Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

日本好きの外国の友人たちに接して感じること

2014年03月29日 | 友人・知人

今月20日からドイツ、イタリアの日本紹介イヴェントに行っているトモエさん、ドイツのホッケンハイムとドーンブルク(ヘッセン州の方)でのイヴェントを無事に終え、今日はイタリアのグリッツァーナでイヴェントをします。 

ドイツでの様子は彼女のブログから。 

http://plaza.rakuten.co.jp/urara0115/  

324日以降のもの参照。 

(帰国後スライドをアップしてくれるでしょうが、とりあえず。)

 

ドーンブルクに泊りがけで行ってくれたダニエラさんは、トモエさん一行とブルクハルトさんとのリンブルク観光、そしてイヴェントの写真をたくさん撮って私にも送ってきてくれましたが、まだ興奮冷めやらぬよう。

 

ブルクハルトさんはイヴェントが45名以上も参加者がいたこと、そして総じて皆が高評価だったことを嬉しそうに書いてきて、そして一行の滞在をご家族ともに楽しんだということを私に報告してきてくれました。

そしてブルクハルトさんはさらに、

 

It is always inspiring to have Japanese Visitors.. Next week I will be in Frankfurt
to buy a new shusi-knife. The one I have here, is of poor quality.
 And my wife is reading again in the two Ikebana-books we have here. 

As you can see, we like Japan and their people very much。”

 

とありがたいことを。

 

ダニエラさんが私に送ってくれた写真は、私の海外の友人たちにも転送させてもらい、喜んでもらえました。 

(なかでもフランスのアリーネさんは、大変うらやましがりました。彼女は、弓道に打ち込みながら、華道や書道も独学でやっているからです。)

 

さて話変わって・・・日本大好きのスペインのベゴーニャさん、今年も来月半ばに来日します。

 

その彼女は、現在も仕事の調整などでも大忙しのはずなのに、つい先日まで、慶長使節団の侍の子孫が住んでいる、セビリア近郊Coria del R�・o 

(コリア・デル・リオ 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%AA 

に行っていて、写真と説明、その感想を送ってきてくれました。

 

I have met only 5 descendants (the weather was so bad that most of them stayed at home) and they looked like Spanish men, but they told me they looked very Japanese-like when they were little children. I realized they are very proud of their Japanese ancestors.

 

彼女が会った5人の子孫、彼らの現在の見かけはスペイン人ですが、彼らは「子供のころは日本人っぽかった」と言っていたそうです。ベゴーニャさんは、彼らと話していて、彼らの日本人の先祖に対する強い誇りを感じたと言います。

 

こういうことに関心を持ってくれるベゴーニャさんに感謝。そして、スペインに渡った日本人の子孫たちが今もなお村人に敬われ続けてきていること、彼ら子孫たちがこの血に誇りをもち続けていてくれていること、うれしいです。 

(昨年は皇太子殿下がこの村を訪問されました。村人たちに非常に喜ばれたそうです。)

 

最近「おもてなし」「美しい国」を連呼する政治家や、「日本はすごいんだよ」「日本は世界で好かれている!」というのをアピールするTV番組が目白押しなことにたいして、「何か力の入れどころがずれていないかな?」と私が思うのは、こうした外国の友人や知人と接しているからか。

 

日本のことを知ってもらうためのPRや、海外の人が来やすい環境や工夫をする・・・これは大抵の国がやっているし、自国のことを知ってもらい、来てもらうためには必要でしょう。

 

が、観光大使のように首相や観光関係者ではないお偉方が宣伝文句を連呼する国、国民に向かって「日本はこんなにすばらしいんだ」「海外から好かれているんだ」というようなTV番組が目白押しというのはどうなんでしょう。

こういうことをしている国、先進国の中では私は思いつきません。 

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MATCHA と日本の小型モーターとなりうる若者たち

2014年03月25日 | 友人・知人

先日、山形へ地域興し協力隊で活動している青年(田口比呂貴さん)が、20代の若者たちが作っている、MATCHAという日本紹介website(日本語と英語だけではなく、韓国語、中国語バージョンもあり)を紹介してくれました。 

MATCHA 

http://mcha.jp/

 

このサイトを、「来日予定がある、もしくは日本に来たことがある海外の友人たち」、および「外国人の友人がいる日本人の友人たち」に観てもらったところ、大好評。

  

このサイトの運営者たちは英語バージョンの紹介文で、以下のように書いています。(日本語バージョンにはここまで書いてありません。)

 

There are still many, many wonderful cultures in this country. Food, Sake, Traditional Handcrafts, Architectures… each region have their distinctive characteristics. However today, those fine cultures are rapidly disappearing because of commercial homogeneity, depopulation in rural districts, and shortage of human resources.

 

Regardless of how valuable those places or assets are, they would not be known without bringing them to words. If no one knows them, how can they survive the era?

 

We think we can convey the strong features of each region in Japan through MATCHA to the entire world. By bringing them to words, we can move the people. By telling them to the others, we can hand the valuables down to next generation.

 

From now on we will write about every region of Japan, with a vision of one hundred million people around the world to visit this website. Japan’s cultural potential does not reside only in Tokyo―it resides in every Prefectures, where we will seek the value for." 

 運営者の一人、鳥井弘文さんはご自分のブログ、『隠居系男子』http://inkyodanshi21.com/books/3407/のなかで、 

「世間一般的に言われているグローバル人材というものは、どの国でも働くことができ、どこでも暮らしていける、そんな精神的にも肉体的にもタフでマッチョな人のことだと思います。

 

世界がどんどんフラット化していく中で、インドや中国その他発展途上国の人々と同じ市場で戦って、その中でもしっかりとニーズに合わせて勝ち残っていける人であると。それこそ無色透明であったり、カメレオンのような存在。

 

でもそれは違います。一方では正しいかもしれませんが、僕はそうじゃないと思っています。

 

これからは国家が解体していき、徐々に国境はなくなり、さらにグローバル化が進むことは間違いないでしょう。それは既に多くの方が語ってきていることなので、ここでは省略します。

 

そうなると、世界がドンドン均一化していき、その地のドメスティックなものというのは一気に衰退していってしまうと思うはずです。

 

でも違うんです。その考え方は全く逆で、だからこそ、その土地の色が溢れ出るようなドメスティックなものが今よりも更に注目され、世界に受け入れられていくようになるんです。」

 

と書いていますので、この部分は彼が書いたのでしょうか。

 

さて、鳥井さんともう一人のMATCHA運営者の青木優さん http://www.aokiu.com/ そして青木さんがご自身のブログで紹介している田斉省吾さん

http://www.aokiu.com/2013/02/16/tasaishogo/

 

先の田口さんと、この3人は皆都会(近郊も含む)育ちの20代。そのまま、多くの学友たちが進んだ道(大学を出てある程度名前の知られた会社でサラリーマンをする)を歩いていてもおかしくなかった若者たちです。

 

しかし彼らは、「社会がこれだけ違ったのに、相変わらずの意識や価値観にのっとった人生」に対して疑問を持ちました。そして、レールから降りて、自分たちで模索しながら、納得のいく人生を歩みだしたのです。

 

彼らがそれをできたのは、普通の若い人にはない特別な能力があったのか・・・・確かに語学に長けていたり、優等生であったり、という面はあったでしょう。

 

が、私がすごいと思うのは、彼らが「これほど強い自我を持ちながら、人と人との繋がりを重視すると同時に、「自分たちが、社会のために」していうことを、楽しみながら実践できていること」です。

 

大学で教えているA氏が先日、

 

「社長とか創業者が「全能者」として社員一同の頂点に座る組織は、いわば機関車が客車や貨車を引っ張るもので、自ずとその列車編成全体の能力に制約を来すものであるのに比べ、各車両に比較的小型のモーターが搭載されていて、各車両の力を集合的に発揮させる新幹線型では、形状も流体力学に沿ったものにでき、総合能力の限界は大きくなるし、また世代を超える持続性が得られる・・・というような組織論に立つリーダーシップです。

 

