Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

19世紀、20世紀初頭生まれの作家や映画監督が描いた“ディストピア”が現実に

2016年05月31日 | 社会(歴史・都市計画含む)

19世紀、20世紀初頭生まれの作家たちが予測した世界が、今現実となっていますね。予測していた時期に半世紀くらいのずれがありますけど。 

ウィキペディア
20世紀のパリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%AA 

抜粋: 

100年後の1960年8月13日、16歳のミシェル(Michel)はパリの「教育金融総合公社」を優秀な成績で卒業するが、授賞式で嘲笑を浴びる。
実は20世紀のフランスは科学万能主義が支配し、文化や芸術は金銭換算でのみ評価され、政治も世襲政治家によって占められており、ミシェルの専攻するラテン語や詩には、何の価値も与えられていなかった。
「世の中を動かす巨大な計算機」が差配する街には「地下や高架を走る鉄道」」や「太陽に匹敵する照明」の照らし出す大通りを「ガスで走る馬の要らない馬車」が埋め尽くしていた。 そして「交通渋滞」や大気汚染の蔓延する社会で「石油から合成されたパン」を食す人々の心は蔑ろにされ、友情や家族の縁も薄れていた。 

ウィキペディア
1984年(小説)
https://ja.wikipedia.org/wiki/1984%E5%B9%B4_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC) 

抜粋: 

1950年代に発生した核戦争を経て、1984年現在、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの3つの超大国によって分割統治されている。さらに、間にある紛争地域をめぐって絶えず戦争が繰り返されている。作品の舞台となるオセアニアでは、思想・言語・結婚などあらゆる市民生活に統制が加えられ、物資は欠乏し、市民は常に「テレスクリーン」と呼ばれる双方向テレビジョン、さらには町なかに仕掛けられたマイクによって屋内・屋外を問わず、ほぼすべての行動が当局によって監視されている。 

ウィキペディア
メトロポリス (1927年の映画)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B9_(1927%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

抜粋: 

2026年、ゴシック調の摩天楼がそびえ立ちメトロポリスと呼ばれる未来都市では、高度な文明によって平和と繁栄がもたらされているように見えたが、その実態は摩天楼の上層階に住む限られた知識指導者階級と、地下で過酷な労働に耐える労働者階級に二極分化した徹底的な階級社会だった。 

上の小説、映画の作者と監督は、上から、ジュール・ベルヌ(仏)、ジョージ・オーウェル(英)、フリッツ・ラング(墺、映画はドイツ映画)。 

それ以外にも、未来の世界の姿を言い当てていた有名作家たちがいます。
(すべての作家がディストピア(ユートピアの反語)として未来を予測しているわけではありません。。) 

10 Sci-Fi Predictions That Became Science Fact
https://www.youtube.com/watch?v=GiMzZ8-Ebq0 

これはオマケ。
日本版も、作ってほしいですね。 

Paris et ses grands travaux du XXème siècle
https://www.youtube.com/watch?v=U7e19m9khhs 

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レイモンド・ブリッグスの『風が吹くとき』とグードルン・パウゼヴァングの『みえない雲』を

2016年05月30日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

核保有国の大統領の核廃絶のスピーチより、イギリスの漫画家・イラストレーターのRaymond Briggsが1982年に描き、1986年にアニメーション化されたこののアニメで映画を放映したほうが、(まともな感覚を持った人達相手であれば、)核廃絶を訴えるにはなのではないか、と思います。 

ウィキペディア
風が吹くとき
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%8C%E5%90%B9%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%81%8D

抜粋:

あらすじ 

主人公は、イギリスの片田舎で静かな年金生活をおくっている老夫婦のジムとヒルダ。

しかし、世界情勢は日に日に悪化の一途をたどっていた。ある日、戦争が勃発したことを知ったジムとヒルダは、政府が発行したパンフレットに従い、保存食を用意したりシェルターを作るなどの準備を始める。

そして突然、ラジオから3分後に核ミサイルが飛来すると告げられる。命からがらシェルターに逃げ込んだジムとヒルダは爆発の被害を辛うじて免れたが、フォールアウトなどによる放射線の影響に対しては知識がなく、無防備であった。救援が来ることを信じて止まないジムとヒルダは、互いに励まし合いながらも放射線に蝕まれ、次第に衰弱していく 

かぜが吹くとき(予告)
https://www.youtube.com/watch?v=-u4h5fUX174 

When The Wind Blows (1986)
https://www.youtube.com/watch?v=Qv36YqNM20k 

原子爆弾ではありませんでしたが、このアニメが公開された1986年は、チェルノブイリ事故が起こり、欧州、世界中を放射能の恐怖に陥れた年でもありました。 

ドイツ人児童文学作家、Gudrun Pausewangが1987年に書いた小説が原作の、『みえない雲』の映画も一緒に観るとよりよいでしょう。 

ウィキペディア
みえない雲
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9B%B2

DIE WOLKE | Trailer | Deutsch
https://www.youtube.com/watch?v=oCzrOI8o_Is 

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オバマ大統領広島訪問-オバマ大統領に求めたかったこと

2016年05月30日 | 原発・核・311

ハフィントンポスト(2016年5月30日)
それでも、謝罪は必要だ~オバマ大統領の広島演説に思う
By ケイト・ハドソン イギリス・核軍縮キャンペーン(CND)事務局長
http://www.huffingtonpost.jp/dr-kate-hudson/barack-obama-hiroshima_b_10191338.html?utm_hp_ref=japan
                          

私は、5月28日のブログ、
オバマ大統領の広島訪問
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/fd68740f7ad1853768ccc6d527da5cb3

のなかで、 

「オバマ大統領の広島訪問、献花、スピーチ、新聞やニュースで「歴史的出来事」と報じていますが、私のなかで違和感の方が大きいのです。
(キャロライン・ケネディ駐日米大使やジョン・ケリー米国務長官の献花は日本人として普通にうれしかったです。)  

