Ugo Matteiと本当の反ファシスト－5（フィリッポ・ナルディ・「反ファシスト」を利用した人たち）

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－1（「個人の権利と自由」を守るウーゴ・マッテイ） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－2（「テレサ・マッテイ」が守ろうとしてきたもの） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－3（父ウーゴ、息子ジャンフランコ） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－4（反ファシストと全体主義） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

続き：

ムッソリーニに対抗し、1924年に誘拐、暗殺されたのはジャコモ・マッティオティ。

ジャコモ・マッテオッティ - Wikipedia

抜粋：

ジャコモ・マッテオッティ（Giacomo Matteotti、1885年5月22日 - 1924年6月10日）は、イタリアの社会主義者。統一社会党（イタリア語版、英語版）の書記を務めた。台頭するファシズムに対峙したが、1924年に暗殺された。

生涯
ヴェネト州フラッタ・ポレージネ出身。

ボローニャ大学で法学を修めた。若い頃より活発に社会主義運動に参画した。第一次世界大戦に際しては、戦争反対の姿勢をとった。統一社会党の中心人物として、とりわけ1922年のムッソリーニ政権成立以降、ファシスト党・ムッソリーニらの批判を続けたが、1924年6月10日にローマで誘拐されたのちに刃物で刺されて殺害され、6日後にリアーノ付近で発見された。犯人としてファシストの5人が浮上し、うち4人が逮捕されたが有罪判決を受けたのは3人で、その3人もまもなく恩赦により釈放された。ムッソリーニがこの一件に関係していると推測されている。第二次世界大戦後の1947年に彼らを含む関係者の裁判が再び行われ、3人が終身刑の判決を受けた。

 

 

マッティオッティ殺害のかかわったのが、最初にムッソリーニをささえ、のちに「反ファシスト」となり、フィアットのアニエッリとも近かったフィリッポ・ナルディ。

フィリッポ・ナルディ－1（戦前戦後のイタリアの陰謀） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

フィリッポ・ナルディ－3（国際組織） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

フィリッポ・ナルディ－5（フィリッポ・ナルディとアルチーデ・デ・ガスペリ） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

フィリッポ・ナルディのイタリア語版Wikipedia。

Filippo Naldi - Wikipedia

抜粋Google翻訳：

フィリッペリとマテオッティの事件 1922年

コゼンツァの弁護士フィリッポ・フィリッペリの仲介のおかげで、彼は「レスト・デル・カルリーノ」の株式をトマーゾ・モニチェッリ（ナルディの後任としてボローニャ新聞社の取締役になった）に売却した[32]。 この作戦の成功により、フィリッペリはコリエレ・イタリアーノの指揮官に任命され、ジャコモ・マッテオッティの犯罪に関与した1924年6月までその指揮官を務めた。実際、フィリッペリは社会党議員が誘拐され、おそらく殺害された車を借りた[35]。

犯行後、警察は直ちに車両のナンバープレートからレンタカーの支払い者の身元を追跡し[36]、そのため、認識後ただちにムッソリーニの明示的な要請により彼に対して逮捕命令[37]が発行された。さらに、彼の顔写真はイタリアのすべての新聞に掲載された[38]。このため、フィリッペリは海外逃亡を試みることにしました。

1924年6月15日、マテオッティの失踪直後、逃亡未遂の直前[38]、ナルディはボルゴ・サン・ドンニーノから20km離れた丘の上にあるヴィゴレーノの城[38]にフィリッペリを迎え入れた。しかし、数時間前に首都の駅で数人に気づかれたことで同僚が動揺したため、二人はボルゴ・サン・ドニーノのアクイラ・ロマーナ・ホテルに移動することを余儀なくされた。 『コリエレ・イタリアーノ』紙のジャーナリスト、ジュゼッペ・ガラッシ。しかし、到着直後に警察署長の介入を避けるために再び逃走を余儀なくされたことを考えると、この停止も長くは続かなかった[38]。 この逃亡はイタリア全土に突如として反響を呼んだ[39]。

翌日、マスコミ全体が警察を批判し、署長エミリオ・デ・ボーノを無能であると非難した[39][40]。フィリッポ・ナルディはフィリッペリの逃亡を隠蔽したとして捜査を受けており、ボローニャに一時避難した[36]が、ガラッシとフィリッペリはネルヴィ（ジェノヴァ地区）に到着後、モーターボートでフランスへ逃亡しようとしたが、捕らえられた。海岸から数メートル離れた場所で逮捕され、その後警察によって刑務所に連行された[38]。 6月16日月曜日の夜[41]、ナルディはローマのカランドレッリ通りの自宅内で逮捕された。

チェーザレ・ロッシは回想録の中で、自身の逮捕はビジネスの影響によって犯罪が決定されたとする陽動への「真実味の寄与」をもたらしたと主張しており、「ムッソリーニはペローネ大統領のこの努力に側面を向けて可能な限り努力しようとした」と述べた。新聞によれば、彼らはイル・メッサッジェーロを所有していた著名な鉄鋼産業家であり、ライバルの産業グループや銀行グループを攻撃する機会を利用したいと考えていた。」[42]。しかし、レジーナ・コエリで4ヶ月過ごした後[43]、1924年10月14日にナルディは刑務所から釈放された[44]。その後、恩赦により無罪となった[38][45]。

