Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

Yさんの魔法のようなリハビリ

2024年06月20日 | 脳出血・リハビリ・他

5回目の介護保険認定調査・一時的に曲がってしまった右足首 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

先週の土曜日に、砂利で足にとって安定のないところオルトップをつけずにスニーカーのまま、麻痺側の右手にものを持って行ったり来たりしたおかげで、右足が折れ曲がったままになってしまい、一時的に歩行ができなくなってしまった私。あの後室内ではすぐ歩けるようになったものの、階段ポーチの階段、歩行が怖くなってしまいました。

昨日はオルトップをつけて玄関ポーチの階段を下りましたが、足首から下は内反足を起こさないものの膝と足首が安定しません。
今朝は玄関ポーチの階段を一人で降りようとは思いませんでした。

「足首は捻挫もしてないようだし、脳出血・脳梗塞の兆候もなさそう。だとすると、脳の方でせっかくよくなった足の神経の指令が、恐怖心によって変わってしまったのかな・・・。しばらくオルトップと杖を使っても、外歩きは本当に家の周りくらいしかできなくなってしまうんだろうか。」

病気にかけては「楽天的」である私もさすがに不安を感じ始めていました。

そして、今日の昼過ぎ、OT(作業療法士)のYさんの来訪。

先週の土曜のことと、今の状態をはなした私の足を見てから、Yさんはきっぱり。

「それは緊張が続きすぎてしまった状態です。麻痺患者が疲れたり緊張すると、足が内反足になってしまうんです。今も足が本調子でないのもその影響で、おそらく1週間は続くでしょう。(骨折等の怪我、体幹のねじれの変化は別として、)今までリハビリで回復したことが後戻りするなんてことはまずないです。他の利用者さんでも、同じようなことを起こしています。」

この言葉に安心し、Yさんに外歩き付き添いをお願いしました。

さて、外歩きは今日はすぐ足がこわばって少ししかできないだろうと私は思っていたのですが、驚いたことに通常と同じペースで同じ距離を歩いてこれました。

Yさんと外歩きこれが自信となったのか、なんと足の違和感は和らぎ、オルトップは付けているものの、昨日の恐怖心が嘘のように、駐車場や砂利の上も歩けるようになりました。(今日は夫が半休でYさんとの外歩きから帰ったころに帰宅したため、私一人ではなかったからより安心していられた、ということもあり。)

まだ今は本調子でないけれど、1時間でこれだけ効果のあるリハビリをしてくれる人はそういないと思います。

Yさんに感謝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5回目の介護保険認定調査・一時的に曲がってしまった右足首

2024年06月17日 | 脳出血・リハビリ・他

先週は介護保険認定の調査がありました。

4回目の介護保険認定調査 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

4回目の介護認定調査の結果 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

今年の調査では、調査員のKさん、ケアマネのNさんとも同意見。

「手もだいぶ動くようになっているし、足も外出でなければ付き添いもなくて大丈夫。家事も家族の手助けが必要なことも少なくなっているので、質問票では、要介護1を取るのは難しいと思う。あとは医師の診断書によって、どのように決定するかですね」

 

「要介護1」から「要支援2」になってしまうと、

①月1回訪問のケアマネのNさんははずれ、地域包括センターのケアマネジャーが3か月に一度訪問することになる。

②現在の訪問リハビリの時間が一回60分が、1回40分になる上、要支援2級だと、残り1年間で終了してしまう。(「残り1年」というのは、事業所によるかもしれないですが、少なくともOTのYさんには来てもらえなくなる。

なので、このまま「要介護1」を希望しますが、考え方によっては、優秀なケアマネNさんとOTのYさんに、他の患者さんが出会うチャンスを奪ってしまうので、「要支援2」になるのもやむなし、ともあきらめる気持ちも出てきていました。

 

ところが、先週の土曜日、思わぬことが私に起こりました。

我が家の花壇の周りは砂利が引いてあり、水やりの時はフェンスに時々つかみながらします。その際は(いつものように)オルトップもつけずに、じょうろやペットボトルの水を持って。

軽い植木鉢に入った花の入れ替え等時間がかかることをするときは、夫と一緒にやっていて、少し長く砂利の上にいると、右足が内反足で折れ曲がってしまうことは経験してましたが、砂利からコンクリートの平なところへ移るとすぐ直ってました。

土曜日は、夫も息子もいなかったのに(私の父と母の法要)、玄関前の花が枯れかけたもの花壇の2つの鉢を入れ替えようとしてしまいました。鉢を持つのは麻痺のある右手、左手はフェンス。砂利の上で足首が折れ曲がりそうな状態にたびたびなりましたが、無理をしてやっていました。すると、右足首はコンクリートの上にきてもまっすぐになりません。

焦れば焦るほど右足首は言うことをきかず、歩くことができなくなりました。

少し台に腰掛け休んでもダメ。その日に限って道行く人も外に出ている人もおらず、結果的には、曲がった右足とフェンスや自動車を触って移動。どうしてもつかまれないところでは、いったん道路に腰を下ろして体勢を整えて移動。玄関ポーチの階段に座ってしばらく休み、恐る恐る何とか上がることはできたけれど、最後のポーチの上で左ひざをついてしまい負傷。負傷した左足と曲がってしまう右足首で玄関内の入るのもやっと。

玄関に入って、運動靴を脱いだら、安定は悪いけれど、右足は床につくことができ、家の中を伝い歩きするまではできました。

結果、1時間以内には壁伝いしなくても、室内(つまり靴なし)を歩くことも、階段も登ることができるようになりましたが、右足の足の裏の感覚、足首、ひざ、股関節の感覚が今までと違います。

実は、この数日前からまた体幹のねじれがとれてきた分、膝折れしやすくなっていて、この日の朝に、ベランダのサンダルに右足を入れてもうまく通らず、座って履きはきました。(洗濯物も2回もやってしまった。)