それはパフォーマンス的なことと、彼のスピーチの内容のせいでもありますが、たとえオバマ大統領が謝罪の言葉を述べていたとしても、結果は同じだったと思います。 

もちろん、米国大統領が広島に献花に来たということ自体は、原爆の被害者全員と関係者(特に12名のアメリカ人被害者と森重昭氏、ピーター・カズニック氏,トルーマン元大統領のお孫さん等)にとっては大変意味があったことであったとは思うのですが。 」 

と書きました。 

私が違和感を持った第一の理由は、オバマ大統領がここで「核廃絶」のスピーチをしたことでした。
(政治的訪問であったとしても、米大統領が広島に献花に来てくれたことはありがたいと思います。)

私は、オバマ大統領(米大統領)の「謝罪」のあるなしにはこだわりませんが、彼には、上から目線のスピーチではなく、「自分の国が他国の民間人を大勢核兵器で殺した唯一の国」ということに対して謙虚な態度を求めたかったのです。 

(オバマ大統領が「核廃絶を」とスピーチ場所は、広島ではなく、核保有国でしょう。相手国から「アメリカの核を先に処分したらね」と突っ込まれそうですけど。
ま、現在核を保有していなくても、将来的に核を持ちたがっている国-日本も含む-に対してのスピーチのつもりでもあったのでしょうが。) 

ウィキペディア
核保有国の一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E4%BF%9D%E6%9C%89%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 

さて、上記ハフィントンの記事のコメント欄にあったMoff Kobayashiさんという方のご意見が、とてもしっくりしました。後半部分だけ貼り付けさせてもらいます。 

「・・・・国民の多くは謝罪は不必要、現職の米大統領が訪問する事に意義があると考えている、私自身過去の事であるから謝罪を求めたいとは思わない、しかしこの結果多くの罪の無い女性や子供の命を犠牲にし核を使用した唯一の国としての道義的責任は免れない、又、東京大空襲を始め民間人の大量虐殺をしたアメリカがこれ以上如何なる理由があろうとも核の使用は勿論、戦争によってその国を自国の利益の為に攻撃し破壊し殲滅する事は国際社会秩序としてやっては成らない事だと、過去を反省し、これからは平和の為に対話による解決を心がけ、外交努力によって紛争を解決して行く事を今回の広島訪問を機に誓願して頂きたい」 

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ハッキング被害と謝罪

2016年05月29日 | 異文化

昨年シェアメールのメンバーの一人欧州人のAさんのパソコンがハッキングされて、私を含むメールをやり取りをしていた人々全員(欧米、日本)に、彼女のメールアドレスでスパムメールが届くトラブルがありました。 

このスパムメールを受け取った時私はすぐ彼女にメールを送り、
「あなたのメールアドレスを発信者としたスパムメールが何度も来るのだけど、知っていますか?」
と質問。 

彼女はすぐ(別メールアドレスから)
「I am sorry. 私のパソコンが旅行中∸おそらく空港で-ハッキングされたらしく、他の友人達からも同様の報告を受けています。パスワードを変更したり、いろいろ対処しているんですが、まだぞっと届くようならまた連絡をください。」
と返事がありました。 

私は一応この後、彼女の日本人の友人からこのスパムメールについて戸惑いのメールをもらったため、シェアメール仲間に「Aさんのパソコンがハッキングされたようです。彼女のメールアドレスで届いたスパムメールのリンクや添付ファイルは絶対に開かないでください」
と通知。 

しかし、このスパムメール、とてもしつこく、スパムメール受信をしだした時期が人によって違う上、一旦受け取りだすと、そのメールをそのまま削除したとしても、しつこく何度も届きました。 

そのおかげで、しばらくたってAさんに「このまま続くようなら君のメールを受信拒否にするしかなくなる」という警告をする人(欧州人)や、苦情と共に謝罪を求める人(欧州人)もでてきました。 

さて、こうしたハッキング被害ですが、もし自分のメールアカウントがハッキングされて情報がもれ、友人達にスパムメールが大量発信された場合、私たちはどうするでしょうか? 

これを日本人の友人Tとアメリカ人の友人に訊いたところ、 

友人Tは、
「自分がハッキングされたせいで、相手になんらか迷惑をかけた場合、自分はまず謝ると思う。逆に、自分がスパムを受け取った場合であれば、相手に謝罪を求めることはしないと思う。」 

アメリカ人の友人は、
「アメリカでは多分、謝らないで、「教えてくれてありがとう」と言う人が多いと思う。」 

私の答えも友人Tと同じですが、この答えがすべての日本人に当てはまるわけでもないし、アメリカ人の友人の答えがアメリカ人すべてに当てはまることでもないと思います。 

しかし、日本人なら、友人Tと同じ意見の人が多く、更に言えば、「ハッキングされた人も被害者だと思うので、謝罪は求めることはしないもの、なんとなく「謝罪の言葉」があるだろうことを期待してしまうところはある。もちろん、謝罪がなくても、このケースでは気分は害さないけど」なのではないか、と思います。

(先に書いた、私に問い合わせをしてきた日本人の友人も、むしろAさんに同情していました。) 

さて、Aさんですが、私が知っている限りですと、私が彼女にメールを送った時は、I am sorryと返事をくれましたが、警告や苦情メールを出した友人達には謝罪はなしだったようでした。 

そのせいで、謝罪を求めた友人の方はAさんに不信感を持ってしまったようでしたが、逆に言うと、苦情を言われたAさんにしても「確かにハッキングする機会を作ったことは反省するけど、私も被害者なのをわかってほしい」と言う気持ちが強かったのではないかと思います。
(この謝罪を求めた方の友人は、今は「異文化のせい」と思ってくれています。) 

ハッキング被害、スパム、これは異文化の人達が巻き込まれたとき、同文化の人達だけの場合より、誤解や不信感を募らせるようです。 

(まあ、ハッキング被害でなくても、国と国で「謝罪」がもとで仲たがいすることが少なくないですけどね。) 

参考: 

質な香港のSNS、Zorpia
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ae7f10067852aa445b4caa15daf3265e 

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オバマ大統領の広島訪問

2016年05月28日 | 原発・核・311

BBC (2016年5月27日)
オバマ米大統領、広島で献花 被爆者の手を握り、抱き寄せ
http://www.bbc.com/japanese/36396490
 

