Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

医学者でもないビル・ゲイツ氏が「新型コロナウィルスは100年に一度のレベル」と訴える理由

2020年02月29日 | 福祉・医療

2016年4月3日
ビル・ゲイツと国際機関が作った『GAVIアライアンス』・『IFFIm』と『ワクチン債』
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/dc95f3be1214268bc3e1714332910c84

2019年2月6日
「バイオテロに対抗するのはワクチンや抗ウィルス薬」とツイートする村中璃子氏・ビル・ゲイツ氏とバイオウィルス
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a71242c421496d6247071918488d688f

2020年2月16日
新型コロナウィルスとブラジルの小頭症-ビル・ゲイツ氏は今もブラジルにGMモスキートをばらまいているか?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/570d64495f7fbe1eb479d571f911db53

そして、こうなる-

日刊スポーツ(2020年2月29日)
ビル・ゲイツ氏、コロナ100年に1度と想定すべき
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202002290000533.html?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=20200229-22290535-nksports-soci

米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が、新型コロナウイルスについて29日までに、「100年に1度レベルと想定すべき」と訴えた。

米有力医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに寄稿し「この1週間で、100年に1度の病原体のような様相を見せ始めた。そうでないことが分かるまでは、そのように想定すべき」と指摘。裕福な国が、今からアフリカや南アジアなどの貧しい国々の対策準備を支援することが、人命を救い、ウイルスの世界的な拡散を遅らせることにつながるとした。

また治療やワクチン開発、世界での共有などのために、国際社会の一致協力や巨額の投資の必要性も強調した。ゲイツ氏は自分の慈善団体からウイルス対策に最大1億ドル(約110億円)の提供を発表している。

関連:

新型コロナウィルス-重症患者にありがたい治療用ワクチン・皮肉なことに製薬業界にとって都合がよいアウトブレイク
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a7154fea63b2f47ec958499a3a37a235

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新型コロナウィルス-根路銘国昭氏の見解・黒岩祐治神奈川県知事とダイヤモンド・プリンセス

2020年02月29日 | 福祉・医療

新型コロナウィルスに関し、根路銘(ねろめ)国昭氏の見解がしっくりします。
(2番目の記事の表題は「3月までに終結」となっていますが、条件付きです。)

現代(2020年2月14日)
コロナ「感染拡大のおそれはとても小さい」大御所がパニックを叱る!
過剰反応を広めた「2つの誤算」とは
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70355

コロナウイルス感染拡大は「3月までに終結」と大御所が断言する理由
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70375

閉じ込められたクルーズ船は、乗員のストレスも加わって、最悪の条件であったと思います。

ところで、ダイヤモンド・プリンセスの対処を「県がやるしかない!」と言って引き受けた神奈川県知事、国に対して怒っていますが、自分が名乗り上げて、失敗して責任逃れをしているようにしか見えません。

ダイヤモンド・プリンセスに多くの感染者を出してしまった責任はどこがとるのでしょうか。

朝日新聞(2020年2月26日)
神奈川県知事「国が仕切るのが筋」批判 クルーズ船搬送
https://www.asahi.com/articles/ASN2V5K5DN2VULOB00C.html

乗員乗客が新型コロナウイルスに集団感染したダイヤモンド・プリンセス号からの患者搬送をめぐり、神奈川県の黒岩祐治知事は26日、「県が中心におこなった。本来なら国が真っ先に飛んできて全体を仕切るのが筋」などと述べ、国の対応を批判した。この日あった新型コロナウイルスに関する県の対策会議の後、報道陣の取材に答えた。

 黒岩知事は、県内外の搬送先探しや感染者の振り分けについては県が主に担ったとし、「我々は県民へのサービスが基本。3700人が乗った船が来て、『県がやるしかない』と対応した。本来は国がやるべきだった。国には、危機管理の態勢ができていなかったんだなと感じざるを得ない」とも語った。

 県関係者によると、乗員乗客の搬送について当初は県が受け入れ先を探し、横浜市が搬送を担った。その後は、国の職員や災害派遣医療チーム(DMAT)のメンバーらが加わり、対応していたという。(斎藤茂洋)

追記:

医師でもない私の意見は参考になりませんが、私は新型コロナウィルス感染者で発症していない、もしくは軽症者(花粉症もあって気が付かない)はすでに大量にいると思っています。

小中高をお休みにして、外に出る機会もなくなり、寒くて換気もしない部屋にこもる方が、その子供や家族(特に高齢者)にとって悪いように思います。

しかし、昔のビルは窓が開くものが多かったですが(学校は今も窓が開くのがほとんどであると思います)、今ははめ殺しの窓+空調。
個人の家も寒さ熱さ対策で、開放度がなくなっています。花粉症の時期は解放できる窓があってもあけなかったり。

人間に快適になった環境は、ウィルスにも良い環境ということなのか・・・。

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新型コロナウィルス-マスクは高齢者や基礎疾患がある方優先に、そしてトイレットペーパー難民の高齢者に声掛けを

2020年02月28日 | 福祉・医療

新型コロナウィルスアウトブレーク-海外駐在中の友人の1人は、一時帰国を予定しましたが、駐在国で入国不可になることを恐れ、海外出張が多い友人たちは、新型コロナウィルスで出張国に入国できなくなることを案じています。

先日まで海外出張にでていた一人が、マスクが手に入らないことを嘆いていました。
その彼に書いた返事を一部削除してはりつけます。


○○様

(前略)

マスクどころか、近所のドラッグストアでトイレット・ペーパーが品薄。我が家のストックは残り6ロールなので、慌てて買いに行きました。

私が買いにいったとき、高級トイレットペーパーしかないうえ、シングル一袋、ダブルが4、5袋という状態。最後のシングルを買う事ができました。

(中略)

マスクは・・実は私の母が先月の終わりに脳出血を起こし、今も昏睡状態で入院しています。現在は普通病とうですが、ICUやHCUにいるときは、見舞客はマスクを付けなければなりません。

もう病院のマスクの自動販売機も売り切れ。母は普通病棟に移ったからよいものの、ICUなどの患者さんの家族は大変困っているのではないかと、そう思います。

マスクも、使い捨てのマスクが主流になったころから「ガーゼのマスクは役に立たない」と言われて見かけることがなくなりました。

ガーゼのマスクは、ひょっとしたら子供の給食用のモノなら探せば見つかるかもしれませんし、ネット販売をしているものもあります(昔では考えられないくらい高い)。

でも、「使い捨てマスク」が手に入らなくなった途端、「使い捨てマスクは効果がない。マスクは不要」「使い捨てマスクは洗って使えば大丈夫」「ガーゼのマスクの手作りの仕方」という番組や記事がでてくるもを見ると、「ご都合主義もよいところだ」と思わずにはいられません。

息子が赤ちゃんのころ、オシメカバーに貼りつける長方形の紙おむつをメリーズが作っていたのですが、そのマスク版(つまり、布製のカバーとしてのマスク、内側に取り換えできるガーゼやシート)なんて、開発してくれないですかね、どこか。

 

新型コロナウィルスの話を海外の友人達としているとき、体質の変化の話になりました。

私が、日本で花粉症やアトピーが騒がれるようになったのが90年代であること、川崎病やインフルエンザの死亡者数が増えだしたのが1990年中頃から、という話をしたとき、フィンランドの友人が、

In 1970 Finland had 7000 patients with diagnosed asthma. Today the number of asthma patients is 190.000.