 

花壇で右足が折れ曲がってしまった時は、「足首をねんざしたのか?」「暑い日で水分補給もあまりしないまま動きすぎたので、脳出血?」等不安に思っていましたが、右足首に痛みや腫れはないし、血圧も若干たかくはなったけどそこまでではなかったので、「もともと体幹の代わりでぐらぐらしていたところ、焦りと疲れで脳がパニックを起こしたのではないか?」ととりあえず結論。

ポーチで打ってしまった左ひざの擦り傷は、曲がるところなので血がなかなか止まらなかったし、本調子でないので、しばらくは家の付近を歩くときも、オルトップをつけるようにしようと思いました。

 

今朝はケアマネのNさんにこのことをメールし、運よくまだ提出していなかった「介護保険調査表」に書き加えてもらうことにしました。

「体幹のねじれの関係で手足の調子が変わること」は注意書きしてもらってましたが、「右足首が曲がって歩けなくなる」のは初めてのケース。「調子が悪い」どころの問題ではなく、こうなると「要介護1」で今まで通りの体制でいてもらいたいです。

 

さて、翌日の日曜日の朝早く、雨があがったあとに山道に散歩に行った夫、転んで私と反対の右足の膝を怪我してきました。状況は夫の傷の方が大きいですが、曲げる膝ということで、血が止まらないのは私と同じ。

「私は無理して砂利や道路で転ぶこともあったし、玄関の階段も危なかった。玄関のポーチに足を打ち付けるだけ住んだのは不幸中の幸い。これは最近「私が後遺症を甘く見て無理をしすぎていた私」に両親が気が付かせてくれたのかも。水分補給も気を付けよう。リハビリ病院退院時の気持ちに帰らなければ。」

という私に夫「僕のは「雨の後山道で無理するな」という警告かな。」

寝ているとき、ひざをついたときに染み出た血をつけてしまったタオルケットやカバーを洗うことになった日曜日-とりあえず、今日はゆっくり休みましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

40年前脳梗塞を患ったSさんと素敵な高齢婦人たち

2024年05月31日 | 脳出血・リハビリ・他

おとといは、前回までの3本の記事に書いたMさんに続いて、その数時間後に外に干した傘などを仕舞いに出た時に、杖をついた80代くらいの女性に話しかけられました。

「いつも綺麗なお花を並べてあるな、かんばっているな、って思って、あなたと話したいと思っていたのよ。」

彼女は、我が家から5軒目のお向かいの家に住む90代の女性Kさんのご友人でした。お住まいは町境で我が家とは違いますが、おそらく500mくらいしか離れていないところに住んでいます。

彼女はKさんと同じデイサービスに通っていて、迎えのバスに乗っているときに、我が家と私の姿を見ていたようでした。

お名前を伺うと、私が住む地区で有名、市内でも名の通った地主一族の苗字「Sさん」。私が市のボランティアセンターで働いているときに、地区をまとめる役員(町内会長とは別)の市の会長をしていた方-”〇吉さん”-を知っていたので、そのことを言うと、「ああ、それは私の義兄よ」とのこと。この”〇吉さん”(本家)の娘さんが私の息子の小学校の時の同級生。私の近所の友人の一人の母親が”〇吉さん”の妹。そして、今回知り合ったのが”〇吉さん”の弟のお嫁さん。

(私の住む市では大地主は「S家」と「F家」。たまたま我が家が住んだ軒目の賃貸住宅と家の建て替えの時に仮住まいさせてもらったアパートも「F一族」のもの。両方とも住民を大切にしてくれる方たちでした。S家、F家のように、昔ながらの地主の良さを生かした方たちがいる地域、時代に感謝。)

Kさんは、40年前に脳梗塞を起こし、その後も声がでなくなったり、足を追ったり、いろいろありましたが、持ち前の好奇心を生かし、地域のことを調べたり、民謡を習って声を出すようにしたりして、「医者ができない」といったことを一つ一つ克服していったといいます。

ちなみに、彼女のこの民謡(三味線)の先生が、我が家の3軒隣の家のおばあ様Yさん。Yさんはご夫婦2人暮らしでしたが、ご主人を20年近く前に失くし、一人暮らし。庭の花を我が家にもってきてくれたり、清掃作業員のかたたちにオロナミンCをさしいれしたり、夕方暇になると門の前で夕涼みしながら、道行く人と立ち話。

ちょうど私の仲良し”梅ちゃん”と同郷であったのと、雰囲気が似ていたので、二人を合わせてみたいと思っていました。
梅ちゃん - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
高齢者の町 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Yさんの一人暮らしがつらそうになった時、息子さん夫婦が同居。結果的にYさんに痴ほうが出たため、デイサービス→施設入所となりましたが、痴ほう症になっても明るいYさんは施設の人気者だそうです。(たぶん、100歳を超えています。)


Yさんや梅ちゃんとはタイプが違いますが、今回お話しさせてもらったSさんも、「高年齢」「病気」になっても「自分」を失わないです。

これは、私が脳出血になってから話すようになった70代以上の女性の半分がこのタイプ(90代に入った女性は4年前大腿骨骨折したのに、天気が良ければおしゃれしてカートを引きながらお出かけ。「アルツハイマー」の診断を受けた女性も、大好きな園芸の興味を失いません。)。

「ポジティブ」であるけど、ずぼらな私には。彼女たちから学ぶことが多いです。

 

オマケ:

