Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

東海村臨界事故の被害者も研究対象だったのでは?・その後の放医研、そして前川和彦医師

2018年09月13日 | 原発・核・311

活断層がなくても怖い泊原発・1999年東海村臨界事故の被害者は
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cd6fc669c7236beb02bb99515c0773b9
 

で紹介させてもらった、NHKドキュメンターの書き起こし記事の後半を。 

ブログ「風の谷」
NHKスペシャル 被曝治療83日間の記録 〜東海村臨界事故〜 (2001年)
https://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/a4ff2290232f8573e9d639dda089c729
  

(前略) 

被曝59日目 

この日、前川医師はいつも通り午前7時ごろ回診を始めました。その直後、モニターを見た前川医師が大内さんの病室に駆け込みました。

心臓が突然停止したのです。  

前川医師「これはまずいってことで、急いで大内さんの治療室、部屋に入って、そこまで行きますとすぐに心臓、心肺蘇生って言うんですけども、心臓マッサージをはじめるんですが・・・」  

大内さんの心臓は、いったん動き始めたものの再び停止、再開と停止を3度繰り返しました。分刻みで心臓マッサージと強心剤の投与が行われました。  

前川医師「何が起こったんだろうということもちょっとわからなかったですし、心臓もどってくれっていうことを念じて、マッサージをしたりみんなの手配をしたりして、全員集合したんですけど・・」  

1時間ほどして、大内さんの心臓は自らの力で、再び鼓動を始めました。 

看護師「やっぱり戻った時は、ほっとしました・・・本当にその時は何も考えられなくて 一生懸命戻って欲しいってと思うことばっかりだったんで・・・戻った瞬間は大内さんが戻ってくれたと思ってほっとしました」 

しかし、心臓が一時的に止まったことによって、脳、腎臓など全身の臓器が深刻な影響を受けました。大内さんの症状が急速に悪化していきました。 

大内さんは家族の呼びかけにも応えなくなりました。機械と薬に支えられて生きていました。  

前川医師「自分自身はもちろん長い経過の中でとくに終わりの方にいたっては、もう治療やめたほうがいいんじゃないかなと思ったと思います。 しかしなんといっても大内さんの場合、ご家族の方々が最後の最後まで希望を捨てられなかったというのが、私たちを支えてくれた一番大きな原動力となったと思います・・・」

面会に訪れた家族の言葉です。 

母は息子の名前を呼びかけました・・  「頑張ってね」
父は耳元で語りかけました・・     「最後まで頑張るんだ」  

(中略) 

前川医師「今回のことで感じるのは、やっぱり、人間の作ったものは、一歩間違うととんでもないことになるなと、そのとんでもないこともほんとに我々一介の医師がなんともしようがないと、たとえどんな最新の技術や機器を持ってしても、とってもとっても太刀打ちできない破滅的な影響をもたらすんだなということは実感しました・・・」  

大内さんとの出会いは、前川医師にとって大きな転機になりました。

この春、前川医師は定年を迎え、病院を去りました。これからは被曝治療の体制づくりに取り組もうと決意しています。  

「逝ってしまった人たちは戻ってくることはありません。逝ってしまった人たちに今度はありません。」 

前川医師の元に届いた大内さんの奥さんからの手紙です。  

「とても悲観的な考えなのかもしれませんが、原子力というものにどうしてもかかわらなければならない環境にある以上、また同じような事故が起きるのではないでしょうか。しょせん人間のすることだから、という不信感は消えません。それならば原子力に携わる人たちが、自分たち自身を守ることができないのならば、むしろ主人たちが命を削りながら教えていった医療の分野でこそ、同じような不幸な犠牲者を今度こそ救ってあげられるよう祈ってやみません・・・」  

もし、私の夫、息子が、大内さんと同じ状態であって、助かる見込みもないのであれば、私は安楽死をする方を間違いなく選びます。
多分、多くの方がそうするのではないかと思います。 

助からない命といわれても、それで少しでも希望があるのであれば、治療を続けることを願うと思いますが、大内さんの場合は違いました。 

この事故のあと、前川医師はご家族に「助かる見込みはない」「日に日に悪化する」ことを告げたのでしょうか? 

ご家族はそれを知った上で、「延命」を望んだのでしょうか。 

この東海村臨界事故の死亡者は二人、重傷者は一人。被曝者は600名以上といわれていますが、少なくとも死亡者、重傷者は現地の総合病院から放医研に運ばれて、外の病院に移されたようですし、実質東海村と近辺住民の健康データも集められたようでもあります。

この事故後、放医研は独立行政法人化。 

アンダーライン部分のようなことを言っていた、前川医師は、原発御用学者とまでささやかれるほどわれるようになっています。 

goya wiki
前川和彦氏
https://www50.atwiki.jp/goyo/pages/756.html 

抜粋: 

「日本財団主催のシンポジウム「福島原発事故“誰にでもわかる”現状と今後」(4月5日)で
講師を務めた放射線災害医療の権威・東大の前川和彦名誉教授は
「今のレベルで一般住民が健康被害を受けることはまずない」とした上で
「原子力発電を続けるしかあるまい」と私見を述べた。
「戦争直後のレベルの電力供給で日本人が我慢できるなら別ですが」」 

「前川和彦は完全御用になってるよw
低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループのメンバーで
児玉さんをねじ伏せようと必死でかなり引いた。
動画があるだろうから見てみて。」

 参考: 

ウィキペディア
放射線医学総合研究所
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E7%B7%8F%E5%90%88%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80 

Radiation EmergencyMedical Assistant Team
東海村臨界事故への対応
http://www.nirs.qst.go.jp/rd/rem/remat/history/toukai.html 

東海村ウラン加工工場臨界事故に関する放医研報告書
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA50336062 

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活断層がなくても怖い泊原発・1999年東海村臨界事故の被害者は

2018年09月11日 | 原発・核・311

リテラ
北海道地震にかこつけホリエモンらが「泊原発を再稼働させろ」の大合唱!
でも泊原発下には活断層も
http://lite-ra.com/2018/09/post-4235.html 

活断層の問題がなくとも泊原発は・・・
ホリエモンたちは、「プルト君」という動画をつくるような北電
を信用しているのでしょうかね。 

(↓動画が消される可能性がありますので、お早目にご覧ください) 

頼れる仲間
https://www.youtube.com/watch?v=WoAXpM94f2k

泊原発のデータ改ざん事件ももみ消されてままでしたか・・。 

藤原節男さんのケース-原発業界の“Responsibility”とは
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/207af2108faa0ce287d5990fc37f76fe
 

藤原節男氏の東京新聞の記事
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a68062598d622b6d8ad8d15535932376 

