今月20日からドイツ、イタリアの日本紹介イヴェントに行っているトモエさん、ドイツのホッケンハイムとドーンブルク(ヘッセン州の方)でのイヴェントを無事に終え、今日はイタリアのグリッツァーナでイヴェントをします。
ドイツでの様子は彼女のブログから。
http://plaza.rakuten.co.jp/urara0115/
※3月24日以降のもの参照。
(帰国後スライドをアップしてくれるでしょうが、とりあえず。)
ドーンブルクに泊りがけで行ってくれたダニエラさんは、トモエさん一行とブルクハルトさんとのリンブルク観光、そしてイヴェントの写真をたくさん撮って私にも送ってきてくれましたが、まだ興奮冷めやらぬよう。
ブルクハルトさんはイヴェントが45名以上も参加者がいたこと、そして総じて皆が高評価だったことを嬉しそうに書いてきて、そして一行の滞在をご家族ともに楽しんだということを私に報告してきてくれました。
そしてブルクハルトさんはさらに、
“It is always inspiring to have Japanese Visitors..
Next week I will be in Frankfurt
to buy a new shusi-knife. The one I have here, is of poor quality. And my wife is reading again in
the two Ikebana-books we have here.
As you can see, we like Japan and their people very much。”
とありがたいことを。
ダニエラさんが私に送ってくれた写真は、私の海外の友人たちにも転送させてもらい、喜んでもらえました。
(なかでもフランスのアリーネさんは、大変うらやましがりました。彼女は、弓道に打ち込みながら、華道や書道も独学でやっているからです。)
さて話変わって・・・日本大好きのスペインのベゴーニャさん、今年も来月半ばに来日します。
その彼女は、現在も仕事の調整などでも大忙しのはずなのに、つい先日まで、慶長使節団の侍の子孫が住んでいる、セビリア近郊Coria del R�・o
(コリア・デル・リオ
に行っていて、写真と説明、その感想を送ってきてくれました。
“I have met only 5 descendants (the weather was so bad that most of them stayed at home) and they looked like Spanish men, but they told me they looked very Japanese-like when they were little children. I realized they are very proud of their Japanese ancestors.”
彼女が会った5人の子孫、彼らの現在の見かけはスペイン人ですが、彼らは「子供のころは日本人っぽかった」と言っていたそうです。ベゴーニャさんは、彼らと話していて、彼らの日本人の先祖に対する強い誇りを感じたと言います。
こういうことに関心を持ってくれるベゴーニャさんに感謝。そして、スペインに渡った日本人の子孫たちが今もなお村人に敬われ続けてきていること、彼ら子孫たちがこの血に誇りをもち続けていてくれていること、うれしいです。
(昨年は皇太子殿下がこの村を訪問されました。村人たちに非常に喜ばれたそうです。)
最近「おもてなし」「美しい国」を連呼する政治家や、「日本はすごいんだよ」「日本は世界で好かれている!」というのをアピールするTV番組が目白押しなことにたいして、「何か力の入れどころがずれていないかな?」と私が思うのは、こうした外国の友人や知人と接しているからか。
日本のことを知ってもらうためのPRや、海外の人が来やすい環境や工夫をする・・・これは大抵の国がやっているし、自国のことを知ってもらい、来てもらうためには必要でしょう。
が、観光大使のように首相や観光関係者ではないお偉方が宣伝文句を連呼する国、国民に向かって「日本はこんなにすばらしいんだ」「海外から好かれているんだ」というようなTV番組が目白押しというのはどうなんでしょう。
こういうことをしている国、先進国の中では私は思いつきません。