以前、
「日本語でも大丈夫です」と外国人に言う若者、偽善的サービス
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/0a34c45f5ecbaf4b9a9b9703333c54b8
に
数年前、使っているauが利用、支払明細書の郵送を取りやめたときも、「皆様のために」「環境のために」と説明。CMでも散々言っていました。
しかし、明細書の郵送を望む人は、100円+税金を払うことになったので、実質値上げ。そして、これはauの経費削減にもなるための廃止で、本来、顧客に詫びるべき内容。
なのに、顧客に「皆様のために」と言う。
(最近ドコモも同じように郵送を取りやめたようですが、さすがにCMで、「恩つけがましく」説明したりはしていませんでしたね。)
と書きました。
今日届いたNTTコミュニケーションズからのお知らせメールは、この上を行く、上から目線偽善案内:
「平素より、NTTコミュニケーションズをご利用いただきありがとうございます。
OCNサービスにつきましては、「料金請求書」、「料金口座振替のお知らせ」の郵
送をご希望の場合は、発行手数料をご負担いただいております。
このたび、森林保護やCO2削減など地球環境保護の観点から、ペーパレスによる
インターネット料金案内をさらに促進するため、2015年10月ご請求分より発行手
数料の改定を行います。
◆[料金請求書の発行手数料改定]
<変更前> 108円(税込)/請求
<変更後> 162円(税込)/請求」
これって「森林保護やCO2削減など地球環境保護の観点から、ペーパーレスによるインターネット料金案内をさらに促進するため」じゃなくて、単純に自己都合(「経費削減、値上げ、システム変更」)で、なのではないでしょうか。
「発行手数料の改定を行います。」ではなく、本来は「〜改定させてもらいます。」でしょう。
それにしてもこれはNTTコミュニケーションズに限らずですが、「森林保護やCO2削減」と言う割りには皆ダイレクトメールやチラシに無頓着。まずはそれらを無くしてから「森林保護やCO2削減」というべきではないか、と思います。
(ついでに、夜遅くにもかかってくるNTT東日本のしつこい電話、これこそ無駄。オマケにほとんどの顧客には迷惑以外のなにものでもないんですから、止めてほしい。)
「お客様は神様です」ではなくてもよいので、企業(特に公共性がある企業)には「謙虚さ」と「誠実さ」を求めたいものです。