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※旧Various Topics(OCN)

溺死難民幼児を笑いものにするシャルリエブドの非道・フランスはモラルハラスメント大国?

2015年09月17日 | 海外ニュース・できごと

ニューズウィーク(2015年9月16日)
シャルリ・エブドが溺死男児の風刺漫画でまた炎上http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/09/post-3923_1.php 

難民危機に国際社会の注目を集めるきっかけとなった難民の男の子アイラン・クルディ(3)。9月初め、シリアからギリシャに逃げる途中で船が転覆し、トルコの海岸に打ち上げられた遺体の写真が世界に衝撃を与えた。 

 ムハンマドの風刺画がもとでイスラム過激派の襲撃を受けたフランスの風刺週刊紙シャルリ・エブドが、今度はそのアイランの風刺画を掲載して非難を浴びている。ヘイトクライム(憎悪犯罪)で同紙を告訴すると憤る弁護士グループもある。 

表紙になった風刺画は、海岸に横たわるアイランを描く。漫画の見出しはこうだ。「ようこそ移民たち!」「(アイランも)ゴールまであと少しだったのに......」 

(中略) 

別の風刺画では、溺死した子供の隣に海面を歩くイエス・キリストのような人物が描かれている。セリフは「キリスト教徒は水の上を歩けるが」「イスラム教徒の子供は溺れ死ぬ」だ。

(中略) 

事件後、生き残った編集スタッフらが発行したシャルリ・エブド特別号には、再びムハンマドが登場。同紙を支持するスローガンとなった「私はシャルリ」と書かれた紙を持たせて「すべては許された」という見出しを付けていた。

 だが今回は、あの時のような支持は期待できないだろう。 

事件後は息巻いていたものの、少したってからシャルリ・エブドの風刺画家は、「飽きたのでもう預言者を描かない」と言っていました。 

産経新聞(2015年4月30日)
「もう預言者描かない」 シャルリ-・エブド風刺画家
http://www.sankei.com/world/news/150430/wor1504300026-n1.html
 

フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブドが1月に銃撃を受けた翌週に、イスラム教預言者ムハンマドの風刺画を描いて物議を醸したリュズ氏が、9日発売の若者向け娯楽雑誌とのインタビューで「もうムハンマドは描かない」と述べた。 

 リュズ氏は「興味がなくなった。飽きた。サルコジ(前大統領)の風刺画も同じ。彼らを描くために生きているわけじゃない」などと話した。同氏は事件後すぐの発行に否定的だったが「みんなで決めた。無理して自分を奮い立たせた」と打ち明けた。 

 フランスではテロ事件後、表現の自由の萎縮を指摘する声も。リュズ氏は「フランスが恐怖にとらわれ続ければテロリストが勝利する」と警告。そうならないために「ユーモアの精神で複雑な現実社会に立ち向かう」ことが必要だと話した。(共同) 

シャルリ・エブドが今回載せたのは3歳のシリア人の男の子の死をあざ笑う漫画。
こういうのも、漫画家が飽きるまで描かせ、掲載し続けるのでしょうか。
さすが、です。 

これも許すとしたら、フランスって『表現の自由を盾に取ったモラルハラスメントの国』ってことじゃないでしょうか。 

ウィキペディア
モラル・ハラスメント
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88 

関連: 

"Freedom" for the world! Proceeds of the 7 million copies for Charlie Hebdo!?http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a6b6823ed36ff68c2dc1370e6894cfe7 

(他、シャルリ・エブドについて書いたものはこちらから拾って読んでください。
2015年1月の記事
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/m/201501) 

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