私が住んでいる町は住民20万以上ですが、思わぬ繋がりがあります。

「縁」と「偶然」-2 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

「縁」と「偶然」-1 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足の悪い高齢者Mさんの話-3

2024年05月30日 | 脳出血・リハビリ・他

もし「痴ほう」で介護認定が付いたなら、普通だったらケアプランで「高齢者デイサービス」を意の一番にすすめられそうです。

それが、当事者が望まない訪問リハビリとなったとしたら、ご主人の意向で決まった可能性が高くはないでしょうか。

お話好きのMさんにとって「デイサービス」の話を聞いたり、見学に行ったのならその話を私にしてくれそうですが、彼女は「デイサービス」の「デ」の字もでませんでした。

Mさんは、無口なご主人とよく散歩をしていました。(ご主人が10m以上先を歩くこと多し)Mさんがご主人を愛しているのを隠そうとしませんでしたので、Mさんがどんなにご主人を好きかはわかっていましたが、ご主人の方は?実は亭主関白に見えるご主人こそ、Mさんへ思いが強いとしたら-

 

そんなことを考えていたら、夕方にMさんのご主人がやってきました。

彼は、私に、「妻が痴ほうで介護認定を受けたこと、昨日私と話したことで、訪問リハビリを嫌がっているので、妻が相談にきても受け流してほしい。私が頼みに来たことは妻に内緒にしてほしい。」

と語りました。

「やっと介護認定をもらったのに・・・」というご主人に向かって、差し出がましいとは思いつつ、

「デイサービスなどは利用されないのですか?」

と問うと、彼は体を固くして、「その話はいい」顔をこわばらせて背を向けたご主人。

 

「妻が痴ほうになったことのストレス」を抱えつつ、記憶がなくなっていくかもしれない彼女と時間を共有することをおそらく彼は選んでしまったのだと、悲しい気持ちになりました。

この2~3か月前ごろから、Mさん一人で散歩するようになっていて、むしろご主人の具合が悪いのかと思っていました。しかし、実情は蓋を開ければこういうことでした。


「足や腰もいたむMさん、しかも痴ほうの症状が出てるMさんの一人散歩」させながら、もしご主人が自分で面倒をすべて見る気でいるのだとすれば、それは双方にとってよい結果を生むように思いません。

そうであっても、せっかくの介護保険もケアマネも、手助けできることがありながら手助けできないばかりか、ひょっとしたらMさんの別居の子供たちにも夫と本人を説得できないのではないように思います。

 

5月31日追記:

今日もMさんが一人カートを押しながら散歩している後ろ姿をみかけました。一見彼女は痴ほうの症状が軽いとしても、家がわからなくなる場合もあります。ご主人が目を離したすきに外に出てしまうのか、ご主人が「まだ大丈夫」と行かせているのか。後者だとしたら、ご主人の判断もおかしくなっているんじゃないかとも思えます。(老夫婦で片一方が痴ほうになった場合、もう一方がうつ状態で判断がおかしくなったり、引きこもることがあると思う。)この状態が続くのであれば、おせっかいで市の福祉課に相談してみようかと思います。

高齢者人材センターの職人枠マネージメントをやっているとき、大工仕事を依頼してきた2名の依頼がおかしいことがありました。一名は一人暮らしで「庭全体をコンクリートで埋めてくれ」と言い、もう一人は「窓をふさいでほしい」と依頼してきたものの、派遣した職人さんに「天井や窓からいつも誰かがのぞいている。」と言ってきた人。
後者は職人さんが断ってそれまででしたが、前者は昔の同僚(市の外郭団体)に相談、そこから市役所経由ケアマネに連絡、別居の息子さんに連絡して、依頼を取り消しました。

今は当時より個人情報が厳しくなっているとで、福祉課も動かない(動けない)かもしれません。それに加え、高齢者だけの世帯、高齢者の独居は増え続けていて手に負えない-こういうことを政治家がなんとかすべきなのに・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足の悪い高齢者Mさんの話-2

2024年05月30日 | 脳出血・リハビリ・他

昨日、Mさんが私に質問したのは、の訪問リハビリの内容と、リハビリに来る人が30分遅れたりするのが普通かどうかでした。

「私の訪問リハビリは、本来週2回、2時間までできるのだけど、私の希望で週1回1時間だけお願いしていて、内容は外歩きとストレッチ。時間は遅れても5分程度。連絡もなしに30分遅れるなんてことはあり得ないので、それだったら、ケアマネージャーさんに相談をすべきです。」

と私が答えると、彼女は、

「ケアマネージャーとか、契約のことは主人が決めているので私は何も言えないし、リハビリの内容は、「家の中でグー、パーを30回しましょう」と言われたり、家の中でちょこちょこやるだけ。こんなんだったら、NHKの体操の番組を見ながらやっているし、週回もいらない。私は背中から足にかけてが痛いのに、何もしてくれない。」

彼女の「ケアマネとの打ち合わせ、契約に彼女が入っていない」というのは大げさですが、Mさん夫妻はMさん(奥さんの方)のこともすべてご主人が決めているようで、しかも、それは彼女自身も望んでいるようだったので、「彼女がすべてご主人に任せている」の意味だと思っていました。

「介護認定はどうなっていますか?それにもよりますが、リハビリを1回にして、あと一回は訪問マッサージに来てもらうことができるか、ケアマネさんに相談した方がよいのでは?ケアプランはケアマネさんが本人の意見を聞いて立てていると思うので、もし本人や家族の意向を聞かないでプランを決めてしまうようでは、ケアマネから契約し直しするほうが良いと思う。ご主人ともよく話し合ってください。」

彼女は自分が要支援であるか、要介護であるか、わかりませんでした。

 

このMさんとの会話は、今日リハビリに来てくださったOTのYさんに相談。

Yさん「足が悪くても、一人で外出できるのであれば、ついても「要支援1,2」だと思います。認知症の症状がでていそうですか?そうであれば、足でなく認知症で要介護はとれていると思いますけど。」

