AFP(2016.9.28)
米大陸で世界初の麻疹根絶、WHOが宣言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00000006-jij_afp-int
【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は27日、南北米大陸が世界初の麻疹(はしか)根絶地域となったと宣言した。数十年にわたる予防接種運動が奏功した形だ。
感染力が非常に強い麻疹は、世界の子どもの主な死因の一つで、WHOによると2014年には世界中で11万5000人近くの命を奪った。これは1時間に13人が亡くなった計算だ。予防接種が世界各国で実施されるようになる前は、年間の死者は約260万人に達していた。
WHOのマーガレット・チャン(Margaret Chan)事務局長は米大陸における「麻疹のエンデミック伝染の根絶」を宣言。これは、麻疹ウイルスが同地域内に広まっている状態ではなくなったことを意味するが、ウイルスが外から持ち込まれた場合には限定的に感染が広がることはあり得る。
米疾病対策センター(CDC)によると、麻疹ウイルスは感染力が非常に強く、感染者の鼻や喉で生存し、空気中でも数時間生存できる。主な症状には、赤い発疹や頬の内側の白斑、発熱、鼻水、せきがある。重い合併症を引き起こすこともあり、流産の他、肺炎や脳炎を発症して死に至る危険もある。
ただ専門家らは、根絶に成功したとはいえ、予防接種を怠ってもよいということではないと警告。麻疹ウイルスを排除し続けるためには、予防接種を引き続き徹底していかなければならないとしている。【翻訳編集】 AFPBB News
ワクチンの効果で麻疹根絶?
米国に限っても、ワクチン接種をしないアメリカ人が増えているのに?
(WSJの記事のワクチン記事-「藪蛇」&「敵に塩を送る」
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/195d18ce0d54ecf73bfc49201160d3f6
まあ、麻疹の感染者が出たら、「これは外国人が持ち込んだ麻疹ウィルスによるもの」って言えばよいだけですよね。
仮に米国の麻疹が根絶されたのが確かだとしても(←証明は不可能)、「海外から麻疹ウィルスが持ち込まれることはまだくる。だから病気自体はいつでも来る。麻疹根絶国であり続けるためには、子供はもちろんですが、ワクチンだけでは免疫が続かないため、大人も何年かおきにワクチン接種をしなければなりません。」というのであれば、「麻疹根絶宣言」に何の意味があるのでしょうか?
これって、洗濯籠に入った者を全て洗い終わってから、「我が家から洗濯物は一掃された」と宣言しているようなものなのではないでしょうか。意味あります?
なお、この説の真偽はわかりませんが、「麻疹のワクチンから麻疹に感染」という話もありますね。
(私が知る限りでは、ポリオやおたふくのワクチンからの感染(子供に予防接種した後に親が感染なども)報告はあったと思います。)
私は別に「麻疹ワクチン接種」に対し反対の立場はとっていません(強制接種はアウト)が、こういうやり方に反発します。