Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

「平和貢献」「普通の国に」と言うなら戦争支援ではなくまずは難民受け入れでは?

2015年09月10日 | 国際・政治

欧州、特にシリア難民については本当に胸が痛みます。 

(「第二次世界大戦前欧米諸国が見捨てたユダヤ難民」と「現代の難民」が重なる
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/4248e9914779ca7aea01075155bc6b02
  )

私は、日本が移民を大量に受け入れることは慎重にすべきだと思っていますが(受け入れ前に、彼らが住みやすい環境づくりが先(日本人の異文化理解の勉強も含む)、という意味で。)、戦争や内戦難民となると話は別。 

安倍政権は、「世界の平和貢献」と言いながら、「難民を作り出す戦争支援はしたいけど、難民は受け入れない」という態度。これはどう世界に説明するのでしょうか。 

保守系(親米)メディアのウェッジインフィニティにあったこんな記事(ただし書き手は毎日新聞記者)がありました。 

Wedge Infinity(2015年9月10日)
メルケルさん、重い扉を開いた先、見てますか?
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5347 

「「不届き者の難民」が含まれているのに、それを引き受けるメルケル首相は愚か」と言っているかのような事が書いてありますが、移民を受け入れない日本の国民の言葉としてどうなんでしょう。 

この記者の意見は「ホームレスは怠け者で働きたくない人がいるから助けなくてよい」というのと同じで、例外にかこつけて、自分達が支援も問題解決もしないことを正当化しているようで、私は「卑怯」だと感じます。

また、個人がどんな記事を書いても、報道機関がそれを取り上げるのも自由だと思いますが、「難民を受け入れない、受け入れ以外の解決案もでず」であれば、小さくなって何も言わないでいるのが普通の感覚だと私は思います。 

確かに、ナチスドイツがユダヤ迫害をしたのには、ドイツにユダヤ移民が周辺国に比べ圧倒的に多かった(ドイツはユダヤ人たちには比較的居心地がよかった)という面もあるので、難民・移民を膨大に一国が増やしてしまう事は、危険が伴うと思います。 

また、難民受け入れは難民を作り出す片棒を担いでいる国が率先してすべきであると思います。(ISILを間接的に(実質?)作りだしたアメリカ、サウジ、カタール、いずれも消極的。) 

しかし、日本はこのまま難民受け入れ要請を無視し続けるのが正しいとは私には思えません。 

前にも書いた通り、私は若い頃の仕事で中東と関係がある仕事をしていました。

日本にやってきた来客一団は、日本の風習を勉強してきたらしく、課員皆にお土産(高価なものではないです)を持ってきてくれたこともありました。 

接待の日本料理店で出された鍋料理用の紅葉おろしやタレを前菜と間違って口に入れてしまった人の話も同僚に聞きました。(辛かっただろうに、「おいしい」と一言何気ない顔で言ったそうです。) 

書類を届けに行って帰ろうとした私に、「日本人と話したい」といって秘書に呼び止めさせ、部屋でたわいのない話をさせた人もいました。 

彼らはいいわゆるエリート層の人たちでしたが、それだけに命を失ってしまった人もいるのではないかと思います。生きていても、今は難民になっている人達もいることでしょう。 

彼らのほとんどは、いくら中東だと言っても、自分達、国の未来がこんなことになるとは思っていなかったと思います。 

島国日本だって内戦や戦争で土地を離れざるを得ないことがなかったとしても、自然災害や原発事故のようなもので自分達が難民になる可能性だって非常にわずかであってもある、と気が付かされます。

想像力を。 

(「戦争・紛争難民は、武器産業国が作り出している」ということも想像(自覚?)しましょう。安倍政権は難民を受け入れないばかりか、武器輸出に意欲的です。)

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松阪市長選再出馬の竹上真人氏に思う

2015年09月09日 | 国際・政治

松阪市の山中光茂市長の辞任に伴い、10月4日に松阪市長選だそうですね。 

読売新聞 (2015年8月28日)
松阪市長選 2氏出馬表明
http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20150827-OYTNT50149.html 

山中光茂・松阪市長の辞職に伴う同市長選(9月27日告示、10月4日投開票)で、元民主党衆院議員の森本哲生氏(65)と元自民党県議の竹上真人氏(52)が27日、市役所で記者会見し、正式に出馬表明した。いずれも無所属で出馬する。 

(後略) 

私は別に松阪市民でないのですが、「元自民党県議」で、前回の市長選挙で落選した竹上真人氏が出馬をするということに疑問を持ちます。

竹上氏側が前回の選挙で何をしたのか・・・ 

松阪市長選で山中光茂氏に竹上真人氏が負けた理由
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cd91bfe0724472a7991e000022a63357 で紹介させてもらったインタビュー記事、 

