「建設」は終了。 村人達からは変人の所業として白い眼で見られたが、徐々にマスコミに取り上げられるようになり、見物客が訪れるようになった。) 

そして、郵便配達人ではないですが、長い年月をかけて奇妙な家をたてた、墓守のピカシェットなども。 

Matome naver
ピカシェット
https://matome.naver.jp/odai/2139062426421425601 

・・・ところが、この男性、見かけも生き方も大変個性的ではあるけれど、実は(熊本地震で被災はされてしまったものの、)に大きな家を持ち、昔の郵便局に勤めていたということから、おそらく割の良い年金をもらっている。しかし、フランスでホームレスの人達に配っている無償の食事を貰い、アパートはあれど、ホームレスと変わらない生活・・・つまり彼がシュヴァルとピカシェットと似ているのは(いい方が悪いですが)「こだわりの変人」という点だけ。 

この男性のフランス滞在ビザはどのようになっているのかわかりませんが、何はともあれ、彼はフランス語を習うわけでも、絵の勉強をするわけでもないのに「画家になる」といって、狭いアパートを借り、17年間パリに住み続けている- 

ご本人は確かにいたって幸せでしょうが、私は 

「この男性のような生き方は「他国に寄生をしている」ようであり、それを許しているご家族も、「寛容」というのとはちょっと違うと思う」

「モノを拾って食べるのは自由だけど、自分がしたいことをするために、慈善活動の食事を貰うのはやめてほしい」

「ま、彼がすることは犯罪ではないので、誰も止めることはできないでしょうが、テレビで持ち上げるのは、ちょっとどうかな・・・」 

と、番組を観た後味は大変わるかったです。

(シュヴァルやピカシェットを連想しなかった夫も同意見。) 

この番組を見て、若い人などは、どう思ったのでしょうね。

追記:

ところで、フランス、ドイツ、米国などで、ホームレスに食事や宿を提供するボランティア団体(宗教系が多いでしょう。)がありますが(もちろん、これら以外の国にも同様のものがあると思います。)、日本は毎日二回も食事を提供するところなんてないでしょうね。
ま、無償の食事提供を当てにする人が増えて行ってしまうなら、それは問題でしょうが。

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