そこでは如何にメンバーの心に訴えるか、ということが重要になり、その要素のひとつとしてリーダーの "self" のあり方、とりわけ自己利益を超えた、高く広い、高邁な精神性がある、ということをご参考までに申し上げたかっただけです。」

 

と書いてきていましたが、ここでいう『新幹線の小型モーター』―彼らのような若者こそが、今の日本に必要なのでしょう。

 

最後に、田口さんのブログからも一本どうぞ。

 

誰にも言っていない、僕が地域おこし協力隊として山形に移住した本当の理由。 

http://hirotaguchi.net/life-style/%E8%AA%B0%E3%81%AB%E3%82%82%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%81%E5%83%95%E3%81%8C%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%8A%E3%81%93%E3%81%97%E5%8D%94%E5%8A%9B%E9%9A%8A%E3%81%A8%E3%81%97/ 

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付き合う人を選ぶようになる年頃

2014年03月20日 | 雑感

「類は友を呼ぶ」という言葉があります。

私は、自分と(価値観や見方、基本的な性格が同じという意味の)『同類』でなくても、友情も持てるし、付き合いを続けるには意味がある、とずっと思っていたのですが、1、2年前から、やはりこういう人達とは基本的に距離をとるようになってきました。

これは、自分が50歳近くになってから、亡くなる友人、知人(同世代も)がでてきたことが関係しているのかもしれません。(自分がこれからどれくらい生きられるのかわからないので、時間を大切に使いたい、ということ。)

そしてまた、同類でない人が『同類』ではない私と繋がろうとするのには、『惰性』『依存』『自己利益(「○○さんの知り合いだから」「付き合っておくとメリットがあるから」というようなもの)』のための場合がままあるのを感じるようにもなったからでもあります。

そして、それは私についても同じことがいえるのだろう、と感じもするからです。(私の場合、『依存』はないと思います。)

ということで、気が付いてみると、自分の周りは、「類は友を呼ぶ」状態になり、不思議とそのあとから出会う人達も『類』と呼べる人が増えてきたと思います。

では、私にとっての『類』とは何か― 

  1. マイペース(人と比べない、自分のやりたいことを知っている。)でいて、フレンドリー(人間好き)

  2. 思考の世界に浸ることが好きだけど、暗くない。基本的には楽観的。

  3. 偏見、妬んだり憎む対象(個人、国)がない

  4. あまり意識はしないで、自然と人や社会の役に立つことができる。

  5. 人に迷惑をかけない程度の(遊び心も混じった)行動派。もしくはそういう人に好意的 

ひっくるめていうと、

 

「自分を知り、自分を信じ、自分を愛し、でも自己愛が強すぎたり、自己中心的にならない。可能性を探り続け、行動に移せる」

 

これに、年齢、地位、職業、国籍、などは全く関係ありません。

 

ところで、ここに「自分を知り」と書きましたが、実は「自分がどういう人か」というのは、自分が見るのと人が見るの、また、その時の状況によって違うので、簡単に「自分はこんな人」と決めつけることはできません。

 

しかし、前にブログでエコグラムのリンクを紹介しましたが、こういうものを活用して、(遊び心で)自分の性格を分析するの、案外役に立ちますよ。

 

『性格判断』 

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20101212

 

追記:私は50代になったからこう思うようになりましたが、若いうちはいろいろな人と付き合いを続ける事が大切だと思います。

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世界に受け入れられない産経のロジック/ ウォルター・ススキンド

2014年03月18日 | 人物

ナチス政権下、ナチスドイツに協力したユダヤ人達がいました。

中には、ゲシュタポ以上に残忍な輩もいましたし、単に保身のために協力者(手先)になった人もいます。

彼らは、強制収容所で同胞を殴ったり、殺すことにも加担したでしょう。 

しかし、これで、 

「直接手を下したのはユダヤ人だった。ユダヤ人が文句を言うのはお門違い。 

にはなりません。

 

産経新聞や右翼の面々の言い分は、 

「ユダヤ人を各地から集めて管理したのはユダヤ人。強制収容所で実際にユダヤ人を殴ったり、殺したのもユダヤ人。だから、これはドイツの責任ではなく、ユダヤ人の責任」

というのと、ほとんど同じ理屈で述べられている気がします。

 

(ましてや、当時日本は都合の良い時だけ、朝鮮の人々を「日本人」として扱ってきていました。特攻隊にも朝鮮出身者がたくさんいましたが、彼らは、「朝鮮人」としてではなく、「日本人」として命を落としました。)

 

産経新聞 2014317 

慰安婦募集の「実行犯」 「強圧」と「甘言」駆使したのは誰か 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140317-00000545-san-pol

 

 国民不在のまま、韓国に迎合してつくられた平成5年の河野談話の大きな問題点は、慰安婦募集のあり方について証拠資料も裏付けもないのに「官憲等が直接加担したこともあった」と認めたことにある。

 

 この一文が拡大解釈されて、日本政府が公式に強制連行を認めたと世界に伝えられ、日本は「性奴隷の国」という言われなき汚名を着せられることになった。

 

 それでは、ここで言う「官憲」とは何なのか。内閣外政審議室が河野談話発表時にまとめた記者会見の「想定問答」には、次のように書いてある。

 

 「『官憲等』とは、軍人、巡査、面(当時の村)の職員などを指す。これらの者が慰安婦の募集の際に立ち会うなどして、強圧的な行為に加担するケースがあった」

 

 実際、河野談話の根拠となった韓国での元慰安婦16人の聞き取り調査では、巡査と面職員の関与に言及している女性がそれぞれ4人ずついた。

 

 そこで当然気になるのが、軍人はともかく当時の巡査、面職員らがどういう人たちだったかである。現代史家の秦郁彦氏によると、戦前・戦中の日本統治下の朝鮮半島の実情はこうだった。

 

 「地方の巡査クラスはほとんど朝鮮人と言っていい。面の職員も当然そうだ」

 

 だとすると、「強圧的な行為」に加担したのは朝鮮人自身でもあることになる。

 

 また、河野談話は慰安婦募集に際し「甘言」が用いられたとも指摘している。当時、朝鮮語で「甘言」を巧みに操ることができる日本人は非常に少なかったことを思うと、これも隠された主語は主に朝鮮人の女衒(ぜげん)や業者ということになろう。

 

(中略)

 

 これが実態だ。現場の官憲はほとんど朝鮮人であり、幹部クラスも別に日本人が独占していたわけでも何でもない。

 

 仮に、証拠が見つかっていない官憲の「直接加担」が万が一あったとしても、その実行の主体は日本で、責任の所在も日本側だけにあるとどうして言えようか。

 

 荒唐無稽であり得ないが、韓国の反日団体が世界で風説を流布しているように、日本が本当に20万人もの少女を朝鮮半島で強制連行していたとしたらどうか。朝鮮人も紛れもない共犯であり、むしろ実行犯であるということになる。

 

(後略)

 

さて、先にナチスに協力をしたユダヤ人の話をしましたのでついでに―

 

こうしたユダヤ人のなかには、ナチスの協力者を装いながら、ナチス幹部を欺いて同胞を助けたユダヤ人もいました。

 

たとえばあまり知られていませんが、ドイツ系ユダヤ人Walter Süskind (英語読み:ウォルター・ススキント。チェコのピアニストWalter Süsskindとは別人。)や仲間たちなど。

http://en.wikipedia.org/wiki/Walter_S%C3%BCskind

 

ススキントは、最初は「ナチスが強制収容所でユダヤ人を殺している」とは思わずに保身のためにナチスに協力をしていましたが、「高齢者、病人、子供たちがガス室送りになっている」というのを知り、仲間のユダヤ人(Henriette Henriques PimentelFelix Halverstad、他)や、オランダ人協力者と一緒になって、ユダヤ人子供たちを匿ってくれるオランダ人のもとに送ったり、ごまかしの証明書を作ったりしながら、1000人もの命を救いました。

 

(ススキントはこのことが発覚し強制収容所に送られ、妻と幼い娘はガス室で亡くなり、19452月死の行進で亡くなっています。)