日経ビジネス
元歌舞伎町のすご腕スカウトが挑む新しい行政
33歳で初当選、異能の市長が地方を変える(上) by浅野祐一氏
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130226/244224/?mlp
 

から山中氏のインタビュアーへの回答の抜粋をもう一度貼り付けると、 

「例えば、私が自分のアパートから出てくるところが盗撮され、その映像に「市の職員である愛人宅から出てくる」という趣旨のコメントを付けた動画がユーチューブに投稿されました。それから、普通のおじさんと並んで写っているようにしか見えない写真を、暴力団と付き合っている写真だとして流布されたのです。念のため警察にも確認してみると、「そんな暴力団関係者はいない」と言われました。 

 まだまだあります。市民ボランティアが作成、掲示してくれたポスター600枚が、ほぼ全て剥がされました。地域で予定されていた演説会の数時間前に、自治会長名をかたって「今日の演説会は中止になりました」と嘘を伝えるビラがまかれたこともありました。 

 企業に対する圧力もあったようです。ある建設会社は、「相手候補を応援しなければ取引を中止する。もう見積もりはお願いしない」という圧力を受けたと聞いています。逆にこれまで取引がなかった会社に対しては、「応援してくれれば見積もりを取ってあげる」と、アメをちらつかせる行為もあったそうです。 

 相手候補は、既存の政党や業界団体を巻き込んだ組織的な選挙戦を展開していました。自民党の石破幹事長や現職の大臣をはじめ、大物が続々と松阪に応援に駆けつけていました。国政の幹部クラスの人材が、たった1人の現職市長をつぶしにかかってきたのです。」 。

私は、先に書いた通り松阪市民でもない、また私は民主党支持者でもないので、森本哲生氏を応援したくて書いているわけではないです。 (この二人しか出馬しないとしたら、正直なところ私は松阪市民に同情します。)※梅本陽子さんという元市職員で山中派の42歳の女性が出馬を決めました。9月9日20時追記

ただ「前回悪どいことをしても罪に問われる事はもちろん、詫びることさえしない人(陣営)が、いけしゃーしゃーと・・・」といった不快感から書いています。

それにしても、前回の嫌がらせをしたのは「自民党関係者」であり、それで竹上氏が自民党と縁を切って「無所属出馬」となったのでしょうか。(そうであれば、竹上氏はそれをはっきり言った方がよいです。)

逆に全選挙時の嫌がらせは自民党関係者とは関係がなく竹上陣営がしたこととして、自民党が竹上氏の後援を断った、という線もあるでしょうが。

追記: 

実は先月20日くらいから上記のブログに「竹上真人」「竹上真人 松阪市長選」「竹上真人 出馬」等のいうキーワードでたどり着く人がいたとから、山中氏の退任を知り、竹上真人氏の出馬は予測していました。 

この検索を自分でもしてみると、記事はyahoo検索の1ページ目(竹上真人氏のHPより上)にずっと表示されていました。しかし今朝になって、これらのキーワードだけでは検索には引っかからないようになっているのに気が付きました。 (最後のページにいって、「検索結果をすべて表示」にすればでてくるものもあり。)

元々この記事は日経の記事を転載した部分がほとんどであったので、検索して1ページ目に出るべきものでもないと私は思っていました。しかし突然検索できなくなったりすると・・・yahooに苦情を言った人でもいたのでしょうかね。 

追記 2:

ブログに、個人名宛(この人のことは知りません)、無記名で、「山中氏が自分を口説いた。選挙に口出しするな」というコメントをいただきました。Gooブログはコメント修正出来ないので編集はできませんので、コメントは掲載しません。
なお、コメントを下さるのなら、プライベート暴露(これが本当か嘘か、いつの話かわかりません)ではなく、ブログに書いた竹上氏への疑問に答えてくださるほうが、彼の応援になるのではないかと思います。(9月25日追記)

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"Japan is xenophobic."と嘆く友人、そして新しい10代のイタリア人ペンフレンド

2015年09月08日 | 友人・知人

先日『外国人にとっての観光後進国日本』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/fa58206b1d201096a3a3488c02447a95
を書いたあと、外国人の友人達数人に「日本に旅行・居住していてのトラブルや問題を教えてください」と質問しました。 

この質問に答えてくれた1人(欧米系、日本好き)は、「大きな問題を感じたことはないけど」と言いながら、「日本人は外国人嫌い、とくにアジア系に対しての差別的である場面を見ることがある」「日本にいると自分がアウトサイダーだよく感じる」とコメントしてくれました。 