私「彼女たちと知り合ったのは、5,6年くらい前からで、Mさんは当時から大きく変わったようにはみえないのよ。と言っても、当時から「若干の痴ほう」は入っているかとの疑いはあったということなんだけど。とにかく、ご主人を尊敬しすぎてすべて任せっぷり。正直に言うと、「痴ほう」以外でも「知的障害ボーダーライン」の可能性も感じていたくらい。この2年くらいは、「話の長さ」が度を越しているし、ズボンを道端で直そうとしたり、「痴ほう」は少し進んだ感じはあったけど・・。」

Yさん「では、30分遅れるリハビリ」も、「ケアマネとご主人だけが打ち合わせ、契約」というのは、Mさんの記憶が変わってしまっている可能性がたかそうですね。」

私「確かにそうかもしれないわね。でも、そうであれば、なぜMさんに自宅でリハビリ?デイサービスに通う方が良い気がするのに。」

(次回に続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足の悪い高齢者Mさんの話-1

2024年05月30日 | 脳出血・リハビリ・他

約4年前の脳出血を起こし、リハビリ病院退院時は、「右足は装具つき」「車いす併用も」「右手はリボン結びも難易度が高い」(STさんは「言語障害も残る」とは言ったことがありませんが、「完全回復は難しい」と思っていたと思います。)と言われてきた私の現状は、リハビリ病院時代を知っている人から見れば、驚くべき回復をしていると思います。

もちろん右麻痺の後遺症は残っていますが、もともとインドアが好きな私は後遺症自体にストレスを感じることが少なく、この2年くらいの一番のストレスは、家族が私が後遺症があるというのを忘れたようになり、やることに責任を持たなくなったこと。家族には私の後遺症のため買い物や通院等の付き添いで不便をかけてはいるのは感謝しますが、日常は・・・という感じです。


さて、私の後遺症に慣れてしまったのは、近所や家の前を散歩する人たちにとっても同じ。

脳出血になって、近所の人たちとの交流が増えていった話を以前書きました。

小さな幸せ - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

今でも彼らとのふれあいに幸せを感じていますが、今は庭に出て花に水をやったり、していると、通りすがろうとした人達に話しかけられ、時に3、40分立ち話になることが増えました。

「おしゃべり」は私は嫌いので良いのですが、立ちっぱなしで足が疲れてしまうときや、洗濯している途中に外にいて洗濯機が終わって,洗濯ものを干しに家に入りたいと思ってもいるときは、少しだけストレス。

 

さて、こんな風に、昨日も足の悪い高齢のMさんと立ち話。足が悪いMさん、椅子になるカートを押して歩いているので、そこに座り、私は駐車場でトングを持ったまま。

童女のようなかわいらしいMさん、彼女の話は長いので、彼女に話を終わらせる術を身に着けていた私ですが、昨日の彼女の話には、驚きました。

(次回に続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳出血の後遺症の変化

2024年03月15日 | 脳出血・リハビリ・他

気が付いたら、昨年の9月から、脳出血の後遺症についての記録をしていませんでした。

「脳出血・リハビリ・他」のブログ記事一覧-Various Topics 2 (goo.ne.jp)

最終はこちら。

脳卒中とシナプス活性化 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

あれから変わったことは、手足の末端の動きに変化。

いつのころからか、手足の爪切りとブローは自分一人でするようになっているのですが、慣れたのか、それとも回復したのか、最初のころの苦労が2分の一か、3分の1くらいの減っています。

足のほうは、タイツなど、麻痺側の足も爪先を滑らせるだけでは蹴るようになっていました。

それと、これは今朝気が付いたこと。麻痺側の足の先は、親指あたりで地面を踏ん張ったり、歩くときに蹴ることはしていましたが、残り4本の指(動かせはする)の感覚は今一つでした。

実は麻痺側の小指は私が若いころ打撲で痛め(当時大きい病院を職場の医務室で予約してもらってレントゲンを撮りましたが、「ひょっとしたらヒビが入っていたかもしれない」と言われつつ、シップだけの処方。)、薬指は脳出血でリハビリ病院から家に帰ってから突き指をしているので、麻痺の回復はダメージを受けていない指よりもハードルが高いと思います。

その2本以外の人差し指と中指のあたりが力が出てきていたのか、破れるほど古くはない靴下が一昨日と昨日その指の部分が敗れてしまいました。

「人差し指と中指の爪の切り方が悪かった?」と思い一応昨夜もう一度切りましたが、靴下が切れるような切り方にはなっていなかったので不思議に思っていましたが、今朝布団から出て階段を下るときから確実に右足の親指とつま先で床を蹴っているのを感じたのです。

(何度も書いていますが、私は麻痺側の首より下の神経が伝わって、骨や筋肉を動かす経路がわかるようになっています。)

今靴下をはいた右足を見ると、人差し指の部分と中指のラインがくっきりでるようになっていました。


これが一時的でない「回復」なら嬉しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳卒中とシナプス活性化

2023年09月23日 | 脳出血・リハビリ・他

先週、今週は、訪問リハビリの看護師Tさんが月一回の健康チェックに来られ、今週はリハビリのYさん、ケアマネのNさんが来てくれました。そして、病院出ていけ検診が昨日。

この一か月の間の私の回復を観て、「私が知っている限りで、ゆかりさんのように麻痺側の腕があげたり回したり、全身運動ができるようになった患者さんはいません。」とTさんとYさんは言い、ケアマネのNさんも驚き、そして担当医師のH医師は「3年以上もたっての回復は珍しい」と言いました。

「回復」して動かせるようになっても、緊張や疲れでこわばってしまうので、この回復は「仮」の回復のようなものです。
しかし、リハビリ病院退院後3年弱の間に言語障害はほとんど治り、そして麻痺手が使えるようになりました。

リハビリ病院退院後は「リボン結びもできたいだろう」と言われていた手で、編み物も、新聞の一か月分の古新聞も十字にキッチリ縛れるようになったし(ついでに言うと玄関の外まで一人でもって運べる)、その他しようと思えば字も書くことや、簡単な料理も作れるようになりました。