こちらは2001年の東海村臨界事故の被害者の治療の記録のNHKドキュメンタリ―を書き起こしてくださっているものです。 

北電の動画を見てからどうぞ。 

ブログ「風の谷」
NHKスペシャル 被曝治療83日間の記録 〜東海村臨界事故〜 (2001年)
https://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/a4ff2290232f8573e9d639dda089c729
 

東京大学附属病院救急部集中治療室。1年半前、ここで世界でも前例のない治療が行われました。およそ30年にわたり救急医療に携わってきた前川和彦さんです。

前川医師はそのときはじめて大量の放射線を浴びた被曝患者と出会いました。 

ニュース 「株式会社JCO東海発電所の被曝並びに事故につきまして3名が被曝をして・・・」 
東海村の核燃料加工施設で起きた臨界事故では、二人が大量の放射線を浴びて亡くなりました。

日本の原子力施設の事故ではじめての犠牲者となった大内久さん。浴びた放射線は、一般の人の年間許容量のおよそ2万倍にも達していました。

大内さんの治療を行った医療チームです。最新の医療技術をすべて投入し、未知の治療にのぞみました。  

(中略) 

東大病院 事故発生当日  

その日、救急医療が専門の前川医師のもとに事故発生の一報が届いたのは昼過ぎでした。

前川医師「東海村で何か起こったらしいということを聞いたもんですから、テレビを見まして、それで初めて東海村で何か大変なことが起こったということを知りました。最初ちょっとやっぱり、大変なことかなということをうかがわせたのは、放医研に運び込まれた時に、テレビのニュースなんか見ますと、放医研の人たちが完全に防護服を着て、防護マスクをして、搬入されてるっていうところを見たものですから、ひょっとするとかなりの汚染があるのかなということは疑いました」 

大量の放射線を浴びた大内さんは、最新の治療を受けるため東大病院に移されました。被曝医療の専門家グループで中心的な役割を果たしていた前川医師が医療チームのリーダーになりました。 

前川医師「大内さんが浴びられたと推定される線量っていうのは、これはもう致死的であるということは誰の目でも明らかだったと思います。とは言え、その時点で目の前にいらっしゃる大内さんは非常にお元気ですし、どこから見ても高線量の被曝をされたっていう印象はないぐらいのお元気な方ですから、できるだけのことはやろうと・・」 

初めて受け入れる被曝患者は看護師たちの想像とは全く違っていました。 

看護師「先生が下から上に連れてきてICUの中で会ったんですけど、そのまま個室にストレッチャーで普通の入院患者さんみたいに入ってきて、1日で一気に日焼けをしちゃったぐらいの赤さを帯びてて、手がすごい腫れてて、そっちが痛いっていうふうに言ってて・・」

看護師 「死なずに済むというか、退院できる状態になるんじゃないかなってその時は思いました・・」 

(後略)

 全文リンクからどうぞ。

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ル・モンド・ディプロマティークの記事・福島の“非常に貴重なデータ”に群がる人々

2018年09月02日 | 原発・核・311

ル・モンド・ディプロマティーク
福島原発事故から7年——日常になりつつある悲劇
フィリップ・パトー・セレリエ(Philippe Pataud Célériér)
訳:川端総子
http://www.diplo.jp/articles18/1808-04Fukushima.html 

(前略) 

2011年以降、6万人以上の人々が福島原発内の作業に携わった。毎日およそ6000人の労働者がメルトダウンを起こした原子炉3基の解体作業に従事している。最たる困難は、コリウム(炉心溶融物)の場所を突き止め、制御下に置くことだ。高放射性物質であるコリウムは、メルトダウン進行中に金属物質と核燃料が溶融して生成されたものだ。 

2018年1月には東電が炉心内の画像数点を公開した。そこにはコリウムが福島第一原発2号機の原子炉格納容器を突き破っている様子が示され、このマグマ状の物質は、原発最下層にあるコンクリート製の土台部分——太平洋に流れ込む地下水をこの有害物質が汚染しないようにするための最終防護壁——を侵していた。 

 日本の、あるいは国際的な公式の報告書は、この大惨事による健康被害が重大でないように矮小化している。特に癌患者数の増大については、包括的な一斉検診が行われたせいだとしている。フランス国立科学研究センター研究員で日仏会館・国立日本研究所協力研究員の浅沼=ブリス・セシル(都市社会学)は、2011年以来、現地へ足を運んでいるが、不安を払拭させようとするこうした意見に疑問を呈する。[訳注2]福島の子供たち約38万人を対象に行われた疫学調査では、すでに197人に甲状腺癌が見つかっている。浅沼=ブリス・セシルによれば「除染作業や原発見学ツアーはある重要な目的に対応したものです。

つまり、地元住民を安心させ、故郷の村で生活を再開させるという目的です。そのためには許容線量の基準値を上げることすら構わないと考えて、政府は早くも2011年の4月からそれを実践しています」という。一般国民の許容線量は[年間]1ミリシーベルトから、平時の原発労働者の基準だった20ミリシーベルトへと引き上げられ、その一方で福島原発で働く作業員の許容線量については状況が切迫していくに応じて当初は100ミリシーベルトへ、次いで250ミリシーベルトへと引き上げられた。 

(中略) 

それでもまだ帰還したがらない避難者(避難者16万人のおよそ3分の1)を「説得」しようと、2017年3月31日、日本政府は[自主避難民に対する]住宅無償提供を打ち切った。彼らはこの支援のおかげで汚染地域の外で暮らせていたが、それが打ち切られたのだ。その結果、成人男女・子供合わせて約2万7000人が帰還を余儀なくされている。 

 その他の戦略はもっと陰険だ。そのことは、被災者に呼びかけられた“レジリエンス[訳注3]”という言葉が証明している。「福島エートス・プログラム」は、住民たちに、汚染された場所でどうやって暮らすかを指南した。同じ目的の学校用マニュアルが配布され、汚染地域でとれた生鮮食品の販売を促進し、まだ証明されていない除染の有効性を訴えるためのテレビ・キャンペーンが行われた(8)。このキャンペーンの推進者によれば、地元住民にとって「放射能恐怖症」、あるいは故郷喪失による心の痛みに起因するストレスに比べれば、放射能で汚染された環境そのものは有害ではないという(9)

以下は、飯舘村のある村民の証言だ。「人は大丈夫だと言う。危険区域にさえ行かなければいいと! 山にも行けないし、川にも近寄れない。右にも左にも行かれない……。ここでどうやって生きて行けというんだ?(10)」。2018年3月3日付の福島民報は、あの悲劇以来、2211人が自殺したり、介護や医薬品の不足のせいで亡くなったと指摘し、悲惨な生活環境を伝えている。
 