これは実は、私が1年前くらい前に知り合った、新潟に留学をした経験があるドイツ人青年も同じことを言っていました。そしてこのドイツ人青年自身が日本人の若者集団に侮蔑的な態度を取られた経験(公衆の面前での嫌がらせ)を受けたことも話してくれていたので、その話を上記の友人にしたところ、彼は、「実は僕の友人(その人がどこの国の人か、非白人かどうかは、彼は言及せず)も(外国人というだけで)顔を殴られる経験をしている。彼が偉かったのは、5回もパンチされながら、一度も殴り返さなかったことだ」と、悲しそうに話してくれました。

何処の国もこういう差別的だったり、野犬のような輩はいるのですが、大変残念な話です。 

さて話変わって- 

先日、イタリア人の10代後半の男の子R君から文通申込みを受けました。

昔から10代の文通申込みは断っていたのですが、今年知り合った20代の若者の外国人友人達が、下手な中高年よりににmature.

このR君のメールにも、やはり彼らからもらったメールと同じようなものを感じたので、「20代も10代もかわらないか」と、彼もペンフレンドに加わってもらうことにしました。 

ここで、現在メールを交わすことが多いペンパルについて整理します。 

アメリカ人ティムさん(40代後半、投資アナリスト)

イタリア人クラウディアさん(50代前半、主婦)

スペイン人ベゴーニャさん(50代前半、歯科医、芸術方面、日西友好関係のプロジェクトにもかかわる)

スロヴェニア人トマズさん(40代後半、自然保護関係の仕事)

スウェーデン人モーガン君(発音は本当はモルガンと呼ぶ方が近い)(20代後半、IT関係研究者)

アメリカ人D君(20代、福島の復興支援)

イタリア人R君(17歳、名門古典高校から進路に疑問を感じて調理学校に転校) 

上の人達と重複している人もいますが、フランス人のMさん以外は、今も時々メールをかわしています。(以下のリストも今回のリストも、メールが中心ではない外国人の友人の名前は除外してあります。) 

(新)素敵なペンプレンド達・海外文通をしてみては?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/94c4b89cb9b1ea12621be2d3195f3ec8

定期的ペンパルではないですが、今年はインドやネパールの友人もできました。

時間と話のネタがあれば、本当は欧米以外にも友人を増やしていけたらよいな・・・と思っています。

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国粋主義者の特徴?・ニューズウィークのパックンのコラム1

2015年09月07日 | Nationalism

先月から今日までの私のブログの閲覧数は1日800台から1200台PVです。 (Gooブログは検索エンジンの数もカウントするので、実際人に閲覧されるよりだいぶ大目の数。8月以降の訪問者数は大抵1日200弱。)

そして、8月のはじめに書いた記事、
『レッドクロス〜女たちの赤紙〜』を観て「日本軍の描き方がひどいという人の根拠は?」http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3cd4c1d5c21cd5924b042a94346fc886
が今でもずっと上位に入っています。 

検索ワードはすべて把握できるわけではないですが「レッドクロス 反日」で検索してくる人が、ドラマ放映から1か月以上たった今もいることには驚きます。
ドラマに感激した人が古いドラマをネットで検索するのは、これは理解できますが、嫌いなドラマに固執するのは、私には理解できません。 

仮に私が戦争美化論者で戦争美化のドラマをほめたたえたとして、極左の人でさえも、(それを放映したTV局に文句を言うかもしれませんが、)わざわざ個人のブログにコメントをしたり、放映後一か月たっても、私のブログにたどり着く労力を使う人はいないのではないでしょうか。 

「自分の意見・価値観と違うやつは許せない」とばかりに同調しない人に干渉するのは極右(国粋主義者として)の人に多いのでしょうか。まあ、普通国粋主義者は全体主義ですからね。 

さて、このパトリック・ハーランのコラム、これも、国粋主義者たちは反発するかもしれませんが、貼り付けます。

ニューズウィーク (2015年8月15日)
首相談話についても、アメリカ人なので語りません
http://www.newsweekjapan.jp/pakkun/2015/08/post-4.php
 

お待たせしました! 大好評の「むかつくアメリカ人シリーズ」第二弾!

 前回は憲法や安保法案をテーマにしたが、今回は首相談話を取り上げようと思っている。また微妙な話題だからまたお断りから:
 
 まず、覚えておいてほしいのは、僕は日本が大好きってこと!

 大人になってこの国を選び、日本に住んでいる。日本人女性と結婚し、日本人の子供が2人いる。そして、日本に骨をうずめる! 