オバマ大統領の広島訪問、献花、スピーチ、新聞やニュースで「歴史的出来事」と報じていますが、私のなかで違和感の方が大きいのです。
(キャロライン・ケネディ駐日米大使やジョン・ケリー米国務長官の献花は日本人として普通にうれしかったです。) 

それはパフォーマンス的なことと、彼のスピーチの内容のせいでもありますが、たとえオバマ大統領が謝罪の言葉を述べていたとしても、結果は同じだったと思います。 

もちろん、米国大統領が広島に献花に来たということ自体は、原爆の被害者全員と関係者(特に12名のアメリカ人被害者と森重昭氏、ピーター・カズニック氏,トルーマン元大統領のお孫さん等)にとっては大変意味があったことであったとは思うのですが。 

ウィキペディア
広島原爆で被爆したアメリカ人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%81%A7%E8%A2%AB%E7%88%86%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E4%BA%BA 

BBC (2016年5月26日)
米国で死んだ米捕虜12人-足跡辿る広島の男性
http://www.bbc.com/japanese/video-36385922 

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『とと姉ちゃん』の脚本家は欧米人?・日本と海外、上司の呼び方

2016年05月28日 | 異文化

文句を言いながらも、今日もNHK『とと姉ちゃん』を観てしまいました。 

本日は、主人公小橋常子が、タイピストとして初出勤。

配属先のタイプ室の上司の女性をいきなりファーストネームで呼び、「苗字で呼ぶように」と注意されてキョトンとする常子。 

現代において、日本の企業で職場の上司や同僚を初対面でいきなりファーストネームで呼ぶ習慣はないですが、戦前の会社ではそれが特殊ではなかったのでしょうか? 

おそらく、当時、男性が初対面の女性社員をファーストネームで呼ぶケースは今よりあったのではないかと思います。しかし、それさえもまれだったのではないでしょうか。 

ところで、職場での人の呼び方ですが、日本においては、部下から上司を呼ぶときは、「部長」「課長」という呼びかけがあり、ついでにいえば、(この言葉を先輩本人に対し使うことは少ないでしょうが)「先輩」という便利な言葉もあります。 

一方、欧米では、上司や部下では、Mr.○○、Ms○○、(上司が許可をしていれば)ファーストネームで呼び合うことが普通だと思います。 

(フランスで「マドモワゼル」を使わなくなったのは、未婚女性(未入籍婚含む)が増えたからだと思いますが、ジェンダーフリーで、そのうちMr.とMs.もなくなりそうですね。) 

しかし、中東諸国のように、そのフルネームが非常に長い上、構成している名前一つ一つの種類が少なくて例えばたくさんのアブドゥルさん、モハマッドさん、フセインさんがいたりする国は、上司を呼ぶ場合、どうしているのでしょう。 

また、東アジア-中国、韓国、台湾のようにたくさんの「金さん」「李さん(中国語はリーさん、韓国語はイーさん)がいる国は? 苗字+敬称で上司を呼ぶ?

今も日本で働く外国人が増えていますが、ある意味、日本の方式∸役職名呼び、「先輩」という単語は、合理的かもしれません。 

(仕事関係を離れて-

ママ友関係だと、ファーストネームでも苗字でもなく、「マリちゃんのお母さん」「タクヤ君のおかあさん」と呼ばれることが多いと思います。
こういう呼び方をする国は、他にもあるのでしょうか。

まあ、これは親子をワンセットで覚えられて便利ではありますが。ただ、その代わりその母親と長い事付き合っていても母親同士お互いの苗字を知らないまま、ということもでてきます。) 

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NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』-量産店の安売り品のようなドラマを平気で作るNHK

2016年05月27日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

現在、習慣でNHKの『とと姉ちゃん』を観ていますが、脚本および演出、主役級の人達-特に主人公の演技、もう前々回の『まれ』と同じくらいひどく感じます。 

私は結婚して以来ドラマはあまり観ないのですが。それでも夫が新しいシーズンが始まるとドラマをチェックするので、それに少し付き合います。 

それで思うのは・・・NHKの朝ドラに限らず、民法ドラマでも21世紀以降特に劣化が激しくないですか? 

昨年のTBS『天皇の料理番』と前回のNHK朝ドラ『あさが来た』の作品が注目を浴びたのですから、視聴者の質が下がったとは思えないので、もうこれは制作側のプロ意識の欠如としか言えないのではないか、と思います。 

これは、ドラマだけではなく、エンターテイメント系、そしてジャーナリズム系すべてに言えると思いますが、
「一度話題になったり、コネがあったり、ギャラも安くすむ人達]が重宝がられ、そうした人達は必然的に露出頻度が高くなります。

宣伝ややらせコメントでそういう人達を、「人気者」「才能、実力がある人」に祭り上げるのは簡単です。
これは、昔からそうだったと思いますが、それでもまだ節操があったのでは? 

(さて、以下は趣味の問題で主観の相違により、ファンの人には申し訳わけないですが、書いてしまいます。)  ※赤字部分訂正しました。(5/28)

たとば、トト姉ちゃん役の高畑充希は「演技派」と言われているようですが、彼女はあの喋り方や動作で「演じている」つもりでしょうか?

あの祖母役の大地真央の化粧に、なぜ演出家は文句をいわない?