この回復はもちろんYさんのリハビリと自主リハビリの効果であると思うのですが、それだけでなく、私は「時間が有り余っているので、いろいろ考えたり、調べたりして、毎日のようにパソコンを使ってブログ記事を書いたり、時に海外の友人たちや国内のたちとの意見交換して脳を使っているのが、手足に後遺症のリハビリにきいたのではないか?」

と想像しています。

(パソコンを打つのは健常の左手のみでタイピングですが、使わなくとも、麻痺側の右手はできる限り机の上に乗せています。(以前はグーになってしまった手もいつからかは指を伸ばしておけています。)これはこれで良いリハビリ。)

リハビリ病院退院後、とくに多くやっていることは、19世紀から20世紀の欧州人のネットワーク調べ。ネットワークがわかってくると、映画を観てるときでさえ、その製作者のネットワーク、映画の原作者のネットワークを紐解く癖がついてしまいます。

これはこれで「純粋な映画の楽しみ方」ができなくなったと寂しくも感じますが、新しいネットワーク、偶然を見つけた時、脳の中でシナプスが刺激されている快感は心地よいです。

シナプス - Wikipedia

新しく発見した「発見」を書き残したり、友人たちと意見交換したり、これ自体でまたシナプスも刺激。

脳の運動野と違う分野の刺激は、案外脳細胞の活性に関係しているのではないでしょうか。

 

第28代アメリカ大統領ウィドロウ・ウィルソン。

彼はの脳卒中を3回起こし、最後は大変重かったにもかかわらず、2年で「閣議に出れるまでに回復」。

Woodrow Wilson - Strokes and denial | University of Arizona Libraries

ウッドロウ・ウィルソン - Wikipedia

これは、ウィルソンの主治医がよかったというより、運動野以外の脳を使った結果だと考えられないか・・・。

(そういえば、私の知り合いの老学者も数回脳卒中を起こしましたが、その都度回復しています。)

 

気になるのは、ウィルソンはディスレクシアを持っていました。

ディスレクシア - Wikipedia

ディスレクシアの人は、おそらく興味のあることに対しては際限なく集中して取り組むと思うのも関係しているのではないか?とも思います。

(左利きを右利きに赤ちゃんの時直されたのも関係しているのか、私は幼稚園まで「り」「し」を鏡字でかくことがありました。それと、今でもとっさに「右、左」の判断ができません。これもディスクレシアの一種でしょうか。

ちなみに、ウィルソン大統領は左麻痺で、回復したとはいえ、言語野に障害を残しました。(彼が重い梗塞を起こしたのは「右脳」ですが、言語野の障害が残るのは「左脳」に血栓、出血があった場合が多い)

彼は右利きと言われていますが、私と同じく、元左利きを親に直されたりしていないでしょうか?)

 

しかし、何はともあれ、私に再びパソコンで書けるようにしてくださった、リハビリ病院STのHazukiさんに感謝です。

 

参考:

【ベストセラー】「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】 - YouTube

Ryosukeさん-リハビリ病院 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

脳出血から約7か月半・リハビリ病院のSTさん達 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

脳出血後遺症3年3か月の回復・足の裏と脳 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Pay it forward-病院ボランティア

2023年09月22日 | 脳出血・リハビリ・他

今朝は定期健診。

病院の前に行くと、懐かしいエプロン姿の人が病院入口にいました。

これは19年にブログに書いた、病院の患者のためのボランティア。

福生市の病院の事件-医師を責めるより前に患者が透析を続けなかった背景を知るべき - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

(前略)

私がボランティアコーディネーターをしていたのは今から14年くらい前までのことですが、当時、そこには透析患者を病院に自家用車で送迎するボランティアグループがありました。 

今はもうこのグループはないですが、当時彼らがいなかったら、透析に行くのは困難な透析患者がいたのは事実であり、現在は介護保険の制度など、制度の整備があるにしても、今でも通院だけでも支障を来す人達もいるのではないでしょうか?

また、通院はどうにかなったとしても、独居で通院付き添いを頼む人がいない人が週三回の透析に延々に行かなくてはならないとしたら、絶望的になるのでは?

私がボランティアセンターを退職する数ケ月前、市の総合病院の事務方の方(課長稼働レベルクラスの方)から、「院内で患者の通院を手助けしてくれるボランティアグループはありませんか?」という問い合わせがありました。

私はボランティアコーディネーターをしていたといっても、正職員ではなかったので、それをセンターの正職員に相談。面倒なことを嫌う正職員たちは、何もしないまま、「無理だよ、できっこない」と最初から何もしない様子。

それを赤十字系のボランティアグループの長に相談したところ、協力を申し出て下さり、こうしてその病院に病院援助ボランティアができあがりました。 

彼らは今も、通院介助のみならず、入院患者の車いす押しなどもしています。 

(このグループを作る以前に、病院内では、ガーゼなどを畳んだりする裏方の手伝いをする高齢者のボランティアグループが活動をしていたこともあり、ボランティア受け入れ態勢が整っていたのも幸い。) 

実は先の透析患者の送迎ボランティアグループ発足も、ある病院のソーシャルワーカーの方から始まったもの。

今の時代は「「ボランティアはタダで働いてくれる便利なもの」と考える風潮があるし、ボランティアがあることで「営業妨害」という人達が出てくること(送迎ボランティアに対しタクシー業界から反発あり。誘導ボランティアなどに対し、NPOが同じことを言ったケースあり。)、ボランティアである限り、その活動が急になくなる可能性もあります。

なので、今回の事件で私が言いたいのは、「ボランティアグループで解決」ということではないのです。 

まず、医師が透析中止を認めたことより、透析患者が透析を止める究極の選択に至ったこと(=仕方なく選択した患者もいるだろうこと)を想像できる人達が声を上げることが大事。
透析患者と全く縁がない人にはせめて、透析を止めた人達の背景や気持ちを想像してほしいのです。 

「44歳の女性は親が生きていても高齢。独居であれば、彼女の通院を手助けできる人がいたのか?」
「高齢者でもない彼女がどれほど通院に支援を受けられていたのか」
「自分がそういう立場だったらどうするか」 

ということからでも。

この病院のボランティアは、私が病院に通うようになって約3年間、病院で見かけることがなかったので、「コロナで活動をストップしているのだろうけど、そもそもボランティアの高齢化で存続しているかもわからない。消滅してしまったのだろうか。」と存続は危ういと思ってきました。

しかし、ボランティアさんたちは活動を続けていました!!!