 気持ちの大半は日本人だし、心から日本を愛している。自分でも驚きだが、日本での生活が僕の人生の半分を占める。 

 しかし、僕がアメリカ人であることも忘れてはならない。もちろん、過去の戦争の責任は日本単独のものではない。戦前も、戦時中も、戦後でさえアメリカは山ほど悪いことをしている。この後「お詫び」の話がでるけど、「まずはアメリカからどうぞ」と言われて当然だ。本当にひどかった(今もひどい)と思う。代表として心からお詫びします。 

(中略) 

そこで僕の出番だ! 謝るべきかどうかではなく、何故お詫びを求められ続けるかということだけについて話そう。 

 まず挙げられるのは「各国の政府は、内政が厳しいときに反日感情を煽り、国民の怒りの矛先を外に向けさせる作戦を取る」という説明。これは間違いない。その作戦自体は間違っていると思うけどね。やりすぎてだんだん効果が薄れているみたいだし。 

 その証拠として、反日感情を煽っている国々から来日する観光客数が年々増えていることがあるだろう。2015年上半期には、こうした国々からの来訪者も合わせ、史上最多の訪日外国人数を記録した。煽ることで増えるなんて皮肉なものだ。 

 でもそれだけではないだろう。もう1つの理由として、日本の「反省が伝わっていない可能性」も考えよう。もちろん、これまでに日本政府が謝ってきたのは事実。少なくとも村山首相、中曽根首相、細川首相、小泉首相、安倍首相が謝罪している。 

 しかし、各時代の首相が謝っている傍らで、他の政治家たちによる謝罪とは反対の意に捉えられる発言が目立つ。有名な例だと、中曽根内閣時代、藤尾正行文部大臣の韓国併合についての「韓国側にも責任がある」発言。竹下内閣時代、奥野誠亮国土庁長官の日中戦争についての「侵略の意図は無かった」発言。最近だと、「慰安婦制度は必要だった」という橋本徹大阪府知事(当時)のコメントがある。 

 行動も紛らわしく見える。5名の首相がおわびをしている一方で、靖国神社へ参拝している戦後の首相は14名。国会議員では数百人に上る。靖国神社は、世界のメディアでWar Shrine(戦争神社)と紹介されている。参拝される人の意図とは関係なく、世界が受ける印象は「お詫び」とは反するものになってしまう。 

 今回も謝罪の意をこめた総理談話を発表した翌日に、67名の国会議員が参拝をした。安倍総理は参拝しなかったが玉串料を収めた。こういうことは英語でmixed messageという。その行動により、残念ながら「お詫び」が印象に残らない結果となる。 

(中略) 

そして「意識」の他に、もう一つ理解につながるのが「知識」。

 僕がいつもびっくりすることだけど、日本の皆さんは、戦国時代にはとても詳しいのに70~100年前のことをあまり知らない方が多い。例えば、一番基礎的な質問:第2次大戦で日本の方は何人ぐらい亡くなっているのか。(もちろんこのコラムの読者は天才だから知っているはずだけど)答えられる方は以外と少ない。 

 正解は談話にも出た、300万人だ。では、中国ではどれぐらい亡くなっているでしょうか? これが答えられる人はほんの一握りでしょう。正解は1000万〜2000万人。歴史家によって計算法が違ったりするが、一番少ない数字でも日本の3倍以上にあたる。インドネシアでも日本と同じぐらいの300万人以上が死亡しているという。ベトナムでは100万~200万人。フィリピンでは50万人だ。 

 こんな悲惨な数字はほとんどの方の知識にない。敗戦国である日本が甚大な被害を受けたのは事実だが、これらの国々の被害も実に凄まじい。そしてこれらの国々は、日本を「敗戦国」というよりも「開戦国」として見ているのだ。 

 こういった知識を持つと、またお詫びを求められるときの理解度が変わってくるのではないかと思う。歴史認識は日本の皆さんにお任せします。僕が気にしているのは、認識ではなく意識と知識。その2つを胸にぜひ議論を続けてほしいし、次世代に意識と知識を受け継いでいっていただきたいと思う。僕も子供たちにそうしていくつもりだ。 

(後略) 

全文をリンクから読んでほしいです。
なお、パックンが冒頭で書いている「第一弾」はこちらです。 

ニューズウィーク(2015年7月31日)
安保法案については、アメリカ人なので語りません
http://www.newsweekjapan.jp/pakkun/2015/07/post-3.php

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1,053兆億円の借金を作った人達・日本を牛耳る一族の一代目、二代目、三代目・・・

2015年09月06日 | 人物

nozawa22さんという方のブログに面白いものがあったので、リンクを紹介させてもらいます。 

借金862兆円 日本崩壊 誰の責任 1
http://nozawa22.cocolog-nifty.com/nozawa22/2010/12/nozawa22-2.html