と書いてきました。

やはり、新型コロナウィルスも、ウィルスや菌に弱くなった人間の方にも問題があるのではないか、と思います。

(後略)

 

マスクが一番必要な人は医療関係者等仕事で要する人を除けば、患者、高齢者や基礎疾患を持った人たち。
メールに書いた通り、病院にお見舞いに行く人も必要です。

トイレットペーパーも、ティッシュも、今日私が買い物に行ったときに、高齢の方たちもたくさん見かけました。

トイレットペーパーとティッシュを手押し車で買いに来たものの、かさばる荷物に難儀していた高齢女性。「もう眼が悪くて自転車に乗れないけど、自転車をおしてトイレットペーパーを買いに来た。」と言っていた高齢男性など。

今はインターネットでドラッグストアに配達を頼むことはできますが、彼らはインターネットを使わないだろうし、使えたところで手数料の問題、また、現状のドラックストアがトイレットペーパー一袋やティッシュだけを配達できるとも思えません。

トイレットペーパーやティッシュ不足は今だけで、地域によっては全く問題もないところもあるとは思います。

でも、「買い物難民の方たち、お店に来てもトイレットペーパー一袋も買えない人もでてきているのでは?」と考えて、今だけでもよい、近所で高齢者だけの世帯化、独居の高齢者がいたら、見かけた時は「トイレットペーパーもなかなか買えませんが、大丈夫ですか?」と声をかけてみてください。

(貼り付けたメールの末尾は、マスクとは関係のないことですが、本当にこの件をしっかり研究する人がでてきてほしいので、この部分も貼り付けました。)

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新型コロナウィルス-重症患者にありがたい治療用ワクチン・皮肉なことに製薬業界にとって都合がよいアウトブレイク

2020年02月28日 | 福祉・医療

日経バイオ
米国で新型コロナウイルスに対する世界初のワクチンの臨床試験を実施へhttps://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/02/26/06610/

「死ぬか生きるか」という場合の患者にとっては朗報かと思いますが、治療用ワクチンがこんなに早くできることに対することへの疑問が沸いてきます。

(新型コロナウィルスと似た症状になるRSVのワクチン開発は何年もかけているようなのに、新型コロナウィルス治療用ワクチンは早々に米、英、オーストラリア、中国、インド、イスラエル等のものがワクチン治験に入ろうとしているようです。)

パソコンのウィルスが業界の自作自演が疑われたりもします。おそらくそれはないのだろうとは思いますが、ただ、これは業界がやろうとすれば、できるわけです。

また、ワクチンは治験に時間とお金を費やしますが、緊急を要すれば、時間もお金も書けなくてワクチンを売り出すことができます。

これは理屈上で「できる」というだけで、さすがにそこまでは実世界ではない・・・と信じたいのですが。

こちら、2020年1月28日のニューヨークタイムズの記事と抜粋です。

New York Times (2020.1.28)
Researchers Are Racing to Make a Coronavirus Vaccine. Will It Help?
https://www.nytimes.com/2020/01/28/health/coronavirus-vaccine.html

With each new outbreak, scientists typically have to start from scratch. After the SARS outbreak in 2003, it took researchers about 20 months from the release of the viral genome to get a vaccine ready for human trials. By the time an epidemic caused by the Zika virus occurred in 2015, researchers had brought the timeline down to six months. Now, they hope the joint efforts will cut that time in half.

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新型コロナウィルス(Novel Coronavirus)とRSウィルス(Respiratory Syncytial Virus)

2020年02月26日 | 福祉・医療

新型コロナウィルス感染で重症化、亡くなる人には高齢者や基礎疾患を持った方が多いといいます。

むしろ、感染症状などは通常のコロナウィルスよりも、「RSウィルス」に近いものではないんですかね。

Y’s  Suare
感染対策情報レター
かぜ症候群の原因ウィルス

https://www.yoshida-pharm.com/2004/letter34/

抜粋:

Coronavirus

Coronavirus(コロナウイルス)はコロナウイルス科に属するRNA型ウイルスの総称で、エンベロープを有します。ライノウイルスと共にいわゆる鼻かぜ、つまり軽度のかぜ症候群、上気道感染の主な原因ウイルスですが、幼児において下気道感染をもたらす場合もあります。年間を通じてみられますが、冬季に多く発生します。ヒトの糞便からも検出され、ヒトは再感染を繰り返します1)2)。小児・新生児ICUに入院した新生児の11%がコロナウイルスに病院内で感染したとする報告もあります7)。感染症例に対しては標準予防策を基本としますが、小児においては接触予防策を考慮します6)。なおSARSの原因ウイルスであるSARS-associated coronavirus(SARS関連コロナウイルス)もコロナウイルス科に属します。

 

Respiratory syncytial virusとParainfluenza virus

Respiratory syncytial virus(RSウイルス)とParainfluenza virus(パラインフルエンザウイルス)はパラミクソウイルス科のRNA型ウイルスでエンベロープを有します。RSウイルスはニューモウイルス亜科、パラインフルエンザウイルスはパラインフルエンザウイルス亜科に分類されます。RSウイルスとパラインフルエンザウイルスは、どちらも市井における主なかぜ症候群の原因の一部として流行しており、また呼吸器感染症による入院の主な原因微生物でもあります1)2)8)。

RSウイルスは成人において通常軽度の上気道感染、かぜ症候群をもたらしますが、高齢者においては重症となる傾向があり、主に小児、特に乳児においてはしばしば細気管支炎、肺炎、気管気管支炎をもたらし時に死因ともなるため、重大な呼吸器系ウイルスのひとつと言えます。さらに慢性肺疾患患者や移植後の免疫不全患者においては高い死亡率と関連しています。

パラインフルエンザウイルスはRSウイルスほど重症化する頻度が高くありませんが、同様の呼吸器系疾患をもたらし、クループ症状をもたらす場合もあります1)2)8)。

RSウイルスは主に冬季に流行し、パラインフルエンザウイルスはほぼ年間を通じて見られますが冬季に多発します。多くのヒトが既に乳児の時にこれらのウイルスの初感染を経験していると言われますが、感染しても十分な免疫が成立しないため、成人になっても再感染を繰り返します。またそのことによりワクチンの開発も困難となっています1)2)8)。

小児病棟などにおけるRSウイルスの病院感染が古くから問題となっています9)。ことに未熟児・新生児~乳幼児期にかけてのRSウイルスによる細気管支炎は重篤化しやすくなります。特定のハイリスクグループの患児に関しては、RSウイルスによる呼吸器感染症の予防のために、RSウイルスのF蛋白に結合するモノクロナール抗体製剤であるパリビズマブ(商品名:シナジス)が処方される場合があります

10)。RSウイルスとパラインフルエンザウイルスは頻繁に接触感染することに注意が必要です。感染症例の鼻汁に含まれたこれらのウイルスは、感染症例の皮膚や衣服、おもちゃなどの物品や器具、それらに接触した手指においても感染性を保ち、それが眼や鼻に触れることで伝播すると言われています。