 

彼のことを描いた2012年のオランダ映画『ナチスの犬』があります。 

映画なのでもちろん脚色はあるでしょうが、機会があればどうぞ。 

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伊吹衆議院議長の言葉、田口比呂貴さん、横山功さん

2014年03月14日 | 友人・知人

先日の東日本大震災追悼式で話題になった伊吹文明衆議院議長が、ご自分のFacebookでも、脱原発について書いているようです。

ハフィントンポスト 2014311日                       伊吹文明・衆議院議長「脱原発に舵を切った」 Facebookでも明言http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/11/bunmei-ibuki_n_4945397.html より

「科学技術の進歩は素晴らしいもので、日々の暮らしを豊かにしてくれますが、それを享受する心の底に、自然への畏敬と感謝の気持ちを持ち、科学技術の恩恵を乱用しない謙虚さと自己抑制が必要でしょう。

核エネルギーはコストの安い電力を供給してくれますが、広島、長崎の悲劇を生み、3.11の自然の力の前に抑制の効かない人間の弱さをさらし出してしまいました。人間の知恵で自然をコントロールしているつもりの技術は、人間の心の弱さが出ると自然の報復を受けます。それ故に私たちは、最終目標としては脱原発に舵を切ったのです。

しかし問題は、混乱させずに現実を乗り切り、そこに至るまでの道筋です。電力を必要とする輸出競争により私たちの生活は支えられています。相変らずエアコンを使い、深夜テレビを見て、24時間のコンビニを利用しています。そのために火力発電をフル稼働させねばならず、原油・LNG輸入増が原因である貿易赤字、経常収支黒字の著減は、日本の国力を衰弱させ、対外交渉力を削いでいます。

三年目の3.11を迎えるに際し、私たち一人ひとりのライフスタイルを見直し、反省し、省エネルギーと省電力の暮らしに舵を切らねばりません。」

東日本大震災の追悼式、そしてfacebookでの伊吹衆議院議長の言葉、自民党の大御所が「脱原発を掲げた」ということに一番焦点を当てられているようですが、彼が一番言いたいのは、「自然と共存するための、ライフスタイルの見直し」ということだと思います。

ライフスタイルの見直し―東日本大震災、原発事故のあと、私はブログに 

反原発』の前に考えなくてはいけないこと 

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20110329 

明るすぎるデパートと巨大な地下街がある節電を目指す国 

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20120511

 

を書きました。

 

前者には、IPアドレスは同じなのに、投稿名や文体を変えてコメントしてくる輩のコメントもありましたが 

電気業界の信者からのコメント 

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20110801

 

彼(または彼女)は、このライフスタイルに関しては、毎回「今更便利な生活を捨てられない」「若者が今の生活を捨てることができるわけがない」というものばかりよこしました。

 

それに対して私は、

 

「代償の大きさを考えれば、便利さの一部を返上する人はいる。(これは若者なども)」 

「不便さも、すぐ慣れるし、場合によっては楽しめる人もいる」 

そして、 

「「若者には無理」と言い切るのは「思い込み」かもしれない。」

 

と返してきました。

 

さて、「若者」といえば、私のお気に入りに入っているブログに、「現代のライフスタイル=理想」と思わずに、ちょっと個性的な取り組みをしている若者のブログがあります。

 

一人は、 

「山暮らしを体現しつつ、循環型の村作りを目指しています。」という20代の独身の若者、田口比呂貴さん。 

都会でのサラリーマン生活に終止符をうち、ほとんどが高齢者の村で、今から50年くらい前のような生活を送っています。

 

ひろろーぐ 

http://hirotaguchi.net/

 

もう一人は、最近TVや新聞等で見かけることも増えていると思いますが、「風呂敷王子」こと、横山功さん、30代、二人のお子さんのパパ。

 

百年先の子どもたちのために

http://blog.goo.ne.jp/isamix99

 

小母さんの私が、電力業界の人間のコメントにため息をついている間にも、彼らのような人達は、「考え、実践」をしてきたのでしょう。

 

鬱憤を晴らすために人種差別や疑似愛国心で騒ぐ若者がいる一方、哲学を持ち、将来を見据え、地道に行動する若者も確実に増えている― 

「若者たちにために、なんとかしなければ」と気負っていますが、実は私たち中高年者の方が、彼らから教わることが多いのかもしれません。 

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韓国人元従軍慰安婦の勇気ある言葉

2014年03月12日 | 社会(歴史・都市計画含む)

38日に以下の記事がありましたが、あまり話題になっていないようなので、リンクと記事を貼り付けます。

朝日新聞(201438日)                  「韓国軍のベトナムでの性暴力、謝罪を」元慰安婦ら会見              http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140308-00000003-asahi-int 

韓国人の元日本軍慰安婦と支援団体代表らが7日、ソウルで記者会見し、ベトナム戦争に参戦した韓国軍による「ベトナム人女性に対する性暴力や民間人虐殺」について、「韓国政府が真相を究明し、公式謝罪と法的責任をとるように」と訴えた。

 

  会見した元慰安婦らは毎週水曜、ソウルの日本大使館前で「日本政府の公式謝罪と賠償」を訴え続けている。支援団体関係者が2月にベトナムを訪れ、ベトナム戦争時に韓国軍から性暴力を受けた女性や、その子供らと面会。女性たちは「社会で蔑視され、苦しい生活を余儀なくされている」と訴えたという。

 

  元慰安婦の金福童(キムボクトン)さんは「同胞が犯したことは韓国政府が解決すべきだし、知らないふりはできない」。支援団体の尹美香(ユンミヒャン)代表は「私たちが望むのは慰安婦の悲劇が繰り返されないことだ。日本政府に求めるだけでなく、我々自ら平和をつくりたい」と話した。

 

  韓国軍のベトナム戦争参戦時の行為に関しては、故・金大中(キムデジュン)大統領が2001年のベトナム訪問時の首脳会談で「ベトナムの人々に苦痛を与えたことを申し訳なく思う」と述べた。(ソウル=中野晃)

 

私はかねがね、「どこの国も同じことをしていた」という極右たちをちょっとだけ評価してきました。 

なぜならこれは、自国がしてきたことをも認める発言になるからです。

 

しかし、この手の発言がでると、左派は批判だけ。 

そして右派は、「だから、従軍慰安婦について韓国や他国が文句を言う資格なんかない」と開き直る。

 

私は「なぜ、「自分たちも従軍慰安婦を認め反省をする。だから、他国もそうしてほしい。将来同じ間違いを犯さないように。」という声が出てこないのだろう」と思っていましたが、これを被害者である韓国の元従軍慰安婦の方々がしてくれました。

日本のメディアはなぜこういうことを大々的に扱わないのでしょうか。残念です。

 

なお、韓国がベトナムにおいてしてきたことを、韓国とベトナム戦争に関する記事のリンクと抜粋も参考までに貼り付けます。できればリンクからすべて一読を。

 

朝日新聞 

韓国 軍も企業もベトナム参戦 

http://www.asahi.com/international/history/chapter08/02.html

 

抜粋:

 

 99年、韓国の「ベトナム戦争」観を揺さぶる出来事が起きた。

 

 主要な週刊誌である「ハンギョレ21」が「韓国軍が、ベトナムで老人や子ども、女性をたくさん殺していた」との記事を掲載したのだ。

 

 記事を書いたのは、ベトナムに留学中だった歴史専攻の大学院生、具秀セイ(ク・スジョン)さん(41)。韓国は92年にベトナムと国交を正常化し、具さんは翌年に留学した。97年暮れには、長いこと軍事政権によって弾圧されていた金大中(キムデジュン)氏が大統領に当選。こうした状況でパンドラの箱が開けられた。

 

 ホーチミン市で今も事件の調査を続ける具さんに会った。きっかけは、韓国軍による民間人虐殺を調べたベトナム当局の内部文書を入手したことだったという。「妊婦や子どもを殺したという内容に驚いた。生き残った人から話を聞き、文書の内容が間違いないことを確認した」。具さんは、自らの聞き取りをもとに虐殺の被害が少なくとも9000人に及ぶとみる。