借金862兆円 日本崩壊 誰の責任 2
http://nozawa22.cocolog-nifty.com/nozawa22/2010/12/862-d777.html 

このブログは2010年に書かれています。2015年3月末の借金、1,053兆円超。

誰も責任をとらないばかりか、誰も借金を減らす気もありません。
(オリンピックもまた・・・・ですね。)

さて、借金の話とは関係ないのですが、上記の記事パート1のほうに、大蔵官僚大倉真隆氏(退官後は、国民金融公庫総裁、日本輸出入銀行(現在の国際協力銀行)総裁、横浜銀行頭取、東京金融先物取引所専任理事を歴任)が出てきて、写真も載っています。 

この方の苗字からも、大倉一族であるのは明らかであると思うのですが、写真、あまりに大倉一族の創始者の大倉喜八郎に似ていて驚きました。

ウィキペディア
大倉喜八郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%80%89%E5%96%9C%E5%85%AB%E9%83%8E 

翻訳家で作家であった、朝吹登水子(1917年生まれ)の戦前の軽井沢の様子を描いた本に、大倉家の子供の名前が出てきていたように思いますが、あれが真隆氏(1925年生まれ)のことだったのでしょうか。 

これは日本に限らずですが、国を左右する人達(政治家、実業家)は、敗戦を挟んでも、結局は明治維新以降変わらないのだな、とつくづく思います。 

余談ですが、武器商人の顔も持っていた実業家喜八郎と違って、彼の息子の喜七郎(もし本当に真隆氏が喜八郎の孫であれば、喜七郎氏は父親か叔父)はハイカラな文化人だった様子。(喜七郎はお顔も喜八郎とは似ていません。) 

ウィキペディア
大倉喜七郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%80%89%E5%96%9C%E4%B8%83%E9%83%8E ) 

この喜七郎については私は良く知らないので実際の人物像はわからないのですが、実業家・政治家共、冷徹だったり、なりふり構わぬところがある一代目の後には、文化的でリベラルな息子が時々見受けられることは、面白いな、と思います。

思いつくところでいえば、 

吉田茂の息子の吉田健一 (麻生太郎は吉田茂の娘の子)
ウィキペディア
吉田健一
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%81%A5%E4%B8%80_(%E8%8B%B1%E6%96%87%E5%AD%A6%E8%80%85)

 堤清二(辻井喬)
ウィキぺディア
堤清二
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%A4%E6%B8%85%E4%BA%8C 

陸奥宗光の息子の廣吉
陸奥イアン洋之助公式サイト
http://impc-younosuke.jp/ 

など。

廣吉以外は父親を反面教師にした面があったかと思います。

これと対照的に一代目の外孫(娘の子)の三代目には祖父を闇雲に英雄視したり、虎の威を借りる狐もでてきたりするのは、どうしてでしょうね。

参考: 

系図で観る近現代〜夢・感動・人間!〜
http://episode.kingendaikeizu.net/index.htm
http://episode.kingendaikeizu.net/#mokuzi (目次)

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高速鉄道計画見直しのインドネシア政府に乾杯!

2015年09月05日 | 国際・政治

ロイター(2015年9月3日)
インドネシア、高速鉄道計画見直し 日中の受注競争振り出しに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000004-reut-cn
 

インドネシア政府は3日、日本と中国が激しい受注争いを繰り広げていた高速鉄道計画について、計画を見直すことを明らかにした。高速ではなく、中速度の鉄道で十分と判断した。 

インドネシア政府は、日中に対して、中速鉄道の建設に向けて新たな計画を提示するよう要請した。
ダルミン・ナスティオン経済調整相が、記者団に対して述べた。

首都ジャカルタと南部バンドン間の150キロメートルを時速300キロ以上の高速鉄道で結ぶ計画だったが、ジョコ大統領が高速鉄道は必要なく、中速度の鉄道で十分と判断したという。

高速鉄道計画の規模は、50億ドル前後と見られていた。日本はインドネシアにとって第2位の投資国であり、中国はインドネシアの最大の貿易相手国。インドネシアは外交的に難しい判断を迫られている。

日中は先月、インドネシアに特使を派遣。両国ともインドネシア側に有利な内容に条件を変えるなど、激しい受注合戦を展開してきた。 

インドネシアは日中のどちらに肩入れするわけでもないのに、一方の高速鉄道に発注を決めることで、報道の上では日中競争に巻き込まれるのは確かだったでしょう。 

もちろん、高速鉄道から中速度の鉄道に変えたところで、日中がその仕事を争うことには変わりはないでしょうが、最新技術争いとは違うので、日中とも受注できたとしても、あまり自国のPRにもつながらない。 