鼻汁を含む飛沫が直接眼や鼻に入る場合もあると思われますが、経口感染はまれと言われています。伝播したこれらのウイルスは鼻咽頭上皮で複製し、さらに気道へ広がり呼吸器感染症を成立させます8)11)。したがって小児や易感染患者において接触予防策を行うことが必要です6)。また飛沫予防策も考慮します12)。グローブ・ガウンの着用、手洗い、集団隔離によりRSウイルスによる病院感染の発生率が低下したという報告があります13)14)15)。

 

RSウィルスというのは初めて聞きました。高齢者等にとって危険とされている意味では新型コロナウィルスと同じであるのに、このウィルスの話を耳にしたことはありませんでした。

国立感染症研究所
高齢者のRSウイルス感染
https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2437-iasr/related-articles/related-articles-466/8476-466r03.html

抜粋:

成人の市中肺炎におけるRSV関連肺炎の中では, 高齢者が大半を占めると推察される1)。一方で, RSV感染が介護施設の高齢者の入院と死亡を増加させていたとの報告もある9)。高齢者でのRSV感染症の重症化の機序は明確ではないが, 最近, 基礎疾患が重症化に関与している可能性が示唆されている10)。Falseyらによる65歳以上の健常高齢者約600人, 在宅慢性心肺疾患患者約500人, 呼吸器疾患入院患者約1,400人の4年間の前方視研究によれば, 1シーズンに健常高齢者で3~7%, 慢性心肺疾患患者で4~10%, 入院患者で8~13%がRSVに罹患し, 在宅慢性心肺疾患患者では感染例の16%が入院を余儀なくされ, 一方, 健常高齢者では入院例はなかったという3)。特に慢性呼吸器疾患, 例えば慢性閉塞性肺疾患(COPD)・喘息, さらに慢性心疾患などが重症化の危険因子として示唆されている11,12)。特にCOPDは, わが国における死亡率の上位に位置し, 患者数も増加傾向にあるが, インフルエンザ等の呼吸器ウイルス感染とCOPDは互いの病態を 「増悪」 させることが知られており, RSV感染も例外ではない。COPDの急性増悪の68%程度にRSVが関わっているとの推定もある13,14)。また, RSVの無症候性の感染が安定期にあるCOPDの進行を加速させているとの報告もある15)


2本の記事共リンクから全文お読み下さい。

コロナウィルスで弱っているところで、RSウィルスにも同時感染することは、ありえないのでしょうか。
(もしくは逆のパターンも。)

追記:

乳幼児との病気としてのRSVはフィレンツェ大学やMeyer Children' Hospitalなどを中心としてイタリアで研究しているようですが(ワクチン・薬開発も?)、高齢者の感染は研究対象ではないのでしょうか。
RSVは高齢者や基礎疾患を持った人を殺すこともあるウィルスというのだから、このウィルスは対象者を絞ったバイオテロとしても使えるものではないのでしょうか。

MDPI
https://www.mdpi.com/2076-393X/8/1/15/htm

Article

Epidemiology of Respiratory Syncytial Virus-Related Hospitalization Over a 5-Year Period in Italy: Evaluation of Seasonality and Age Distribution Before Vaccine Introduction

Department of Health Sciences, University of Florence and Meyer Children’s Hospital, Viale Pieraccini 24, 50139 Florence, Italy

Received: 26 November 2019 / Accepted: 1 January 2020 / Published: 4 January 2020

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新型コロナウィルス-ヴェネツィアとヴァレーゼ、ヴェネツィアとトリノを結ぶ線上にある小さな自治体に感染者が多いのはなぜか?

2020年02月26日 | 福祉・医療

ドイツに駐在中の日本人の友人が、イタリアでコロナウィルス患者が急増していることを不思議に思っていたので、ちょっと調べてみました。

Harber Business Onlone (2020年2月26日)
COVID-19が猛威を振るうイタリア。感染経路にまつわる謎が話題に
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200226-00213677-hbolz-int

欧州の中でも、新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進んだことで、ヨーロッパで最も注目を集めているイタリア。既に感染者は200人を越え、25日時点では死者数は6名にのぼっている。

 そのイタリアで、感染経路にまつわるミステリーがイタリアで話題になっている。

最初に発病したのは38歳の多国籍企業役員のイタリア人マティアだった。高熱でロンバルディア州の都市コドニャの病院に入院して、検査の結果コロナウイルスに感染していることが判明し、彼が感染者第一号となった。COVID-19感染発覚の発表は21日だったが、彼は2月15日まで活発に活動していたという。そして、彼がコロナウイルスに感染していると判明した段階で妊娠している彼の夫人、ジョギングを一緒にしている友人のひとり、そしてその友人の父親にも感染させていたことが判明した。

 問題は感染経路である。誰が彼に感染させたのかという疑問が保健省の方で沸いた。そこで分かったのは、彼が2月1日に上海から戻って来た友人の一人と夕食を共にしたということが明らかになった。保健省では、この友人がコロナウイルスを最初にイタリアに持ち込んだ人物だと推定して隔離して検査を始めた。
 ところが、保健省のピエルパオロ・シレリ副大臣が2月22日に明らかにしたのは、コロナウイルスをイタリアに最初に持ち込んだと推定されていたこの人物が検査の結果陰性であると判明したのである。(参照:「RTVE」、「El Mundo」)

(後略)

イタリアの感染者は、

The local
MAP:Which parts of Italy are most affected by coronavirus outbreak
https://www.thelocal.it/20200225/map-which-parts-of-italy-are-affected-by-coronavirus-outbreak

によると、2月25日火曜日現在(※上記の記事はアップデートされていきますので数字等が変わります)の北部イタリア-ロンバルディア州の感染者240名/死亡者9、ピエモンテ州の感染者3名/死亡者0、ベネト州の感染者42名/死亡者1(←番最初の死亡者)、エミリアロマーニャ州感染者23名/死亡者0。

ロンバルディアの患者たちが集中しているのが、ヴァレーゼ市、コモ市、ベルガモ市、ピアチェンツァ市周辺の自治体。ベネト州はパドヴァ市付近。

In the region of Lombardy: Codogno; Castiglione d’Adda; Casalpusterlengo; Fombio; Maleo; Somaglia; Bertonico; Terranova dei Passerini; Castelgerundo; and San Fiorano.

In the region of Veneto: Vo’Euganeo.

上記自治体を少し抜き出して位置を調べてもましたが、患者がでている自治体は①ヴェネチアとヴァレーゼおよび②ベネツィアとトリノを真っすぐ結んだ二本の線上付近に集中しているようにも見えます。

いずれにしても、ロンバルディアとヴェネトの自治体は山の麓、山が近くのある所という共通点があるのが興味深いです。

また、この自治体を閉鎖する以前にもうこの町からミラノに通勤している人達も多かったはず。(閉鎖されている自治体ではありませんが、実は私のイタリア人の友人夫婦はコモに近い町からミラノに通勤しています。)

スイスで確認されたコロナウィルス感染者はミラノを訪れていた人もいるようです。

本当に必要なのは、小さな自治体閉鎖よりも、ミラノはじめとする大都市警戒ではないでしょうか?