 

今日会ったボランティアさんは6,70代と思われる女性でしたが、私の知らない方。声をかけてお話を伺うと、当時活躍してくれた方々は引退されていってしまっていますが(他に私が知っている方で病気で亡くなった方々もいます。)、このボランティアグループ(数ある個別のボランティアグループの複合)が続いていたことが確認できました。

私もうれしいですが、引退したボランティアさんたち、亡くなったボランティアさんたちはもっと嬉しいことでしょう。

お世話ななったことがある人、それを見ていた人、特に若い人たちが続いてくれるでしょうか。

(残念ながら、老後のボランティアとして候補に挙げていたこのボランティアはできなくなりました。でも陰ながら応援。)

 

参考:

Pay it forward-ボランティアのNさん - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

“1+1=2以上”を得るには”ダメモト精神”も必要 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳出血後遺症3年3か月の回復・足の裏と脳

2023年09月13日 | 脳出血・リハビリ・他

この半月前くらいに気が付いた、「できるようになったこと」

①麻痺側の右足の足の裏の感覚がだいぶ戻ったこともあって、歩くときに「かかとの着地→足の指先で地面をけって前に自然に進む」という動作が自然にできるようになった。

②歩くときに意識しないで麻痺手を振ることができる頻度が2~3倍増えた(左足が前に進むときに右手は前、右足が前の時左手が後ろに振る)。

③麻痺側の右足1本で0.5秒くらいなにも捕まらずに立てるようになった。

④25cmの玄関の框から、手摺りを捕まるだけで、立ったまま一人でサンダルを履けるようになった。(と言っても、麻痺側のサンダルは玄関に降りてから壁などに押し付けながらしっかり履かなければならないので、逆に時間がかかる。)

⑤ベランダの高さ20㎝、幅30cmほどの敷居+レールをまたいで座り、ベランダのサンダルを履いてベランダに一人で出ることができるようになった。

⑥寝たままであれば、麻痺手の右手は、360度動かせ(寝ながら床側に平行に円を描く)、縦に180度動かせる(腰の横の手を頭の上で上げた状態にする)。この時の右手のは7割から9.5割開くこと(パー)ができる。


この急激な回復は、たぶん体幹から足のねじれが取れてきていることからだと思います。

この一か月弱はとても悲しいことがあり、夜眠れなかったり、夜も眠れなかったせいで、横になっていることが多かったです。
眠れないときは、前からリハビリとしてのストレッチをしたり、ヨガのようなポーズをとったりしていましたが、ここ数か月くらい前からは、右足の土踏まずを、左足の甲を使って押し上げたりしていました。

私は麻痺側の首から下の神経回路の動きを感じることができ、足の裏の土踏まずの刺激では、脚、足の付け根、骨盤、肩甲骨、上腕が「本来ある場所」に戻っているのを感じることができます。

特に、この時期に時間が増えた寝ながらリハビリ、特にこの足の裏の刺激の効果が大きかったのかもしれませんが、何はともあれ、脳出血発症3年3か月後のこの回復はうれしいです。

 

さて、出来ることは増えましたが、洗濯物を干すだけでも疲れてしまうし、美容院に行くだけでも疲れてしまいます。なので私は長い時間体を使うようなことは避けています。(その分、考える、調べるに費やす時間は多くなっている。)

とにかく、脳出血の後遺症の一つはに「疲れやすい」もあったと思いますが、それは「体の麻痺があるから、普通のことをするのに体力を使う」と言うことだろうとずっと思ってきました。

しかし、「疲れやすい」理由の一つは、「足の裏の神経」がキーワードなのかもしれないと思わせる動画をたまたま見てしまいました。

 

こちらは日本在住の日仏国際結婚のアマンディーヌさんの動画。

フランスの滞在が長引いた本当の理由をお話します。 - YouTube

(彼女のvlogは前から知っていますしもなかなか面白いのですが、最近観ていませんでした。先日、

スペイン人Iさんの婚約・日仏カップルの素敵な動画 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

を書くにあたって、国際結婚のvlogをチェックしていた関係でしょう、アマンディーヌさんのyoutubeは、たまたま別のyoutubeを探していたときに右端のおすすめリストに出てきました。)

 

アマンディーヌさんは脳出血でもないし、最後の方はマットの宣伝になってしまっていますが、「感覚処理障害」「足の裏と脳の関係」は、脳出血後遺症でも研究してほしいと思います。

脳出血は出血の場所、条件等で後遺症も様々ですが、「足の裏の刺激」はもう少し注意を向けるべきじゃないかと私は思います。

脳出血のリハビリ病院で残念に思ったこと-足の裏の感覚の刺激 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

足を地面につけるという点では、「補装具を履いている」は有利になるでしょうが、歩くばあい、かかとから足の指に自然に力を移すのは難しいです。そして、室内で使う場合は、左右足の長さが違ってきてしまうので、長期利用はどうかとも思います。(高さを揃えるスリッパもあると思いますが、それこそ両足とも足の指が使いづらくなってしまいます。)