また、「次女の鞠子役がかわいい」「親友の綾役が美少女」という声がネットに上がっているようですが、私には全く共感できません。 2人とも、普段の姿と違って、可愛くも美少女にも見えません。
いくら昔の髪型にしなければならないとはいえ、もっと工夫できたのではないかと思います。

(前作の『あさが来た』のふゆ役(実年齢13歳)の女優さんが、日本髪の方が普段のときより魅力的に見えましたね。) 

ま、一番酷いのは脚本で、それは人間描写ができていないだけでなく、脚本家の「常識」さえも疑ってしまう出来。

何か量産店か100円ショップで売っているお茶碗と同じものを、老舗が自社ブランド製品として売っているのと似たように思えてしまいます。

追記:

私はNHK朝ドラは、『ひらり』しかまともに観たことがありませんでしたが、『花子とアン』から観だしました。

『花子とアン』最初の一か月だけ満足、何度か挫折しましたが、一応最終回まで観ました。
(『花子とアン』では本の見開きの上に重い辞書を載せたり、漬物石に使ったり等々、扱いの乱暴さに怒りを覚えましたが、『とと姉ちゃん』も本を粗雑に扱う場面がありました。撮影現場で違和感を持つ人はいなかったとしたら、悲しい。)

『マッサン』2,3か月後挫折。家族が見ているときだけながら観。

『まれ』初期から余りのひどさに呆れたものの、ここまで酷いのも珍しいので時々チェック。

『あさが来た』脚本、演出、俳優ほぼ完ぺきで、毎日欠かさず観ました。(数回見逃し)

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“歯止めを失ったイスラエル”と“理性がないドナルド・トランプ”が世界を動かすとしたら

2016年05月27日 | 国際・政治

ニューズウィーク(2016年5月26日)
イスラエルに史上最も右寄りの政権誕生
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/post-5182.php
 

 イスラエル政府は昨日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相がアビグドル・リーベルマン前外相を新政権に迎え入れることで合意したと発表した。リーベルマン率いる極右政党「わが家イスラエル」が、ネタニヤフが率いる右派政党リクードの連立政権に参加する。リーベルマンは国防相に就任する模様。 

 もともと連立に参加している極右政党「ユダヤの家」に「わが家イスラエル」が加わることで、イスラエル史上でも最も右派寄りの内閣が誕生した。 

 モルドバ出身のリーベルマンは、イスラエルで最も問題発言の多い政治家として知られる。アラブ系住民がイスラエル人を襲撃したのを受けて昨年3月、イスラエル国家に忠誠を誓わないアラブ系イスラエル人は斬首刑にすべきだと発言し波紋を呼んだ。イスラエル人を攻撃するパレスチナ人に対する死刑の適用を可能とする法案の実現も目指している。 

(続きはリンクからどうぞ) 

さて、トランプ氏は外交政策では不介入主義をとっていて、これは一部のエリートたちには受けが良いです。

しかし、彼が大統領になり、他国に戦争をしかけなくなったとしても、米国が世界を混乱に陥れていく構図は変わりなさそうです。 

ロイター(2016年3月22日)
トランプ氏、イスラエルとの強固な同盟を公約 米大統領選に向け
http://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-israel-idJPKCN0WO02R
 

[ワシントン 21日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏は21日、11月の本選で勝利すれば米国とイスラエルの強固な同盟を追求すると公約した。 

また、国連が自らの意思をイスラエルに押し付けようとすれば抵抗すると述べた。

同氏は米イスラエル広報委員会(AIPAC)向けの演説で、イスラエルとパレスチナの交渉ではイスラエル側に立つと表明。「パレスチナは米国とイスラエルの結束が壊れることはないということを知った上で交渉の席に着かなければならない」と述べた。 

また「イスラエルはユダヤ人の国家であり、永遠にユダヤ人国家として存在することを受け入れるつもりで交渉の席に着かなければならない」とも指摘した。 

トランプ氏はこれとは別にCNNとのインタビューで、米国は北大西洋条約機構(NATO)向けの支出を削減すべきとの考えを示したほか、在イスラエル米国大使館をエルサレムに移転すると述べた。 

キューバとの関係については、大統領に選出されても経済・外交関係の正常化を継続するだろうとした。 

イスラエルが大好きな安倍政権にとっては、トランプ大統領でも、結果オーライではないでしょうか?(どのみち、米共和党頼みだし。)

悪夢だ・・・。

参考: 

トランプとコーク兄弟とCATO Institute
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1c0816a9488cdd49b686e2a8c398915a

 『ドナルド・トランプが信じる22の事』(2015年12月のBBCより)
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/86f3b932e17bffbb6bf70e2844355cb5

 ニューズウィーク(2016年5月20日)
ドナルド・トランプの不介入主義は正しい
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/post-5133.php 

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ビル・ゲイツの別荘と黒川正博氏・IT、広告業界と医療業界

2016年05月26日 | メディア・広告業界

ジカ熱、ワクチン、今回のWindows10で採算調べものに名前が出てきたビル・ゲイツ。 

そういえば、彼が建てている軽井沢の別荘はどうなったのかと思って、調べていたら、この別荘についての2014年末に書かれた記事を見つけました。 

ダイアモンドオンライン(2014年12月29日)
住民大激怒! 「ビル・ゲイツの軽井沢別荘」噂検証
By 軽井沢新聞編集長 広川小夜子
http://president.jp/articles/-/14259 

軽井沢にビル・ゲイツが別荘を建てる――そんな噂が流れたのは2012年冬のことだった。その年の1月、環境アドバイザーの鈴木美津子さんは「木がすべて切られ、ひどいことになっている」と知人から連絡を受けて、千ヶ滝西区の別荘地へ向かった。小高い丘の約6000坪の土地に木が1本もなくなったことを悲しんだ。鈴木さんは伐採予定の樹木を引き取って移植するボランティアを行っている。それだけに、野鳥や小動物たちが暮らす林を簡単に伐採するということが許せなかった。鈴木さんが、噂の別荘を建設する場所が、そこだと知ったのはそれからしばらく経ってからだった。 

2月のある日、軽井沢町議会議員のMさんは軽井沢新聞社を訪れ、千ヶ滝西区に巨大な別荘ができるという話をした。それはこんな内容だった。

大成建設の担当者が図面を持って千ヶ滝西区の区長の家を訪ね、丘の上に建設する別荘の計画を説明した。建物の図面は回廊式になっているもので、IT関係にはよくある設計だという。 

「中庭があるから電波が入りやすい。別荘地なので夏以外はパソコンを使う人が少なく、丘の上だから木を切ってしまえば、電波が入りにくいという問題はまったくない。東日本大震災があってから東京も大地震がいつ起こるかわからないと心配されているが、軽井沢は岩盤が固く地震の可能性は低い。しかも東京から新幹線で1時間という好アクセス」。Mさんは、「これはマイクロソフト社がアジアの本拠地にしようという計画ではないか」と推測した。 