なお、エミリアロマーニャ州の感染者がどの自治体ででてかわかりませんが、もし感染がボローニャ市から出るとイタリアの感染者はもっと増えるように思います。

(ウィルス感染の疑いがある人には、口腔よりも肛門のチェックの方が確かであるという医学者もいますが、それは今もされていないのでしょうか。)

追記:

イタリアの38歳の男性は、ユニリーバ・イタリアの研究開発員です。

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新型コロナウィルスのイタリアとスロベニアの友人のコメント・米国から広まったスペイン風邪のウィルス中国起源説 in Wikipedia

2020年02月25日 | 福祉・医療

イタリアのボローニャ近郊やトリノに住む友人達、スロベニアに住む友人達から、コロナウィルスの件でメールをくれました。   

イタリアの友人の1人はイベント中止(3月1日まえで)、公共の場所はガラガラ、スーパーの品物がなくなっていることなどを説明し、「私は普通の生活を送っているわ。人々は正気を失っているようだ」と書き、返事をくれた人達はこれに共感していました。

(もちろん、彼らとてコロナウィルスに対する警戒が必要とは思っています。)

スロベニアの友人は、日本の病院にダイヤモンドプリンセスの乗客二人が入院していることも教えてくれました。

その彼らに、

「このコロナウィルスのアウトブレイクで、1918年からのスペイン風邪を思いうかべる人も多いのではないかと思います。

(スペイン風邪はスペインから始まったわけではなく、米国から広まったといわれています。しかし、今英文のウィキペディアを観たら、「ウィルスは中国起源」のような意見が書いてあるのをみつけました。)

今の流行がスペイン風邪の様にならないとは誰にも分らないので、警戒することは必要であると思います。しかし同時にもう少し冷静になることも必要なのではないですかね。

私の家の近くの病院には、3名のダイヤモンドプリンセスからの患者さんが入院していると聞きましたが、国籍は不明。

スロベニア人の患者さんの可能性もありますね。
いずれにしても、彼ら、彼女らが早く回復することを願います。」

と返事をしました。

 

ところで、スペイン風邪についてですが、英文ウィキペディアには、

「スペイン風邪の流行で、中国は感染者/死者が少なかった。これは中国で先にこのウィルス感染が起こっていて、人々は免疫を得ていたからだ。このウィルスの始まりは中国」

というようなことが書きこまれているのには驚きました。

Wikipedia
Spain ful
https://en.wikipedia.org/wiki/Spanish_flu

抜粋:

One of the few regions of the world that were seemingly less affected by the 1918 flu pandemic was China, where there may have been a comparatively mild flu season in 1918 (although this is disputed, see #Less-affected areas). There were relatively few deaths from the flu in China compared to other regions of the world. This has led to speculation that the 1918 flu pandemic originated from the country of China itself. The relatively mild flu season and lower rates of flu mortality in China in 1918 may be explained due to the fact that the Chinese population had already possessed acquired immunity to the flu virus. Thus in 1918, China was spared from the worst ravages of the pandemic, due to the apparent greater resistance to the virus among the Chinese population compared to other regions of the world.

ウィキペディアは誰でも書き込めるし、この記述も一つの仮説であり、かならずしも間違いと言い切ることはできないです。

しかし、、そもそもアメリカ内の兵舎なり、米国で広がったというインフルエンザの名前を『スペイン風邪』と命名されたことからして、何か割り切れないものを感じます。

 

日本語版ウィキペディアはウィルス起源が中国とまでは書いてありませんが、アンダーラインの部分で、「ウィルスの起源は米国じゃないよ。」とにおわせてはいるようです。

(これから都合が悪い話は、「コンピューター解析ではこう」として塗り替えられていくようになるかもしれません。)

ウィキペディア
スペインかぜ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%8B%E3%81%9C

抜粋:

発生源は、1918年3月のアメリカ合衆国である。

カンザス州の小都市「ハスケル」が初の流行地域である。同州には当時、全米で2番目に大きいアメリカ陸軍基地(常時5万6千人の兵士が常駐)である「キャンプ・ファンストン」があり、ハスケルの一部の住民の出入りがあった。このキャンプ・ファンストンがインフルエンザウイルスの温床となり、アメリカ内外にインフルエンザ禍を拡大させた。最初の発症例は3月18日に同基地で確認され、その2週間後には、ジョージア州の「キャンプ・フォレスト」と「キャンプ・グリーンリーフ」でも集団感染が発生した。以後は、ひと春で、全米の36の主要駐屯地の内24か所で集団感染が確認された。さらには軍事施設に隣接する34都市でも犠牲者が急増した。これとは別に、デトロイトやサウスカロライナ州付近を発生源とする説もある。

その後同年6月頃、ブレスト、ボストン、シエラレオネなどでより毒性の強い感染爆発が始まった。

アメリカ疾病予防管理センター (CDC) によれば、既に1915年にインフルエンザと肺炎による死亡率が米国で増加しているが、発生源は依然不明としている。

新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会ではカナダの鴨のウイルスがイリノイ州の豚に感染したとの推定が委員から説明されている。近年のコンピューター解析によって、1918年型インフルエンザウイルスの前駆体が、1907年頃に発生したことが判明している。

追記:

イタリア在住で現在英国に帰省している友人もイタリアとスロベニアの友人達と同じ感想でした。「基本的な注意は必要だけど、冷静に」。

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新型コロナウィルス-スペインの友人(医療関係者)からのメール-2

2020年02月24日 | 福祉・医療

新型コロナウィルス-スペインの友人(医療関係者)からのメール-1

https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/0bed23318a17c923c54a00ccc89ac6bb

 の続きです。

 

再びスペインの歯科医の友人から届いたメールの抜粋ををはりつけます。

 

Yesterday I knew there are virus also in urine.
 
-Considering virus is transmitted in mocos and saliva, stool, urine and blood. So that, probably in sweat too (skin and hair).
 
-Considering virus can stay alive 9 days in a surface.
 
-Considering there has already been an asymptomatic person until 27 days of been infected.
 

Don't eat any not-cooked food (sushi, salads, all non-cooked vegetables...)
(寿司、サラダ、生野菜など火を通さないものを避ける)

-Don't drink any not-boiled water
(生水を避ける)

-Don't eat/drink in any bar, cafe or restaurant
(バー、カフェ、レストランなどでの飲食を避ける)

-Don't go to crowded places (malls, big shops, any public transport, spectacles, museums, churches...)

(混雑した場所を避ける)

-Everyday clean with bleach kitchen and bathroom. Specially the white porcelain elements.

(キッチンやバスルーム(お風呂、トイレ)の毎日の徹底した掃除と除菌。特に陶器は注意。)

-Close with plugs all drains in kitchen and bathrooms, open them only after using and then close again. Close with duct tape the small holes in porcelain elements.