日中競争のことは除外して考えても、インドネシア、冷静です。

「そんなハイスペックでなくても実は困らない機種を、「これが最新」「もうこれじゃなければ時代遅れ!」と店頭で進められ、安くはないローンを組んで手に入れる顧客」と違って、賢い選択をしました。 
(国際金融機関も「その国のためになる」と言って借金を負わせるのが今も得意です。一般国民が必要とするもの(井戸、トイレ等最低限もの)より、商売になるものを買わせる手助け。誠実な職員にそういうことに疑問を感じる人がいたとしても・・・。)

インドネシア政府は、自国の財政状態も考えての決断でもあったと思います。
日本政府もインドネシア政府から学んでほしいです。

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外国人にとっての観光後進国日本

2015年09月04日 | 異文化

インド人の知人が講演会を兼ねて一週間ほど日本を滞在するお手伝いをしています。

彼が当初、広島に行くことを考えていたため、広島のペンフレンドのサチエさんに情報提供をお願いし、助けていただきました。 

結局、彼は今回の行き先を京都に変えて広島にはいかなくなったのですが、今日サチエさんから頂いたメールに書かれていたこと、日本に来る外国人の友人達の相談に乗っている私としても、毎回同じことを思うので、貼り付けさせてもらいます。 

「先週昔親しくしていたドイツ人の友人からメールがあり、日本へ仕事の出張でしばらく滞在していたようですが、まずホテルの予約ができない(田舎なので英語でのサイトで部屋を取るのが難しかったようです)  結局仕事場から通うのに片道2時間も離れた場所のホテルへ泊まらなければいけないのだと言ってました。 私がサイトで調べると「じゃらん」など日本語のサイトでは充分まだ部屋が余っていたみたいでした。

何か困った事があったらメールをもらえれば手助けする事ができるとおもうよとメールしました。 

すると今度は次の仕事場から上海へ行くのにホテルのある場所から空港までのバスの予約が英語では取れないので私にお願いしたいとメールがありました。 

彼が頼んできたのが日付の変わった真夜中過ぎのメールだったので私がそれを見たのは彼がバスに乗る当日で、すでにネットでの予約は不可能になっていました。 

結局電話で予約を頼んだのですが、もちろん電話口の女性は英語はしゃべれないので外国人が自ら電話予約をするのは不可能なのです。

私が予約して彼と同僚の男性は無事バスで空港まで行けたのです。 

日本を旅行する場合ほんとに言葉の問題が大きいです。 特に地方へ行くと英語を話せる人はほとんどいない状態で、彼もその事について不平をもらしていました。 

あまりに話せない人ばっかりだったので「70年代に初めて日本へ来た時と何も変わっていない」と辛らつな言葉がメールに書かれていました。  

これからもっと多くの外国人の観光客をと言われていますが、受け入れ側である日本人の語学力の問題は深刻だと思います。」 

私がイタリア、フランス、ドイツ旅行に行くときに見る交通機関のサイトは英語バージョンが充実しています。
宿泊所も、田舎で小さい宿だと現地語のサイトしかないも当然ありますが、外国人が宿泊する可能性がありそうな宿では大抵HPには英語バージョンもあります。
市や観光局のサイトに関しても、英語のサイトがない方が少ないのではないかという印象です。 

これらと比べて特に気になるのが、日本の交通機関。

「10時に○○につく電車は」「○○にたどり着くにはどうやっていくか」
日本語ができないと、簡単にこれが調べられません。 
(JRの英語のサイトでは、まず何線に乗るのかを入力する必要がある。)

ドイツ国鉄などは、英語以外の言語対応をしているだけでなく、目的地につく地下鉄やバスも検索はできる、(これは陸続きだから可能ということもありますが)国際列車も同様。 

イタリア国鉄は言語対応の数では負けますが、英語はもちろんあるし、私が観ている限り、ドイツ国鉄より乗る電車の情報がわかりやすい。 

(フランス国鉄は上の二つには劣ると思います。 )

日本は「おもてなし」と言うなら、まずはここを何とかしなくてはならないと思うのですが、これは後進国並み。 

日本礼賛番組でインタビューを受ける外国人たち-非英語圏の人達も英語のうまい下手に関わらず高齢者以外は大抵しゃべります。
特別に国際畑の仕事をしているとか、外国人相手の仕事をしているとかでない人も、学生も。

(日本礼賛番組を喜んで観る人は、そんなことには気が付かないでしょうね。
サチエさんが言うように「日本人の語学力」の問題は大きいです。そしてそれより大きい問題は、「完璧な英語を話さないとはずかしい」という日本人の自意識過剰にもあるのではないか、と思います。 )