不動産業者からのルートで聞いたという近隣の住民は「ビル・ゲイツは日本好きで京都にも別荘を持っている。孫正義さんと仲が良くて軽井沢も気に入った。この場所を勧めたのは孫さんだよ」と、まことしやかに話す。噂は広がり、「本当の施主はビル・ゲイツの妹だ」とか、「息子の名前になっている」などの情報が入ってきた。 

建築申請が会社の山荘ではなく個人の別荘だったことから、マイクロソフトではなく、ビル・ゲイツの別荘だという臆測が強くなった。春になると工事が開始された。建築現場にある看板の建築主は、土地の所有者でもある「株式会社ピーエムリゾート」だった。 

県に届け出た建築計画書によると、敷地面積2万1969.47平方メートル(約6657坪・テニスコート換算で84面分)、延床面積6238.63平方メートル(約1890坪)、地上1階、地下3階。個人の別荘というにはあまりに大きく、どうしてこれが個人の別荘として認められるのか、という疑問はぬぐえない。企業の山荘として申請すると近隣への説明会が必要になり反対される可能性もあるが、個人の別荘なら説明会はいらない。そのために個人と言っているのではないか、という疑問を感じさせるほど巨大な建物なのだ。 

噂どおりビル・ゲイツだというなら、このピーエムリゾートの存在は何なのか。そして代表取締役の黒川正博なる人物とは? 

東京新橋にあるピーエムリゾートの設立は2009年で、10年2月に虎ノ門から新橋へ移転している。会社の業務としては、リゾート開発、不動産業、投資業、金融業などが掲げられている。新橋のピーエムリゾートに事実関係の確認をしたが、期日までに返事はなかった。やはり噂どおりペーパーカンパニーなのだろうか。日本マイクロソフト社に、ビル・ゲイツとの関連を尋ねると、こんな返事が来た。 

「ご指摘の土地・建物は、弊社とは一切関係ない。ビル・ゲイツおよびその家族についてはわからない」 

(続きはリンクからどうぞ)

「環境保護の保護を訴えている人物が環境破壊」と突っ込みたくなるのと併せて、突然打ち切られてしまったアメリカのTVシリーズの『V』(2009年版の新しいバージョンの『V』)の宇宙船を思い出してしまいました。 

"V" ABC TV Series Extended promo trailer
https://www.youtube.com/watch?v=YhtkV5622Yo 

(「人間の皮をかぶった宇宙人」はいなくても、現代社会は、このドラマのようになっていると思います。ワクチン、テロ、マスメディア・・・興味がある方は是非このドラマシリーズ(シーズン2で打ち切り)をご覧ください。) 

ところで、この記事に登場している黒川正博氏をネットで検索してみたところ、彼の事業の一つと思われる、以下のNPOのHPを見つけました。 

日本抗加齢センター(Japan-Anti Aging Center)
http://www.koukarei.com/company/profile.html 

黒川氏は広告の旭通信出身者。 

大表取締役 黒川正博
<略 歴>
(株)旭通信社、(株)大広を経て、(株)エージー取締役就任。
15年間にわたり広告宣伝室長として、三菱銀行の広告宣伝活動、CIの導入に携わる 

(旭通信社は、外務省出身の稲垣正夫氏が作った広告代理店。

ウィキペディア
稲垣正夫
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E5%9E%A3%E6%AD%A3%E5%A4%AB_(%E5%AE%9F%E6%A5%AD%E5%AE%B6) ) 

事業内容として、 

ソーシャルビジネスデザイン 

日本抗加齢センターが目指すものは、ビジネスを通して社会のお役に立つこと。 利益を追求するだけのビジネスではなく、企業も社会の一員として、日本の、そして地球の未来に貢献できるよう、お手伝いをしたいと考えています。

抗加齢医学をはじめとする医療や健康関連のプロジェクト、町おこし事業で培ってきた地域振興、中国やイタリアな ど海外とのコラボレーションなど、私たちが経験し、習得してきたノウハウを活用しながら、人々の暮らしに貢献できる 新しいビジネスのあり方を提案していきたいと考えています。

医療関係をはじめとする商品・事業開発のコンサルティングや人材派遣・紹介、医療通訳士の育成、国内外の地域振興プロジェクトのプロデュース、出版事業やイベントの企画運営と、私たちの事業領域は多岐に渡りますが、そのどれもが“ソーシャルビジネスデザイン”~ビジネスを通して社会に貢献 する~を原点としています。 

ビジネスドメイン 

日本抗加齢センター株式会社は、抗加齢医学の専門医に日本抗加齢医学会や抗加齢医学の啓発を行う日本抗加齢協会と連携し ながら、抗加齢医学の正しい発展に貢献することを企業理念としています。

そのために弊社では、医学会との強いパイプをもとに、産学共同体制の推進や、人材育成・派遣等に力を注いでいます。 

-と書いてありますが、広告業界とIT業界がつながるのはわかるのですが、この二の業界から「医学界」に群がる人がいるのは、なぜでしょうね。

彼らはVisitor?

ビル・ゲイツの軽井沢のShip別荘はさすがにもう完成していますよね?

参考: 

ビル・ゲイツと国際機関が作った『GAVIアライアンス』・『IFFIm』と『ワクチン債』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/dc95f3be1214268bc3e1714332910c84
 

佐々木俊尚氏と糸井重里氏が子宮頸がんワクチン推進tweetする理由・ホリエモンの『予防医療推進任意団体』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d6e340a595f444634fc2c9b42986ae2f 

ハフィントンポスト(2015年10月16日)
「2030年代、サイボーグとなった人類は"神"に近づく」未来学者レイ・カーツワイル氏が"来るべき世界"を語る
http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/16/ray-kurzweil_n_8310564.html  

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スペインPeñaranda近郊の修道院とアルザスのモン・サン・オディール修道院の動画

2016年05月25日 | 旅行

スペインのベゴーニャさんが、先週旅行に行ってきた町の写真が載ったリンクと、隣町の修道院の動画のリンクを送ってきてくれました。 

Peñaranda: 
http://www.topriberadelduero.com/en/towns/penaranda-duero-ribera-burgos 

