Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

アリス不在の『不思議の国のアリス』-米大統領選キャンペーン動画

2016年01月31日 | 国際・政治

米大統領選の民主党候補者、バーニー・サンダースのキャンペーン広告が、話題を呼んでいるようなので、リンクを貼り付けます。
(バックに流れる歌は、サイモンとガーファンクルの『アメリカ』) 

Bernie Sanders Campaign Political Ad - America
https://www.youtube.com/watch?v=LIZW5trdE5o 

ついでに、共和党ドナルド・トランプのものも。 

Donald Trump’s Newest Campaign Ad
https://www.youtube.com/watch?v=-ep53vIAV9c 

前に、バーニー・サンダースにちなんで、

"I don't want Bernie." by Hillary
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f361ca388ddb513b7d3dc2fa0c1a0db4

を書きました。 

ドナルド・トランプについては書いていませんが、「カードゲームとしてのトランプ」について書きました。 

トランプで異文化を知る
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/b81feb02092d402fa64054d697f94378 

ここで書いた通り、日本でいう“トランプ”は英語では“playing cards”。

“trump”は、切り札、奥の手という意味があります。(それが転じて、口語では「頼もしい人」、他動詞で「負かす」という意味になるようです。) 

トランプ氏の苗字はブラックユーモアみたいですね。 

さて、「トランプ(「ハートの女王」?)」、そして「バーニー」が揃ったものの、主人公アリスがいない選挙戦(ヒラリー・クリントンのキャラクターだと、「アリス」になりえないのが残念。)、どうなることか。

元ニューヨーク市長のブルームバーグが大統領選を検討しているようですが、彼がチェシャネコ並の人物だったら面白いんですけどね。

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『A Life in Japan-ドキュメンタリー』 by Petri Storlopare

2016年01月30日 | 異文化

フィンランド生まれ、スウェーデン育ちのPetri Storlopare氏によるインタビューフィルムです。
19人の日本在住外国人が、彼らの経験、日本で生活を通して感じたことを語ります。

約1時間20分で長めですが、是非最初から最後までどうぞ。 

A Life in Japan-ドキュメンタリー(英語、日本語字幕)
https://www.youtube.com/watch?v=trYqpYHtFPo 

フィルムの説明:

A Life in Japan
(Petri Storlopare氏のHP)
http://www.alifeinjapan.com/about.php

より- 

Ever wondered how it would be to live in Japan?

In this documentary a variety of foreigners tell about their experiences, likes and dislikes. It's not a complete picture of Japan of course. You will see the country through the eyes of a few, mostly western, foreign residents, who have stayed in Japan between a few months and several decades.

The intention was not to try to give an objective all encompassing picture of Japan, but to let you experience it through personal opinions and experiences of different people. The interviewees had the chance to speak freely, within loose frames, about the topics of their choice.

このフィルムが制作されたのは2013年のようですが、この時点から日本は少し変わっているのではないかな、と私は思います。

それは、良くなったこともあり、悪くなったこともあり、かと。 

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スペインの友人の『エスキモー』『イヌイット』についての説明から見えて来たもの

2016年01月30日 | 異文化

29日に、
『エスキモー』と『イヌイット』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e4fb282b79c4bcef39b1cf5ca3bb3bf3 

を書きましたが、以下はスペイン人ベゴーニャさんの、「エスキモーではなく、イヌイットと呼ぶことになった経緯」についての追加説明です。 

The most supported theory about their name up to today:
The case is that Inuit (meaning "Human Being") are very very peaceful people, but the NorthAmerican Indian people used to attack their settlements and killed them. These same Indian people called the Inuit with an Indian word meaning "people who eat raw fish" and the Spanish whale fisherman who met them along 16-17th century in Terra Nova adopted this Indian word a bit Spanish-ized ( "esquimal" ) and brought it into Europe, globalizing this appellative.
Buuuut ;D Inuit people decided several decades ago, through their main association, that they don't want the name Eskimo to be used never more and they want it to disappear of all the dictionaries!!! We all understand that they prefer to be called Inuit and it seems very easy to respect that. 

(意訳:

イヌイット(人間という意味)はとても平和的な人々だったけど、北米インディアンは彼らの集落を襲い、殺しました。このインディアン達は、イヌイットの人達のことをインディアンの言葉で「生肉を食べる人々」という意味を持つ言葉で彼らを呼び、16世紀か17世紀にTerra Novaを訪れた捕鯨のスペイン人漁師たちが、それをスペイン語のよび方でesquimalに変え、それがヨーロッパに広まりました。しかし、イヌイットの人達は5,60年前に、彼らの協会を通じて『エスキモー』という表示を拒否し、私たちは彼らを尊重しました。) 

これに対して、日本のウィキペディアの説明は以下の通りで

ウィキペディア
エスキモー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A2%E3%83%BC ) 

「「エスキモー」という言葉は、アラスカエスキモーと居住域が隣接していた亜極北のアルゴンキン系インディアンの言葉で「かんじきの網を編む」という意味である。これが、東カナダに住むクリー族の言葉で「生肉を食べる者」を意味する語と誤って解釈されたことから、「エスキモー」という呼称はある時期においてしばしば侮蔑的に使用された。これには、生肉を食べる行為を野蛮であるとみなす人々の偏見などが背景にある。

しかし、シベリアとアラスカにおいては「エスキモー」は公的な用語として使われており、使用を避けるべき差別用語とはされていない。また、本人達が「エスキモー」と自称している場合は置き換えないマスコミも多い。」 

日本語・英語のウィキペディア、および日本語の研究文献をざっと見たところでも、少なくともベゴーニャさんの説明にあるような、「エスキモー、イヌイットをインディアンが襲撃した話」「スペイン人が『エスキモー』という言葉を広めた」という記述は見つかりません。
(インディアンがイヌイットの人達を侮蔑していたのは共通認識されています。) 

また、日本語の文献では「白人がイヌイットにした搾取と影響」が重点的に述べられているものがほとんどのようです。たとえば、また本語版のウィキペディアから抜粋しますが、そこにはこのような記述が。 

「元々エスキモーは近代的で規模の大きな醸造の技術を持っていなかったため、彼らには飲酒に耽る習慣がなかった。しかし白人が酒と引き換えに高価な毛皮を安価に交換するという目的のためにエスキモーに醸造した強い酒の味を覚えさせると、白人たちが持ち込んだ酒類を飲み過ぎてトラブルを起こす者やアルコール依存症になる者が大勢出た。」 

「現在のエスキモーは、ほぼ全員がクリスチャンである。伝統的エスキモーは、シャーマニズムを信仰していたが、1920年代から1930年代に改宗が進んだ。改宗が進んだ原因として、キリスト教宣教師がシャーマンによる医術のでたらめを暴露し、西洋医学で病人を治療することにより、民衆の信望を集めたとする説と、当時としては特段の理由があったわけではなく、キリスト教が単なるファッションとして受け入れられたとする説とが有力である。ただし、現在でもシャーマニズムを信仰している者も存在している。また、エスキモー・クリスチャンは一枚岩ではなく、宗派により対立することが知られている。」 

英語版のウィキペディアには、このようなことも書かれていなかったので、おそらくスペインでも書いていないでしょう。 

Wikipedia
Eskimo
https://en.wikipedia.org/wiki/Eskimo ) 

もっとも、イヌイットの人達が白人たちに搾取はされた過去があっても、彼らはインディアンやインディオ達と違って白人たちと戦うことなく、むしろ白人の宗教や知識を得て行ったので(それは彼らが奪いたくなるような土地に住んでいたわけでもないし、むしろ、「白人にとっての敵であるインディアンとは友好的でなかった」という、「敵の敵は味方」の心理?)、白人たちの人達にしてみれば、「イヌイットと僕たちはwin-winの関係」と思っているところがあるのかもしれませんが。 

ところで、蛇足ながら・・・イヌイット(Inuit)は人間という意味ですが、アイヌもそれは同じ。そして、Inuは『アイヌ』とも読めますね(英語でアイヌはAinu)。 

昨年の夏、スウェーデンのモーガン君と、スウェーデンのサーミ人について話したとき、彼と「サーミとアイヌの(文化、生活様式の)関連性」について話していましたが、「イヌイットとアイヌの関連性」までは行きつきませんでした。 

関連:

スウェーデン〜サーミの歌を歌うJon Henrik Fjällgren
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/37430272572f3c748fc6a8a392407893 

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OCNブログ人終了→Goo半強制移行(広告一つ)→いつの間にか広告が増える

2016年01月29日 | 雑感

Gooブログですが、数か月前から本文の下に表示される広告が一つだったのが、二つになっています。 

しかし、調べてみると、同じGooブログでも、広告表示が一つだけの人もいます。
(有料版を使っている人の場合は、広告を無表示にできるので、おそらく広告が一つだけ表示される人も、無料版を使っているのだと思います。) 

この違いはなんでしょうか? 

そして、なぜ利用者に通知することもなく、こっそり変更したのでしょうか。 

もともとOCN利用者としてOCNブログ人を利用していたものの(間接的にお金を払っていたということ。OCNには今も料金を払っています。)、2014年秋に突然OCNブログ人が廃止されることになって、Gooブログに半ば誘導された身としては、なにか腑に落ちません。  

OCNもGooもNTT系列ですので、せめてOCNブログ人から移行せざるを得なかった利用者には、もっと誠意があってもよさそうですが・・・。

追記:

OCNブログ人(無料版)にも最初のころは広告がでましたが、これはGooブログの広告と違って画像はありませんでした。また、OCNブログ人の広告は、書いた記事に関連した広告だったので案外楽しめましたが、Gooブログの広告は画像が大きい上、記事内容に対応ではなく、利用者のパソコン検索キーワードに対応した広告が表示される事も多いので(←今はブログや個人HPの場合、ほとんどがこれでしょうが。)、何かのぞき見されているようで不快です。

ついでに言えば、広告ではありませんが、OCNブログ人は無料版でもアクセス解析ができ、その解析も有料版のGooブログのアクセス解析より優れモノでした。

OCNブログ人に復活してもらいたいですね、本当に。

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『エスキモー』と『イヌイット』

2016年01月29日 | 異文化

昨日かまくらとイグルーのことをブログに書いたので、

『ニューヨークとマドリードに出現した雪の家・“イグルー”と“かまくら”の作り方』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/b771863c6a05c26661c50dd28cad5ba6

豪雪地帯の地域おこし協力隊員の田口さんに(かまくらでもを作ってもらおうと半分思って)リンクをメールで送りました。
その彼からの返事には、 

「・・・雪をみたら、反射的に除雪という思考回路になってしまいましたが、かまくらやかきごおり。雪を楽しむという視点で暮らすとまた違った楽しみがあるかもしれませんね。 

僕もかまくらにチャレンジしたことがありますが、大鳥ではユンボ―やチェンソーに頼らなければ中々厳しいです。笑」 

と書かれていました。
この直後彼のブログを覗くと・・・ 

ひろろーぐ
僕の住むとこは雪が降る。~屋根から雪を下すこと、雪国で暮らすこと。~http://hirotaguchi.net/zakki/live-in-snow-country/ 

豪雪地帯の人にしてみれば、「雪の降らない冬があってほしい」という気分になる人が圧倒的に多いでしょうね。
(雪かきで亡くなる人もいるわけですし。)

さて先のブログに話を戻します。

昨日のブログの中で、私は北極周辺にすむ先住民族のことを『イヌイット』で統一しましたが、実はブログを書く前に海外の友人達とのやりとりの最初に私が使ったのは『エスキモー』。 

『エスキモー』という言葉が差別用語だとされて『イヌイット』に置き換えられて呼ばれることが多くなっているのは私も知っていましたが、『イヌイット』というと北米の北部の先住民族の身を指すと思ったので、総称の意味で『エスキモー』をあえて使う事としていました。 

しかし、これにはベゴーニャさんに、「イヌイットの人達は、エスキモーという言葉を使われるのはハッピーではないみたいよ」と指摘され、メールでも『イヌイット』で統一することに。 

(ティムさんからは、
「僕が知っている限りでは、アラスカのイヌイットの人達は、『エスキモー』と呼ばれることには抵抗がないはずで、アメリカでは今も『エスキモー』って使われているよ。」
と説明がありましたが、別に私も『エスキモー』を使うことに固執する気もないので変更。)

こういうこともあって、エスキモーについてちょっと調べてみました。
結果的に一番わかりやすかったウィキペディアのリンクを貼り付けます。 

ウィキペディア
エスキモー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A2%E3%83%BC 

エスキモーの定義や名前については以下のとおり:

抜粋1: 

「エスキモー(英語: Eskimo)は、北極圏のシベリア極東部・アラスカ・カナダ北部・グリーンランドに至るまでのツンドラ地帯に住む先住民族グループである。」 

抜粋2: 

「「エスキモー」という言葉は、アラスカエスキモーと居住域が隣接していた亜極北のアルゴンキン系インディアンの言葉で「かんじきの網を編む」という意味である。これが、東カナダに住むクリー族の言葉で「生肉を食べる者」を意味する語と誤って解釈されたことから、「エスキモー」という呼称はある時期においてしばしば侮蔑的に使用された。これには、生肉を食べる行為を野蛮であるとみなす人々の偏見などが背景にある。

しかし、シベリアとアラスカにおいては「エスキモー」は公的な用語として使われており、使用を避けるべき差別用語とはされていない。また、本人達が「エスキモー」と自称している場合は置き換えないマスコミも多い。」 

まあ、アイスクリームの『エスキモー』もあることですし、『エスキモー』を禁止用語にすることもないとは思いますが、使い方には気を使った方がよいのは確かなようですね。
(今回のブログはそのまま『エスキモー』を使わせてもらいますが。)

このウィキぺディア、例によって必ずしも正確かどうかはわかりませんが、エスキモーについて初めて知ることが多々ありました。

中でも興味ぶかかったのが、「彼らのほとんどが今はクリスチャンであるということ」や、「昔の風習-極寒の食糧がない国ゆえの「実質姥捨て」「妻を客に差し出す」「間引き」という話(これらの風習の話は、ざっと見た限りでは英文のウィキぺディアには書かれていなかったようです。)」

後者の話が真実かどうかはわからなくとも、「生存・民族存続のための究極のメカニズムとは」と考えさせられました。 

(「間引き」とまではいきませんが、デンマークでも1967年まで、フィンランドは1970年まで、スウェーデンでは1976年まで、知的障害者等に対して避妊手術を行っていました。) 

今度、機会があったら、エスキモーの人達のことを調べてみようかと思います。 

参考: 

スイス国民-自殺幇助容認多数-から
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ad9e98500787f3b76d788370774e26ba 

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(FTを買収した)日経新聞紙面にFour-letter-words

2016年01月28日 | 異文化

ティムさんから送られてきたメールをそのまま貼り付けます。 

“Kotaku
Nothing Like Seeing‘Fuck It’in a Major Japanese Newspaper
http://kotaku.com/nothing-like-seeing-fuck-it-in-a-major-japanese-newspap-1755387514 

This is making the English language Japanese news this morning. 

It's not really a big deal, but it is humorous to an English speaker to see this in a very conservative business paper.” 

たとえ本文でなくて広告であっても、「(Financial Timesを買収するような格式高い)日本経済新聞が、“F**k”という下品な言葉(Four-letter-words)を伏字にしないでそのまま新聞に使うとは・・・」と、呆れられているようです。 

この言葉はイギリス人が書いた本のタイトルなので、それ自体に非があるともいえますが、(上記のKotakuでは伏字にしていませんが、)インターネットで調べる限りでは、欧米のウェブサイトでは伏字にしているところが多そうです。 

(このことを呆れはしないものの面白がっている)ティムさんには、

「日本は、「お客様は神様」文化があるから、日経の人達にこの言葉は「まずい」と思う人がいたとしても、結局は目をつぶるでしょう。」

とだけコメントしました。

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ニューヨークとマドリードに出現した雪の家・“イグルー”と“かまくら”の作り方

2016年01月28日 | 異文化

先週の米国東海岸の大雪、ニューヨーク近郊に住むティムさんは、週末は雪かき仕事。1m近く積もった庭の雪と除雪機で除雪作業をする写真を送ってきてくれました。 

そんなティムさんにいたわりの言葉をかけながら、
「かき氷をたくさん食べて、かまくらを作って、日本式の雪だるまを作ってみては?カキ氷はまあ、冗談だけどね。」
とからかい、かき氷、雪ダルマの説明と、秋田でのかまくら祭りの動画のリンクを送りました。 

Japanese Igloo Festival - Kamakura Matsuri in Yokote, Akita
https://www.youtube.com/watch?v=i0Tk2pp-LuE 

そして、この返信は他のメール仲間にもCCで送信。 

その翌日、ハフィントンポストにこんな記事が。 
雪が降ったから民泊で部屋を提供するよ!→ 実はかまくらでした
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/26/airbnb-igloo_n_9076304.html
 

こちらはティムさんから送られてきた英語の記事。

New York Post
Airbnb shut down this hipsters ‘Igloo for 2’
http://nypost.com/2016/01/26/airbnb-shut-down-this-hipsters-igloo-for-2/ 

これは、アメリカ人3人がNYに雪の家を作ってAirbnbで宿泊者を募ったものの、Airbnbに募集記事を消されてしまった、いう話です。 

この雪の家、ハフィントンポストの日本語版ではでは「かまくら」と書いてありますが、このアメリカ人たちはおそらく「かまくら」ではなく、イヌイット(『エスキモー』がカナダでは差別用語とされているため、以降『イヌイット』で統一します。)の人達が作るイグルーを作ったのだろうと思います。 

同じような雪の家であっても、イヌイットの人達が雪のブロックを積んで作るのに対して、かまくらは雪山を作って穴をくりぬきます。 

かまくらの作り方(秋田県横手市)
https://www.youtube.com/watch?v=mb16ISW4Lio 

このかまくらの話を受けて、ベゴーニャさんが、 

Thank you Yukari!  I had no idea about how building an "iglú", and you are right, here the people in the mountains use to refuge mainly with snow blocks igloo too! You can see it:

I have laugh a lot with these guys in Madrid mountains (well, their igloo is a mix snow-powder/snow-blocks xDDD): 

Sobrevivir en refugio de hielo y nieve. Construir y dormir en un iglu. Build and sleep in an igloo
https://www.youtube.com/watch?v=dSkBoRK_43Y

This is a more professional snow-blocks one; they are in Huesca, the north of Spain:
https://www.youtube.com/watch?v=2cmz_K0PLZA 

Always blocks! Kamakura has clearly a different technique. On the other side, an expert in Inuit people told me last weekend that igloos made with blocks were an "occidental" invention, I gave it not importance, but maybe they used to make it like the Kamakura as well...Now I am sorry because I didn't asked. 

と書いてきてくれました。 

マドリードの近郊の山(こちらは2013年)でもイグルーを作った人がいたこともそうですが、偶然にベゴーニャさんが先週末にイヌイット研究者とイグルーの話を聞いたというのも面白いです。 

そう、イヌイットが作るイグルーは、雪のブロックを積んで雪の家を作ると言うのは、西洋的(つまりレンガを積んで作る家を作る文化)であるのに対し、日本のかまくらでは、ブロックを積むのではなく、砂山を作るような方式を使う。 

雪の性質の違いもあるのかもしれませんが、とても興味深い。

(北欧の氷の家や、南米のウユニの塩のホテルなどのように、砂山方式ができない堅いものを使う場合だったら、日本人もブロックを使う方法をとったでしょうね。)

追記:

イグルーと違って、かまくらは宿泊することよりも『神様(水神様)を祭るためのもの』ということもあるのが、作り方の違いにあるのか・・・とも思ったりしました。
(頑丈さについては、居住の為のイグルーも、そうではないかまくらも、プロが作ったものなら同じくらい頑丈ではないかと思います。規模やその土地の気温、雪の状況にもよるでしょうが。)

ところでイヌイットの人達に『水神様』に当たる神様っているのでしょうか。ベゴーニャさんがイヌイットの専門家にまた会うことがあったら、訊いてもらいましょう。

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武田薬品と子宮頸がんワクチン製造元グラクソ・スミスクライン・武田薬品内乱を乗り越えて

2016年01月27日 | 福祉・医療

昨年10月下旬から子宮頸がんワクチンの件でいくつか書いてきましたが、元グラクソ・スミスクラインのフランス会長、GSKワクチン社社長が2014年に武田薬品工業の社長に就任、そして2015年4月にCEOに昇格していたことを、最近知りました。 

このクリストフ・ウェバー氏の社長就任時のインタビュー記事を貼り付けます。 

President
「異なる市場経験」武田薬品工業新社長 クリストフ・ウェバー
新社長データファイル2014
http://president.jp/articles/-/13384 

さて、武田薬品は彼を重役として招き入れる前の2010年にすでに、『ヒト・パピローマウィルス・ワクチン特許権の独占的使用に関するライセンス』を締結していますが、https://www.takeda.co.jp/news/2010/20101013_4718.html

 ウェバー氏就任以前にグラクソ・スミスクラインと武田製薬と結びつけた人物は誰だったのだろう、と思って調べたところ、こんなブログを見つけました。 

反日はどこから来るの
武田薬品の創業家・OBが反乱
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/tag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%90%E3%83%BC 

ここでは、紹介されている武田薬品の重役である山田忠孝氏がその人物だった可能性が高い気がしますね。 

上記ブログより: 

山田 忠孝 (やまだ ただたか、Tadataka “Tachi” Yamada、タダタカ・“ターチ”・ヤマダ、1945年(昭和20年)6月5日- )は、日系アメリカ人の医師、教育者、実業家、篤志家。武田薬品工業取締役、武田ファーマシューティカルズ・インターナショナル株式会社副社長。

元ビル&メリンダ・ゲイツ財団のグローバル・ヘルス・プログラム総裁。アメリカ内科学会マスター (MACP)、米国科学アカデミー医学研究所会員、イギリス医科学アカデミー会員。アメリカ消化器学会およびアメリカ内科外科学会会長、グラクソスミスクライン研究開発部門会長および取締役を歴任。 

参考:

2011年のニューズウィークの記事-子宮頸がんワクチン臨床実験でインド人少女7名死亡したものの・・・
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/57da3a632f3fab2438d78291b9d5af2f

子宮頸がんワクチンと「サーバリックス」を製造販売するグラクソ・スミスクライン社の信頼性
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1c10eeda1fdb91f788e0ad87d5d4e636

追記:

本日のNHKクローズアップ現代ではワクチンのことを扱っていました。
“副作用”がわからない? ~信頼できるワクチン行政とは~
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3760.html

「ワクチンゴリ押し」の必死のあまり、副反応の子供たちを検査をしないで「彼女たちの症状はヒステリー。ワクチン接種に関わらず、ああいう症状になったのでは。」と切り捨てる人達は、こうした番組でも見て、「自分達が何をしなければいけないか」ということを深く考えてくれるようになったら良いのですが。

番組が言う様に、ワクチンにはベネフィット(メリット)、デメリットがありますが、一方をだけを訴え、対立するだけなのは、不幸だと思います。

(私はこのワクチンのごり押しに至る背景を探っていますが、ワクチンについてのデメリットだけを訴えるつもりはありません。)

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続21世紀のユートピア-ロボットとベーシックインカム

2016年01月26日 | 経済

先日書いた『21世紀のユートピア』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cad6babef47172546d5490ae054e0c70
で、Chikirinさんのブログ記事に、トマス・モアの『ユートピア』を関連づけて紹介しましたが、

Chikirinの日記
仕事は“キカイ”にまかせよう
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20160115  

ウィキペディア
ユートピア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2_(%E6%9C%AC) )

これらの共通点は「人間性がない」だけではなく、

「ロボット(大昔の「奴隷」のようなもの)が仕事をするようになっても、彼らが消費をしてくれるわけでもない、年金掛け金を払ってくれるわけでもない。人間の多くが仕事を失ったり、仕事をしてもたくさん稼げるわけではなくなったとしたらどこから収入を得るのだろうか。(『ユートピア』では貨幣が無くなる)。年金制度というものも破綻だわ。」
という、共通する疑問を与えてくれる点もそう。

以下は、そんな疑問を持つ人達には興味深いと思うので貼り付けます。 

Techcrunch (2015.11.10)
ロボットが仕事を奪う時代が来る?ハッカーやクリエイターが集まりベーシックインカムについて考える
http://jp.techcrunch.com/2015/11/10/20151109basic-income-createathon/

Robots To Eat All The Jobs? Hackers, Policy Wonks Collaborate On A Basic Income Createathon This Weekend
http://techcrunch.com/2015/11/09/basic-income-createathon/

ベーシックインカムがまた脚光をあびだしているのは、こういう背景もあるのかもしれませんね。

しかしベーシックインカムの前に、「トマス・モアのユートピアの世界」も「ロボットが仕事をして人間は働かなくなる世界」も、「搾取先がある国」「資源(まあ、優秀な頭脳集団もか)がある国」以外は、成り立たなさそうに思えます。

こういう勝ち組の国でいるには『軍事力』がものを言います。
世界がなにかきな臭さに満ちているのは、本スタートに備えての下準備をする国が多いということでしょうか。

関連:

フィンランドでベーシックインカム導入検討
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/9aff331f59265789d8176971ef4cfcd7

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TSUTAYAが「マイナンバー通知カード」を本人確認に利用した背景は

2016年01月26日 | 社会(歴史・都市計画含む)

ハフィントンポスト(2016年1月25日)
マイナンバーの「通知カード」、ツタヤが本人確認に利用 政府「適切でない」
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/25/my-number-problem_n_9073416.html?utm_hp_ref=japan
 

レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)が、マイナンバー制度の個人番号が記載された「通知カード」を入会・更新手続きの本人確認に利用していたことが1月25日、明らかになった。通知カードは身分証明書代わりに使うことが認められていない。毎日新聞などが報じた。 

(後略) 

「適切でない」と答えている総務省、高市早苗総務省がこんな事を指示しているようですので、説得力がないですね。 

日テレニュース(2016年1月6日)
総務省 ポイントカード一本化を検討へ
http://www.news24.jp/articles/2016/01/05/04319033.html
 

総務省は各種ポイントカードや銀行、図書館、商店街などのカードをマイナンバーカードに一本化できないか、検討を始める。総務省の仕事始め式で高市総務相が指示したもので、来年春以降の実現を目指す。 

TSUTAYAは、「どうせ将来ポイントカードの一本化するのでしょ」と合理的にと先走りしただけ、もしくは(総務省のために)既成事実を作ってしまおうとでも思っていたのか。 

まあ、TSUTAYAの事業はCCCというグループの一つですが、「ポイントカードの一本化」の発想は、図書漢運営を委託されたり(そして問題を起こしたり)、Tポイントを持ったり、事業を拡大しているCCCが発案した可能性もありそうですけどね。 

ウィキぺデイア
CCC (カルチュアコンビニエンスクラブ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96

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事故バスを製造した三菱ふそうによる検査結果・最新のリコールは?

2016年01月25日 | 社会(歴史・都市計画含む)

フジテレビ(2016年1月24日)
長野・スキーバス事故 「フェード現象」の痕跡なし
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160124-00000469-fnn-soci


長野・軽井沢町のバス事故で、ブレーキシステムに異常はなく、「フェード現象」も起きていなかったことがわかった。

関係者によると、転落したバスのエンジンと、ブレーキシステムを取り外して調べたところ、異常はなく、事故当時も正常に作動していたことがわかった。

また、車検や法定点検は実施され、リコール対象の部品交換も終えるなど、整備上の問題は見つからなかったという。

ブレーキを多用すると利きが悪くなる「フェード現象」が起きた可能性も指摘されていたが、ブレーキシステムには、「フェード現象」が起きた際に残る痕跡が見つかっておらず、ブレーキは、正常に作動する状態だった可能性が高いことから、事故の原因は、運転ミスの疑いがあるとみられている。

主語が抜けている記事ですが、これは「三菱ふそう」による「三菱ふそうの製造した事故車」の検査結果発表です。

この記事では触れられていませんが、事故車は事故直前、ブレーキランプが灯った状態で暴走していました。これはフットブレーキを踏んでいたけど減速ができなかった(フェード現象は起こっていないのに)、ということではないのでしょうか?

次には「ブレーキランプが故障していました」と発表されますかね。 

ところで、

事故バス(2002年エアロクイーン)は、事故後すぐの報道では、「直近では2015年9月に車検を受けていた」とされていましたが
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016011500795
上記記事のアンダーラインの部分が気になります。

下の記事のリコールは、対象機種ではなかったということでしょうか?
(この二つのリコールは、共にブレーキ故障につながるものではないようではありますが。)

※1/25追記:これは、2010年3月30日から2015年7月22日製造のものが対象のリコールのようです。 

リコールプラス(2015年12月14日)
ふそう大型トラック・バス3車種 原動機に不具合
http://www.excite.co.jp/News/recall/20151214/Recall_28921.html
 

「ふそうスーパーグレート」「ふそうエアロエース」「ふそうエアロクィーン」の原動機(オイルミストセパレータ、オイルポンプ)に不具合があり、エンジンが破損したり火災に至る恐れがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。UDトラックスに供給した2車種についてもあわせてリコールを届け出た。不具合は以下の2点。

大型トラック及びバスのエンジンで、

(1)エンジンオイルの交換時期の設定が不適切なため、使用条件が厳しい場合、設定期間より早くエンジンオイルが劣化することがある。そのままの状態で使用を続けると、オイルミストセパレータにスラッジ(燃焼で発生する煤やオイル中の劣化物)が堆積して、目詰まりを起こし、クランクケースの内圧が上昇、エンジンオイルが吸気系に流入して、最悪の場合、意図せずエンジン回転が上昇し、エンジンが破損する恐れがある。

(2)オイルポンプの製造のばらつきにより、ポンプのギヤシャフトが傾くことがある。そのため、ギヤの歯面が摩耗し、そのままの状態で使用を続けると、ギヤが破損してエンジンへの供給油圧が低下し、最悪の場合、エンジンが焼き付き路上故障や火災に至る恐れがある。
これまでに、(1)について348件、(2)について61件の不具合があり、(2)の不具合では部分焼損が1件報告されている。(R+編集部)

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乗り物の安全性-米国にはまだあるボンネットバスと窓の小さい列車

2016年01月24日 | 社会(歴史・都市計画含む)

近年の日本のバスは、軒並みフロントガラスが大きいです。

これは、スタイリッシュであると同時に乗客の為の改良と思うのですが、安全性についてはどうなっているのでしょうか? 

更に言うと、日本のみならず世界のバスやトラックのほとんどはボンネットがありません。 

ウィキぺディア
ボンネットバス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%B9

アメリカでは今でもトラック、スクールバスなどにボンネットのあるバスが使われていますが、これは、「ボンネット型の方が安全」ということはないのでしょうか。 

(私はバスを運転したことはありませんが、以前シルバー人材センターでパートの仕事(職人のマネジメント)をしていたとき、大工さんの送り迎えに一往復だけ軽トラックを運転したことがありましたが、「前面が短い車は、事故があった時直自分の身が危険」と恐怖を覚えました。 

もちろんこれは慣れの問題ではあるのでしょうが、しかし、「正面衝突事故の事故の場合、運転席の危険は前面が短いほど増す」、そして「車両トラブルで何かに車体を擦り付けて止まらなければならない状態になったとしてもボンネットがないとそれもできないのでは?」と(素人の私は)思えてしまうのです。
また、軽トラックの場合だと、積荷なしでの運転は、安定性が悪そうにも思えて・・・。) 

ボンネットトレーラーについての知恵袋での質問
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1374834523

の回答に、こんな答えがありました。 

「アメリカと日本の大きな違いは、道路事情から日本では車両の幅や長さに細かな規制があり、昔々のトラックはボンネットがあって、その分だけ荷台が短かったのですが、トラックの仕事は人間ではなく荷物を積むことですから、できるだけ長い荷物を積んだり、できるだけたくさんの荷物を積むために、アメリカとは違って独自の進化を歩んできました。

全長規制がある範囲で、どうやっらた荷台の長さを稼げるか?運転席を無くしたらどうか?→運転できなくなる、ではボンネットを無くしたらどうか?→荷台がその分長くできる→エンジンをどこに積もうか?→そうだ!運転席の下にエンジンを置けばいい!! 

こんなことで、日本のトラックやバスは、すべてボンネットなしの形に落ち着きました。」 

こんな理由で、トラック、バスが今のものに進化したのであれば、残念です。

ところで、バスではありませんが、米国のアムトラックの電車、私が1980年代に乗った時から、今に至るまで、フロントガラスから乗客の窓から、窓の面積が日本人感覚では信じられないくらい狭いです。 

ウィキペディア
アムトラック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF

これは、「外側から銃などで攻撃があった時を想定して窓は最小限にしている」などと言っていた人もいましたが(多分ジョーク)、米国では車両の安全を考えて、このような車両を使い続けているのではないでしょうか。

(窓が小さいいかつい列車に乗った時は、『輸送中の囚人』になった気がしましたが。) 

また、バスに戻りますが、米国の長距離バスのグレイハウンド、流石にアムトラックのように必要最低限の窓ではないですが、日本の長距離バスのようにフロントガラスが大きいものが今でも一般的ではないのではないように思いますが、どうでしょうか。 

ウィキペディア
グレイハウンド(バス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89_(%E3%83%90%E3%82%B9)

※上記URLをクリックしても、本体が表示されないようなので、直接「グレイハウンド(バス)」というキーワードで検索してください。

オマケ:

Two dropouts!
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/13449d9fd17216de72808b5d8016e64a

 米国のアムトラックに乗った時の話もついでに。車両には関係ないですが、米国の『人間的』対応の話です。

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ニューズウィーク『日本の巨大年金基金はこうしてカモられる』 by 岩本沙弓氏

2016年01月23日 | 経済

ニューズウィーク(2016年1月22日)
日本の巨大年金基金はこうしてカモられる
By 岩本沙弓氏
http://www.newsweekjapan.jp/iwamoto/2016/01/post-13.php 

(前略)

米国と言えば市場主義とのイメージから株式投資などもっとも積極的にしているのではと思われるかもしれません。確かにカリフォルニア州職員退職年金基金(英語の頭文字をとってCalpers、「カルパース」との通称名で呼ばれる)などは基金の50%以上を株式で運用してはいます。が、こちらはあくまでも「カルフォルニア州」の「公務員」の年金基金に過ぎず、その規模は30兆円前後とGPIFともOASDIとも比べものになりません。米国全体の公的年金の積立については余計な収益性を期待せず、元本割れしない事を最優先にと非常に保守的なスタンスを貫いているのです。 

 株式投資の唯一かつ明白なメリットは、基金の収益を増やす可能性です。しかしながらそれは表裏一体であり、主なデメリットにもなりえます。どうなるかもわからない将来の収益だけを見込んでデメリットを鑑みないのはおかしな話で、国民の大切な資産であるからこそ、たとえ見劣りはしても債券の金利による利息収入の安定性と元本保障を確保する必要があるというのが米国のスタンスでもあります。 

 OASDIやGPIFなどの大規模基金が株式市場に入ってくれば、大量の株式購入が発生するため株価にも大きな影響を与えることになります。民間企業の運営への株主としての影響といった問題も生じてきます。そして、実務面として、巨額の資金をリスクの高い運用に振り分けるのであれば、相当数のスタッフを要し、対象企業の財務状況のレビューを継続的に行うなど膨大なポートフォリオ管理が必要です。そのための破格の管理・点検コストも付随してきます。ちなみにカナダの公的年金は基金の規模は30兆円前後で、株式投資も50%ですが、人員は1000人。カナダにしても先述のカルパースにしても基金自体が主体性を持って運用に臨んでいます。GPIFはわずか80数名ですから外部委託をする以外方法はなし。倫理面での公正性や清廉性が保てるのか、主体性はもちろんのこと、投資をする際のコスト面や運用面での有効性、妥当性を的確に判断出来るのか。 

 本来、政府が注力するのは株価の上昇そのものではなく、実体経済の回復、増強のはず。であるからこそ、成果として官邸が株価上昇を掲げることには本質的に違和感を覚えるものです。目先の株価上昇を成果とすることだけに目を奪われ、GPIFの出口戦略が明確化されてない。今頃になって直接投資の話が出てきていますが、改革とは名ばかりの、あくまでも政治主導で、巨額基金を運用する際の根本的な方式・方針もガバナンスも曖昧なまま見切り発車をしてきた証左でもあるでしょう。

 主体性も戦略も持たない投資家は「カモ」にもなりやすいものです。株価が急落して初めて、国民の資産の毀損とともに、問題の所在が白日に晒されるのでは遅すぎます。
                                                                                                                    

1,2年前、地域おこし協力隊の若い友人に、「国民年金は納めている?忘れてないわよね?」と確認したことがありましたが、もう政府が年金を博打で運用するようになった今は、国民年金は「任意」にするべきではないのかと思います。 

そうすると今の高齢者達に年金がいかなくなるわけですが、「掛け金を納めさせられた上、年金を博打に回される」となるとしたら、もう「年金を収めて老後の安心」というものが崩れてしまっているのに、なぜ強制的に払わされるのか。 

(数年前に
年金加入手続きもしていない19歳の息子に届いた『年金手帳』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d968206511d2560530ba010ea23a7cb1
を書きましたが、国民年金徴集が年貢並の取り立てでもよかった時代は終わった、ということ。) 

さて、上記の記事にちょうどカルパースの話がでてきましたが、このカルパースや、株式で年金を運用していた青果組合の年金基金の取材をしたNHKの特別番組がありました。この番組は書籍化もされています。
http://www.bookservice.jp/bs/ItemDetail?cmId=3046807 

これを作ったプロデューサーのインタビューが、国連大学のサイトに丁度あったので、そのリンクも貼り付けます。 

Our World
マネー資本主義から里山資本主義へ
http://ourworld.unu.edu/jp/from-money-capitalism-to-satoyama-capitalism 

(私は『里山資本主義』は楽天的すぎ、課題が多いと思っています。しかし、『マネー資本主義』のような『欺瞞さ満載』なものでないだけ、「理想とするにふさわしい」と思います。)

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軽井沢バス事故の約半年前の箱根のトレーラー事故の検証は

2016年01月22日 | 社会(歴史・都市計画含む)

今回のバス事故とにたように、ブレーキランプを付けたまま山道で転落した事故が昨年ありました。

産経新聞(2015年6月29日)
国道から40メートル下、トレーラー転落1人死亡 箱根、下り坂の急カーブ
 http://www.sankei.com/affairs/news/150629/afr1506290009-n1.html

運転ミスとだけ書かれていますが・・・

2015年6月29日未明の箱根の事故の映像
https://www.youtube.com/watch?v=MzJqT8--dhQ 

Buzz news JP
http://www.buzznews.jp/?p=1905742 

事故車は三菱化学のトレーラーらしいのですが、この事故の検証はどうなっているんでしょうか。

いくら運転手の操作ミスが発端だったとしても、(トラック・バスのメーカーが同じなのかどうかはわかりませんが、)こうして続けざまにブレーキ故障で人が亡くなっているのであれば、「車両の欠陥」として追及しない限りは同じような事故が続くのではないでしょうか。

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バス事故を繰り返さないための検証・バスの乗務員にも緊急時の教育を

2016年01月22日 | 社会(歴史・都市計画含む)

軽井沢のバス事故の件、被害者の方々のことを思うと、ブログに書くのは気が引けるのですが、ただ、同じ事故を起こさないことを願いながらもう一度。               

大抵の事故の原因、誘因は、一つではないと思うのです。 

今回の事故も、 

バス会社、
ツアー会社、
運転手(なぜルートと違う道を選んだのか?)
運転をしていなかった運転手(なぜ一人に運転をさせた?) 

に問題があったというのは、これはもう検証以前に認めざるを得ないでしょう。 

(間接的にですが、規制緩和を行った小泉政権と、そういう政権を選んできた国民にも責任があると思います。) 

しかし、上記の人達だけに責任があるのでしょうか?

バス製造会社と昨年秋に事故車を整備したという会社については? 

(別に私は「バスに欠陥があった」と決めつけているわけではありません。ただ、「事故調査は、公平に」という気持ちから書いています。そもそも事故バスの検証は、製造メーカーでなく第三者機関がすべきだと思います。今はギアが「ニュートラル」に入っていたと報道されていますが、読売新聞では「ニュートラか、4速以上の高速ギア」となっていました。事故の衝撃で動いた可能性は?事故車の牽引のためギアをかえたとかはないのでしょうか?) 

ブレーキの問題もありますが、その他に、私がひっかかっているのは、バスの座席が衝突で外に飛んでしまったことですが、これはよくあることなのでしょうか。 車体の強度は?

また、何かで、昔の大型トラックには『非常停止ボタン』の様なものがあった、というのを読んだことがあるのですが、特に旅客を乗せるバスには、(坂道に限って作用する)非常ブレーキの様なものを義務づけたらどうなのか、と、いろいろ考えてしまいます。 

ついでに現行のシステムについては?

ブレーキが利かなくなっていた場合、自分だったらもう一人の運転手に助けを求めるなり、騒ぎますが、そういうことさえなかったのでしょうか。 

最低限騒いで乗客に気が付かせてくれたなら、と思うとともに、飛行機の緊急時を想定した教育をCAにしているように、バス(および他の公共交通機関)でも、そうした教育を徹底すべきではないかと思います。 

関連: 

バス事故もバス車種の発表を・大型バスの安全性
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/c324ac4e16514a3008df7c9c702502b1

追記:昨年6月29日未明に、箱根で(三菱化学のものといわれている)トレーラーがブレーキランプを付けたまま転落する事故がありましたが、これの検証はどうなっていたんでしょうか?

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