 2017年9月22日、裁判で東電に対し福島原発事故の賠償責任を認める判決が出た[訳注4]。だが、国は責任を免れた。これで政府は「原子力による真の被害に国民が気づかない」ように虚偽の情報を流すことができるようになっていくだろう、と浅沼=ブリス・セシルは断言する。 

人体が許容できる線量の基準値に対する疑問と混乱を広めることを狙った説得手法、その中心に据えられているのが「無知の生産」だ。政府と原発推進派は影響力を増している。 

(後略) 

翻訳者の方の注意書きも参考にして、全文リンクからお読みください。 

さて、本文にでてくる、「福島エートス・プログラム」について私は知らなかったので調べてみました。 

ETHOS IN FUKUSHIMA
http://ethos-fukushima.blogspot.com/ 

日本語より英語が先。

海外に向けた発信・・・と思ったら、IAEAやWHOのために日本財団が後援している団体の一つのよう・・に思えます。

日本財団
福島ダイアログ 7年で20回
チェルノブイリの教訓など共有
ICRP主導・貴重な経験・知識蓄積
http://blog.canpan.info/nfkouhou/archive/1158

ICRP(国際放射線防御委員会)はウィキペディアから。

ウィキペディア
国際放射線防御委員会
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい、英: International Commission on Radiological Protection、ICRP)は、専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う民間の国際学術組織である。ICRPはイギリスの非営利団体(NPO)として公認の慈善団体であり、科学事務局の所在地はカナダのオタワに設けられている。 助成金の拠出機関は、国際原子力機関や経済協力開発機構原子力機関などの原子力機関をはじめ、世界保健機構、ISRや国際放射線防護学会(International Radiation Protection Association; IRPA)などの放射線防護に関する学会、イギリス、アメリカ、欧州共同体、スウェーデン、日本、アルゼンチン、カナダなどの各国内にある機関からなされている。

「慈善団体」!?

2011年5月28日のJBpressの記事に、医師である上昌広氏(東京財団のフェローでもあり)の、

「非情に貴重なデータなのだから、欲しいなら高いお金を取って買ってもらえばいい。被災者のためです。そのお金の一部で福島を再生させるのです。原子力に関する国際会議などは、必ず福島県で開くようにする。世界中のお金と頭脳を福島県に集めるのです。」

という意見が書かれていました。

彼(彼ら)の目的の一つ、「国際会議を福島で開く」は小規模ながら達成できたようです。

福島のデータは政府や大学が、日本財団などに支援された団体によって集めていることでしょうが、それを今「売っている」のかはわかりません。

売っていたとして、それは福島の被災者の元に届いているのか。
たとえ、被災者の元に届いていたとしても、それが自分達や自分の家族たちがモルモットとなる代償としてのものだったら・・・彼らはどう思うでしょうか。

参考: 

フクシマと日本財団
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a76c0569461ff1ece4a7c8afbaf072ee

上昌広氏と福島
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/105cd9498437fdcf113a76318bfec3a6

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原爆被害者は「被爆者」であり「被曝者」

2018年08月09日 | 原発・核・311

先のブログ記事で、「被爆二世」と書いていた菊池誠氏を批判した文章がありましたが、私の方が勘違いをしていました。

原爆被害者のことを「放射線被害の面」でみるときは、「被曝者」を使うと思い込んでいました。

先のブログは修正しましたが、勘違いをさせてしまった方がいらしたかもしれないので、毎日新聞の解説から-

「被爆」と「被曝」の違い
https://mainichi.jp/articles/20110808/mul/00m/040/007000c
 

抜粋: 

原爆の日 戦争を知らない世代が増えています。原爆の恐ろしさはしっかりと伝えていきたいですね。 被爆者の方々も高齢化しているし、東京電力福島第1原発の事故もありました。広島・長崎からのメッセージには注目しておきたいところです。 原爆の被害に遭った人たちは「被爆」。同じ「ひばく」でも、原発事故では「被曝(ひばく)」です。 ”へん”が違っているだけで分かりづらいですね。二つを混同した文章も見かけます。この違いを解説しましょう。

 二つの言葉の意味から。 「被爆」は爆撃、特に原水爆の被害を受けること。そして「被曝」は放射線にさらされることです。「爆」は爆弾や爆撃の爆、「曝」は曝(さら)されるという意味で使われています。 広島と長崎では、被爆した状況により「直接被爆」と「間接被爆」の二つに分けています。 

「直接被爆」は、原爆爆発時に爆心地付近にいて、光線や爆風、放射線を受けた場合に使われます。 一方の「間接被爆」は、原爆投下後2週間以内に爆心地から約2キロ以内に立ち入ったり、原爆被害者の球宴や遺体の処理に当たったりした場合、また「直接被爆」「間接被爆」した人の胎児と定義しています。

 「間接被爆」は、爆撃ではなく、原爆が爆発したことによって発生した放射性物質の被害を指しています。

放射線にさらされる「被曝」には「外部被曝」と「内部被曝」の2種類があります。「外部被曝」とは、放射性物質がハッする放射線を体外から受けることで、「内部被曝」」は体内に取り込まれた放射性物質から放射線を受けること。 

まあ、自己正当化するわけではないですが、広島、長崎の原爆直接被害を受けた直接被爆者は、「被爆者」であり「被曝者」。
「間接被爆者」は、本当は「被曝者」。 

ABCCが原爆被爆者を研究してきたのは、彼らが「(爆弾の)被爆者」ではなく、「(放射線)被曝者」であったからですよね。 

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フクシマと日本財団

2018年04月09日 | 原発・核・311

安倍英氏〜山下俊一氏〜上昌広氏-笹川財団と血液製剤、原発、HPVワクチン
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3646834774f089f61adcc7327d4fafde
 

番場さち子氏の番來舎のサポーターたち
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e016444a0f1fb6ef3e5ce1a740b55dcf 

電子マガジン「シノドス」と日本財団・「シノドス」とカトリック
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e5d9e1c8360e78531fd3c2572958335e
 

の参考として: 

笹川陽平ブログ
2016年9月28日
チェルノブイリの教訓は福島に
http://blog.canpan.info/nfkouhou/archive/795 

東日本大震災での福島第一原発事故を受けて始まった「放射線と健康についての福島国際専門家会議」の第5回会議が9月26、27の両日、子どもの甲状腺がんをテーマに福島市内のホテルで開催されました。事故発生から30年を経たチェルノブイリの教訓を、事故から5年を経た福島にどう生かすかがテーマ。甲状腺検査をめぐっては「過剰診断・過剰治療」を指摘する意見が出されたのに対し会場から反論も出され、専門家会議では今後の検査の在り方などについて提言をまとめ追って福島県に提出する方針です。 