Monasterio de Santa María de la Vid (Agustinos-Burgos-España)
https://www.youtube.com/watch?v=6mDyooMOIzA 

私はクリスチャンではないのですが、海外の大聖堂や修道院を訪問するのが好きです。 

今まで行った修道院の中で一番印象に残ったのは、フランスアルザス地方にある、モン・サン・オディール。 

Le couvent du Mont Sainte-Odile - Région Alsace - Le Monument Préféré des Français
https://www.youtube.com/watch?v=sgpOZpnB8Mw

HP
http://www.mont-sainte-odile.com/ 

また行きたいな・・・。 

オマケ: 

アルザスの山中の名所として、もう一つ-古城です。 

Alsace : le château du Haut-Koenigsbourg
https://www.youtube.com/watch?v=ec3QjpVDyZA

HP
http://www.haut-koenigsbourg.fr/fr/ 

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サラ・ジェシカ・パーカーの『ファミリー・ルーツ』・欧米人と日本人の個人情報の概念の差

2016年05月23日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

現在Gyaoで放映中の「米国版ファミリーヒストリー」。
これはサラ・ジェシカ・パーカーに興味がない人でも楽しめると思います。是非どうぞ。 

Gyao
ワーナーTVドキュメント 発見!ファミリー・ルーツ シーズン1 
サラ・ジェシカ・パーカー
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00597/v12566/
 

(こちらはそのまま動画が始まります。http://gyao.yahoo.co.jp/player/00597/v12566/v1000000000000002496/ )

※2016年8月31日まで 

戸籍制度さえないアメリカでは17世紀までルーツをたどれるようです。それは個人の手紙までもが公的機関に保存されたりしているから。 

欧米のアンティークショップでは遺品となった個人のハガキ、手紙、写真などまでが売買されることに既にカルチャーショックを受けていましたが、そうした手紙などはマニアだけに渡るのではなく、こういう公文書を扱うところに行く場合があるのだ、と改めて気が付きました。 

いずれにしても、「個人情報」の観念は、日本と欧米(特に米国)のものは大きく違うのでしょう。 

日本もFacebookやLinkedin等で、フルネームや写真、個人情報をネットに公開することに抵抗がない人が増えていますが、それでも抵抗がある人の方が圧倒的に多いと思います。 

対して欧米(他の地域はわかりません)にオープンな人が多いのは、それは名前が同姓同名が多いばかりではなく、私文書であっても赤の他人に渡ることにあまり抵抗がない文化があるせいか。 

そう考えると、マイクロソフトやGoogle、SNSが個人情報収集で文句を言う人があまりいないようなである理由も、わかるような気がします。 

参考: 

盗まれたクラウディアさんの日記
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/413936e188b144ea71edde0058049bea

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カポソカ交響楽団の東京公演・ロンドン在住チェリスト伊藤悠貴さんとカポソカ交響楽団

2016年05月22日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

昨日は、アンゴラのカポソカ交響楽団のコンサートに行ってきました。 

アンゴラのカポソカ交響楽団日本ツアーの日程・駐アンゴラ日本大使の挨拶
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d3627cc29d0f6a1dfc50d63b615bf877

 最初は団員がちょっと緊張しているように感じられましたが、最後は会場の拍手とともに、アンゴラの曲を披露。

(そのうち一曲が、「カノン」の編曲のように思えたのですが、表題はアンゴラの曲のまま。
一緒に行った音楽家の友人が、「あれはおそらくカノンからインスピレーションを得て作ったもので・・・」と専門的な分析をしてはくれましたが、彼女も確信はありませんでした。
「カノン」は他の地域で演奏していたようなので、もしかしたら、急遽一曲だけ最初の予定と変えたのかもしれません。) 

演奏のすばらしさだけでなく、団員の女性はあでやかな緑の民族衣装風、男性は黒いスーツに緑か黄色のスカーフは印象的。それに加えて皆さんモデルの様に美しい方ばかりで目の保養もさせてもらいました。 

相馬市の少年少女オーケストラも参加、こちらは自分の国での公演であり、外国人と共演することにも既に慣れているせいか、安定した様子でした。この楽団が結成されたのは311以降、つまりまだ4,5年しかたっていないはずなのですけどね。
音楽が彼らに与えたものは大きいと思います。 

今回の東京公演の動画はまだないいようなので、とりあえず、相馬市でのコンサート、そして2014年のスペインの紹介番組動画を貼り付けます。 

カポソカ音楽学院・相馬子どもオーケストラ交流コンサート in 相馬
https://www.youtube.com/watch?v=DZtc5l5_bdQ
 

Documental Orquesta Sinfónica Kaposoka (Luanda-Angola) en Asturias (España)
https://www.youtube.com/watch?v=Ost_jcUwtwU

さて、このコンサートの指揮、チェロの伊藤悠貴さんについては上記ブログ記事でも紹介させてもらっていますが、今回のコンサートでは、まだ若い彼がこの楽団を心から愛し、育てることに情熱を燃やしていること、そして団員からも信頼を得ているだろうことが伝わってきて、ちょっと眼がしらが熱くなりました。 

彼の動画を: 

Yuki Ito on TV Show (English/Portuguese) / 伊藤悠貴 TVトークショー(日本語字幕)
https://www.youtube.com/watch?v=EHsECJ1-pEE
 

Yuki Ito plays Schumann "Fantasiestücke" / 伊藤悠貴 シューマン:幻想小曲集
https://www.youtube.com/watch?v=-bERghF2gF8
 

指揮については、カポソカの団員のうち二名も指揮をとりましたが、そのうち1人の指揮者(コントラバス奏者)が、グスターボ・ドゥダメルを思い出させました。
(この男性、カポソカの団員の中で一番表情豊かに楽しそうに演奏していましたが、盛り上げ役ですかね。もう一人のメインの指揮者の男性も言う事なしです。) 

ということで、オマケにドゥダメルの動画を二つ:

Gustavo Dudamel presents "Mambo"
https://www.youtube.com/watch?v=NYvEvP2cmdk  

日米エル・システマ共同企画「ドゥダメルと子どもたち」
https://www.youtube.com/watch?v=6Piwq95cKAk 

関連: 