 

(中略)

 

韓国では、具さんの記事によって市民たちが動いた。民主化運動の担い手も多かった。「ハンギョレ21」で告発キャンペーンを展開した高ケイ兌(コギョンテ)記者(40)は「私たちは、日本の植民地支配の被害者だった。ベトナム戦争でも兵士が枯れ葉剤を浴びるなど、あくまで被害者だと思っていた。しかし虐殺が明るみに出て、加害者だったことがさらけ出された」と話す。

 

 読者たちの募金でベトナムに慰霊公園ができた。韓国の市民団体が慰霊碑を建て、被害者に生活費を支援したり家を修理したりした。韓国人医師がボランティアで村の人たちを診察し、若者が現地でキャンプをして歴史を学ぶ。市民による謝罪と和解の行動は今も続いている。こうした動きに押されるかのように韓国政府も、学校や病院の建設を援助している。

 

枯葉剤で補償を受けられない兵士、ベトナムで虐殺や強姦を行った兵士。 

これらを検証をし、謝罪をという韓国の人達、これを無視する政治家や戦争にかかわった人。

 

再度言いますが、日本も韓国も、「他の国もやっている」「自分も被害者」「誰が悪い」というのではなく、「まず自省」「将来の子孫のためにもどうすべきなのか」と、大人の対応をしていくべきだと思います。

 

従軍慰安婦に関しては、先日菅官房長官が「河野談話の件は見直しなし」ということを言って、米国がそれを褒めた、という記事がありました。

 

「河野談話の見直しなし」としたのは評価できますが、日本政府は米国の顔色によってコロコロ発言を変えるのではなく、良識のある態度、発言をしていてくれたなら、国内外に要らぬ軋轢を生まずに済み、無駄な時間、労力、お金(議員の給料は税金から)も使わずに済んだはずなんですけどね。 

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映画『誰も知らない』と東日本大震災3年目

2014年03月11日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

先週末は、インフルエンザに罹った夫を寝室に隔離し、することもないので、GYAOの映画を観ていました。

この映画は、2004年上映の『誰も知らない』。1988年におこった巣鴨子供置き去り事件をベースに作られた是枝裕和監督、柳楽優弥主演の映画。 

これはカンヌ国際映画祭で、柳楽優弥が最年少で主演男優賞をとった、ということで話題になりました。

 

GYAO 

『誰も知らない』 

http://gyao.yahoo.co.jp/p/00964/v00028/ 

201442日まで。無料)

 

母親が父親の違う子供をポンポン生んで、出生届けもださずに、学校にも行かせない母親。 

Kのマンションに引っ越すのには、小さい子供がいると入居できないので、「夫は長期海外出張で、基本は息子(明)と二人暮らし」と大家に嘘を言い入居。

 

こっそりつれてきた長女京子と幼い次男シゲル、次女ユキは、存在がばれるとこまるので、外に出ることも、日中ベランダに出ることも許されず、“誰にも知られていない存在”です。

 

買い物、家事は小学校6年生ということになっている明が担当。(洗濯は、明より12歳年下くらいの京子が担当しているけど、ベランダに置いてある洗濯機を使うため、夜に洗濯。)

 

いい加減な母親ですが、子供のような母親は、子供たちと仲良しです。 

しかし恋人ができると、なかなか家に帰らなくなり、最初は「明、下の子の面倒よろしくね。」と言って家を出て、お金は現金書留で送ってくるのみになります。

 

そしてとうとうお金さえも送ってこなくなり、4人が住むアパートは、電気や水道(ガスもでしょう)を止められてしまう。 

公園のトイレや水を使い、コンビニの期限切れのお弁当をわけてもらったりして何とか生きていくものの、髪は伸び放題、洋服はボロボロ、靴は小さくなって・・・。

 

やがて、唯一外に出ることができた明も、赤の他人の目には入らない状態になっていきます。 

(映画では、いじめられっ子の女子中学生と親切なコンビニ店員二人は、明たちを気遣いはしますが。)

 

そして明は部屋から出ることができないでいた、妹たち弟、4人連れだって日中外に出るようになります。 

もちろん、公園のトイレや水汲みをする必要があったからでもあるでしょうが、「どうせ外に出ても、誰も自分たちを気に留めない」と思ったからか。

 

・・・と、映画の説明はここまでにしますが、改めて言うと、映画は巣鴨の事件を元にしたとはいえ、フィクションなので登場人物の設定ほか、細かいところはだいぶ実際と違います。

 

しかし、映画の中の明たちが感じたように、実際の巣鴨事件の子供たちも「誰も自分たちに気を留めない」と感じていたであろうし、これは彼らを見捨てた母親だけでなく、“目では見えているけど見ていない人達”がそうさせた、ともいえると思います。

 

この映画をまだ観たことがない方、是非一度ご覧ください。

 

最後に―

 

今日は、東日本大震災から3年目です。 

この災害は幼児以外は皆知っているし、忘れることもないと思います。 

しかし、3年たった今、被災者の方々が目に入らないようになった人達が少なくないのも現状だと思います。

 

―震災で亡くなった方々に、黙祷をささげます。― 

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70年代の少女漫画の話

2014年03月10日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

友人Tは男性ですが、子供のころに妹さんの少女漫画を読んでいたことから、少女漫画に詳しいです。

彼と私もときどき当時の漫画の話をしますが、海外の友人たち(40代)にも日本の当時の漫画ファンがいて、ここでも盛り上がります。

最近彼、彼女たちに、

「日本の70年代は、萩尾望都、竹宮恵子、大島弓子、大和和紀、池田理代子等々といった大物漫画家がいて、彼らの作品は文学的であるもの、歴史に興味を持たせるものなど、クオリティの高いものが多くありました。

クラウディアさんが好きだという、“Lady Oscar”(イタリア。フランスでの名前)、『ベルサイユのバラ』、これを私は小学校高学年のときに愛読していました。

当時この漫画の大ファンだった友人二人(この二人は優秀で非凡でした。凡人だけど本、芸術好きだった私は彼女たちと過ごすことも少なくなかったです。)は、『ベルサイユのばら』を読んでフランス革命に興味を持ち、ツヴァイクの『マリー・アントワネット』他、フランス革命関連の本を読みました。そのお付き合いで私もそれらをもそれらを読んだりしました。

ま、正直なところ、小学生の私にはこれらは難しい本ではありました。

が、彼女たちはそれを楽しみ、ひとりは小学校の卒業文集に『ロベスピエールとフランス革命』となるものを書き、もうひとりはもともと興味があった欧州に対する関心を深め、大人になってから(フランスではないですが)イタリアに住み、イタリア語の翻訳家になりました。」

と書きました。

漫画家-現在でも、優れた漫画家も少なくないと思いますが、最近は少女、少年、子供、大人のジャンルがない漫画が主流になり、70年代の少女漫画のような、文芸作品ともいえるものが少なくなった気がします。

70年代の有名少女漫画家といえば、『24年組』と呼ばれる人たちがいます。 

ウィキペディア 24年組 

http://ja.wikipedia.org/wiki/24%E5%B9%B4%E7%B5%84

 

70年代はまだまだ海外旅行に一般の人が行くのが困難だった時代です。しかし彼女たちはグループで45日間欧州旅行に行き、のちに欧州を舞台にした漫画、舞台が日本であってもどことなく欧州文化を感じさせるものも多数描くことになりました。

 

彼女たちの影響があって、この欧米舞台や欧米風雰囲気のある少女漫画、これは24年組だけにとどまらず、他の漫画家たちも海外にでかけたりし、それに続きました。

 

70年代の漫画たちは、自分たちが当時の少女たちにとっての『岩倉使節団的存在』を果たしている、なんてこと、考えもしなかったでしょうね。

 

(彼女たちの作品ファンは、当時の少女だけでなく、性別や世代を超えてあったようです。しかし、当時はTのように姉妹がいる男の子、娘や姪がいる大人、あまり固定観念がない大人が少女漫画を読むことができませんでしたので、その数は多くなかったでしょう。)