彼らはたとえ英語は苦手でも、英語の表示がたよりです。自分達が非英語圏に旅行したときのことを考えればわかることです。

日本へ来る外国人観光客のことを思うなら、Cool Japanのサイトを充実させたり、ドラえもんのようなボランティア向けのユニフォームを作る時間とお金があったら、まずは、交通機関の英語検索を充実させるべきではないかと思います。 

英語の検索ができないところは当然、英語での検索ができても、調べている外国人に鉄道の知識がないと調べられない方式であるのは問題です。

若者が作った外国人向けのサイト、MATCHA http://mcha.jp/ を見習ってほしいですね。
英語はもちろん、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語も作成しています。
まだまだ多言語対応しているページは不完全ですが、彼らは「外国人目線」を持ち続けて開発しています。

追記:

外国人でも日本語を片言でも勉強しているような日本好きの外国人には、HPの英語バージョンの不足、日本で英語表記が少なかったり、英語があまり通じないことよりも、「日本の駅などでエレベーターが少ない」といった設備に関しての不満の方が多いかもしれません。
それに対しビジネスで日本に来る外国人や、特別な日本びいきというわけではない外国人観光客には、「主要先進国に名を連ね、海外でビジネスを展開している日本がどうして?」と、言語による不満が大きくなるのではないか、と思います。

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NTTコミュニケーションズからのお知らせメール-「偽善」どころか「顧客を見下す文面」

2015年09月03日 | 生活・日常

以前
「日本語でも大丈夫です」と外国人に言う若者、偽善的サービス
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/0a34c45f5ecbaf4b9a9b9703333c54b8
に 

数年前、使っているauが利用、支払明細書の郵送を取りやめたときも、「皆様のために」「環境のために」と説明。CMでも散々言っていました。 

しかし、明細書の郵送を望む人は、100円+税金を払うことになったので、実質値上げ。そして、これはauの経費削減にもなるための廃止で、本来、顧客に詫びるべき内容。 

なのに、顧客に「皆様のために」と言う。
(最近ドコモも同じように郵送を取りやめたようですが、さすがにCMで、「恩つけがましく」説明したりはしていませんでしたね。)

と書きました。 

今日届いたNTTコミュニケーションズからのお知らせメールは、この上を行く、上から目線偽善案内: 

平素より、NTTコミュニケーションズをご利用いただきありがとうございます。

 OCNサービスにつきましては、「料金請求書」、「料金口座振替のお知らせ」の郵
送をご希望の場合は、発行手数料をご負担いただいております。
 このたび、森林保護やCO2削減など地球環境保護の観点から、ペーパレスによる
インターネット料金案内をさらに促進するため、2015年10月ご請求分より発行手
数料の改定を行います。

◆[料金請求書の発行手数料改定]

 <変更前> 108円(税込)/請求 
 <変更後> 162円(税込)/請求」 

これって「森林保護やCO2削減など地球環境保護の観点から、ペーパーレスによるインターネット料金案内をさらに促進するため」じゃなくて、単純に自己都合(「経費削減、値上げ、システム変更」)で、なのではないでしょうか。 

「発行手数料の改定を行います。」ではなく、本来は「〜改定させてもらいます。」でしょう。 

それにしてもこれはNTTコミュニケーションズに限らずですが、「森林保護やCO2削減」と言う割りには皆ダイレクトメールやチラシに無頓着。まずはそれらを無くしてから「森林保護やCO2削減」というべきではないか、と思います。 

(ついでに、夜遅くにもかかってくるNTT東日本のしつこい電話、これこそ無駄。オマケにほとんどの顧客には迷惑以外のなにものでもないんですから、止めてほしい。) 

「お客様は神様です」ではなくてもよいので、企業(特に公共性がある企業)には「謙虚さ」と「誠実さ」を求めたいものです。

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マフィアのボスが日本を脅迫しているようなビデオ

2015年09月03日 | 国際・政治

 TBS (2015年9月3日)
“日本を操る男”が見る安保審議
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150903-00000001-jnn-int

「アメリカの言いなり」ではなく、正しくは、「米共和党タカ派の言いなり」ですね。米民主党にはごくたまに反抗的な態度をとることがあった安倍政権、米共和党には言いなりですね。 

ドラえもんののび太でさえ、ジャイアンに刃向うことがあったのに、日本政府版リアルのび太(安倍首相)は従順です。

それにしてもアーミテージ自身はジャイアンというよりマフィアのボスという感じです・・・。

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オリンピックエンブレム問題-メンツに拘りすぎて敵を作る人達の一例