会議はチェルノブイリ事故後、10年間にわたり周辺地域の子供の健康調査などに取り組んだ日本財団と笹川記念保健協力財団、さらに福島県立医科大、長崎大学の共催。世界保健機関(WHO)、原子力放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)、国際原子力機関(IAEA)など国際機関の関係者ら内外24人の専門家が参加し、日本財団の笹川陽平会長は冒頭の挨拶で「経験豊富な皆さまの研究成果のまとめや提言が今後の施策の指針となれば幸いです」と期待を寄せました。 

(後略) 

日本財団
福島国際専門家会議 提言書を福島知事に提出甲状腺被ばく線量 チェルノブイリより低い
https://www.nippon-foundation.or.jp/news/report/2016/112.html
 

やはり上昌広氏やナビタスクリニックの医師達が原発事故後すぐ福島に向かい今も活動しているのは、笹川陽平氏の意向ではないかと思えてしまいます。 

さて、この笹川陽平氏、2011年10月の段階ですでに「風評被害」と言っていたようです。 

笹川陽平ブログ (2011年10月17日)
福島原発事故と風評被害
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/3258 

「答え先にありき」でしたか。 

オマケ: 

番場さち子氏へも日本財団の支援があったのでしょうか? 

笹川陽平ブログ (2011年11月2日)
福島県被災者の都市生活
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/3265

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日本に核兵器は必要?・核兵器を保有せずとも原発を狙えば同じ効果

2017年09月10日 | 原発・核・311

外国人の友人達と北朝鮮危機の意見交換をしていて私が送った記事に、 

Fox news - 
Would Japanese nukes stop North Korean aggression? Tokyo taboo weakens amid NK testing
http://www.foxnews.com/world/2017/08/02/would-japanese-nukes-stop-north-korean-aggression-tokyo-taboo-weakens-amid-nk-testing.html 

があったため、
「北朝鮮に対抗して、日本は核兵器を持つ方がよいのではないか」
という意見を書いてきた友人がいました。 

実は、もう昔から私の周りには「日本は核を持つべき」という考えに傾いている人、実際にそう信じる人達がいます。 
彼らの意見は尊重すれど、私は反対。

ロナルド・ドーア氏と新著『日本の転機』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/c/8f55c1aed6f835cc16ee49b3cc20a316 

Nuclear Sharingにも反対の立場。 

Nuclear Sharing
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/332aa49bef09b8a9c922dfbb082351d7 

今も基本的に意見を変えていない私ですが、米国政府にうんざりな私は時々「日本が独自に核を持ったらどうなるだろうか」と考えることもでてきました。 

揺らぐ気持ちの整理がてら、外国人の友人にはこう返事をしました。 

「コメントありがとうございました。

私としては、基本的に日本が核兵器を持つべきではないと思っています。

ただ、米国はじめ、核兵器を持っている国が持たない国に「核兵器を持つな」とは言うのはおかしい-それがたとえ北朝鮮であろうと-とも思います。 

私が「日本が核兵器を保有すべきではない」と思っている理由は、 

①日本は唯一の被爆国であり、日本がすべきは核を持つことよりほかにあると考えるから。 

⓶日本が核を持つ場合、そのテストや古いものの処理する場所がないから。

(国土の広い国、砂漠などがある国ではない、フランスなどは、自国外で水爆実験などもしてきているわけですけど、イギリスなどはどうしたのでしょう?) 

です。 

その国が核兵器を持つか持たないかを、他国や国際社会(実際は欧米)が決めると言うことについての反発ですが、あなたは南アが嘗て核を持っていたことを知っていますか?

これは、国際社会は南アを白人が支配していた間は核兵器保有を認めていましたが、黒人がリーダーとなったとたん彼らが核兵器を持つことを危険視。そして放棄。 

南アが核放棄した理由
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/855cd9d5d738ecf954615c064230ec6a) 

この話が100%本当であるとは思いませんが、それでもそういう面があったのは確かでしょう。
これはやはりおかしいと思います。 
(韓国は70年代に核兵器を持とうとしましたが、米国に反対されて挫折。)

ま、日本の様にあちこち原発を持った国であれば、北朝鮮が核兵器を持たずとも、そこを攻撃されればおしまい。 

北朝鮮も原発を持っているので、そこを狙えば、核兵器で攻撃するのと同じと言えるかもしれませんけど・・・まあ、数は日本の比ではないですけどね。 

ともかくも、核兵器を持ちたがったり、武器を押し売りされたりするよりも、まともな為政者は『頭』を使うでしょう。」 

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福島の森林火災での放射性物質拡散について〜週刊プレーボーイの記事

2017年05月16日 | 原発・核・311

今月初めに、

福島の森林火災による放射性物質飛散(藤原節男さんのメール転載)
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/86febe966490f292ff3dd6c5cc00404a 

福島の森林火災による放射性物質飛散-危険の有無の判断は個々人がするものでは?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f5b17660fa4ee36580829a605555b808
 

を書きましたが、今朝は以下の記事が配信されてきました。 

(上記の後者のブログ記事に書いたとおり、私は放射性物質拡散について、「実際のところ拡散があるないは自分の判断で」と思っていますので、藤原さんのメールは一つの考え方として転載しています。) 


【福島県浪江町十万山での山火事】【シェア拡散待望】
福島の山火事で“放射性物質拡散”はデマ? 
大手メディアの危うい報道姿勢
週刊プレイボーイニュース 2017年5月14日(日) ⇒
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170514-00084720-playboyz-soci

 帰還困難区域内にある福島県浪江町の十万山(じゅうまんやま、標高448.4m)で4月29日に起きた山火事は12日間燃え続け、5月10日午後にようやく鎮火した。焼失面積は50ヘクタール以上。人が立ち入れない区域だけに消火活動も難航した。

 火災の大きさと同時に今回、クローズアップされたことがある。それは山火事で放射性物質が飛散するかどうかだ。ことの発端は、和歌山県の地方紙「紀伊民報」の5月2日付のコラム。知人から届いたというメールを紹介する形で浪江町の山火事について、こう書かれている。

『放射能汚染の激しい地域で山火事が起きると、高濃度の放射性物質が飛散し、被ばくの懸念がある。(中略)政府も全国紙も、この現実に、あまりにも鈍感過ぎるのではないか』

 浪江町の一部は、今年3月31日に避難指示が解除され、住民が戻ってきている。もし、山火事が原因で住民が被曝をしたら大変だと注意を促した内容だ。

 ところが、この記事に読売新聞と産経新聞が反応した。読売の記者は、8日の内堀雅雄・福島県知事の定例会見で「紀伊民報に掲載されたコラムは、一部の方々にとっては不愉快な内容だ。(紀伊民報は)新聞協会に加盟している報道機関なので、何か対応する考えはあるのか?」と質問。知事が「県がやることは正確な情報発信に尽きる」と答えると、さらに別の読売の記者が「紀伊民報には対応していく必要があると考えられないか?」と畳みかけた。