 

今の日本の漫画やアニメは人気ですが、ほとんどが新しいもの。しかし、調べてみると、70年代、80年代の漫画も翻訳されたり、アニメになって海外にでているものもあるようです。

 

先にあげた『ベルサイユのばら』がLady Oscarであったりするのはまだよいとして、原題からずいぶん違っていたり、主人公の名前を外国人のものに置き換えたりしているものもあるようですが。

 

フランスと日本のタイトル早見表 

http://www.eurojapancomic.com/fr/title.shtml

 

最後に、今回外国人たちに送ったリンクもよかったらどうぞ。

 

Matt Thorn.com 

What shojo manga are, are not 

http://www.matt-thorn.com/shoujo_manga/whatisandisnt.php

 

『綿の国星』動画 

http://www.youtube.com/watch?v=RKAChelWheA 

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ウクライナ情勢を歓迎する人達

2014年03月09日 | 戦争・紛争

ウクライナ情勢を喜んでいるのは・・・。
(文章を一部編集して貼り付けましたが、記事全部をリンクからどうぞ。)

IBTimes (201438日)                                   米国:天然ガス輸出でロシアに対抗可能                                          http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20140308 

ロシアがウクライナや西ヨーロッパ諸国への天然ガス供給を削減する可能性を受けて、米国のシェールガスが注目を集めている。もし、米国が欧州へ天然ガスを供給すれば、ロシアの欧州への影響力を弱めるかもしれない。


IBTimes
は、ニューヨークを拠点とするへインズ・アンド・ボンヌ社(Haynes and Boone LLP)のシニアアドバイザーであるアンドリュー・ヴァイスマン(Andrew Weissman)氏に5日、取材した。

 

(中略)


IBTimes
:ウクライナとロシアの間の緊張が、米国の液化天然ガスの状況を変えましたか?


ヴァイスマン氏:私は、オバマ政権の間に、天然ガス輸出規制が多かれ少なか変わると考えています。ウクライナだけでなく、欧州に天然ガスを提供するという意味でも、私たちは重要な局面にいます。
 


(中略)


IBTimes
:米国は、ロシアの経済にダメージを与えるべきでしょうか?  


ヴァイスマン氏:いいえ、私はそういうつもりはありません。しかし、ロシアが攻撃的なので、米国も、自分たちに影響力があることを示す必要があります。米国が欧州に天然ガスを供給できれば、ロシアの威信を弱めることができます。ひょっとしたら、経済制裁よりパワフルな影響力となるかもしれません。
 


IBTimes
:過去10年間、欧州がロシアへの経済依存を弱めるために、実行してきた対策は何ですか?  


ヴァイスマン氏:欧州諸国は、ノルウェー、北アフリカなど、中央アジア以外からも天然ガスの輸入をするようにしてきました。ウクライナを経由しないパイプラインを利用したりもしています。しかし、まだ
30%はロシアに依存しています。そして、それは大きな影響力のある数字です。


IBTimes
:ノルウェーやアフリカは、欧州の需要を満たすことができますか? 


ヴァイスマン氏:アルジェリアからの天然ガス輸入を増やすことができるかもしれません。しかし、アルジェリアなど、北アフリカにはテロリズムというリスクがあります。
 


IBTimes
:ロシアは、ウクライナや欧州以外のどこに、天然資源を販売できるのでしょうか?


ヴァイスマン氏:
 石油には市場があります。しかし、天然ガスについては、中国、韓国、あるいは日本に販売するとしても、障害があります。また、今のような緊張状態がエスカレートすれば、韓国と日本がロシアから天然ガスを購入するかどうかはわかりません。

 

 現在、ウクライナで起こっていることを考えれば、ロシアが撤退しない限り、経済制裁となるでしょう。確かに、米国がロシアに経済制裁をすれば、ロシアがエネルギー供給を減らすという報復措置に出る可能性があります。 


 しかし、ロシアの主な収入源は、エネルギー資源を欧州などに販売することです。ですから、米国が欧州に天然ガスを輸出することを決めれば、ロシアに大きなインパクトを与えることができるでしょう。

 

※なお、ここで話題にしている天然ガスというのは、問題大ありのシェールガスです。

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ウクライナ国民の悲劇ーハアレツとIPSの記事

2014年03月08日 | 戦争・紛争

イスラエルの新聞ハアレツに、このような記事がありました。

Haaretz (2014222)

Ukrainian rabbi tells Kiev's Jews to flee city

Fearing violence against Ukraine's Jews, the Jewish community asks Israel for assistance with the security of the community. 

http://www.haaretz.com/jewish-world/jewish-world-news/1.575732

Ukrainian Rabbi Moshe Reuven Azman, called on Kiev's Jews to leave the city and even the country if possible, fearing that the city's Jews will be victimized in the chaos, Israeli daily Maariv reported Friday.

"I told my congregation to leave the city center or the city all together and if possible the country too," Rabbi Azman told Maariv. "I don't want to tempt fate," he added, "but there are constant warnings concerning intentions to attack Jewish institutions."

According to the paper's report Azman closed the Jewish community's schools but still holds three daily prayers. He said the Israeli embassy told members of the Jewish community to avoid leaving their homes.

(後略)

つまり、ウクライナのラビが、ユダヤ人に「キエフ、もしくは国外へ逃げて」と言っています。ウクライナにおいて、ユダヤ人受難が繰り返されてきました。

そして今、ウクライナの反政府デモを主導した中にはネオナチも含まれていて ウクライナの暫定政権にはネオナチの中心となる自由党(スボボダ)も加わりました。これを西側は支援しています。

少し前のIPSの記事ですが、ウクライナの多くの国民の気持ちを代弁しているだろう記事が書かれていたので、リンクと抜粋を貼り付けます。

IPS (20142月)                                            クライナ、不況と抑圧が民衆の怒りの火に油を注いだ           http://www.ips-japan.net/index.php/news/politics-confict-peace/1945-recession-repression-fuel-anger

(原文:http://www.ipsnews.net/2014/02/recession-repression-fuel-anger/  

(前略)

ここ数カ月におよぶ暴力と殺戮、とりわけ2月20日前後の恐るべき流血の惨事は、ヤニコビッチ政権に対する民衆の怒りを深めただけであった。(ヤヌコビッチ大統領は22日にキエフを脱出してロシアに亡命、ウクライナ議会は大統領解任を決議したが、ヤヌコビッチ氏はクーデターであるとして辞任に同意していない:IPSJ

 

抗議活動参加者の多くは、反体制派がヤヌコヴィチ体制に取って代ったところでそれへの信頼はほとんど生まれてこないだろうと語る。主要な野党である全ウクライナ連合「祖国」も、現政治体制の腐敗した部分に過ぎないとの見方もある。

 

ドロテンコ氏はIPSの取材に対して、「当局は生来犯罪的な存在です。つまり野党も(ヤヌコビッチ政権と)同じコインの表と裏の関係に過ぎないのです。」と語った。

 

ドロテンコ氏は、「野党議員らは、与党議員と同じく新興財閥(オリガルヒ)のカネを受取り、『傀儡』或いは『お飾り』野党という快適な役割を演じつつ、ヤヌコビッチ大統領と同じように民衆の声を無視してきたのです。」と指摘したうえで、「民衆の反政府デモに交じってキエフの街頭に出てきた野党議員らは、実際のところとても熱心な民衆支持者とは言えないのです。」と語った。

 

また反政府デモの主要勢力に極右過激派「スボボダ(全ウクライナ連合『自由』)が含まれていることを問題視する指摘もある。

また抗議参加者の中には、野党指導者が言動において一貫性を欠き、昨年下旬の抗議活動の初期段階において事態の収拾に動かず状況を悪化させた責任を指摘する声もでてきている。

 

「事態を悪化させた責任は、もちろん愚かで違法行為を犯したヤヌコビッチ氏にあるが、抗議活動が始まった初期段階に早急かつ断固とした対応をとらなかった野党勢力にも責任の一端があります。」とドロレンコ氏は語った。