2015年09月02日 | 国際・政治

素直に非を認めるべきだったのに・・・後悔先に立たず。 

ハフィントンポスト(2015年9月2日)
【エンブレム撤回】ベルギーのデザイナー、訴訟を継続 「理由が唐突で不明確だ」
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/01/olivier-debie-continue-lawsuit_n_8074566.html?utm_hp_ref=japan
 

佐野氏も組織委員会も、サンリオ社から学ぶべきことがあったようですね。 

ベルギー人デザイナーを非難してまで"彼ら”が佐野研二郎氏を擁護する理由は・サンリオ社の反省http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/bead2551b740f4c7bdb8dcc0f2832a6e 

なお、ベルギーのリエージュ劇場ですが、日本で「田舎の小さな劇場」扱いですが、これはベルギー国王が創立したものです。 

ウィキペディア
リエージュ劇場
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%E5%8A%87%E5%A0%B4 

ベルギー王室はこの問題に口を挟むことはしないと思いますが、上記ウィキぺデイアによると、 

リエージュ劇場は公共性の高い劇場であるため商標登録などとは無縁であり、今回も商標権をめぐる裁判ではない。(出典:日本経済新聞2015年8月14日)リエージュ劇場側の弁護士は、ベルギー王国とルクセンブルクの知財権法の制定にもかかわり、ベルギー経済省知的財産・著作権会議の元メンバーであり、法律家著作権ABDA(現在ABA)ベルギー協会会長のアラン・ベレンブーム氏(ベルギー自由大学教授)である。さらにベレンブーム氏はIOCの本部があるスイスでも提訴を行う用意をしている。 

とのことだそうです。 

日本がエンブレムを取り下げた事でリエージュ劇場の方は訴えを取り下げ、訴えるのはデザイナーのドビ氏だけになるのかもしれません。そうすると弁護士はリエージュ劇場専属の弁護士ではなくなる可能性もあるでしょう。 

しかし、この裁判の結果はどうあれ、「自分のメンツに異様に拘り、自己弁護ばかり、オマケに逆切れして居丈高になるのが結果的に大きな代償を払うことになる」ということ、佐野氏も組織委員会も、そしてついでにいうと“現政権”も、頭に叩き込んでほしいものです。 

裁判費用はポケットマネーでどうぞ。
国民を巻き込まないでください。(=税金を使わないでください。)

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「東大話法」と佐野研二郎氏

2015年09月02日 | 雑感

幸か不幸か(?)、私の友人知人には「国立大、早慶クラスの私大出身者で、勤務先・元勤務先についても「エリート」といえる人達」がいます。 

この中で私が尊敬している人達は、世間で言われるエリート像と違って人間味あふれ、社会や弱者にも関心を持ち、一種の『ノブレス・オブリージュ』の精神も持った人達。 

しかし一方、人間味はあれど、自己中心的で、「東大話法」を無意識に展開する人もわずかにいます。

ウィキペディア

東大話法
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E8%A9%B1%E6%B3%95 

こういう人達は自分にミスを認めず、論点をずらしたりして相手に問題があるかのように話し、辻褄が合わないことでも平気で言います。 

相手を怒らせることをしても同様なことをするのでかえって拗らせ、揚句、
「事ここに至ったころは残念かつ申し訳なく思います。」
なんて言ったりします。 

傍観者的、難しい言い回しを使う、そして彼らは「(正当なことを言っている方が)自分を理解しようとしないだけ、自分を不当に扱っている」という論法がお得意。当然責任もとらないですませるので、懲りもせず同じことも繰り返す。 

今回、オリンピックエンブレム問題で、佐野研二郎氏の以下の記事で、
「またしても「東大話法」だ」
「佐野氏だけでなく、このエンブレムをゴリ押ししてきた輩も(ついでに言うなら、その前の競技場のゴリ押しした件も合わせて)、おかしな言い訳。誰も責任を取らない」
と、呆れてしまいました。 

(佐野研二郎氏も競技場の問題で脚光を浴びた安藤忠雄氏も、学歴上は「エリート」ではありません。ですので彼らは付き合う人達に感化されたのか、それとも「東大話法」とは高学歴云々ではなく、単に「ナルシスト」や「中身がない政治家のような人」特有の話法なのか。)

産経新聞(2015年9月1日)
五輪エンブレム見直し 佐野氏「人間として耐えられない」 疑惑改めて否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150901-00000568-san-soci
 

この「東大話法」というものは、アメリカにもあるのかどうか、アメリカのティムさんに聞いてみましょう。

追記:
佐野氏のオリンピックエンブレムについては、「彼の作品を取り下げずにきた上、ベルギー人デザイナーに対して逆切れまでした組織委員会の責任」の方が、私には重いように思えます。

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