 また、産経新聞は5月8日夜の電子版で「福島・浪江の火事でネットにデマ情報『放射性物質拡散』雁屋哲さんや地方紙も言及」と題する記事を載せ、「一部地方紙はコラムで『放射性物質飛散』の可能性を指摘。実際は裏付けのない誤った情報だったが、福島県が火消しに動かざるを得ない状況となっている」などと述べた。

 産経新聞が記事の中で、放射性物質が飛散しているのがデマだとする根拠はふたつ。

 ひとつは『火災現場近くの3ヵ所に設置されている可搬型の放射線監視装置(モニタリングポスト)では、現在、空間線量率に大きな変動はない』こと。もうひとつは『福島県の担当者が、周辺環境に影響が及んでいる事実は一切ない』と話していることだ。

 だが、いずれも正確な根拠とは言い難い。まず、福島県が火災現場近くの3ヵ所に放射線監視装置を設置したのは火災発生から1週間後の5月5日。それなのに、どうやって火災前後の空間線量率を比べられるのか?

 さらに福島県は5月9日、放射線監視装置の置かれた3ヵ所で8日に測定した大気中のセシウム137の値が最大で前日の約9倍に上昇したことを明らかにした。

 この測定結果を受けて、福島県放射線監視室は「測定地点の周辺の土ぼこりや焼却灰の舞い上がりの影響も否定できない」とし、モニタリングの継続と影響評価をこれから行なうという。

 県が今回の山火事で放射性物質が飛散した可能性に初めて言及したことを考えても、紀伊民報のコラムが裏付けのないデマだとする産経側の主張は崩れ落ちる。

 そこで、産経新聞社広報部に問い合わせたところ、「個別の記事や編集に関することにはお答えできない」などとする回答だった。

 肝心の紀伊民報は5月9日付のコラムで『多くの方に心配をかけ、迷惑を与えた』と記事について陳謝したものの『内部被曝のリスクなどを考えると、いまも心配でならない』と記述。記事を訂正する方針もないようで、2日付のコラムは、同紙電子版で現在も閲覧できる状態となっている。

 実際のところ、今回の山火事で放射性物質が飛散するリスクはなかったのだろうか? 長崎大学大学院工学研究科教授の小川進教授は「セシウムは間違いなく飛んでいる」と話す。

「火災現場は人が住めないほどの汚染地帯。樹木の下にある枯れ葉や土壌にはセシウムが大量に吸着していたと思われます。そこで火災が起きれば、融点が摂氏28度のセシウムは熱で気体になり、上空に舞い上がる。すると今度は上空で冷やされて粒子状になりながら花粉のごとく風に飛ばされ、その後、どこまで飛散するかは風向きと風速次第。強い西風が吹いていればそのまま太平洋まで飛んでいくでしょうが、弱い風なら近くの集落が汚染されてしまいます」

 また、早稲田大学理工学術院の大河内博教授はチェルノブイリ原発の例を挙げてこう指摘する。

「2年前の2015年にはチェルノブイリ原発の周辺でも大規模火災が起きて、近くに置かれたモニタリングポストから基準値より10倍高いセシウム137が検出されたことが知られています。詳しく調べてみないことにはわかりませんが、福島でも森林域には放射性物質が溜まっているため、飛散する可能性はあります」

 そう話す大河内教授らのグループは近々、福島県の火災現場周辺で調査を始めるという。大気中から舞い降りたダストを分析し、セシウムと一緒に植物が熱分解する際に生成されるレボブルコサンという粒子が含まれていれば、火災で飛散したことがわかるという。

 セシウムが飛んでいるとすると、懸念されるのは飛散エリアと人体への影響だ。

 福島県は「現場近くの測定で得られたセシウムのダスト量は最大でも1立法メートルあたり7.63ミリベクレル。健康にほぼ影響はないレベル」(放射線管理室)という。ミリベクレルはベクレルの千分の一。微量だから心配いらないとのスタンスだ。そのため、周辺住民への対応も特にしないという。

 一方、前出の小川教授は3ヵ所の測定値だけで判断するのは危険だと指摘する。

「モニタリングポストの数値に変化がないから飛散していないという評価にしてもそうですが、ホットスポット的にセシウムが大量に降り注ぐ時間や場所がある可能性を考えると『被曝の心配がない』とは言い切れません。風下の住民は気をつけるべきです」

 福島県では奥羽山脈を超えて西から東へ強い風が吹くことも多い。十万山から北東方面に5キロ進んだところには避難指示が解除された浪江町エリアがあり、人が住んでいる。

 今後のことを考えたら、検証をせずにデマと片付けることも危険だ。原発事故後の福島を丹念に取材し、ネット上で「民の声新聞」を発行するジャーナリストの鈴木博喜氏は大手メディアの在り方に注文を付ける。

「住民は被曝しないのか心配しています。なんでもデマと決めつけて議論を封じる前にきちんと検証するのが筋。オープンに科学的な議論をするべきでしょう」

 風評被害はなくさなくてはいけないが、議論さえ許さない雰囲気は考え物だ。
(取材・文/桐島瞬)

桐嶋記者の、

「風評被害はなくさなくてはいけないが、議論さえ許さない雰囲気は考え物だ。」

に同感。

(「子宮頸がんワクチン被害者叩き」も似た構図ですね。
一部の“有識者”の意見は100%完全というわけではないのに、彼らの意見を疑う人達を”悪者””愚か者”扱いし、声を封じ込めようとする。

放射能汚染と子宮頸がんワクチン被害を訴える側にも自分達の意見を押し付ける人はいるとは思いますが、信じない人達を非難する人はほとんどいないと思います。)

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福島の森林火災による放射性物質飛散-危険の有無の判断は個々人がするものでは?