相馬市の子供たちが楽器を持ったきっかけ-ベネズエラで生まれた『エルシステマ』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/9a343c04e1ab27ac8838be1c75874e97
 

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Windows10強制アップグレード-「利用者の手間のかからない形」 by マイクロソフト

2016年05月21日 | 

Windows10の強制アップグレードは、マイクロソフト社は、「利用者のために」とコメントしています。 

NHK New Web (2016年5月19 日)
News Up 勝手にアップグレード なぜ?
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160519/k10010527561000.html
  

(追記:上記リンク記事はもう存在しませんが、個人ブログで全文をコピペしてくれている人が見つかると思います。そちらからどうぞ。(5/26))

抜粋: 

「今回の通知画面の変更について、マイクロソフトでは、無償期間のうちに「Windows10」へのアップグレードを促すために、「利用者の手間がかからない形」として、導入したと説明しています。つまり、あくまで利用者の利便性を高めるための措置だというのです。

一方で、利用者に戸惑いが広がっていることについて、マイクロソフトの担当者は「画面が分かりづらかったかもしれないので、改善も考えていかないといけない」と話しています。  

「利用者のために」「顧客の為に」「環境の為に」という偽善については、今までも何本か書いてきていますが、(ANAの強制オートチェックイン、YahooやGoogleの利用者のメールや検索情報覗き見、携帯会社の「資源に優しいペーパーレス請求・領収書」等)、きわめつけは、今回のマイクロソフトのコメントですね。 

ネットで調べてみた範囲で分かったことは、この強制アップグレードを止めようとパソコンを強制終了させパソコンが壊れた人、アップグレード後、パソコンに不調をきたした人、ファイルやアプリに問題が起こった人などが出ているということ。 

マイクロソフト社は、「事前に、何時にアップグレードを開始する、と表示している」と言って、上記のような被害が出ても知らん顔。 

そもそも、利用者に許可をしないで、勝手にアップグレードをすることは、利用者のためなんかではないです。 

先日、「国土交通省が、タカタのエアバックのリコールに応じていない人の家を戸別訪問する」というような記事をアメリカの友人が面白がって送ってきましたが、「生命にかかわるリコールと国土交通省の個別訪問」が日本的なら、「マイクロソフトの強制アップグレード」は米国的なんでしょうか、ね。

米国については知りませんが、今年の3月、イギリスでもこの強制グレードアップ、文句を言う人が続出したようです。 

今回、マイクロソフト社は、
「改善を試みないといけない」と言っていますが、イギリスの時に同じ問題が起こっていたのを知っていて放置しながら、よく言うわ・・と思ってしまいます。

記事は、結局は文句を言う利用者に非がある書き方ですが、リンクと冒頭部分を貼り付けます。 

The Guardian(2016.3.15)
Windows 10 automatically installs without permission, complain users
https://www.theguardian.com/technology/2016/mar/15/windows-10-automatically-installs-without-permission-complain-users 

Windows 7 users are reporting that Windows 10 is automatically installing on their PCs without permission.

Scores of users have posted on Twitter, forums, Reddit and gaming sites to complain about Windows 10 automatically installing, seemingly without asking, and often in the middle of doing something important. 

(中略) 

Microsoft recently changed the Windows 10 upgrade from “optional” to “recommended”, making it one level below the highest “critical” designation within Windows Update, the software update system built into Windows. The change means that if users have Windows update on Windows 7, 8 or 8.1 set to ‘install all recommended updates’, which many will do, the Windows 10 upgrade will automatically download to a user’s computer. 

But Microsoft insists that Windows 10 will not automatically install without asking for explicit permission.

(続きはリンクからどうぞ。)

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Windows10の強制アップグレード対処法

2016年05月20日 | 

前回
Microsoftの暴走?Windows10強制アップグレード-元に戻す方法とアップデート拒否の方法
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/aa11b4fcf00712490fef37ec2b2d1db2

を書きましたが、この問題がNHKで取り上げていました。リンクと抜粋を貼り付けます。 

NHK New Web (2016年5月19 日)
News Up 勝手にアップグレード なぜ?
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160519/k10010527561000.html
 

(前略) 

なぜ知らないうちに 

なぜ、自動でアップグレードされてしまうのか。

これまで基本ソフトは、みずから新しいものを購入して、アップグレードを行う必要がありました。今回は「Windows7」と「Windows8.1」の利用者であれば、期間限定で無償で行うことができるようになったのです。この無償期間は7月29日までです。

今回の騒動について、日本マイクロソフトの担当者は、無償期間の終了が迫っていることから、通知画面を変更したことが理由ではないかと話しています。 

通知画面は5月13日に変更されました。この変更によって画面には「Windows10はこのPCで推奨される更新プログラムです。このPCは次の予定でアップグレードされます」などと表示され、併せてアップグレードが実行される日時が示されるようになりました。 

最近この画面を見た人も多いのではないでしょうか。中には、あとでアップグレードしようと思い、右上の「×」印をクリックして表示を消した人もいるかもしれません。

しかし、マイクロソフトによりますと、この操作だけでは、通知画面が消えただけで、予定をキャンセルしたことにはならないということです。そのため、利用者の思わぬ形でアップグレードされるという事態が起きているというのです。 

「分かりづらかったかもしれない」 

今回の通知画面の変更について、マイクロソフトでは、無償期間のうちに「Windows10」へのアップグレードを促すために、「利用者の手間がかからない形」として、導入したと説明しています。つまり、あくまで利用者の利便性を高めるための措置だというのです。

一方で、利用者に戸惑いが広がっていることについて、マイクロソフトの担当者は「画面が分かりづらかったかもしれないので、改善も考えていかないといけない」と話しています。 

そのうえで、「Windows10に変更すれば、セキュリティー能力が向上し、操作性も高まるので、早めの変更をお願いしたい」と強調しています。 

アップグレードしない方法は 

それでも、今の「Windows7」などを使い続けたいと思う人はどうすればいいのか。

ネット上ではさまざまな方法が伝えられていますが、マイクロソフトでは次のようなやり方を紹介しています。

通知画面には「ここをクリックすると、キャンセルできます」と書かれた表示があります。このリンクを押せばアップグレードの予定を取り消すことができるというのです。また、もし間違ってアップグレードしてしまった場合は、30日以内なら元の状態に戻すことが可能です。