 

また「腹式呼吸」、これは私のリハビリにきてくださっているYさんも指導してくださっていますが、これはたぶん病気でなくとも健康のために必要でしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家事はリハビリに最適・ヨガマットのラグ使用

2023年07月05日 | 脳出血・リハビリ・他

3年前の脳出血を発症後、LD部の(汚してしまった)ローテーブルの下に敷いていた3畳用絨毯を外して廃棄。

リハビリ病院退院後はLD部にデイベットを置き、真ん中に置いてあったテーブルを部屋の端に寄せ、テーブルの2辺を囲むように一畳用の無地のじゅうたんを2枚カギ字において使っていました。

この時使った2枚の一帖用カーペットは、屋根裏小部屋で使っていた物と同じもの。

退院してきたのは秋で、これから寒くなるし、装具をつけて歩くにもカーペットは買い直すつもりでした。

が、「シンプルなベージュ、滑らない」にこだわったので、実物が見えない通販では購入できず。とりあえず、実物がわかる屋根裏小部屋に使っていた一帖用のベージュの絨毯と同じものをホームセンターで買い足し使うことに。

これは苦肉の柵でしたが、やってみると、部屋のインテリアの色調を「白、ベージュ、茶、グリーン」で揃えていたため、問題はなくそのまま使用。

オマケに、テーブルが絨毯の乗っていないため、右半身麻痺が強かった時期から私は絨毯をめくって掃除ができるようになりました。

(掃除道具は、簡単に片手でできるように、ハンディクリーナーを購入。

【アスクル】 アイリスオーヤマ 充電式 ハンディクリーナー IC-H50-B 1台 通販 - ASKUL(公式)

本格的に掃除機をかけるのでなければこれは手軽に掃除ができるので、1階用、2階用と2機購入しました。最初はこの掃除機をかけるのがやっとでしたが、使いだして数か月後に、分解してゴミ捨てもできるようになったし、水拭き掃除も一人でできるようになりました。
家事の工夫は、リハビリになります。もちろん、夫と息子にとってもこのクリーナーは重宝しています。)

 

さて、LD絨毯は、「1階に畳部屋がないため、絨毯部分が欲しかった。(特に冬。)」ということで置いているものですが、今は「デイベッド」があるので寝ころべるし、夏なので冷えることもありません。

LDKとデイベッド - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

週末の掃除で、テーブルの位置をLDの真ん中に戻し、2枚の絨毯を撤去しました。

しかし、こうすると、やはり「フローリング」の硬さになれないので、考えた挙句、私がリハビリに使っているヨガマットをLDにラグ感覚で広げるようにしました。

(我が家は建て直し前の家では、ダイニングセットと厚いラグを使ってましたが、厚いラグは汚れが気になり、捨てるのも大変だったので、使わないことにしました。薄いラグなら洗えるからいいかもしれませんが、滑りそう。)

ヨガマットは、購入するときには「チョコレート色(ブラウン)」のものを選んでいたので、違和感なしです。

「滑らない、汚れもすぐ拭き取れるヨガマットって、実は夏のラグがわりに最適じゃない?」と思いネットで調べてみると、

やはり、ヨガマットを「ラグ」として使う人もいて、中にはおしゃれなヨガマットもあるようです。

【2023年】ラグ代わりにもなるヨガマットおすすめ人気ランキング6選!選び方やコスパ最強製品も | トレウィズ (training-with.jp)

ヨガマットは『敷きっぱなし』でおしゃれな物にすべき!おすすめ7選を紹介! | Slope[スロープ] (slope-media.jp)

【楽天市場】ヨガマット ラグ 代わりの通販 (rakuten.co.jp)

 

こちらは、ヨガマットにもなるラグ。床から動かないようになっているのでしょうか。

ヨガマットより衛生的で快適!ヨガラグのおすすめな理由と人気アイテム | YOGA HACK(ヨガハック)– 自分らしいココロとカラダを作る – (yogaroom.jp)

私が使っているものは、HUITHEMEの6㎜厚さのブラウン。

【楽天市場】ヨガマット huitiemeの通販 (rakuten.co.jp)

(7月16日追記:
私のヨガマットがだめになると困るので、前に購入したお店(スポーツ用品店)に行って買ってきてくれるように夫に頼みました。
残念ながら同じ製品の取り扱いは厚さ4㎜のものに切り替わってしまっていましたが、「ラグ用だからよいか」ということで4㎜を購入。
使用してみた感じだと、4㎜の厚ささの方がラグがわりに向いている気がします。

7月20日追記:

4㎜のこのヨガマットは、この3日間敷きっぱなしで休暇だった夫が畳感覚で寝そべったりしていましたが、端が少し欠けてしまいました。なので、畳感覚使用での敷きっぱなしはNGのようです。4㎜も6㎜もそれは同様だと思いますが、4㎜の方はさらに巻き付けてゴムで結わくだけでも端を切るかつぶすかしやすいんではないかと思います。我が家で私と息子が使っているヨガマット(6㎜)は端が切れたり潰れたりはしません。

LDには大小クッションや木の椅子などを置いてあるので、組み合わせ方で、くつろぎ方いろいろ。

私は脳出血にならなければ、デイベッドも、(とても軽い)ハンディクリーナーも、ヨガマットのラグ使用も思いつきませんでしたが、とくにデイベッドやヨガマットのリビング使用-世の中には合理的な柔らかい発想をする人たちがいるのに気が付きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4回目の介護保険認定調査

2023年06月22日 | 脳出血・リハビリ・他

一年は早いもので、今日は4回目に介護保険認定調査でした。

3回目の介護保険認定調査 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

3回目の介護保険認定調査の結果 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

昨年は辛うじて「要介護1」をもらえたのですが、「介護保険の見直しは今年決まったら、後次回は3年おきくらい」とされていた介護保険見直しが、「一年後の見直し」ということになってしまっていました。