(キッチンやバスルームの排水口を使用時以外は閉める)-Don't use any public bathroom. Go out always with a alcoholic solution for an emergency (if you need to enter a public place you can clean with it once you have entirely leave the public place)

(公共のトイレの使用を避ける。使用を避けられない時の為にアルコール除菌を携帯する。)

 

彼女と私(と米国人の友人の)の新型コロナウィルス流行に対する受取rり方は温度差がありますが、新型コロナウィルスに限らず、感染症予防としては、マスクや手洗いだけでなく、以上は有効ではあると思います。

NYの友人は

”I would say there is some concern here in the larger cities.  Especially those with a large Chinese community who may have either gone home to China or had Chinese relatives come to visit.
 
But even in New York City where there are large Chinese communities and tourists I haven't noticed too much panic. For example the regular influenza has been attributed to 14,000 deaths in the US this year. Far more than the coronavirus. ”
 
と言い、私はこう思っています。(NYの友人も私も医療関係者ではありませんから、参考にしないでください。)

①重傷者、死亡者が増えているとはいえ、新型コロナウィルスはエボラ出血熱のような病気まではいかないので、現在のこの感染症に対する動きは若干ヒステリックに見える。
(今後もおそらくこうした新型ウィルスは感染するが、その都度こうした騒ぎ方をするのか、疑問。)

②高齢者や乳幼児だけでない人間が、環境、ストレス、それに加えワクチン接種する機会やステロイド等により免疫システムが不全な人が増えているための結果が今。

③「1000人を無作為に選び、新型コロナウィルス検査をしたら、陽性の人は多いだろう」というようなツイートを観ましたが、私もそう思います。

不幸にしてコロナウィルス感染で亡くなった人がいる一方、発症しないでも新型コロナウィルスの抗体を得て行っている人もいる。

ある意味新型コロナウィルスはインフルエンザに近いものがあり、症状がある人だけを隔離しても感染が急激に減ることはなく、自然に収まるのを待つしか手立てがない。

④ 本当は、新型ウィルスが出た時に大騒ぎをするだけで、医学が発展し、衛生面も栄養面も優れた現代にこのような病気が脅威になったのかを考え、その原因を解明して取り除くような努力がないのが不思議。
「地球温暖化」と同じことが、なぜ「医療」ではできないのでしょうか。

追記:

我が家の近くに大きな病院がありますが、ここの病院でもダイアモンド・プリンセスからの患者が入院しています。夫がたまたま先日この病院に行きましたが、そのころはもう患者さんは入院していたかと思います。

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新型コロナウィルスとアビガン(Avigan)-共同通信英語版の記事が長い理由は・・・

2020年02月22日 | 福祉・医療

共同通信(2020月2月22日)
アビガンの投与開始
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-00000122-kyodonews-soci

加藤厚労相によると、新型コロナウイルス肺炎患者に対して新型インフルエンザ治療薬「アビガン」を22日に投与した。国内2医療機関で準備をしていたという。

英語版共同通信2月22日の記事(上記記事より若干時間が前の記事だと思いますが。)

Japan mulls using anti-flu drug Avigan to treat coronavirus.
https://english.kyodonews.net/news/2020/02/2c6b2edd85fe-breaking-news-japan-mulls-using-anti-flu-drug-avigan-to-treat-coronavirus.html

Japan is considering using Avigan, an anti-influenza medication developed by a Fujifilm Holdings Corp. group company, to treat patients of the new coronavirus, health minister Katsunobu Kato said Saturday.

"We will do everything we can," said Kato in a TV program as he indicated the possible use of what is also known as Favipiravir, although he noted there is no established treatment for COVID-19 yet.

"We hear from overseas that some (drugs) among those that have been used against influenza may be useful," he said.

Kato told reporters his ministry will check how effective flu drugs are in fighting the disease and, if necessary, make it possible for many medical institutions to use them in treating patients.

He also said the government will disclose its basic policy on how to deal with the outbreak of the virus, possibly Tuesday.

The policy will be based on one that Japan already has in place for a novel influenza, according to government officials.

Avigan, developed by Fujifilm Toyama Chemical Co., has been manufactured and stocked in Japan as an anti-influenza drug, but it is hoped that it can help treat other diseases, including Ebola, as well as a tick-borne illness.

As some studies have pointed to the possibility of it causing fetal abnormalities in animals, pregnant women cannot use the medication.

So far, about 750 people have tested positive for the pneumonia-causing coronavirus in Japan. But, most of the people infected with the virus, which has spread from the central Chinese city of Wuhan, are passengers and crew of the quarantined Diamond Princess cruise ship docked in Yokohama, near Tokyo.

この記事の長さの違いはなんでしょう?
思わず本文もすべてコピペさせてもらってしまいましたが、加藤厚労相が、富士フィルムのセールスマンのような印象を受けてしまいます。

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新型コロナウィルスと沖縄県立中部病院・新型コロナウィルスをチャンスとばかり利用する兼業医師達

2020年02月22日 | 福祉・医療

肺炎球菌ワクチン接種を勧める声があるというツイートを観ましたが、本当でしょうか?

肺炎球菌ワクチンはファイザーと沖縄大学(沖縄県立中部病院も関係か。村中氏の本名だった、中村理子医師という人が同病院の小児科に所属していたようでもありますが、同姓同名の別人でしょうか?)で行っていて、その論文を村中璃子氏が書いていたということを、あるブログ(『葉月のブログ』さんの記事だったかもしれません。池田修一さんに告訴された村中璃子氏の住所がわからずに、村中氏に訴状を届けられなかった時くらいの記事)を読んだことがあります。

ウィキペディア、村中璃子氏
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%AD%E7%92%83%E5%AD%90

には、以下の記述が。

日本に帰国後、小児用肺炎球菌ワクチンを取り扱う外資系製薬会社のディレクターとして2年間勤務、肺炎球菌の疫学調査に従事する。発症率を見る疫学調査を、沖縄県と北海道で実施し、調査結果を学術論文にまとめ、同社退職後に学会や専門誌で発表。この調査研究は厚生労働省の班研究に引き継がれ、ワクチンは日本に導入され、定期接種にも定められている。

沖縄県立中部病院は、先日のお騒がせ岩田健太郎氏が研修をした病院であり、https://www.med.or.jp/doctor-ase/vol3/3page_06.html

岩田氏をダイヤモンド・プリンセスに入れ、後に岩田氏批判をした高山義浩氏は沖縄県立中部病院の医師でフリーライター(村中璃子氏もフリーライター。岩田健太郎氏は医師で作家)。

ハフポスト
高山義浩氏
https://www.huffingtonpost.jp/author/yoshihiro-takayama/

福岡県生まれ。東京大学医学部保健学科卒業後、フリーライターとして世界の貧困と紛争をテーマに取材を重ねる。山口大学医学部医学科卒業後、国立病院九州医療センター、九州大学病院、佐久総合病院、厚生労働省などを経て、現在は沖縄県立中部病院において感染症診療に従事。また、同院に地域ケア科を立ち上げ、在宅緩和ケアに取り組んでいる。日本医師会総合政策研究機構非常勤研究員、沖縄県地域包括ケアシステム推進会議部会長。著書として、『アジアスケッチ 目撃される文明・宗教・民族』(白馬社、2001年)、『ホワイトボックス 病院医療の現場から』(産経新聞出版、2008年)、『地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる』(医学書院、2016年)など多数。

沖縄県立中部病院はハワイ大学とも提携=米国の医療機関とも繋がる病院。

ダイヤモンド・プリンセスのコロナウィルス感染者は那覇ですでに感染していたような記事もちらりと見ましたが(真実かどうかはわかりません)、もしそれが本当であれば、感染症に強い沖縄県立中部病院がある沖縄で患者なり船なりを隔離しなかったことは大変奇妙。

(岩田健太郎氏の新型コロナウィルス楽観論ふり剥いた後、下船1日前にダイヤモンド・プリンセスに乗り込み、危険を煽ったことも奇妙。)

新型コロナウィルスでは、久住英二氏と上昌広氏のナビタスクリニックが、

「新型コロナウィルスの相談を電話で5分間まで、3,000円で受け付ける」というご商売をしています。
もう取りやめましたかね?ナビタスクリニックの関連ページが開きません。)

※開きました

ナビタスクリニック
新型コロナウィルス-お知らせ
https://navitasclinic.jp/archives/5041

 

ナビタスクリニック新型コロナウィルス感染症オンライン相談(5分、3000円)開始!弱みに付け込む商売と批判
https://togetter.com/li/1471444

ビジネスマン、タレント、フリーライター、作家等の兼業医師は、本当に信用できるのですかね。

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新型コロナウィルス-スペインの友人からのメール-1

2020年02月21日 | 福祉・医療

スペインの友人(医療関係者)から警告として送られてきた記事のリンクとその翻訳(ほぼGoogle翻訳)です。

糞便からの感染の話はもう知られていると思いますが、念のため。

Tayler & Francis Oneline
Molecular and serological investigation of 2019-nCoV infected patients: implication of multiple shedding routes
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/22221751.2020.1729071

2019年12月、新型コロナウイルス(2019-nCoV)が中国の武漢で大流行を引き起こし、まもなく世界の他の地域に広がりました。 2019-nCoVは気道を介して伝播し、肺炎を誘発すると考えられていたため、この病気の確認には口腔スワブに基づく分子診断が使用されました。

同様に、患者は口腔スワブから2回陰性検出されると解放されます。しかし、多くのコロナウイルスは、腸に感染することにより、経口-糞便経路でも感染する可能性があります。

2019-nCoVに感染した患者が腸のような他の臓器にもウイルスを保有しているかどうかをテストする必要があります。このウイルスに感染した地元の病院の患者を調査しました。

肛門スワブおよび血液にも2019-nCoVが存在し、感染後期の口腔スワブ陽性よりも肛門スワブ陽性の方が多いことがわかりました。また、血清検査は検出陽性率を改善できるため、将来の疫学で使用する必要があることも示しました。私たちのレポートは、2019-nCoVが複数のルートを介して流される可能性があるという警告を提供します。

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花粉症とステロイド投与が当たり前になった1990年代半ば・PM25によりダメージを受けた肺+新型コロナウィルス=重症・死亡?

2020年02月20日 | 福祉・医療

2月18日に

一旦減っていたインフルエンザ死者数が上昇しだしたのも1990年代半ばhttps://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/9588f96a2cb18feb0a27280c085c32d4

を書きましたが、1990年代半ばというのは、花粉症やアトピーを訴える人が急増し、小さな子供から大人まで、ステロイドの塗り薬、点眼薬、点鼻薬、ステロイド注射を使う人が一機に増えた時期だったのではないか、とふと思いました。

2018年2月20日
花粉症やPM2.5が世間で話題になり始めたのは何年前から?

By 饒村曜氏(気象予報士)
https://news.yahoo.co.jp/byline/nyomurayo/20180220-00081798/

抜粋1:

当時は、今のように「スギ花粉」に絞った記事ではなく、ブタグサ、マツ、ネコヤナギ、ハンノキ、ニレ、ケヤキなど、いろいろな草木の花粉が疑われていましたが、それでも、「花粉症」の記事は年間1桁でした。

 平成に入ると、「花粉症」に悩む人が増えたせいか、年間40~50件の記事となり、その後、100件を超えるようになります。

 つまり、現代風土病とも言われる花粉症が言われだしたのは平成に入ってから、つまり今から約30年前からということもできるでしょう。

 平成17年(2005年)には記事の件数が373件と急増しています。これは、民間天気予報会社等が花粉の飛散に関する情報を細かく発表するようになったり、医療従事者が花粉症についての対処法などを提供するようになったことが背景にあります。加えて、前年の夏以降の気温の高い状態がスギ花粉の生育に大きく寄与し、スギ花粉の飛散量が各地で平年の約2倍で、過去10年では最多になると予想されたからと思います。

 大気中のスギ花粉とヒノキ花粉のデータを分析しているNPO法人・花粉情報協会によると、30年間でスギ花粉の量は1.4~2.7倍、ヒノキ花粉は1.8~4.1倍に増加しています。これは戦後すぐに植林されたスギやヒノキが、花粉を盛んに飛ばしはじめる時期(約30年)を迎えたための増加と考えられています。平成に入り、林野庁は花粉がほとんどでないスギの開発・植林を勧めているものの、まだ植林全体の1割程度に過ぎません。

花粉の増加に呼応するように花粉症患者は増え、平成10年(1998年)に5人に1人だった患者数は、平成20年(2008年)になると3人に1人まで急増しています。

ステロイドは、免疫力を低下させ、感染症にかかりやすくします。

(ステロイドを使わなくともアレルギー自体が大きなストレスとなり、やはり免疫力低下。)

 

インフルエンザや新型コロナウィルスの感染者と非感染者、「花粉症」「アレルギー」の関係はいかがなものでしょうか。

また、上記の記事には、PM2.5についても書いてあります。

抜粋2:

5年前から言われだしたPM2.5 

 私たちの目には見えませんが、大気中には数多くの塵が浮遊しています。その塵には、自然を起源とするものと、人の活動を起源とするものとがあります。大気中にある塵の約10%は、人間活動によって生じたものと考えられています。そうした人為起源の塵の中でも、近年話題となっているのが、「PM2.5」です。

 PM2.5とは、大気中に漂う粒子のうち、粒の大きさが2.5マイクロメーター(1マイクロメーターは1ミリの千分の1)以下の小さなものをいい、髪の毛(50~100マイクロメーター)や、スギ花粉(30~40マイクロメーター)よりもはるかに小さいものをさします。

 「PM2.5」は、大きさが2.5マイクロメートル以下というだけで、一定していませんが、多くは人為起源のものです。

 PM2.5が問題なのは、まさに2.5マイクロメートル以下というサイズそのものです。

 ヒトが大気中の塵を吸い込んだとき、その大きさが2.5マイクロメーター以上の粒子は鼻腔・咽喉までしか届きませんが、2.1~4.7マイクロメーターの粒子は肺胞まで届きます(図3)。肺胞に届いた微粒子は体外に排出されにくいため、ぜんそくや心臓疾患などを発症させることがあり、死亡リスクを高めます。

 

新型コロナウィルスに感染しても無症状だったり軽度だったりする人達がいる一方、死亡者がでたりしています。

重傷者とPM2.5の関係も調べてほしいです。

2013年のものですが-

サンケイbiz(2013年11月6日)
武漢の大気汚染が最も深刻に

https://www.sankeibiz.jp/compliance/news/131106/cpd1311060503005-n1.htm

抜粋:

北京放送によると、武漢市の大気質指数(大気汚染の程度を示す指標[AQI])が10月30日に422に達し、PM2.5の値は1立方メートル当たり383マイクログラムとなり、同市はPM2.5のデータを公表している74都市の中で大気の質が最も深刻な都市となった。武漢のPM10の値は1立方メートル当たり517マイクログラムで、大気汚染指数は「計測不能」となった。(RP=東京)

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新型コロナウィルスの見解が外れた岩田健太郎医師-ダイヤモンド・プリンセスに乗り込むタイミング

2020年02月19日 | 人物

毎日新聞社(2020年2月19日)
クルーズ船「乗船」の神戸大教授が対応批判 菅氏は「感染拡大防止を徹底」と反論
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200219-00000029-mai-pol

感染症対策に詳しい神戸大医学部の岩田健太郎教授が18日、政府の許可を得て、横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した経験として、船内の2次感染リスクの管理が不十分だったと指摘する動画を公開した。菅義偉官房長官は19日の記者会見で「感染拡大防止に徹底して取り組んできている」と反論したが、政府高官は「いろいろな指摘には謙虚に耳を傾けたい」と述べた。


 岩田氏の説明によると、厚生労働省の協力を得て、災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として18日に乗船した。18日夕方に下船後、動画投稿サイトで「ウイルスが全くない安全なグリーンゾーンと、ウイルスがいるかもしれない危ないレッドゾーンが、ぐちゃぐちゃになっていて、どこが危なくて、どこが危なくないのか全く区別がつかない」「熱のある方が自分の部屋から出て、歩いて医務室に行っている」「感染症のプロだったら、あんな環境に行ったら、ものすごく怖くてしょうがない」などと訴えた。

(後略)

岩田健太郎氏の2月5日のインタビューを記事にしたものは、ほとんど削除されているようですが、(なぜか)Buzzfeedの記事が残っていました。(もうじき消えると思いますが。)

岩田氏はかなり恥ずかしい人ですね。
もちろん状況は刻々と変わりますが、それを反省することもなく、「状況が変わったのだからしょうがない」的態度。

批判の声が上がったことから名誉を回復するように船に乗り込み「批判される前に批判」しているようにしか見えません。

政府のお粗末さとよい勝負。政府も講演しまくっている“岩田氏のような”専門家を、どうしてもっと早くダイヤモンド・プリンセスに送り込まなかったんでしょうか。

Buzfeed (2020年2月7日)
新型コロナウイルス、メディアは危険性を強調しすぎ? 専門家「日本の感染拡大予防策はおおむね成功」
新型コロナウイルスについて神戸大学教授で感染症の専門家、岩田健太郎医師が報道機関・ジャーナリスト向けの勉強会で語ったこととは。
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/coronavirus-dr-iwata

2月5日、新型コロナウイルスに関する報道機関・ジャーナリスト向けの勉強会がメディカルジャーナリズム勉強会とスローニュース株式会社の共催で開かれた。

新型コロナウイルスの現状をどう捉え、どう伝えていくべきなのか。

レクチャーを行ったのは神戸大学教授で感染症の専門家・岩田健太郎医師、聞き手を務めたのはメディカルジャーナリズム勉強会代表の市川衛さんだ。

この日、岩田医師はウイルスそのものの特徴ではなく、どれだけの医療にアクセスできるのかといった社会環境がそのウイルスの問題を左右することを強調した。

現状、手に入るデータから確実に言えることとはどのようなことか。

※岩田さんの発言は5日時点の情報に基づいています。

日本の感染拡大予防策は概ね成功している

(中略)

絶対にやってはならないのはリスクの過大評価です。リスクを過大に評価しすぎると、やらなくてもいいことをやってしまう。実際、今もアジア人お断りといったリスクを過大評価することによる誤った対応が見受けられています。

感染症はもともと存在する差別感情を正当化する道具にされることもある。パニックと差別に相乗りしないことが重要です。

(中略)

ーー感染を防ぐため、一般の人にはどのような対策ができるのでしょうか?

まず、新型コロナウイルスに感染することを予防するという目的では、マスクを着用することには全く意味がありません。むしろ、マスクが枯渇しつつある現状ではするべきではないと言えます。

マスクが潤沢にあるときは、着用しても良いかもしれません。でも、現在のような状態では、正当な理由がない場合には使うべきではないと思います。

アルコール消毒はやってもいいと思いますが、なぜそれが有効なのかという原則は理解しておいた方が良いかもしれません。

(中略)

「『新型肺炎』日本の対策は大間違い」は大間違い

(中略)

実リスクを見たときに、日本では一人の死亡者も出ていないことは事実です。重症者もいない。患者も数十人です。それにも関わらず、メディアは危険性を伝えすぎだと感じる節はあります。

一方で、毎年3000人の方が亡くなっている子宮頸がんについては、有効な手立てがあるにも関わらずほったらかしです。

新型コロナウイルスの報道に力を入れる一方で、恒常化したリスクには無関心というのはあまりにバランスが悪すぎると思います。

(後略)

追記:

岩田健太郎氏は、2004年に最上丈二というペンネームで『バイオテロと医師たち』という本を書いています。医師のヒーローものでしょうか。
彼のツイッターを見ていても、彼はちょっとナルシスト系が入っいるような印象があります。

でも、本当にかっこよいのは、「自分が間違ったときに、潔く間違いを認めて謝れる人」だと思うのですけどね。

追記2:

BBC
感染症の専門家、客船内の感染対策を批判 BBCが取材
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200219-61556982-bbcv-int

うーん、やはりスペシャリストというかナルシストのような・・。

追記3:

共同通信(2020年2月20日)
クルーズ船告発の動画削除 岩田氏「迷惑かけおわび」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00000017-kyodonews-soci

新型コロナウイルスの感染が広がったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に一時乗船して、船内のずさんな感染対策を動画投稿サイト「ユーチューブ」で告発した感染症専門医の岩田健太郎神戸大教授は20日朝、動画を削除した。

岩田氏は自身のツイッターで「動画は削除しました。ご迷惑をおかけした方には心よりおわび申し上げます」と述べた。さらに「これ以上この議論を続ける理由はなくなった」とした。

 動画は、クルーズ船内でウイルスに汚染された危険区域と安全な区域を区別せず、専門家も常駐させないなど「ものすごい悲惨な状態」などと指摘していた。

村中璃子氏のことを「嫉妬されている」と言った発言をしていた岩田氏は、村中璃子氏のように英国や米国の主要メディアに取り上げられただけでも、満足でしょう。

「村中璃子氏に対する嫉妬」を信じていた岩田健太郎氏・小畑峰太郎氏はいずこ
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ecdae790c5ca02880480b0e4a04b2cfc

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ユングとオカルト-現代の医学者や科学者とオカルト、「と学会」と「ASIOS」人脈