ただし、キャンセルの表示は少し見つけづらいかもしれません。しかも、無償期間中は、キャンセルしても数日するとまた表示されるので、毎回、同じ作業を繰り返さないといけません。 

(後略) 

再度、解決法を書いたリンクを貼り付けます。 

Windows10 にアップグレードさせない方法: 
121ware.com
Windows updateでWindows10を自動設定インストールしないようにする方法https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=017898 

Windows 10にアップデートされてしまったが、ライセンス認証以前の場合:
愛されない私のブログ
Windows10にようこそ!じゃないよ!強制的にアップデートされたWin10をWindows7に戻す方法をご紹介
http://www.wakai-ojisan.com/entry/2016/05/18/122600 

Windows 10にアップグレード(ライセンス認証も「承諾」)してしまった場合の、元のOSへの戻し方: 
At Markit
アップグレードしたWindows 10を元のWindows 7/8.1に戻す(復元する)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1508/10/news031.html
  

オマケ: 
Tanweb.net
Windows 10 無償期間が過ぎても無償アップグレードを維持する方法
http://tanweb.net/2016/05/12/7839/
 

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Microsoftの暴走?Windows10強制アップグレード-元に戻す方法とアップデート拒否の方法

2016年05月20日 | 

私のパソコンはWindows 8.1なのですが、昨夜遅く、許可もしていないのに勝手にWindows 10にグレードアップされてしまいました。
(インストールがすべて終わった後(2時間以上)にライセンス条項認証画面がでるのですが、これを承認しないとパソコンを切れない設定。「拒否」ボタンもあるにはあるのですが、それを押してインストールがキャンセルされるかどうかわからない上、元のOSの影響も心配。
※ここで『拒否』ボタンを押せば、元のOSに戻せるようでした。追記3参照 
いずれにしても、本来は「ユーザーがライセンス認証に承諾してからインストール」であるべきなのに、「マイクロソフトが強制的にすべてインストールしてしまって、最後に『ライセンス承諾画面』」って、なんでしょう・・。)

このグレードアップ、はっきり言って、『ウィルス』と大差ないです。PCを乗っ取られているわけですから。 

ただ、元のバージョンに直す方法(31日以内)を説明してくださっているサイトがありました。
リンクと冒頭を貼り付けさせてもらいます。

(「Windows 10 元に戻す」と検索すると、いくつか説明をしてくれているサイトがみつかりますが、以下は私が参考にさせてもらったもの。感謝。) 

At Markit
アップグレードしたWindows 10を元のWindows 7/8.1に戻す(復元する)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1508/10/news031.html
 

 2016年3月10日(マイクロソフト製品の月例セキュリティ情報の公開翌日)ごろから、「何も操作していないのにWindows 7/8.1が勝手にWindows 10へアップグレードされた」という体験談がインターネット上を飛び交っている。筆者も複数の知り合いから同様の報告や相談を受けている。 

 これまでWindows 10の無償アップグレード対象であるWindows 7/8.1搭載PCでは、アップグレードの予約をしたりライセンス条項に対して許可をしたり、といった明示的な操作をして初めて、アップグレードが始まるという仕組みだった。 

 だが現在は、ユーザーの視点では「アップグレードを許可していない」「アップグレードを予約した覚えもない」にもかかわらず、Windows 10へのアップグレードが始まることがあるようだ(PCによっては従来と同じ操作を要する場合もあり、一様ではない)。 

 Windows 10では正常に動作しないハードウェア/ソフトウェアがPCに搭載されている、といった理由からアップグレードを見合わせていたユーザーにとって、アップグレードの強制はたまったものではないだろう。 

手順はリンクからからどうぞ。

追記:

バージョンを元に戻しても、Winoows 10をインストールするというUpdateウィンドウが出ます。「中止」ボタンを押してください。
その後は、下記記事3ページ目「Windows10自動アップロード回避方法」参照。

ハーバービジネスオンライン
Windows10の“推奨される更新”で不満爆発!
アップデートを回避する方法

http://hbol.jp/82680

上記の回避方法だと、更新漏れを起こしそうな気がするので、私は「自動更新設定」を変更せず、以下やり方のにしました。

121ware.com
Windows updateでWindows10を自動設定インストールしないようにする方法
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=017898

追記2:

Windows 10は、プライバシー情報をMicrosoftに転送するという機能があるそうです。
私のプライバシー情報は、もうMicrosoftに行ってしまったということですかね。パソワードは大丈夫か・・・。(→特にWindows 10の「簡単設定」※)
まあWindows10をアップグレード前に、すでにMicrosiftは利用者の個人情報を入手しているとは思いますし、パスワード無くてもパソコンを覗くことはできると思うので、気にしても仕方ないでしょう。
しかし、マイクロソフト-さすがビル・ゲイツの会社ですね、怖い。

確認して!「Windows10」は個人情報を垂れ流している
 http://matome.naver.jp/odai/2145819575680483201

追記3:

愛されない私のブログ
Windows10にようこそ!じゃないよ!強制的にアップデートされたWin10をWindows7に戻す方法をご紹介
http://www.wakai-ojisan.com/entry/2016/05/18/122600

追記4:

一度Windows10をアップグレード、ライセンス認証した場合、実績がpcハードに保存されるため、無償期限の2016年7月29日(日本の場合)以降でも無償で再インストールできるらしいです。
しかし、「タダより高いものはない」ですから、Windows10を使う予定がない人は止めた方がよい気がします。

OSのアップグレードを二回以上すると、パソコンの起動が遅くなる、システムエラーが増えるという意見もあるようです。

今回で私のパソコンは2回OS変更したことになるのか。それとも一回か。
古いパソコンなら、強制的アップグレードだけでもパソコンがおかしくなることもあるだろうに、マイクロソフトはそうなっても補償しないでしょう。

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