2017年05月09日 | 原発・核・311

福島の森林火災による放射性物質飛散(藤原節男さんのメール転載)
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/86febe966490f292ff3dd6c5cc00404a

 で、藤原さんからのメールを紹介しました。 

この警告を「デマだ」「危険煽りだ」という人達がいますが、「北朝鮮からミサイルが飛んでくる」と言って地下鉄が止まる国ですから、これくらい慎重な警告は別に目くじら立てることはないのではないでしょうか、ね。

(「北朝鮮のミサイルと核兵器から国民を守る」という“国民思い”の政府、どうして熊本の大地震のとき、住民が頼んでも川内原発を止めなかったんでしょ。) 

放射線物質が関東や関西まで飛散したかどうかはわかりませんが、「除染されていない森林が燃えること」を危険と感じるか、感じないかは、それぞれ個人が判断することなのではないか、と思います。 

(放射能汚染物質を燃やして処理してよいものであれば、袋詰めにしないで直接燃やしますと思いますが、それをしない。だから、汚染された森林が燃えることは危険だと私は思っています。 

チェルノブイリの森林火災では、こんな記事もありましたし。 

産経新聞(2015年10月12日)
チェルノブイリで第2の放射能汚染の危険 森林火災で大気中に拡散し…
http://www.sankei.com/affairs/news/151012/afr1510120001-n1.html
 )

 私自身は、この警告を受けても、連休中マスクなしに外出もしましたし、洗濯物も外に干しました。
東京では一度だけ家族そろってマスクをしている4人家族を観ましたが、彼ら森林火災の影響を恐れたのか、花粉や黄砂アレルギーがあったのかは不明。

いずれにしても一部の人達がだした「放射性物質飛散警告」で国民がパニックにならなかったのは確かでしょう。 

オマケ: 

Nuclear-news
Namie
https://nuclear-news.net/tag/namie/ 

From Fukushima - Ōkuma & Namie (2017) 日本語字幕入
https://www.youtube.com/watch?v=wHdcnA_yIds 

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福島の森林火災による放射性物質飛散(藤原節男さんのメール転載)

2017年05月01日 | 原発・核・311

2001年7月のブログにコメント頂いた藤原節男さん(元原子力安全基盤機構の技師)から配信メールが時々届きますが、今日届いた分を情報として転載します。

(森林火災で放射性物質飛散については、私は専門家ではないので何とも言えません。)

BCC各位(拡散希望)
from 藤原節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)
件名:【緊急連絡】福島原発事故帰宅困難区域で森林火災。5月1日現在、強風により放射性物質飛散中。

東京電力で賠償を担当していた元東京電力社員の一井唯史さんから、緊急連絡です。
(中略)

 4月29日午後、福島原発事故の帰宅困難区域の森林で火災が起き、強風により山林の7万平方メートル以上が延焼し、燃えています。ほとんどの方が福島で起きたこと、対岸の火事と思っているようですが、風により福島原発事故爆発時は関東甲信越、静岡、愛知の東側まで飛散しています。福島だけが汚染されたわけではないのです。今もなお火災は継続しており、30日の消火活動は日没とともに打ち切られ、5月1日午前5時過ぎから、再び、ヘリコプターで消火が行われる予定です。

 私(一井唯史)は、退職に追い込まれた東京電力で、賠償を担当して色々な事を見てきました。残念ながら森林は除染が出来ていません。帰宅困難になるほど放射能汚染の激しい地域で山火事が起きれば、高濃度の放射性物質を取り込んだ木々が燃え、高濃度の放射性物質が飛散してしまいます。春先は関東にも花粉が飛ぶように飛んできます。3・11の時は、水が汚染されたことも人は、なぜか、すぐに忘れてしまうものです。

 1日経った4月30日もまだ燃えており、5月1日以降も消火活動が行われる予定です。被曝に晒される期間は、現時点から鎮火後3~4日間程度です。多くの放射性物質が飛散し、より長く被曝にさらされる恐れがあるため、要注意です。3・11の原発事故時は、南関東を汚染し、そして北関東、東北に戻り、途中雨の降った地域は高濃度に汚染されました。東北関東甲信越、静岡、愛知の人は、最低限、以下の対策をオススメします。

○無駄に内部被曝しないように換気はしない
○外出時は2重マスク
○家庭菜園はしばらくビニールシートを被せて対応する(ビニールシートを外す時は完全防備しましょう)
○雨が降った時は必ず傘をさす
○一週間くらい、毎日、朝昼晩、味噌汁を飲む(わかめの味噌汁がベスト、味噌は半年以上熟成されたもの)
○子供のいる家庭は特に、水を買っておく

 仲の良い人、自分の大切な人に知らせてください。話した人に嫌な顔されたら、そうだね、放射能バカが、未だにウザいこと言ってるよね、と同調して嫌な思いをしないようにしてください。話のわかる人は、今出来るベストを尽くして、自分の身は自分で守りましょう。
目に見えませんが油断をしないほうが良いと思います。

【ヤフーニュース】
浪江町で山林火災 人立ち入れず自衛隊出動
日本テレビ系(NNN) 4/30(日) 17:15配信
http://www.news24.jp/articles/2017/04/30/07360283.html?cx_recsclick=0

 福島第一原発の事故で人が立ち入れない福島県浪江町の山林で火災が発生し、自衛隊などが消火活動にあたっている。山林火災が発生したのは、浪江町の十万山。福島第一原発の事故で帰還困難区域に指定される場所で、29日午後に町の防犯見守り隊から通報があった。

 防災ヘリなどが出動して消火活動にあたり、一時、鎮圧状態となったが、強風にあおられて再び燃え広がった。福島県によるとこの火災でけが人はいないが、既に山林の7万平方メートル以上が延焼したという。現場は原発事故後、長期間、人が立ち入っていない場所で、地上からは近づくことができず、県は自衛隊や隣県にも防災ヘリの出動を要請し消火活動を続けている。

【続報】<浪江町帰還困難区域の山火事続く>
(NHK福島 NEWS WEB 福島放送局  04月30日 19時30分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053055011.html

 原発事故による帰還困難区域となっている浪江町の山林から、4月29日夕方、火が出て、少なくとも10ヘクタールが焼け、丸1日が経った今も燃え続けています。人や建物に被害は出ていませんが、福島県は自衛隊に災害派遣を要請し、5月1日、あらためてヘリコプターでの消火活動が行われる予定です。

 4月29日午後4時半ごろ、浪江町井出の山林から「煙が上がっている」と消防に通報があり、福島県や宮城県などのヘリコプターが4月30日朝早くから、消火にあたりました。火は、30日午前7時半すぎにいったん、ほぼ消し止められたものの、強風で再び勢いを増し、さらに燃え広がったため、福島県は30日正午、自衛隊に災害派遣を要請し、ともにヘリコプターで消火作業にあたりました。

 出火から丸1日余りがたった30日午後5時現在、少なくとも10ヘクタールの山林が焼けたということですが、人や建物への被害は出ていないということです。30日の消火活動は日没とともに打ち切られましたが、福島県などは5月1日午前5時過ぎから、再び、ヘリコプターで消火を行う予定です。現場は、原発事故の影響で放射線量が比較的高い帰還困難区域で、出火した時間帯には、浪江町のほかの場所でも雷によるとみられる火事が起きていたことなどから、警察は、落雷が原因の山火事とみて調べています。