(後略)

 

それにしても、ウクライナ、その清楚で美しい容姿から悲劇のヒロイン扱いされている元ウクライナ首相ユリヤ・ティモシェンコは海賊版商品製造販売者で詐欺の逮捕歴がある人。

 

今回失脚したヴィクトール・ヤヌコヴィッチ大統領は元暴力団で強盗を働き、3年実刑を受けたことがある人。

 

ヤヌコヴィッチ大統領の前任者でオレンジ革命でティモシェンコと同志として戦った、故ヴィクトール・ユシチェンコはKGBに勤務したことがあるのですが、再婚した妻はウクライナ系アメリカ人でCIAと言われています。

 

そして今回の暫定政権はネオナチをも含む「親米派」というだけで寄せ集まっているようにも見える政権。

 

おまけに米・露の喧嘩の舞台に使われてしまったウクライナの人々。 

悲劇です。

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100年前からタイムスリップした極右達

2014年03月07日 | Nationalism

エコノミスト誌の記事、JBpressから;

JBpress (201437)                    日本の右派:任務完了?(エコノミスト)            http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40115

東京のある若い映画ファンは、自分がなぜ3度目の「永遠の0(ゼロ)」鑑賞のために行列に並んでいるか、はっきり分かっていた。第2次世界大戦末期に米国の戦艦を攻撃した「カミカゼ」パイロットの集団に関する映画から彼が感じ取ったメッセージは、当時の若い男性は今日の「草食」男子とは大違いで、男らしく、目的を持っていたということだ。

 「特攻隊」として知られるパイロットらは長年、物議を醸してきたが、彼らの物語が国内でこれほど人気を博したことはなかった。「永遠の0」(神風特攻隊が操縦していた零式戦闘機にちなんで名付けられたもの)は、邦画としては過去最多の観客動員数を誇る映画の1つになりそうだ。

 やはり「永遠の0」を鑑賞した安倍晋三首相は、映画に「感動した」と述べた。映画の原作となったベストセラー小説の著者である百田尚樹氏は、安倍氏と親しい。安倍氏は昨年、日本の公共放送局、日本放送協会(NHK)の経営委員に百田氏を任命した。

 百田氏の意見は保守派にしても右寄りで、2月の東京都知事選でやはり右派の田母神俊雄氏の選挙応援に駆け付けた際、1973年に日本兵が中国民間人を殺した南京大虐殺は「なかった」と言い放った。

南九州市は特攻隊員の遺書を世界記憶遺産に申請

 「永遠の0」が映画館を埋め尽くしている頃、南九州市も近隣諸国を苛立たせることに一役買っていた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界記憶遺産」への登録を目指し、神風特攻隊に関する文書を提出したのだ。

 世界記憶遺産は重要な文書や原稿を登録するもので、マグナカルタや人権宣言が含まれている。市が提出した遺物の中には、特攻隊パイロットの別れの手紙や日記、詩などが含まれている。いずれも、何百人もの特攻隊員が出撃した旧帝国陸軍基地の跡地に建つ市立知覧特攻平和会館に所蔵されているものだ。

 だが、映画も一連の文書も、神風特攻隊員の姿を正しく伝えていない。右派は彼らのことを、お国のため雄々しく死んでいった意欲的な戦士として描こうとする。「永遠の0」では、最初の方はメッセージがはっきりしない。エリートパイロットの主人公が生き延びようとして軍の名誉を傷つける。ところが、そんな彼が任務を受け入れ、人の言う輝かしい栄光に包まれて死んだ時に本物の英雄になるのだ。

知覧特攻平和会館とその所蔵文書も概ね、この解釈を裏付けている。だが、歴史家の大貫恵美子氏は、大半の兵士は強制的に志願させられたと言う。同氏は南九州市が提出した特攻隊員の手紙は、書かれた時点で上官の検閲を受けたり、強制的に書かされたりしたのではないかと疑問に思っている。

(後略)

これを読んで、ふと、7年前にカナダ人男性と交わしたメールを思い出しました。

彼、Mさんは、当時40代半ば。彼は、高校生のとき、両親がドイツからカナダに移住してきたことを突然知らされ、一家揃ってドイツへ移住。その後、両親はドイツに留まり、弟と妹はそれぞれ近隣国に職を見つけ移住。

Mさん自身は、金細工および古い書物の複製を作る職人となりましたが、結局彼だけがカナダに帰国。しかし、彼にとって、祖国はカナダではなく、もはやドイツとなっているような人でした。(英語が、彼にとって第二国語みたいになってしまっていました。)

その彼がこう書いてきたことがありました。

「第一次世界大戦では、“für Gott, Kaiser und Vaterland(神のため、皇帝のため、祖国のため)”というのがドイツ人のスローガンだった。1918年、君主制が崩壊してからのドイツにはないけどね。

僕は神風特攻隊の遺書をまとめた本を読んだんだ。神風特攻隊には、第一次世界大戦時のドイツ人兵士と同じような人もいただろう。だけど、ほんのわずか。

一方で、「天皇に命をささげる」と書きながら、実は自分の家族を第一に考えた人たちもいただろう。

戦争は不幸なことだ。多くのすばらしい人たち―彼らの才能も―を殺してしまう。」

このMさんが読んだ本がなんであったかは聞かなかったのですが(英語版かドイツ語版かも不明。)、特攻隊の本といえば、私は、

『ホタル帰る―特攻隊員と母トメと娘礼子』(草思社)http://www.soshisha.com/book_wadai/11hotaru/

を読んだことがあります。(この本を元にして作られた映画が、高倉健主演、2001年公開の映画『ホタル』でした。)

この本は、まさしくエコノミストの記事にある知覧特攻隊の話です。

本には、戦争がなければふつうの若者であった特攻隊員たちが、非国民的なことを書くと検閲ではじかれ家族に届かないために、本心を隠して遺書を含む手紙を書かざるを得なかったことなども、書いてあります。

もちろん、特攻隊員のなかには、ゼロ戦の不調で結局生き残ってしまったことを苦悩した人もいたりして、同じ特攻隊員であっても、思いはいろいろだったでしょう。

さて、特攻隊員の日記や遺書等を世界記憶遺産登録申請についてですが、私にはユネスコがこれを認めることはないと思いますし、文書がどういう形で申請されたのかわからないので、何とも言い難いです。が、一つはっきり言えるのは、今のこの日本の状況で、しかも私的なものを世界記憶遺産に申請するというのは、近隣諸国の人たちだけではなく、心ならずも特攻隊で命を落とさなければならなかった若者たちへの冒涜に思えます。

「平和のために特攻隊員の遺書を世界記憶遺産に登録」というのなら、まず、日本が未来ある若者の命を奪ってきたことを悔い改め、国内外に『特攻隊の悲劇』を繰り返さないことを訴えてからでないと、近隣諸国だけでなく、どこにも理解されないでしょう。

さて、話をMさんのコメントに戻しますが、彼の「第一次世界大戦では、“für Gott, Kaiser und Vaterland(神のため、皇帝のため、祖国のため)”というのがドイツ人のスローガンだった。」という言葉で、ふと、「日本の極右およびネット右翼は、第一次世界大戦時のドイツと同じ精神構造を持っているのだ」と思いつきました。

数十年前「中近東を理解するには、『彼らの世界は20世紀ではない』として考える必要もある」なんて意見を言う人もいましたが、現在、「極右達の頭のなかは100年前」と考えて分析するのが妥当なのかもしれません。

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ウクライナをめぐるタヌキ達、そしてプロパガンダビデオ

2014年03月06日 | 戦争・紛争

ウクライナ情勢について、ニューズウィークのコラム、私は案外本質をついているんではないか、と思います。

ニューズウィーク (201436日)                ウクライナ問題、「苦しいのは実はプーチン」ではないか?          By 怜泉彰彦氏                                           http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2014/03/post-632.php 

 ウクライナでは、クリミア半島にロシア軍が展開する中で、ウクライナ軍との睨み合いが続いています。一方で、アメリカやEUの行動には毅然とした姿勢が見られずプーチンが「やりたい放題」のようにも見えます。