2020年02月19日 | 人物

前々回の記事、

魔女裁判が衰退した背景-錬金術とフリーメイソン
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/6a670b6f960b8c66ff0ffee4a3340c3b

では、ニュートンには魔女さながら(錬金術やオカルト研究、薬草探し、猫溺愛)の面があったことを書きました。

現在だと「オカルト研究する医師や科学者」というとうさん臭くみられると思いますが、19世紀後半から20世紀初頭、コナン・ドイル(彼が医師でもあったことは今日知りました)やユングなどオカルトに大変入れ込んだ人達が持てはやされ、ユングにいたっては、ジョン・ロックフェラーの四女が支援していたといいます。

ウィキペディア
アーサー・コナン・ドイル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%AB

抜粋:

一次大戦前から心霊主義に関心を持っていたが、戦中の相次ぐ身内の戦死・病死により、戦後には心霊主義への傾斜を一層強めた。晩年の活動はほぼすべて心霊主義活動に捧げられた。1925年にはチャレンジャー教授が心霊主義に目覚める『霧の国(英語版)』を発表した。

ウィキペディア
カール・グスタフ・ユング
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%B0

抜粋1:

ユングはその学位論文『いわゆるオカルト的現象の心理と病理』において、従妹ヘレーネ・プライスヴェルクを「霊媒」として開かれた「交霊会」を扱ったこと(ただしこの論文では神秘的要因ではなく精神の病理的状態に帰されている)、また錬金術や占星術、中国の易などに深くコミットしたことにより、オカルト主義的な傾向を見て取られ、また新異教主義的な人々からその預言者とみなされる傾向がある。これにはおそらく母方のプライスヴェルク家が霊能者の家系として著名だった出自も影響していると思われる。

抜粋2:

精神分析の運動から離れ一人研究を進め、1916年には石油王ジョン・ロックフェラーの四女イーディス・ロックフェラー・マコーミック(en, 1872年 - 1932年)の助力で「心理学クラブ」を設立して、分析心理学の確立に努める。

医師、科学者とオカルト-現在はどうかというと、たとえばフリーメイソンでもある高須克哉氏が名誉会員を務める「と学会」というものがあります。

ウィキペディア
と学会
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E5%AD%A6%E4%BC%9A

運営委員の皆神龍太郎氏は朝日の医学雑誌の副編集長。

会員には、桑満 おさむ氏(医師、五本木クリニック院長)なども。
(元会員に菊池誠氏も。2010年には会員120名。 )

皆神氏は、ASIOSの運営委員も務めていますが、

ウィキペディア
ASIOS
https://ja.wikipedia.org/wiki/ASIOS

そこには
ナカイサヤカ氏のお名前。

「と学会」も「ASIOS」も、反オカルトや超常現象というよりも、「オカルト・超常現象愛好研究同好会」というほうが正しそうですが、「HPVワクチン被害者叩き」「放射能を恐れる人達叩き」の方々のお名前が。

(自称ニセ医学バスターズの方々のツイートに「呪い」「呪縛」という言葉をよく使う方もいます。
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/55f319bd0e3c4be78bf66b0c0d20550c 

https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/785d2b01b90bf761166c1363eb13d8fc

 
アニメや漫画の影響もあってか、最近は自称リベラル系の若い人のSNSや記事でよく使われるようになっていますが、其れより少し前から・・・いい年をした大人が多用するものでしょうか?)

HPVワクチンに批判的だった高須克哉氏も最近転向しましたが、「ニセ医学バスターズ」およびその支援者たちには、SF好き、アニメファン、朝日、日経、読売の医学系コラム執筆者、オウム真理教と関係した人達・・・医師は当然医学と全く関係がない人達がいます。

(突如HPVワクチンの村中璃子氏の応援団となった翻訳家で作家の池田香代子氏の恩師であり彼女に影響を与えた人物の故種村季弘氏はが結ぶ縁で、「と学会」関係者の知人友人がいてもおかしくないですかね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%AE%E6%9D%91%E5%AD%A3%E5%BC%98

一見脈絡のなさそうな人達は、こうした‟趣味”で繋がっていたのでしょうか。

嘗てHPVワクチンに対して批判的な漫画をかき、最近突然HPVワクチン宣伝の漫画を描いた西原理恵子氏は、高須夫人なのわからないでもありませんが、なぜか「パタリロ」の作者魔夜峰雄氏までがナビタスクリニックの久住英二氏監修のHPVワクチン宣伝漫画本を出したといいます。

「フランス革命・サヴォイア・ユグノー」関連で調べてきて、漫画やアニメ界(もしかしたらゲームも?)のサブカルチャー系には、あるときから「魔女」「薔薇十字団」「錬金術」等19世紀末の一部のインテリたちが好んだような内容を扱うものが多いことに気が付きました。

魔夜氏はそれらに詳しいでしょうから、彼も「と学会」や「ASIOS」などの団体の人と繋がりがあってもおかしくないかもしれません。

薔薇十字団を扱った作品リストは下記ウィキペディアにリストアップされています。

ウィキペディア
薔薇十字団
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%96%94%E8%96%87%E5%8D%81%E5%AD%97%E5%9B%A3

追記:

ところで、先日のクイズ番組がどこの局のモノであったか覚えていないのですが、なんで「リリアス・アディ」などマニアックすぎる頭蓋骨を問題にだしたのでしょうか?
スペインのおばあちゃんにより猿にされた修復画の様話題になった「海外ニュース」を問題にするか、それこそ有名な人の頭蓋骨なら写真で見ることもあるのでまだよいとして、マニアしか答えられなさそうな問題は、対戦相手も、真面目に考える視聴者にも失礼。

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一旦減っていたインフルエンザ死者数が上昇しだしたのも1990年代半ば

2020年02月18日 | 福祉・医療

プレジデント
なんと1日50人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200218-00033053-president-soci

抜粋:

2016年1463人→2017年2569人→2018年3325人。ここ数年、インフルエンザで亡くなる人が増えている。2019年も1~9月の集計で、すでに3000人超。統計データ分析家の本川裕氏は、「怖いのは新型コロナウイルスだけではない」という。

(中略)

 長期傾向をたどると、1957年の「アジアかぜ」によるピーク7735人から、1970年代までインフルエンザ死亡者数は、おおむね減少傾向をたどり、1980年代~90年代前半は、1000人以下の少ないレベルに止まっていた。

 ところが、90年代後半から、大きく増加する年が目立つようになり、2010年以降は、増勢の傾向が認められる。気候変動、国際観光流動、高齢化、栄養状態、検査法など、どんな傾向的な変化と連動しているかどうか、気になるところである。

このプレジデントの記事には、厚生労働省の「インフルエンザの死亡数による推移表」があります。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200218-00033053-president-soci.view-001

この表からわかることは、

①1977年付近から1990年代前半くらいにかけて、死亡者が一番多かった年で802名。少なかった年で65名。

②1990年代後半から2018年にかけて、一番多い死亡者数は3325名、一番少ないときでも161名。

川崎病が増加し始めた年と、インフルエンザで死亡する人が再上昇し始めた年が共に1995年付近というのは、偶然なのでしょうか?

ワクチンと川崎病の関係
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/b96ba8d1c387092cee34cd61c49ff8c3

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