※「福島の森林火災による放射性物質飛散-危険の有無の判断は個々人がするものでは?」http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f5b17660fa4ee36580829a605555b808
に続く

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岐阜県の核融合科学研究所の実験でトリチウム4か月放出・ヘリコプターとJALの事故

2017年03月30日 | 原発・核・311

2015年3月のジャーマンウィングス墜落事件があり、証拠もそろわない事故直後すぐに、「亡くなった副操縦士が乗客乗員を道連れに自殺した」ということになりました。

実はあのとき、墜落原因として、「ジュネーブ近郊にあるCERN(欧州原子核研究機構)が23日から始めたLHC(巨大粒子加速器)再始動テストで発生した磁場の影響ではないか?」という説もでていましたが、当然ながらその関連を調べることはありませんでした。
(後から、「実験は延期でやっていなかった」というようなニュースがあったかも。)。 

こういうことがあったので、実は、今月3月5日午後3時に長野県の松本市との境の山中で県防災ヘリが墜落、3月6日午前9時には、松本市上空で、JALのパイロット席窓にひびが入る事故があった時、ふとこのジャーマンウィングスのことが頭をよぎりました。 

実は3月7日からお隣岐阜県の核融合科学研究所では「核融合発電の実験」が行われようとしているところだったのです。 

もちろん事故が5日と6日であり、実験が7日からなので、全く関係はないでしょうが、2日連続で松本上空で事故っていうのは、何かひっかかります。 

ジャーマンウィングスもヘリコプターの事故もJALの機長席の窓が割れたのも、たとえ実験(またはプレ実験)が行われていたとしても、「他の航空機に異常がないのだから関係ない」といえるかもしれません。

でも、「同じ時間帯に同じ場所を他の飛行機が飛んでいる」ということがない限りは、限りなく0に近くても、可能性としてはあると思うので、疑いを晴らすためにも、その時の現場の時磁気を発表して証明すればよいのに・・と思います。
(アラスカとオーストリアで世界の磁場を観測しているところがあったと思いますので、データは出せるのではないかと思います。)

しかし、航空機の事故の話から入りましたが、・・どれくらいの人が、トリチウムをばらまかれていることを知っているのでしょうか・・・3月7日〜7月7日の4か月も!
(トリチウム放出だけの問題?中性子の影響は?) 

参考: 

核融合科学研究所
ビゴITER機構長が核融合科学研究所を視察
http://www.nifs.ac.jp/press/161016.html
 

みんなが知るべき情報・今日の情報
岐阜・危険な実験【核融合発電】
岐阜・日本が危うい!
2017年3月7日から!
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/e0d20d9f73e5a2dd45088a4b3035baba

関連: 

ジャーマンウィングス航空機事故-「CERN犯人説」さえ信じたくなる当局とメディアのいい加減さ
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/12835cd335b998573ae13d38053cdf5c 

ITERと第4世代核兵器開発
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3f64f92aee3fcddc73fb15e1a33822ec 

ITERも不透明
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1bcf81011a6deb269a913d3d34cb2811 

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東日本大震災から6年

2017年03月11日 | 原発・核・311

東日本大震災からもう6年経ちました。
東北の復興は進んでも、今も故郷に帰れない人、帰らない福島の人々がいます。 

しかし、今ではもう「あの東日本大震災、福島原発のことはもう遠い過去の出来事の一つ」事のように思っている(被災者以外の)人は案外多いことでしょう。 

そういう人はどうやら日本の政治家には少なくないようで、「オリンピックだ!」「カジノだ!」「共謀罪だ!」「改憲だ!」「武器輸出だ!」「日本の躾、教育を」という、福島のことなど頭にないような(むしろ、福島の事実を隠蔽するようなところも)声ばかり聴こえてきます。 

(「311の時の政権、民主党(現民進党)」が今も政権を担っていたとしても、現在と結局同じ路線を歩んでいたのだと思います。) 

やれやれ、です。 

さて、6年前、あの時政治家たちが何を言っていたかを観ようと、地震、福島原発事故後のブログ記事を読んでいました。 

2011年3月
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/m/201103

2011年4月
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/m/201104

どれだけ実行されたのか、どれだけ反省があったのか。
(ところで、東電の上層部は、結局どうなりました?) 

オマケ:

この時期のブログを読み返していましたが、政治家関連ではないもので改めて伝えたい記事のリンクを二本-

『反原発』の前に考えなくてはいけないこと
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/719ede7b770b5679745a764d054f3302 

『反原発』の前に考えなくてはいけないこと2
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e55e7bce7fe7e26ee21cfb0a1956fcac 

政治家だけでなく、私たちもしっかりしなくては。

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豊洲市場地下空洞で連想-「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」

2016年09月22日 | 原発・核・311

豊洲市場の地下空洞のニュースで、ふと連想してしまったものが、「地下式原子力発電所議連」。 

この件については、2011年6月のブログ記事、 

ファシズムが忍び寄ってきている予感
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cf4ac59fd23f428ebd8926eebecfe643

 に、 

先月末に、地下式原子力発電所推進議連が先月発足しました。

地下式原発推進で首相経験者ら議連(5月31日議連)http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110531/stt11053117580006-n1.htm

ちなみにメンバーは

民主党・・・鳩山由紀夫、羽田孜、渡部恒三、石井一
自民党・・・谷垣禎一、森喜朗、安倍晋三、古賀誠、中川秀直、山本拓
国民新党・・・亀井静香
たちあがれ日本・・・平沼赳夫(会長就任) 

と書きました。 

上の産経のニュースのリンクはもう無効、およびブログ記事内で紹介した山本拓氏のものも削除されていますが、そのかわりウィキペディアを見つけました。 

ウィキペディア
地下式原子力発電所政策推進議員連盟
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E5%BC%8F%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E6%94%BF%E7%AD%96%E6%8E%A8%E9%80%B2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%80%A3%E7%9B%9F 

ウィキペディアによると、役員についてこう記されていますが、そもそもこの議連は今も存続しているのでしょうか。 

会長: 平沼赳夫(自由民主党)

顧問: 谷垣禎一(自由民主党)
    安倍晋三(自由民主党)
    山本雄二(自由民主党)
    亀井静香(無所属)

事務局長:山本拓(自由民主党) 

その他: 中山恭子(日本のこころを大切にする党)
      松木謙公(民進党)
      塩崎恭久(自由民主党)
      高市早苗(自由民主党)
      石破茂(自由民主党)

追記:

豊洲新市場の地下に「地下原発実験場をつくろうとしていた」とは思いませんが、空洞を土やコンクリで埋めないままにして、あとあと何かに利用しようと考えていた人もいそうな気がします。9月18日のニュースで、都幹部が「重機搬入のため」と言っていますが、それが目的ならこそこそする必要はなかったはずですので、それ以外の目的で。

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福島原発-汚染された海でサーフィンをする人々と福島原発ワーカーの言葉

2016年08月29日 | 原発・核・311

福島原発から50kmのタイラトヤマ海岸でサーフィンを楽しむサーファーたちがいるとのこと。 

Al Jazeera (2016.8.29)
Fukushima's surfers riding on radioactive waves
By Eric Lafforque
http://www.aljazeera.com/indepth/inpictures/2016/08/fukushima-surfers-riding-radioactive-waves-160826095748798.html
 

(前略) 

In Tairatoyoma beach, a prefecture of Fukushima and some 50km from the nuclear plant, was among the most popular areas for Japanese surfers prior to the nuclear accident.

Surprisingly, despite the presence of radiation in the sand and water, some dedicated surfers continue to come here to catch some waves. They are aware of the risks, and the hundreds of bags of contaminated sand piled up on the beach serve as a constant reminder of the health risks to them.  

"I put on sunscreen against the sun, but I haven't found anything against radiation," said one surfer. "We will only know the true consequences of our time in the water 20 years from now." 

(写真と解説をリンクからご覧ください。) 

本文と重複するものもありますが、写真の解説から- 

「僕は週に、5,6回ここでサーフィンをするよ。これが僕のパッション。サーフィンを止めるなんてできないよ」
と、「立ち入り禁止」の立て札の前でインタビューに答えるサーファー。 

「政府は、この地区はノーマルになりつつある、と言い続けている。
だけど戻ってきているのはほんのわずか。高齢者ばかりで、子供は非難したまま。」
と、除染ゴミが入った黒い袋が積んである前で語るサーファー。 

「日焼けにを防ぐために日焼け止めを塗るけど、放射能を防ぐものなんて何もない。ま、20年後にどうなるかわかるんじゃないの?」
と言うサーファー。 

写真の最後は、海から引き揚げて行くサーファーの後ろ姿の写真。
写真の下には、福島原発で働く1人の人の言葉が書かれています。 

「こんな汚染された海でなんか絶対に泳がない。福島原発で働いている同僚の5名が、脳にダメージを受けているんだよ」 

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オバマ大統領広島訪問-オバマ大統領に求めたかったこと

2016年05月30日 | 原発・核・311

ハフィントンポスト(2016年5月30日)
それでも、謝罪は必要だ~オバマ大統領の広島演説に思う
By ケイト・ハドソン イギリス・核軍縮キャンペーン(CND)事務局長
http://www.huffingtonpost.jp/dr-kate-hudson/barack-obama-hiroshima_b_10191338.html?utm_hp_ref=japan
                          

私は、5月28日のブログ、
オバマ大統領の広島訪問
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/fd68740f7ad1853768ccc6d527da5cb3

のなかで、 

「オバマ大統領の広島訪問、献花、スピーチ、新聞やニュースで「歴史的出来事」と報じていますが、私のなかで違和感の方が大きいのです。
(キャロライン・ケネディ駐日米大使やジョン・ケリー米国務長官の献花は日本人として普通にうれしかったです。)  

それはパフォーマンス的なことと、彼のスピーチの内容のせいでもありますが、たとえオバマ大統領が謝罪の言葉を述べていたとしても、結果は同じだったと思います。 

もちろん、米国大統領が広島に献花に来たということ自体は、原爆の被害者全員と関係者(特に12名のアメリカ人被害者と森重昭氏、ピーター・カズニック氏,トルーマン元大統領のお孫さん等)にとっては大変意味があったことであったとは思うのですが。 」 

と書きました。 

私が違和感を持った第一の理由は、オバマ大統領がここで「核廃絶」のスピーチをしたことでした。
(政治的訪問であったとしても、米大統領が広島に献花に来てくれたことはありがたいと思います。)

私は、オバマ大統領(米大統領)の「謝罪」のあるなしにはこだわりませんが、彼には、上から目線のスピーチではなく、「自分の国が他国の民間人を大勢核兵器で殺した唯一の国」ということに対して謙虚な態度を求めたかったのです。 

(オバマ大統領が「核廃絶を」とスピーチ場所は、広島ではなく、核保有国でしょう。相手国から「アメリカの核を先に処分したらね」と突っ込まれそうですけど。
ま、現在核を保有していなくても、将来的に核を持ちたがっている国-日本も含む-に対してのスピーチのつもりでもあったのでしょうが。) 

ウィキペディア
核保有国の一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E4%BF%9D%E6%9C%89%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 

さて、上記ハフィントンの記事のコメント欄にあったMoff Kobayashiさんという方のご意見が、とてもしっくりしました。後半部分だけ貼り付けさせてもらいます。 

「・・・・国民の多くは謝罪は不必要、現職の米大統領が訪問する事に意義があると考えている、私自身過去の事であるから謝罪を求めたいとは思わない、しかしこの結果多くの罪の無い女性や子供の命を犠牲にし核を使用した唯一の国としての道義的責任は免れない、又、東京大空襲を始め民間人の大量虐殺をしたアメリカがこれ以上如何なる理由があろうとも核の使用は勿論、戦争によってその国を自国の利益の為に攻撃し破壊し殲滅する事は国際社会秩序としてやっては成らない事だと、過去を反省し、これからは平和の為に対話による解決を心がけ、外交努力によって紛争を解決して行く事を今回の広島訪問を機に誓願して頂きたい」 

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オバマ大統領の広島訪問

2016年05月28日 | 原発・核・311

BBC (2016年5月27日)
オバマ米大統領、広島で献花 被爆者の手を握り、抱き寄せ
http://www.bbc.com/japanese/36396490
 

オバマ大統領の広島訪問、献花、スピーチ、新聞やニュースで「歴史的出来事」と報じていますが、私のなかで違和感の方が大きいのです。
(キャロライン・ケネディ駐日米大使やジョン・ケリー米国務長官の献花は日本人として普通にうれしかったです。) 

それはパフォーマンス的なことと、彼のスピーチの内容のせいでもありますが、たとえオバマ大統領が謝罪の言葉を述べていたとしても、結果は同じだったと思います。 

もちろん、米国大統領が広島に献花に来たということ自体は、原爆の被害者全員と関係者(特に12名のアメリカ人被害者と森重昭氏、ピーター・カズニック氏,トルーマン元大統領のお孫さん等)にとっては大変意味があったことであったとは思うのですが。 

ウィキペディア
広島原爆で被爆したアメリカ人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%81%A7%E8%A2%AB%E7%88%86%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E4%BA%BA 

BBC (2016年5月26日)
米国で死んだ米捕虜12人-足跡辿る広島の男性
http://www.bbc.com/japanese/video-36385922 

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