昨年の結果は、「脳卒中患者の回復は2年目くらいでほぼ固定するけど、ゆかりさんはまだ回復しているので様子見ということでしょう。」とケアマネNさんが言っていた通りで、実際今日の認定テストでは、手足の動きは回復を示し、昨年は「家族の手助けが必要」だったことのほとんどが「一人でできる」になっていました。唯一不変なのは、「付き添いなしでは外出ができない」「疲れや緊張で体の動きが左右される」というところです。

本来、回復を喜びたいところなのですが、要介護1から要支援2になると、今までどおり、訪問リハビリの作業療法士Yさんのリハビリが受けられなくなってしまいます。

そして、いろいろ相談できるケアマネNさんともお別れとなってしまうのです。

「現財のリハビリがあってよくなっている」ことも合わせて評価してもらい、来月来る介護認定が、「様子見の要介護1、また来年見直し」になってくれることを願います。

 

追記:

一週間ほど前、私の3人目の「母親」と言えるべき伯母とその娘、つまり従姉が夢に家にでてきました。
伯母と従姉が合いに来て、従姉が「あら、だいぶ良くなったじゃない」と驚き、伯母が静かに微笑んでいる夢。伯母は約10年前に他界していますが、もし「あの世」があるのなら、そこで私を見守ってくれていると思います。
伯父は生まれ変わっていますかね。

素晴らしき伯父 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳出血後遺症報告2年10か月-下肢の変化

2023年04月30日 | 脳出血・リハビリ・他

脳出血の後遺症の回復とリハビリについての報告は、昨年12月にしたのが最後だと思います。

続・脳卒中後遺症と回復-ポリアンナ - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

あれから気が付いた変化としては、麻痺側の足がしっかりしてきたこと。

お風呂に入るのはもう大分前から一人でできるのですが、12月の時点では、湯舟から出るのはとても神経を使っていました。

①湯舟に入る時は、手すりにつかまって、右足(麻痺側)を軸にして湯舟を左足(健常側)でまたぎ、左足で湯舟の中を踏みしめ、右足を折り曲げて湯舟に入る。

②湯舟から出るときは、手すりにつかまって、左足(健常側)を軸にして、右足(麻痺側)で湯舟をまたぎ、右足で洗い場の床を踏みしめ左足を湯船から引き上げる。

この②、右足(麻痺側)の足の裏の感覚が出てきた後も、「膝折れや、足の裏が洗い場を踏み閉められずに転ぶのではないか」と恐怖感がありました。(真冬でお風呂で温まって膝折れの危険を感じた時は、夫に見守りをお願いしたこともありました。)

しかし、おそらく1か月前くらいからでしょうか、右足(麻痺側)の足の裏の感覚だけでなく、脚全体がしっかりしてきたので、恐怖感はなくなりました。

上肢や体幹の変な緊張がとれてきて良くはなっていますが、この二つは、疲れや天候によって左右されます。が、脚の安定感は疲れや天候などに左右されません。(ひょっとしたら、便秘をした時に多少影響はあるかもしれません。3日以上便通がないことがもうないので、わかりませんが。)

右足と左足の骨盤から足にかけてのカーブの違い、足を揃えて座ったり、仰向けになった時の膝の位置、高さの違いを治すようにしてきた結果が、出てきましたか・・・。

いずれにしても、私は「体幹」メインで回復を狙います。

 

今日見つけたリハビリ動画です。

片麻痺者の問題は麻痺だけではない! 「足首、手首の硬さを徹底解説!」 - YouTube

片麻痺者の問題は麻痺だけではない! 「背中の筋肉が麻痺足のバランスを崩す!」 - YouTube

片麻痺者の問題は麻痺だけではない 引き続き、麻痺足で支えるためのアイディアです! - YouTube

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人の足、日本人の歩き方

2023年04月12日 | 脳出血・リハビリ・他

日本人の足、実は小さい「意外な部位」。靴選びを間違う根本的な理由(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース

抜粋:

日本人は「カカト」が小さい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さな幸せ

2023年01月10日 | 脳出血・リハビリ・他

脳出血になって3回目のお正月が過ぎました。

最近は天気が良いので、家の中の観葉植物を外に出したり閉まったり、花に水をやったりしますが、ふと考えるに、我が家の玄関前を通る名前もしらないご近所の方々とも簡単な世間話をしたりすることが、この3回目のお正月は増えたな‥ということです。

2020年の6月に脳出血発症、10月にリハビリ病院退院で、翌年2021年のお正月はまだ、自分一人で玄関の外に出るには少しハードルが高く、せいぜい玄関を開けるのができる程度だったと思います。

2022年のお正月は、すでに今やっているようなことはほとんどできるようにはなっていましたが、近所の人も、話をするのは顔見知り中心。名も知らぬ犬を散歩したりする人たちには挨拶をする場合もありましたが、彼らは「日常」とは離れた「背景」の人のままでした。

もともと知らない人に話しかけられることも多く、自分で知らない人に話しかけることにも抵抗がなかった私ですが、健常時は玄関前に観葉植物を出したりしても、一瞬で終わっていたので、顔を見かける程度の近隣の人にはしても会釈程度でしたし、2022年のお正月頃はまだ観葉植物出し入れや水やりには神経を使っていたので、あまり余裕がなかったと思います。
(たぶん、名前も知らない近所の人の方も、「大丈夫かな」と心配するか、逆に「気を使って目を合わせない人」もいたと思います。)

今は、観葉植物を出し、観葉植物や花に水をやり、「日常」を楽しむ結果が、名も知らない近隣の人までも声の掛け合い-回復だけでなく、「小さな幸せ」を感じやすくなった、ことをうれしく思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする