Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

激しいトレーニングで免疫力低下-スポーツ選手に多いHPVワクチン被害

2018年05月31日 | 福祉・医療

3月のブログ記事、 

アスリートとワクチン
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/45d6303f1502ccfa38ef6c8b43e5262a

に、 

「大会前に体調を壊すことを懸念する」ということではあるとしても、「風疹、パピローマウイルスワクチン、コレラ、狂犬病、帯状ヘルペス、BCG」は選手たちには奨励されていない(or いなかった)らしいですね。 

ワクチン接種をするにしても、抗体値が低いものだけを選ぶ等の措置をして、必要最低限のワクチン接種すべきとも。」 

と書きましたが、これは激しい運動によって選手たちが免疫が弱まっているからワクチン接種は危険、ということですかね。 

日経ウーマン (2012年8月2日)
意外に知られていない運動と免疫の関係
“適度”な運動で免疫力を高めよう
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20120727/130901/
 

(前略) 

 肉体を鍛え上げたアスリートは、感染症などに対する抵抗力もさぞかし強いだろう――。そう思いがちだが、意外にも現実は逆だという。 

 「激しいトレーニングをしているアスリートは、普通の人よりカゼなどの感染症にかかる頻度が数倍も高いことがわかっている。例えばフルマラソンをすると、競技終了から2週間以内に選手の5~7割にカゼの症状が出るという報告もあるほど。これは過酷な運動によって免疫力が低下するのが原因」と早稲田大学スポーツ科学学術院の鈴木克彦准教授は説明する。 

 鈴木准教授は「体力には2種類ある」と話す。一つは「行動体力」と呼ばれるもので、競技でのパフォーマンスに直結する筋力や持久力など。もう一つは「防衛体力」と呼ばれ、病原体や疲労、ストレスなどから体を守る、いわば“健康力”。この鍵を握るのが免疫や栄養だ。 

(中略) 

「激しい運動をすると筋肉が損傷し、それを修復しようとして免疫細胞が働く。この結果、腫れや痛みといった炎症が起こる。だが、日常的に過酷なトレーニングを続けていると、体はなるべく炎症を起こさないように免疫反応を抑えるようになる。こうして、感染症に弱い状態が生じる」と鈴木准教授。

 華々しいパフォーマンスを見せてくれるトップアスリートも、その強靭な肉体の内側では免疫力低下というリスクに常にさらされている。そう考えると、オリンピック競技を見る目が少し違ってくるかもしれない。 

(中略) 

きつすぎる運動は免疫力を低下させるが、適度な運動ならその逆の効果が期待できる。 

(後略) 

アスリートのとまで行かないまでも、HPVワクチンを打った後に健康を害す少女/少年たちに、激しいスポーツをする子たちが多かったのは、偶然ではなかったのではないでしょうか。

Future Medicine(2015.8.20)
Vaccination in patients with primary immune deficiency, secondary immune deficiency and autoimmunity with immune regulatory abnormalities
Martha M Eibl & Harmann M Wolf
https://www.futuremedicine.com/doi/full/10.2217/IMT.15.74 

Natureasia.com (2011年2月8日)
免疫学:自己免疫疾患の患者における感染症の予防
https://www.natureasia.com/ja-jp/clinical/review/37215 

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HPVワクチンを「ガラパゴス」と書いた理由・人間は「超有機体」であり「機械」に非ず

2018年05月30日 | 福祉・医療

前回のブログで、「HPVワクチンはガラパゴス化しているのではないか」というようなことを書きました。 

こう書いたのは、HPVワクチンによる子宮頸ガン予防効果が不確かであることや(そもそもHPVの種類は多数)、新しい癌発見法、治療法が次から次へとでてきていることなどの点もありますが、何よりも、このHPVワクチンが「人間の個体差を無視、認めていないという点で、遅れている」と感じたからです。 

今では輸血をするときに患者に合わない血液を輸血することはありませんが、昔は、人々が持っている血液に人のよって違うという観念がなかったがため、落とさなくてもよい多くの命が奪われました。

(カール・ラントシュタイナーが血液型を発見したのは1900年。彼の論文が注目されたのはその10年後。) 

現在の医療では20世紀初頭に比べると、(LHA/DNAまで調べなくとも、)その個々人にあった治療や投薬ができるようになっています。(※ただし、個体差を無視する医師は今もいます。)

しかし、感染症予防ワクチン、なかでもこのHPVワクチンについてWHOはじめとした過激推進派達は対象者の個体差を無視して、「強制接種」を推し進めようとしています。また、ワクチン接種後に久しく健康を害したワクチン接種者に対して、「なぜこうした被害がでたのだろうか?何が原因だったのか?」と疑問を持たないだけでなく、その疑問を解明しようとする医学者を抹殺する勢い。 

そういう意味ではガラパゴスと呼ぶべきは、「HPVワクチン」というより、「そのワクチンを強制接種させようとするWHOや医療関係者」ということになるのでしょうが、まあ、やはり、「健康人に重篤な健康被害を与えることもあるワクチン」は、時代遅れな気がします。 

今後私たちが目指す医療とは何か。

それは個人的には、「人間はパソコンや工場で作られた製品ではないという当たり前のことを踏まえた医療」ではないかと思います。 

Wired (2004年10月13日)
人間はヒトの細胞と細菌から成る「超有機体」
https://wired.jp/2004/10/13/%e4%ba%ba%e9%96%93%e3%81%af%e3%83%92%e3%83%88%e3%81%ae%e7%b4%b0%e8%83%9e%e3%81%a8%e7%b4%b0%e8%8f%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e6%88%90%e3%82%8b%e3%80%8c%e8%b6%85%e6%9c%89%e6%a9%9f%e4%bd%93%e3%80%8d/ 

人体を構成する細胞の数は数十兆程度だが、体内に生息する細菌の細胞数は100兆を超える。こうした体内微生物が、免疫系など人体の仕組みと密接な相互作用をしていることを考えると、人間とは、ヒトの細胞と微生物とが高度に絡み合った集合的有機体とみるのが適切だ――イギリスの研究者がこのような内容の論文をまとめた。「超有機体」というこの視点は、将来期待される「個人の特質に応じた投薬・医療」の開発に際して、重要な意味をもってくるだろう。 

あなたの体内に存在する細胞のかなりの部分は、あなた自身のものではない。それどころか、ヒトの細胞でさえない。それは細菌(バクテリア)の細胞なのだ。目には見えないが足の指の間で増殖の機会をうかがっている菌類から、腸の中の1キログラムにもおよぶ細菌類に至るまで、さまざまな要素を考えると、われわれ人間は歩く「超有機体」[superorganism: 通常はハチやアリなど社会性動物の集合体を指す]であり、ヒトの細胞と菌類、細菌、ウイルスが高度に絡み合った存在とみるのが、最も適切なとらえ方と言えるだろう。 

 以上のような見解を、ロンドン大学インペリアル・カレッジの科学者たちが『ネイチャー・バイオテクノロジー』誌10月号に発表した。この論文は、体内微生物と人体の相互関係のあり方を扱っている。個々人が抱える細菌の種類や分布によって、医薬品への反応が大幅に異なる可能性があるため、この超有機体の仕組みを理解することは、将来の「個人の特質に応じた投薬・医療」を発展させていくうえで不可欠だというのが、論文の主張だ。 

(中略)

 「ヒトゲノムが与えてくれるのは、わずかな情報にすぎない。体内の微生物が病気に対する人体の反応に影響を与えていることが判明したからには、今後われわれはこの分野についてさらに研究を進めなくてはいけない」とニコルソン教授は指摘する。 

(後略) 

全文リンクからどうぞ。 

ついでに、上記記事のインタビューに答えているニコルソン教授の2016年のインタビュー記事もどうぞ。 

News Medical Net
Tackling healthcare challenges in a changing world: an interview with Professor Jeremy Nicholson
https://www.news-medical.net/news/20160610/Tackling-healthcare-challenges-in-a-changing-world-an-interview-with-Professor-Jeremy-Nicholson.aspx

 抜粋: 

Ultimately, our risk of getting a disease is highly dependent on all of those interactions. The other thing that's complicated about this is that the interactions vary throughout life, so exposures to diet variation, drugs, etc., that occur in babies have very different effects to the same source of exposures that occur in adult life, so there's a sort of conditional interaction between your genes and your environment that progresses throughout life, changing the risks for disease at any stage of life and the risks for getting diseases in the future. 

In particular, probably the most important exposures, the most important interactions, are those in the first few years of life, where your body is programmed for a lot of the later biology that it's going to experience. 

It's interesting to note that the microbiome takes about 3 years to develop, because babies are born without microbes and the microbes develop very, very quickly. In fact, there's trillions of bacteria within a few days of the baby being born, and it takes about 3 years before you get an ecology in the child that is similar to that of an adult, and so anything that upsets that development of the ecology in early life can be quite influential for risk factors later on.

これを読むと、3歳前の子供への環境や投薬、ワクチンにはもっと慎重になるべきと思えるのですが、その辺りは研究されていないのでしょうか、ね。

追記:

血液型のことを書いて思い出したことがありました。

息子が幼稚園のとき、ショウちゃんという、明るく腕白な男の子のお友達がいました。
ショウちゃんは活発に遊び回る子でしたので、生傷が絶えません。

そんなショウちゃんが、ある日突然私と他のママ友がおしゃべりしているところにやってきて、
「ショウね(※自分のこと)、RhマイナスのAB型なんだって!」
と大きな声で言いました。

私たちはびっくりして、
「あら、ショウちゃん、それじゃ怪我しないように気を付けないと!」
というと、満足した顔でまた運動場にかけて行ったショウちゃん。

ショウちゃんの言葉をテレビドラマのマネか何かと思っていた私たちは、一応後からお迎えにきたショウちゃんのお母さんに確認。
彼女は、それが本当であるといい、更に驚くことを言いました。

「夫も私もRHプラス。浮気もしていないし、子供の取り違えもないのになんで?と思って私たちもびっくりしたんだけど、たまにRHプラス同士の間からRHマイナスが生まれることがあるみたいなの。親戚にもやはりRHマイナスがいるはいるんだけど・・・。
弟たち(2人の弟さんとショウちゃんはそっくりな顔立ち。)はRHプラスなんだけどねぇ。」

ずっとこの件を忘れていて、今調べてみましたが、確かのこういうことはあるようです。
「当たり前なことが当たり前ではないことがある」ということですね。

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BuzzFeedの免疫療法叩き記事・がん光免疫療法

2018年05月29日 | 福祉・医療

前回のブログから続きです。 

やはり、HPVワクチン過激推進派の岩永氏も免疫療法落とし記事を書いていました。 

BuzzFeed Japan
「夢の治療法」「副作用なし」 怪しい免疫療法になぜ患者は惹かれるのか?
「主治医への不信感も、私たちが代替医療に向かった大きな要因の一つだと思います」
岩永直子氏
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/menekiryouhouizoku?utm_term=.laedKEZZ5#.crm6LP22y
 

なお、始まりこそ、 

「手術、抗がん剤、放射線ががんの3大療法として知られるが、これに近年、「第4の療法」として期待が高まっているのが患者の免疫に働きかける「免疫療法」だ。しかし、免疫療法には、治療効果が科学的に証明されたものと、明らかになっていないものがある。」 

と岩永氏は書いてはいますが、「治療効果が科学的に証明されたもの(彼女が言う「科学的に証明されたもの」ってなんでしょう?)」についての説明はまったくなし。 

癌免疫療法には、癌光免疫療法などもでてきていて、これなどは「重粒子線治療」に比べて費用も抑えられるようです。 

「がん光免疫療法」、いよいよ日本でも「治験」開始――国立がん研究センター東病院の土井俊彦副院長が語る実用化への期待と展望
https://www.mugendai-web.jp/archives/8418 

【続報】「がん光免疫療法」の開発者・小林久隆医師に聞く――転移がんも再発もなくなる究極の治療の実用化を目指して
https://www.mugendai-web.jp/archives/8462

(この研究は、三木谷社長も協力) 

いずれにしても、癌治療自体が各国で研究が進んでいます。 

「HPVワクチン」はガラパゴス化し、「重粒子線治療」もVHSに敗れたベータマックスのような立場になってきているのではないでしょうか。

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上昌広氏がインチキ扱いしていた※中村祐輔氏の免疫療法研究・DNA情報所有権の再確認を(※本文追記参照)

2018年05月29日 | 福祉・医療

※2023年5月12日追記:

今日、以下のコメントを頂きました。

「リンク先の上氏の記事を読みましたが、オンコセラピーのがんワクチンをインチキとは言っていなくて、インチキ免疫療法の広告や記事が横行していると言っているだけですよ。最近も上氏が主催している会のメールマガジンに中村祐輔氏が寄稿しており、関係は良好なようです。」

私からの返信コメントもコメント欄に載せていますが、当時の私の感じ方が「考えすぎ」である可能性もあるので、コメントを貼り付けます。

(本当は追記を末尾につけようと思っていましたが、「タイトル」の追記とさせてもらうため、本文の上に貼り付けました。)

 

HPVワクチン過激推進組の共通点- 

① 原発事故後の放射線被害の過小評価
(→心配する人を誹謗中傷) 

② 自分達が信じるもの以外は「ニセ医学」と呼ぶ
(DNA解析による個々人の予防法、免疫療法に対してネガティブ) 

②に関してですが、上昌広氏の場合は、研究や研究者を「犯罪、インチキ扱い」する徹底ぶりでした。 

現代2012年12月21日
インチキがんワクチンはどうしてなくならないのか?
倫理なき日本の医師と品性なき厚労省の「犯罪」
上昌広(東京大学医科学研究所特任教授)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34405 

抜粋: 

先日、「NHKスペシャル」が、中村祐輔東大医科研教授(現・シカゴ大学教授)らが開発し、日本国内で、厚労省の認可の元に臨床研究を進めているがんペプチドワクチンの治験現場での取り組みを放送した(2012年11月18日)際、一部の医師や患者が「インチキ免疫療法を取り締まれ」と抗議の声を上げたのも理解できないことはない。 

この中村祐輔氏の研究は今どうなっているかというと― 

癌治療新時代WEB
中村祐輔教授のシカゴ通信:がん医療の新たな道
簡便な診断法と免疫療法の開発が、がん治癒率向上のカギ
中村祐輔(なかむら・ゆうすけ)
シカゴ大学医学部内科・外科 教授/個別化医療センター・副センター長
http://gan-mag.com/chicago/7095.html 

(抜粋) 

海外における最新のがん治療のキーワードは何かというと、「免疫」ということになるだろう。

日本では、標準治療を中心にがん治療の流れというのがほぼ決まっているが、がんが進行し、化学療法の効果が認められなくなると、「適した治療はない」ということになってしまう。

しかし、アメリカやヨーロッパでは、新しいタイプの免疫療法の研究が進んでいる。患者さん側も積極的にその情報を求め、すでに選択肢の1つにもなっているのだ。

日本では、先日も免疫療法を行っている公的病院がたたかれていたが、むしろ今は、そういう治療法を理解して、育てていく時期ではないだろうか。なかにはいい加減な治療を行う病院があるかもしれないが、だからといってすべてを規制してしまったら、進歩からも遠ざかってしまうように思えるのだ。 

もちろん免疫療法の側も科学的なデータを出していかなければならない。臨床的に明らかに効いている人は少なからずおり、私が研究に関わっているがんワクチンなども、20%くらいの人は長期生存を果たしている。

そうした結果について、どういう人に効果があるのか、効果がある人の体内では免疫的にどういったことが起こっているのかを科学的に明らかにしていくことだ。これから私も、樹状細胞療法+ワクチン療法の試験を日本で実施することを計画している。 

(※全文リンクからどうぞ。) 

賢者の選択
中村祐輔氏インタビュー
https://kenja.jp/3139_20180215/ 

「免疫治療」=「オーダーメイド医療」-これは医療費が高額にもなるでしょうし、患者の個人情報とHLA型が紐づけされて流出する可能性もあるでしょう。
(病院に守秘義務があっても、データがもれたり、Big Dataとして収集される可能性は0ではないと思います。末尾のロイターの記事参照) 

しかし、中村氏の免疫療法は上氏に「インチキ」呼ばわりされるようなものではありませんでした。(上氏、中村氏に謝罪しましたかね?) 

なお「免疫療法」のような「オーダーメイド医療」ではないですが、同じく従来の治療より高額になるだろう癌治療法に「重粒子線治療」があります。 

こちらは偶然にもHPVワクチン過激推進派の土屋了介氏や中川恵一氏が押しています。 

県立がんセンター理事長解任劇-『重粒子線治療全量一回照射』の意見対立はなし?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3052154d568d78a810dcd5dfc4211a8a
 

中川恵一医師による原子力委員会定例会での資料・彼らが描く未来像
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d613c784f0213701a509bc8685e64082
 

土屋氏や中川氏が「免疫療法」についてどう思っているのでしょうか。

彼らとの繋がりがどの程度なのかは知りませんが、原子力村、粒子線治療装置を製造している会社にとっては正直なところ、「免疫療法」に脚光がうつることはありがたくはないことでしょう。

さて、先に 

“「免疫治療」=「オーダーメイド医療」-これは医療費が高額にもなるでしょうし、患者の個人情報とHLA型が紐づけされて流出する可能性もあるでしょう。”

と書きました。

これは今のところ日本の病院では大丈夫なのではないかと思いますが、免疫療法が広がるほどに病院に集まるDNA情報。

気が付いたら、「これらの情報が第三者に渡っているのが当たり前」 「国が管理」なんてことにならないよう、監視する必要があるように思います。
(商業目的に使われるだけならまだしも、犯罪に巻き込まれるケースもでてくるかもしれません。)

Reuters (2018.3.1)
Big pharma, big data: why drugmakers want your health records
https://www.reuters.com/article/us-pharmaceuticals-data/big-pharma-big-data-why-drugmakers-want-your-health-records-idUSKCN1GD4MM 

LONDON (Reuters) - Drugmakers are racing to scoop up patient health records and strike deals with technology companies as big data analytics start to unlock a trove of information about how medicines perform in the real world. 

(中略) 

The ability to capture the experience of real-world patients, who represent a wider sample of society than the relatively narrow selection enrolled into traditional trials, is increasingly useful as medicine becomes more personalized.

However it also opens a new front in the debate about corporate access to personal data at a time when tech giants Apple (AAPL.O), Amazon (AMZN.O) and Google’s parent Alphabet (GOOGL.O) are seeking to carve out a healthcare niche. 

(中略) 

But interest in such real-world data goes far beyond cancer.

All the world’s major drug companies now have departments focused on the use of real-world data across multiple diseases and several have completed scientific studies using the information to delve into key areas addressed by their drugs.

They include diabetes studies by AstraZeneca (AZN.L) and Sanofi (SASY.PA), joint research by Pfizer (PFE.N) and Bristol-Myers Squibb (BMY.N) into stroke prevention, and a Takeda Pharmaceutical (4502.T) project in bowel disease. 

(後略) 

ル・モンド・ディプロマティーク『先祖を取引する』・DNA情報は誰のもの?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a241b5f4857497f1abf88cfe295c1c17

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日本と世界の水の硬度の地域差・私がHPVワクチン被害とリチウム含有量の関係に興味を持った理由

2018年05月28日 | 福祉・医療

先の記事
HPVワクチン副反応とミトコンドリア病・水道水にリチウムを添加予定?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1cb9709a47894d965568f58b5422e4e9
 

で、水道水のリチウム含量と自殺者の研究等のリンクを紹介しました。 

リチウム含有量もそうですが、日本各地の水道水って、品質はどの程度違うのだろう、と思って調べていた時、(リチウム含有量とは関係はない)硬度の比較表を見つけました。 

都道府県別の水道水の平均硬度まとめ
https://suisosui-health.com/mizu-basic/tap-water/suidousui-koudo-average/

世界の水の硬度
http://sekken-life.com/life/sekainokoudo.htm 

日本の水道水、沖縄のの硬度は、愛知県の硬度の約3倍。 

また、よく日本の水は軟水、欧米は硬水ときいてきましたが、これは平均だけの話ということが分かりました。

硬度(平均)が高い国のなかで、米国、スペイン、トルコ、韓国、オーストラリアでは、都市部(人口が多いところ)では硬度が低かったりします。 

例: 

ニューヨーク: 30
ラスベガス: 400 

マドリッド:25
マジョルカ:500 

ソウル:55
慶州:550 

これは「硬度が低い水質のところが人が住みやすくてそうなった」のか、米国やオーストラリアなどは、「人口が多いところ(もしくは富裕層が多く住む地域)はお金をかけて水道水の硬度を下げている」ということもあるのでしょうか。

いずれにしても、水道水の硬度が高い国の国民が、必ずしも硬度の高い水道水を摂取したり仕様しているわけではなさそうです。 

国内の水道水の硬度と発生する疾病の比較なども、してほしいですね。

ところで、これは先のブログ記事の追記になりますが― 

先のブログ記事で、私が水道水のリチウム含有量とHPVワクチン被害者の関係についても知りたい、と思ったのは、HPVワクチン接種後に健康を害した少女たちには、「スポーツ」をしている少女たちが多かったこともあってです。 

水道水を飲まないまでも、スポーツをしている人達は、一般人より水分をとる(それが家から持っていった麦茶等である場合もあるし、購入したペットボトルに入った飲料だったりもするでしょうが。)、その変が他の人達と違うのではないか、と思ったのです。 

(いずれにしても、HPVワクチンの被害者の血中リチウム濃度を調べてみてほしいです。)

私は医療関係者ではありません。

が、知らないが故、あらゆる可能性を排除しないで考えられます。

でもこれは、本当は科学者こそに必要なことではないでしょうか? 

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HPVワクチン副反応とミトコンドリア病・水道水にリチウムを添加予定?

2018年05月27日 | 福祉・医療

昨年12月に以下の記事を書きました。 

ワクチンとミトコンドリア病-ワクチン接種後自閉症になったハンナ・ポーリンちゃんの判決
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/adcab969ed8ba6e7cbd7a8e18a8a1711
 

(ミトコンドリア病と診断されている方はいらっしゃらないかもしれませんが、)HPVワクチン被害者の方々の治療薬につながるとよいですね。 

難病「ミトコンドリア病」発症の原因を解明
https://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2018-03/ku-6030618.php
 

(前略)

近年、異常タンパク質凝集体の蓄積を抑制する候補化合物が開発され、その中の1つがTUDCA(ウルソデオキシコール酸)というものです。TUDCAは二次胆汁酸として体内に元々ある物質ですが、体内の存在量が非常に少ないことが知られています。タウリンの働きが低下している細胞にTUDCAを投与すると、凝集体がほとんど消失し、細胞のストレスが低下しました。タウリンの働きが低下しているミトコンドリア病モデルマウスにTUDCAを投与したところ、この疾患モデルマウスでも細胞障害が改善されました。

研究を主導した魏准教授は次のようにコメントしています。 

「今回の研究は、MELASMERRFなどタウリンの働きが低下するミトコンドリア病に対する治療薬の開発に繋がります。細胞やモデル動物で有効性が示されたTUDCAは、イタリアなどヨーロッパで肝疾患の治療薬として使用され、医薬品としての安全性が確かめられています。今後は、TUDCAMELASMERRFなどのミトコンドリア病の治療薬になるか臨床研究を実施することを計画しています。 

ところで、HPVワクチン後の被害と、水道水のリチウム含有量って、関係ないでしょうか? 

以下の研究をしているので、水道水のリチウム含有量が多い地域と少ない地域のデータはあるでしょうから、被害者の数とリチウム含有量について比べてみてほしいです。 

東京都医学研究所
微量なリチウムと自殺予防
http://www.igakuken.or.jp/public/seminar/h27/semi0115.html
 

リチウムは、原子番号3の元素であり、海水に含まれるリチウムの総量は非常に多く2300億トンと推定されており、土壌中にもわずかながら含まれる。1800年代から痛風や高血圧の薬として誤った使用がなされ、米国では熊印のリチウム水(Bear Lithia Water)として一般に売り出されたこともあったが、食塩の代用として売り出された塩化リチウムがリチウム中毒を引き起こすに至り、FDAから使用が禁止された。 

その後、1949年にオーストラリアのCade博士によりリチウムが躁病に効くことが発見され、デンマークのSchou教授によりその効果が検証されるに至り、精神科で使用されることになった。リチウムは双極性障害の治療に使われるが、リチウムの抗自殺効果も報告されている。リチウム濃度に関して、いわゆる治療濃度よりもかなり低い濃度でも効果が認められたという報告がある。 

たとえば、Dawson ら (1992)はテキサス州において、水道水のリチウム濃度が高い地域は精神病院への入院率が低かったと報告している。同じくテキサス州において、 Schrauzer とShrestha (1990)は、水道水のリチウム濃度が高い地域は自殺率が低かったと報告した。 

このような先行研究にならって、私どもも大分県内の全18市町村の水道水中リチウム濃度と、それぞれの地域における自殺の標準化死亡比との関連を検討し、有意な負の相関を認めた(Ohgami et al, Br J Psychiatry, 2009)。

(後略) 

東京都医学研究所
水道水中リチウム濃度と思春期の心の健康
http://www.igakuken.or.jp/topics/2017/0329.html
 

KAKEN
水道水リチウムと自殺予防:日本全国を対象とした調査
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-25461734/
 

(前略)

日本全国の785市と東京都の23区を合わせた808市・区の水道水を全て採取し、それらのリチウム濃度を測定した。自殺の標準化死亡比(SMR)を2010年~2014年の5年分算出しその平均値を自殺率として使用した。自殺率を従属変数とし、各市・区の水道水リチウム濃度、8地方、水道水リチウム濃度と各地方の交互作用を独立変数とし、人口による重み付けをしながら重回帰分析を行った。 

(後略)

(現在は、水道水にリチウムを添加しているわけではないのでしょうが、そのうち添加する方向か・・。)

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日大の上層部と闇社会の繋がり・アメフト賭博はなしか?

2018年05月24日 | 社会(歴史・都市計画含む)

日大アメリカンフットボール事件-アメリカンフットボールとローラーゲームhttps://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/479bf1a6bf932d6b1b8f0bbc415f68e3 

の続きです。 

上記の記事を書いたあとに、 

TBS
反則タックル国が調査へ、スポーツ庁「真実を解明する」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180524-00000045-jnn-soci 

という記事に気が付きました。 

「これ、ティムさんはどう思うだろう」と思いながら記事とコメントを見ていたところ、 

「それも分かるんだが、田中理事長と山口組の関係は解明しないのか。」
というコメントを発見。 

「真実を解明する」というより、「突っつかれては困る真実」に突っ込まれないための先手ではないことを願います。 

Net IB ニュース【日大の闇】悪質タックル問題の元凶は、日大・田中理事長体制
http://www.data-max.co.jp/300517_dm1777_n2/
 

抜粋: 

学校法人日本大学の理事長に体育会出身者が就くのは、田中理事長で3人目。1940年代に4代の理事長や会頭・会長を務めた古田重二良氏(柔道部出身)が最初の体育会出身理事長で、8代にはボクシング部出身の柴田勝治氏(日本アマチュアボクシング連盟会長、日本オリンピック委員会委員長など)が就任した。その後、3代続けて学術畑出身の理事長が続いた後、2008年に12代理事長に就任したのが現在の田中理事長だ。 

 田中理事長は69年に日大を卒業して、同大学に入職。保健体育事務局長や校友会会長を経て常務、理事長と階段をのぼってきた。日大相撲部の現役時代は学生横綱、社会人ではアマチュア横綱にもなり、日本オリンピック委員会(JOC)や日本相撲連盟の要職も務めるなど、「日大体育会のドン」として君臨してきた。

 日大HPに掲載された写真でわかる通りのコワモテで知られるが、田中理事長の写真をめぐっては一時期、キナ臭い噂が流れたこともある。米国のニュースサイトに、田中理事長と司忍(篠田建市)6代目山口組組長とのツーショット写真が掲載されたのだ。写真の真偽は不明だが、検索サイトで田中理事長の名前を入力すると、国内最大の指定暴力団トップが表示されるという異常な事態になっている。 

 大学関連の工事業者から金銭を受け取っていたと報道されたこともあり、本来なら学校法人の理事長として適格性が問われる「はず」だ。しかし、田中理事長の座が揺らぐことがないのは、体育会特有の暴力性と押し出しの強さで理事会を牛耳っているからだ。実際、日大の理事長選は怪文書が飛び交うキナ臭いものになっているという。

 その側近中の側近といわれるのがアメフト部監督の内田正人氏。アメフト部は日大体育会のなかでは新興勢力だが、篠竹幹夫監督のもとで黄金時代を築いたことで学内権力を握るようになった。 

日大の闇もそうですが、「アメフト賭博」なんか、ないでしょうね? 

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ローラーゲームが廃った理由は

2018年05月24日 | 社会(歴史・都市計画含む)

前回のブログ記事のオマケです。 

70年代のローラーゲームが廃ってしまった理由を、ウィキペディアではこう説明しています。

ウィキペディア
ローラーゲーム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0 

アメリカ合衆国で1960年代から流行し、さかんにテレビ中継された。(en:Roller_Games)
しかし、アメリカ合衆国では市場調査の結果、このスポーツのファン層が購買力のほとんどない最低所得者層であることが判明し、やがてスポンサーが離れテレビ中継は下火になっていった

理由はこれだけではないでしょうが・・・うーん。

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日大アメリカンフットボール事件-アメリカンフットボールとローラーゲーム

2018年05月24日 | 社会(歴史・都市計画含む)

米国のティムさんが、日大フットボール部の事件を報じるニューヨークタイムズの記事のリンクとコメントをを送ってきてくれました。 

Hi Yukari, 

New York Times
The Football Hit Felt All Over Japan
https://www.nytimes.com/2018/05/22/sports/football/japanese-football.html 

Interesting.  I had no idea American football was this popular.  I read about this a while ago, but thought it was soccer from the headline.  

It is also interesting that it made the New York Times. As the article notes this thing happens here too, but would never get national attention.  

(興味深い!
僕は日本でアメリカンフットボールがこんなにメジャーとは思わなかったよ。

この記事のタイトルを見た時、サッカーの事かと思った。これがニューヨークタイムズがつけたタイトルっていうのも面白い。

この記事にも記されているように、米国でも同じようなことが起こるけど、国民がこんなに注目することはないよ。) 

「米国ではアメリカンフットボールが盛んであり、こうした野蛮な行為の数もそれだけ多い、だから大きなニュースにならない」-そんなところだと思いますが、それに加え、米国のアメリカンフットボール関係者やファンにとって、「卑劣なことをして相手を怪我させるような反則に対して寛大」という部分もあるのではないかとも思うのです。 

こう書くと、私が、「米国人は野蛮」と言っているようですが(いや、実際そう言える部分もあるか・・)、そうではなく、格闘技や、格闘的要素もあるゲームを楽しむ文化において、「スポーツマンシップ」「フェアマンシップ」は軽視され、むしろ破ることを楽しむと言う部分が根底にあるからではあるのではないか、と 言いたいだけです。

70年代、日本でローラーゲームという米国からきたエンターテイメントが流行りました。 

私の姉と妹は格闘技系もスポーツも興味がありませんでしたが、このローラーゲームは大好きで、2人そろってテレビを前に「東京ボンバーズ」の応援をしていました。

(姉は「スカッとして楽しい」と言い、妹は「流行りだからみていた」という感じでしたかね。彼女たちがTVを付けている間は私も視る羽目になりましたが、私は一瞬たりともこのゲームを面白いと思ったことはありませんでした。) 

70年代初めに流行ったローラーゲームとは
https://middle-edge.jp/articles/OKEfE 

このローラーゲーム、観客も反則に対し非常に寛大、興味がない者の目から、「反則や乱暴な行為を楽しんでいるのではないか?」とさえ思えたりしました。

それによって、チーム側も反則や乱暴をエスカレートさせる-勝者になればなるほど得るもの(名誉、人気、スポンサー、賞金、etc.)が多いので、それらのためにも。

アメリカンフットボールとローラーゲームは違います。しかし、今回の事件からは、「アメリカンフットボールとローラーゲーム」が重なって見えます。

この事件、日大監督、選手だけの問題だったのか…そのあたりは考えてみる必要があるかもしれません。

追記:

ただし、この事件については、『裏社会』との繋がりもなくはないようです。
本日3本目の記事に書きます。

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理想の医療保険制度は平均寿命が短い米国型!?

2018年05月22日 | 福祉・医療

国民健康保険の崩壊を防ぐ手立ては、医療費削減。
医療費を削減するにはどうしたらよいかー

以下は私の意見です。

① 国民側は病院や薬に頼り過ぎないこと。
(大量の薬を出したり、検査、検査の病院は、避ける。) 

② 厚生労働省は検査基準値の見直しをし、まずは生活改善から指導。 

それと、これは荒っぽい意見で反発されるでしょうが、

③ 苦しみ、そしてなおる見込みがない病人の延命拒否は「権利」として自然に受け止める、という医療関係者側、一般人の意識改革。
(夫の伯父が一昨年の8月に肝臓がんで入院、9月には亡くなりました。
本人も家族も、「病人は痛いのと苦しいのが嫌い」とのことで、癌治療はしませんでした。
これが案外すんなり認められることに驚きましたが、これでよいのでは・・・と思いました。) 

①の「病院や薬に頼り過ぎないこと」ですが、日本のように病院かかるのにも大変なイタリア-実際、イタリアの友人達は、ちょっとやそっとでは病院に行きません-平均寿命は欧州で1位とのこと。 

イタリアと同じように「病院に係るのが大変」な国のイギリスのBCCが、イタリアの研究機関に、「なぜイタリア人は長生きか?」と質問したところ、 

「1960年以降、イタリア人の食生活は飛躍的に改善されています。イタリアは新鮮な野菜や果物が豊富にあり、魚の種類も多い。さらに、オリーブオイルが使われている伝統的な地中海料理が健康を促進させています。しかしイギリスでは動物性脂肪の多い食事が一般的です」

と答えたとか。

http://nagaguturisu.com/archives/22260より) 

まあ、実際は、イギリスとイタリアでは、環境~ストレス度など、他の違いも関係しているとは思いますが、それでも、「病院にすぐ行ける環境」だけが健康、長寿に結びつくわけではない、ということでしょうか。 

今、日本が目指しているのはイタリアではなく、むしろ米国のようです。 

ナースのヒント
医師が警鐘を鳴らす!TPPで日本の医療が米国型の医療制度に変わる理由
https://j-depo.com/news/tpp.html

年間死亡率が高く、平均寿命が短い米国を目指す意味とは? 

ニューズウィーク 
理想の医療保険制度はどの国にある?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2009/10/post-619.php

参考: 

ニッセイ基礎研究所
医療の国際数量比較-日本の医療は世界一か?
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=52651&mobile_preview=2&more=1?site=nli 

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「社会的市場経済」の行きつくところ・「ベーシックインカム」は庶民を幸せにしないのでは?

2018年05月22日 | 経済

昨日、友人達に、 

医療の目的の変化-国民健康保険廃止の道へ
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/74e4a8080b1cf634e9aaebb0ab22e80d 

中川恵一医師による原子力委員会定例会での資料・彼らが描く将来
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d613c784f0213701a509bc8685e64082
 

の記事に書いたことについて考えてもらおうとリンクを送り、最後に、 

「「社会的市場経済」とは、最終的には「社会の為」でもあったものが、偽善的になってしまう…そんな気がします。 

「偽善的」といえば、「ベーシックインカム」も、結局は「お金持ちが得をするシステム」ですね。まあ、ベーシックインカム導入、日本では無理だと思いますが。」 

と、付け加えました。 

ウィキペディア 
社会的市場経済
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%9A%84%E5%B8%82%E5%A0%B4%E7%B5%8C%E6%B8%88 

ベーシックインカムについては、以前、 

フィンランドでベーシックインカム導入検討
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/9aff331f59265789d8176971ef4cfcd7 

続21世紀のユートピア-ロボットとベーシックインカム
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2f040dcf4b599f67c22d06b0c80a488f
 

に書いていますが、私はベーシックインカムを日本に導入することはさほど否定的ではありませんでした。 

しかし、今は「否定派」に。

ITメディアニュース
「日本人は働きすぎ」 AI失業時代、ベーシックインカムで解決を 井上智洋さんに聞く
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000003-zdn_n-sci
 

抜粋1: 

BIは、政府が全ての国民に対して、最低限の生活を送るために必要な額の現金を定期的に支給する政策のこと。BIを真正面から捉えた書籍も多く刊行されており、例えば「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」(ルトガー・ブレグマン)、「AIとBIはいかに人間を変えるのか」(波頭亮)、「誤解だらけの人工知能」(田中潤、松本健太郎)などが挙げられます。

 10年前ごろから、実業家の堀江貴文さんやプログラマーの小飼弾さんらがBIの導入をネット上のメディアで主張していたことを覚えている人もおられるでしょう。あの時代を第1次BIブームだとすれば、AIとBIがセットで語られている現在は第2次BIブームともいえます。 

抜粋2: 

BIのメリットは2つあります。1つは「社会保障制度の簡素化」です。自由至上主義の人たちが小さな政府(政府の規模や権限を最小限にする考え)を目指すために主張しており、ネオリベ(新自由主義。国家によるサービスの縮小と、大幅な規制緩和による市場経済重視の経済思想)観点から見たBIのメリットといえます。

 もう1つは「セーフティーネットの強化」。現在の生活保護では、救済されるべき人たちが全て救済されているわけではありません。しかし、BIは1人も漏らさずに救済できます。こちらは、反ネオリベ観点から見たBIのメリットといえます。

(抜粋2であげてある「セーフティネットの強化」。
「救済されるべき人達」は漏らさず救済されるかもしれませんが、むしろ現状より悪くなる人の方が多そうに思えます。)

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医療の目的の変化-国民健康保険廃止の道へ

2018年05月21日 | 福祉・医療

前回のブログで、 

「お金がない人は予防医療を、お金がある人は、先進医療を!」
と暗に言っているようにも私には感じます。 

と書きましたが、こういう考え方の方たちの最終的な願いは、

「国民皆保険など廃止して、各自の責任で、民間の保険会社の医療保険に加入」 

ではないかと思います。 

現政権にも、それを目論んでいる人達がいるのではないでしょうか。

「政府は医療を成長産業にしようとしている」

「成長産業になるということは医療でお金が回る」

「医療でお金が回るということは、医療費がますます増加」 
↓ 

「国民皆保険の崩壊」


「各自の責任で、民間の保険会社の医療保険に加入すればよい」

(外資系、特に米国の保険会社も喜びそう。) 

新見正則氏の記事をどうぞ。 

Biz Journal
国民全体が最低限の医療が保証されている今の制度はおそらく崩壊する
新見正則氏
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13263.htm

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中川恵一医師による原子力委員会定例会での資料・彼らが描く未来像

2018年05月20日 | 福祉・医療

前回、シャロン・ハンリー氏のことを書きましたが、彼女のことを調べていた時に見つけた資料(pdf)のリンクもついでにどうぞ。 

第12回原子力委員会
 がんと放射線医療
東京大学医学部附属病院
放射線治療部門中川恵一
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2018/siryo12/siryo1-1.pdf 

なお、こちらの資料の議題は以下のとおり。 

第12回原子力委員会定例会議(平成30年3月28日)http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2018/siryo12/index.htm

 放射線利用の現状と課題について(東京大学医学部付属病院放射線治療部門長 中川恵一氏、千代田テクノル、キャノン 

中川氏の資料自体が、広告代理店が作った、重粒子線治療プレゼン資料にも見えなくも無かったのですが、定例会の外の発表者の名前を見て納得。

また、資料のはじめから終わりまでざっと目を通してみたところ、
「お金がない人は予防医療を、お金がある人は、先進医療を!」
と暗に言っているようにも私には感じます。

(HPVワクチン過激推進派(村中璃子氏応援隊)のヒルズ族の中には、「高い保険料を支払っている人間を優遇を!」というニュアンスのことを言う人がいます。 
それはなくとも、今後、外資系を含む保険会社の先進医療保険(特約)に金持ちははいり、公的健康保険は縮小され・・となっていきそうな気も。 
まあ、先進医療でも、特に重粒子線治療について、信頼するにはまだまだだとは思いますが。) 

追記:

中川氏は「医療被ばく」は危険視するものの、「原発事故による被ばく」については
身体に害がないと言います。
「プルトニウムは重いから飛ばない」というような発言もしていましたけど・・・。

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日本産科婦人科学会も頼りにするシャロン・ハンリー氏は元英語指導助手?

2018年05月20日 | 人物

HPVワクチンの過激推進者たちが、「HPVワクチンは安全で有効」とする根拠は、

「○○が言っている」ということでありますが、その○○にはWHOやFDA等の機関の外、個人の専門家たちも。 

その一人が、北海度大学の、シャロン・ハンリー氏ですが、彼女は日本癌学会、日本産婦人科学会、日本小児科学会等々から引っ張りだこ。 

それで彼女がどれほどの方なのかと思って調べてみたところ、北海道大学のプロフィールページにも、2010年以前の経歴が載っていません。 

北海道大学研究者総覧
シャロン・ハンリー
https://researchers.general.hokudai.ac.jp/profile/ja.h.URT0Xur.n.6HkJW4V-CQ==.html
 

Kaken
Hanley Sharon
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000080529412/ 

それで更に彼女のプロフィールを探してみると、 

1990年に英国立St.Andrews University大学院人文学研究科修士課程修了したのち、酒田南高等学校英語教師、旭川医科大学医学部外国人教師をしていたことがわかりました。(https://togetter.com/li/976929参照)

酒田南高等学校英語教師-シャロン・ハンリー氏はJETプログラム(http://jetprogramme.org/ja/)の英語指導助手として、日本に来たということでしょうか?
こうした外国人を日本の医学界が重宝がるのはどうしてでしょうか?
不思議です。 

ところで、今年の二月に彼女も招かれた公開講座の案内が興味深かったので、ついでに貼りつけます。 

日本産科婦人科学会主催 公開講座
「市民とともに日本における子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの今後を考える」開催のお知らせ
www.jsog.or.jp/news/html/hpv-sympo2018.html
 

日本における子宮頸がん予防の適切な推進のために、市民の皆様、行政やメディア関係の皆様と医療関係者が、HPVワクチンの今後について考えるための公開講座を日本産科婦人科学会が企画しました。

 2017年8月と12月に公表した「HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種の積極的勧奨の早期再開を強く求める声明」の内容についてもわかりやすく解説します。
みなさまのご参加をお待ち申し上げております。 

(中略) 

講演③ 先進国のHPVワクチンプログラムとその効果
シャロン・ハンリー(北海道大学) 

(中略) 

【日本専門医機構の領域講習受講者の方へのご案内】 

本公開講座は、日本専門医機構の産婦人科領域講習となる予定です。参加された産婦人科医には機構単位を付与します(ただし会場が満席となった場合は受講をお断りさせていただくことがあります)。 

【ご協力のお願い】

・プログラムの都合上、メディアの方以外の撮影・録音はご遠慮いただいております。
 ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。
・質疑に関しましては、質問記入用紙をお配りいたしますので、そちらにご記入ください。
 講演中の質問、不規則発言に関しましてはご遠慮いただきますよう、お願い致します。
・セミナーの進行を妨害する言動・行為がされた場合は、ご退場いただくことがございます。

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ル・モンド・ディプロマティーク『先祖を取引する』・DNA情報は誰のもの?

2018年05月19日 | 福祉・医療

先の記事で予防医療としてのDNA検査の話にも触れましたが、DNA鑑定からまた新しいビジネスが生み出されています。 

ル・モンド・ディプロマティーク
家系情報の資本化
先祖を取引する
イサベラ・ディ・レナルド&フレデリック・カプラン
(Isabella Di Lenardo & Frédéric Kaplan)
スイス連邦工科大学ローザンヌ校デジタルヒューマン研究所員
http://www.diplo.jp/articles18/1803-05ancetres.html
 

 世界に散在していた家系の記録は、集約され、デジタル化され、今や我々はワンクリックでこれらのデータにアクセスすることができるようになった。図像においても同様の傾向がみられる。しかしその一方で、世界の共通財産とみなされるべきこれらの記録は、ほんの一握りの企業によって独占される経済資本へと姿を変えつつある。[日本語版編集部]

(中略) 

 グラナイト・マウンテンにある別の保管庫からは、アンセストリーという企業が、ファミリーサーチと同様ではあるが、今般有償で膨大なデータベースへのアクセスを提供する。この2社は2014年から緊密に協力し合っている。しかしアンセストリーは、ビジネスとして140億件もの家系記録へのアクセスを提供しており、既に200万人以上の会員を獲得している。

会員は平均して年に200ドルを支払う。さらにこの企業はDNA鑑定サービスを提供しており、100ドルもしない価格で他の人や土地との新たな家族的「つながり」を発見できる。また、既に保有する数百万人分の遺伝子情報に基づき、より精度の高い調査が可能である。

フランスでは、生命倫理法によってDNA鑑定の商業化が禁止され、用途が科学的、法的もしくは医学的な目的に限られているが、このようなDNA鑑定は世界的な成功を収めている。イスラエルでは、MyHeritageという企業が10年ほどでめざましい成長を遂げた。この企業は立て続けに家系情報関連企業を買収し、2017年には9100万人以上の登録ユーザーに83億件の家系情報へのアクセスを提供した。

(中略) 

しかし家系情報のあり方の変化はまた、今やグローバル資本主義の支配下にある巨大な情報システムの行く末についても疑問を投げかける。「人類の大いなる家系図」はいくつかの企業によって独占され、全人類が継承すべき財産としての保護も、特定の所有者の資本としての認識もなされていない。 

また、今のところは政治の道具としてみなされていないものの、既に国際経済市場の対象となっている。この「人類の大いなる家系図」の所有者は、かつてない情報資源に魅せられて最高値をつける者に対し、情報へのアクセス権を売って儲けることができるのだ。23andMeの顧客はこのようにして、この企業の保有データが10カ所以上に及ぶ製薬会社の研究所に既に売り出されていたことを知るのだった...... 

 この現象は家系情報の分野にとどまらない。もともとは芸術関連の歴史家や研究機関によって収集されてきた多くの写真のコレクションが、家系情報と同じような方法で、商業目的で図像データベースという形で集められてきた。これらのデータベースは、市場原理に従い徐々に集約され、今日ではごく一握りのプレイヤーに管理されるにいたっている。オットー・ベットマンによる写真のデータバンクは、美術館の学芸員でもあった彼自身が撮影した2万5000点の写真をもとに1936年に創設されたものだが、それがこうした集約の力学を如実に物語っている。 

このデータバンクはビル・ゲイツ氏が創設したCorbisに買収された。この企業は1億点もの図像データを蓄積して、人間の存在を全般的に網羅するという遠大な目的を持っていた。そしてCorbisは2016年にVisual China Groupに買収された。Visual China GroupはGetty Imagesと共同でこのコレクションを営利目的で管理している。 

(後略)

※全文、リンクからどうぞ。

ビジネスの前には倫理なし。

またビル・ゲイツ氏ですか・・。

ところで、

数年前、あるきっかけで、米国人法医学系図学者のCさんの手助けをしたことがありましたが、実はこのCさんは、タイタニック号の事故で亡くなった子供、ホロコーストの被害者や子孫、911での被害者をDNA鑑定によって身元判明をする方。

Cさんのような仕事をしている学者さんたちは、こうした動きをどうとらえているのでしょうか。

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