 

(中略)

 

 実はプーチンは困っているのです。というのはウクライナでは金融危機が再燃しているからです。このまま何もしないでいると、最も楽観的なシナリオでも6月末の国債の大量償還に対応できずデフォルトになるという見方があります。仮にそうなると、困るのはロシアだからです。

 

 何故かというと、ロシアは「引き受けているウクライナ国債」、「回収できていない天然ガス代金」、「ロシア系銀行によるウクライナ官民への貸付」の三重のエクスポージャー(価格変動リスクにさらされている資産)を抱えているからです。基本的にロシアとしてはウクライナは潰せません。最悪の場合は、ロシア自体に危機が連鎖します。

 

 そこでソチ五輪開会式の直前に、プーチンはヤヌコビッチに対して150億ドルの融資を約束しました。但しこの融資には条件が入っていて、カネを貸す代わりに約20億ドルと言われている未払いの天然ガス代金を支払うこと、そしてウクライナが「ユーラシア連合」(いわば旧ソ連帝国再興)を目指した枠組みに入ることを約束させています。

 

 この「ユーラシア連合」入りというのは、キエフでの反政府運動の激化を招きました。反対にウクライナのEU入りを目指していたグループとしては絶対に許すことはできなかったのです。その結果として100名を超える流血と、ヤヌコビッチの逃亡劇に至ったわけです。

 

 プーチンは、ではヤヌコビッチを保護し、親ロシアのヤヌコビッチ政権をキエフに戻すつもりなのかというと、どうも違うようです。中国経由の報道ではプーチンはヤヌコビッチに対して「お前には政治的な未来はない」という突き放しをしているという情報もあります。もしかしたら、デモ隊への発砲の背景にはロシアの工作があって、「切り捨てることを前提」でヤヌコビッチに「汚い仕事」をさせたのかもしれません。

 

 では、どうしてプーチンは軍を出したのでしょう。表面的には親欧米派政権ができて、ウクライナにおけるロシアの影響力が低下するのを牽制したい、そのために利権のある、そしてロシア系住民の多い地域は押さえてしまおう、そのような行動に見えます。ですが、それはあくまでTV向けのパフォーマンスに過ぎないのでは、私はそう考えています。

 兵力の展開というのは、現在、水面下で進んでいる「カネ」をめぐる条件交渉を進める上での「カード」として、具体的に言えば「トラブルの規模を大きくして」欧米を引っ張りだすための「映像パフォーマンス」とも言えます。プーチンは、真剣に戦火を交える意図はない(威嚇射撃はあったようですが)と思われます。というのは、そもそも、ロシア自体が本格的な戦闘に耐えられる状況ではありません。

 

その背景には、ソチ五輪という巨大なプロジェクトが完了したことで、またその五輪絡みの怪しい使途をはじめとして、余りにカネを使ってしまったために、ロシア政府の財政、そしてロシアの金融事情は悪化しているという問題があります。もしかしたら、ウクライナへの追加融資がテクニカルに難しい状況があるのかもしれません。ロシアの株安、通貨安がこれに追い打ちを掛けています。

 

 簡単に言えば「ウクライナを潰さないために、西側から少しでも多くの資金を引っ張りたい」それがプーチンの唯一にして最大の動機だと考えれば、すべて辻褄が合うのです。戦車や兵士といったTV向けの「ビジュアル・イメージ」はそのためだと考えられます。そもそも、本当にどれだけの兵力が動いているのか、数量ということでは全く不明なのです。

 

 一方でEUですが、ロシアへの経済制裁をチラつかせる一方で、ここへ来てウクライナへの約150億ドルという大型融資枠を設定するような気前の良いことを言っています。では、EUはウクライナへの全面支援を引き受ける覚悟があるのかというと、実は怪しいわけです。まず、融資条件にはウクライナの政財界の腐敗に関して、徹底解明するという条件が入っています。

 

 そうなると、例の「オレンジ革命」などで色々な「芝居」を演じてきたウクライナの各政党の政治家たちも、そこに様々な形で癒着していたプーチンをはじめとしたロシア側も困るわけです。ですから、EUが制裁をチラつかせつつ、融資だとか真相解明だとか言っているのは、要するに「ロシアにもっとカネを出させる」ためだとも言えます。

 

 実はEUの側としては、ウクライナが破綻しても余り困らない要素があるのです。2005年にプーチンとメルケルが合意して建設の進んでいる、バルト海の海底を経由する「ノルト・ストリーム」という巨大なパイプラインが開通すると、ドイツにはロシアから「ウクライナを通らないで」天然ガスの供給が可能になるからです。

 

 この「バイパス」が完成してしまうと、ウクライナはEU向けのガスの通過量が減って収入が減る一方で、ドイツはこの問題で余り手足を縛られないという状況になるわけです。ウクライナの西部を中心としてEU加盟への声が高まっているのは、こうした状況下で西側からの投資を呼び込まないと経済が持たないという危機感の表れでもあります。


(後略)

 

ところで、

 

ビジネスメディア誠 

ウクライナ政変で登場した「ヒロイン」から日本が学べること 

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1403/06/news011.html

 

に“I am an Ukrainian”という投稿ビデオのことが紹介されています。

 

(本文より:ユリアは、訛りのある英語で、こんなふうに訴えかける。「私は(首都)キエフで生まれ育ったウクライナ人です。私は街の中心部にあるマイダン(キエフの中心にある独立広場のことで、今回の抗議デモの舞台)にいます。なぜ国中の大勢が街頭に集まっているのかを知ってもらいたいのです。理由はたった1つです。独裁から自由になりたいのです。自分たちのためだけに動く政治家たちから自由になりたいのです。彼らは自分たちのカネや家、権力を守るために、いつでも人々を銃撃し、暴行し、負傷させる準備ができているのです」 

 ビデオは、悲しげな音楽とともに、治安部隊などに暴行されるデモ隊の写真や、夜もマイダンを占拠するデモ隊、それを取り囲む治安部隊など、今回の騒動を感傷的に描写している。)

 

これらはアメリカのCNNでも流されたりしていたようですが、こういうビデオなどの裏には、言葉とは裏腹に対立・軍事衝突をも望む人たちがいたりします。(同じ輩は各国に。)

 

歯車がこれ以上狂わないようにできないものでしょうか。 

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ウクライナーロシアも米・EUも同じ穴のムジナ

2014年03月04日 | 戦争・紛争

欧米はもちろん、日本のマスメディアもウクライナに侵攻した(と言っても、一応ウクライナ人の要請があって。今のところ無血なので、「駐留」とすべきでは?)と言って、ロシアをこぞって非難し、米国から経済制裁の声まで出ています。(米国が何をしても経済制裁されない・・・。)

私は「ロシアが良いことをしている」とも思いませんが、それでは、米国やEUが正義であるかといえば、もうこれは、ロシアと大差ない―ウクライナのことそっちのけで、自国の利益だけ考えている―というのが私の感想です。

先日友人に、「グルジア衝突の時は北京オリンピックの開会式のとき、今回はソチオリンピック」と言ったとき、 

「モスクワオリンピックの時は、アフガニスタン侵攻だったね。オリンピックはスラヴ人(彼がロシア・旧ソ連人を指していたのは明らか)を刺激するのかな」 

なんて返してきたので、

 

「少なくとも、グルジアも今回のウクライナも、ロシアだけを悪者にしているのが間違いのもと、と私は思うけどね。」 

と返事をしました。

 

「冷戦が終わった」「現在は、米中対立」というのが一応建前として広がっていますが、アメリカは、「いやロシアではなく、イランを警戒して」と言いながらロシアをにらんだミサイル基地を周辺に配備。また、一時期ドイツでは「ウクライナをNATOに加盟させたい」なんて声があったりもしたようです。

 

そしてウクライナのこと、日本人はじめ、欧米の人がどれだけこの国のことを知っているのでしょうか。

ウクライナ語はロシア語の方言みたいなものでありますし、今は反ロシア派が主流といわれていても、親ロシア住民がごくわずかというわけではないのです。そして何よりもほとんどのウクライナ人が望むことは、「対立」の激化であるのに、なぜか部外者である諸外国が主導をとって、茶々を入れているようにも思えてしまう。

 

最初EUは鼻息荒いアメリカと違って及び腰でした。 

これは「ロシアに天然ガス供給依存をしているから、あまりロシアを刺激したくない」ということと同時に、「ウクライナが将来、EUに加盟するなんてとんでもないから、なるべく距離をおいておきたい」という人も少なくなかったからではないでしょうか。

 

数年前、ウクライナにガスの供給をストップしたため、ドイツなどではガス不足で大変な思いをしました。 

この時は、ウクライナが料金の滞納をしたからという事実について、扱いが小さく、「ロシアがガスの兵糧攻めでウクライナを脅している」というニュアンスの報道ばかりが目立ちました。

 

(現在、欧州へのガス供給は、今もロシアからのものが多いですが、アゼルバイジャンからロシアを通らずにくるパイプラインもでき、また、ロシアからのものも、北海を通ってドイツに直接届くもの、ウクライナを迂回するもの―すでにできたり、建設中であったり、多様化しています。)

 

私は決してロシアがウクライナに軍隊を送ったということが正しいとは思いませんが、西側も自分たちが介入したコソボのことを考えながら、発言、行動してほしいものと思います。

 

そして、報道を読むだけの人も、ただ書いてあることは、一方の見方、ということを頭に入れておくべきだと思います。

 

いずれにしても、ウクライナ問題、燃料の値段や、株価など、遠い私たちにも影響が来る問題です。 

(安倍首相も、ロシアと米国の板挟みで、お腹が痛くなりそうです。)

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第五福竜丸報道に圧力をかけた米国と当時の日本

2014年03月02日 | 原発・核・311

 今朝の毎日の記事から; 

毎日新聞(201432日)

<ビキニ水爆実験>米、日本政府に圧力 「死の灰」報道不満 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140302-00000007-mai-pol

 

◇機密指定解除の米公文書で判明

 

 【ワシントン及川正也】1954年3月1日に米国が太平洋ビキニ環礁で実施した水爆実験のため日本のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくした事件を巡り、「死の灰」の成分分析を詳報するなど米国の対応に批判的な日本メディアに米政府が不満を強め、日米関係全体に深刻な影響を与えると日本政府に圧力をかけていたことが、機密指定を解除された米公文書で判明した。

 

 米政府は原爆や核実験で被ばくした日本の被害感情に配慮しつつ日本政府は「無責任」と決めつけ、日米の感情的対立が高まった舞台裏が浮かんだ。米公文書を収集・分析する米ジョージ・ワシントン大学の研究機関が2月28日に公表した。

 

 事件は3月14日に福竜丸が静岡県・焼津港に帰港した後に発覚。米政府は「安全保障上の問題」として機密保全を日本政府に求めた。だが、降下物を分析した東大が炭酸カルシウムを主成分とし、放射性ジルコニウムなど4元素が検出されたとの分析結果を同20日に発表、毎日新聞が詳報した。これをアリソン駐日米大使は21日付ダレス国務長官宛て公電で「増大する問題」の一例として報告した。

 

 22日付公電によると、アリソン大使は21日夜に岡崎勝男外相と会談し「数多くの友好的でない新聞報道」や「爆弾の種類や成分を探りだそうとする新聞や科学者の欲望」に言及。岡崎外相は「新聞幹部に説明し理解を得るのは可能だが、医者や科学者の活動制限は困難」と回答した。

 

 日本の報道が、米国による福竜丸の引き渡し要請を「証拠隠滅」と疑ったり、米国が患者を実験台として扱っていると批判したりしたことに、大使は「感情的」と不快感を示しており、政府を通じてメディアに圧力をかけようとした節がある。

 

 一方、東大病院に入院した乗組員2人に対する米国医師団の接触が制限されたことに関し、23日付公電でアリソン大使は「日本政府の無責任な態度」が続く場合、当時進んでいた原子力平和利用協力を含む「日米のすべての将来的な協力が危機にさらされる。これは戦後日本の責任が試される重要な試験になる」と警告した。

 

 岡崎外相は5月1日付の大使宛て書簡で「双方のいら立ち」を鎮める必要を訴える一方、「患者が『実験材料』として扱われる恐怖」から受診をいやがっていると伝え、対立は平行線のままだった。

 

戦後、米国が被爆者をモルモットのように扱ってきたこと、そしてその事実を含む、被ばく関連の報道に対して日本内のみならず、自国のメディアにも規制をひいていました。

 

ABCCと福島 

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20110825

 

原爆と原発事故-その後の共通点 

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20110817

 

これについて日本政府が黙認し、協力してきたのは、日米同盟にたより、そして自国の発展のために原子力技術をほしかったからでしょう。

 

国民も高度成長期のなか、1952年から連載された『鉄腕アトム』を楽しみ(1963年アニメ化)、原子力アレルギーから抜け出していきました。

 

「原発といえば核兵器」という発想があったイタリア人「原発といえば核兵器」という発想があったイタリア人 

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20110717

 

さて、この時代について、47ニュースに詳しく書かれていましたので、リンクと抜粋を張りうけます。

 

47ニュース(2011811日)

原子力時代の死角

核と日本人 

003 原発導入の源流 

By 太田昌克 

http://www.47news.jp/hondana/nuclear/article/article003.html

 

(前略)

 

54年11月12日午後2時半、ワシントンの米原子力委員会。キャンベル委員がストローズ委員長のメッセージを代読した。

 

 「偉大な物理学者、湯川秀樹博士が中間子論を唱えたのは約20年前。博士ら原子力時代の先駆者が今日の基礎を築いた。この技術情報が、原子を人類の奉仕者とする職務を担う日本の科学者を助けるだろう」

 

通産相の愛知揆一が聞き入る。米側はこの日、日本に20万ページの原子力関連文献を贈呈。「人類の発展に寄与すべく、この巨大な(原子の)力が活用されることを望む」との愛知の謝辞が米公文書に記されている。 


 
 2日前、アイゼンハワー大統領は吉田茂首相と会談し、日米共同声明で被ばくした「第五福竜丸」無線長、久保山愛吉の死亡に遺憾を表明。一方、「原子力の平和利用」が日本と世界に「大きな価値をもたらすと信じる」と強調してみせた。

 

 久保山らが「死の灰」を浴び、被ばくマグロによる放射能被害を恐れた東京・杉並の主婦らが原水爆禁止の署名活動を始めたのは半年前。3度目の被ばくは米占領下で押さえつけられていたヒロシマ、ナガサキの記憶を呼び起こし、反核感情を一気に燃え広がらせた。

 

アイゼンハワーは東京で署名活動が始まった直後、ダレス国務長官に「自分は日本の状況を懸念している」と伝えた。

 

 米政権中枢は被爆国の反核エネルギーが反米世論に結び付き、保守合同前の日本が共産陣営に擦り寄る左傾化のシナリオを憂慮した。背景には「中国の果たす強力な役割とソ連の水爆保有能力」(5月27日の大統領あて国務省メモ)があった。

 

(中略)

 

54年秋以降、米議会などの間からは「広島に原子炉を」の声が上がり始める。原子力がもたらした未曽有の惨劇の被害者が「平和的恩恵」をまず受ける資格があるとの発想からだった。

 

(後略)

 

米国内で「広島に原子炉を」という声まで上がっていて、被ばく者の中でもこれを受け入れようとした人がいたというのが書いてありましたが、これはショックでした。

 

追記:

 

記事中「日本が共産陣営に擦り寄る左傾化のシナリオを憂慮」というのが出てきます。 

この米国の左傾化に対する憎悪、在日朝鮮人問題にも少なからず影響を与えているようです。 

下記リンクも、興味があればどうぞ。

 

『占領期における地域社会と在日朝鮮人』 

By 和光大学教員 ロバート・リケット 

http://www.wako.ac.jp/souken/touzai_b01/tz_b0101.html 

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