フランス時代

当時、ナルディは逃亡中のフィリッポ・フィリッペリをかばったとして幇助・教唆の容疑で告発されたほか、アドリアティコ・ディ・カンビオ銀行の破産容疑で捜査され指名手配されていた[32][46]。これらの理由から、ナルディは1926年に反ファシスト[48]社会主義者[48]としてイタリアを決定的に離れフランスに移住することを決意した[32]。 フランス滞在中、ナルディは化学を卒業し[49]、いくつかの石油会社の経営者およびコンサルタントを務め[47]、20代前半に得た経験を活かして先輩と協力した。いくつかの有名な米国石油大手（スタンダード・オイルとシンクレア・オイル）の役人たち[50]、彼らはムッソリーニ政府役人[32][51]の助けを得て、なんとかイタリアで石油を探査する許可を得ることができた[52]。

 

どこにも彼が「関わっていた」と書いてあるものはありませんが、「反ファシスト」となったナルディは、反ファシスト「正義と自由」に対し支援者となったことでしょう。

ナルディは「ロッジ２」の会員だったといいます。

ロッジP2 - Wikipedia

P2 - Wikipedia

 

 

参考：

欧州の戦後－１（グラディオ作戦は米国だけでなく仏、英、ベネルクス3国（遅れて独、伊）の共同作戦） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

欧州の戦後－2（ホロコーストへの道を作ったハンス・グロブケの戦後） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

ロレアル創業者はじめファシストグループCagouleのメンバーを容認したフランス - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

1969年フォンターナ広場爆破とグラディオ作戦とANTIFA - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

仮置き：

ユニオ・ヴァレリオ・ボルゲーゼ - Wikipedia

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－4（反ファシストと全体主義）

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－1（「個人の権利と自由」を守るウーゴ・マッテイ） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－2（「テレサ・マッテイ」が守ろうとしてきたもの） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－3（父ウーゴ、息子ジャンフランコ） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

続き：

 

カルロとネッロ・ロッセッリ。

ヨハンナ比較研究所さんのウェブサイトには、

ヨハンナ比較文化研究所 : 『ロッセッリ事件：ある政権の犯罪』暗殺されたイタリア人レジスタンス兄弟 (blog.jp)

抜粋：

英国市民権をもつ妻、メリオンの助けによって数人の仲間とともに脱出したカルロは1929年、パリにたどり着き、後に戦後初の総理大臣となるフェルッチオ・バッリとともに、『正義と自由（Giustizia e Liberta）』を結成した。非共産党ではイタリア最大のパルチザン組織である。メリオンのほうは脱出を組織したとして一時逮捕されたが、周囲のジャーナリストが「妊娠しているうえに心臓を患っている女性を解放せよ」というキャンペーンを新聞紙上で展開したため、国際世論を気にしたムッソリーニは彼女を釈放せざるをえなかった。この間、弟のネッロも逮捕されたり釈放されたりを経験しており、亡命先も決して安全とはいえない状況だった。

と書いてあります。

ここででてくるフェルッチオ・パッリのイタリア語版wikipedia。

Ferruccio Parri - Wikipedia

抜粋Google翻訳：

フェルッチオ・パッリ（Ferruccio Parri、1890年1月19日ピネローロ - 1981年12月8日ローマ）はイタリアの政治家、パルチザン。戦闘名はマウリツィオ[3]で、イタリア解放戦争ではパルチザンの指導者として活躍し、銅​​星勲章を受章した。彼は第二次世界大戦の終わりに設立された挙国一致政府の長としての初代閣僚評議会議長でした。 ロッセリ兄弟とルイジ・ロンゴ[4]の兄弟の友人である彼は、ジュゼッペ・マッツィーニの墓から数メートル離れた、ジェノヴァのスタリエノの記念碑的な墓地に眠っています。

バイオグラフィ

反ファシストへの取り組み 彼はカルロ・ロッセリ、サンドロ・ペルティーニ、アドリアーノ・オリヴェッティとともに、エウジェニオ・キエーザ、フィリッポ・トゥラーティ、ピエトロ・ネンニ、そしてペルティーニ自身のフランスへの有名な逃亡を組織し[5]、イタロ・オキシリアが運転するモーターボートでサヴォーナから出航した[6][7]。 。マッサでロッセリとともに逮捕されたが、サヴォーナ法廷での公判中、彼の弁護士であるヴィットリオ・ルッツァーティは、第一次世界大戦中に獲得した3つの銀メダルを思い出してロッセリを弁護した。パリ氏は彼の言葉をさえぎり、「今のイタリアのことを考えると、自分の勲章が恥ずかしいことだ！」 [出典なし] 反ファシスト活動の罪で最初は懲役10ヶ月、その後禁固5年の判決を受け、リーパリ州ウスティカに左遷された。そしてルカニアのヴァロ[8]。 1931 年に釈放された彼は、ミラノのエジソンに従業員として採用され、すぐにマネージャーに昇進し、ミラノの大手電力会社の研究室の経済部門の責任者になりました。彼は、カルロ・ロッセリやその他の政権反対派のおかげでフランスで誕生した「正義と自由」運動と密かに連絡を取り続け、イタリアでの自由社会主義民主主義の誕生を構想していた。

レジスタンスへの参加

9月8日の休戦協定に続いてナチスがイタリアに侵攻すると、パリは最初のパルチザングループと1943年から1944年の冬に結成されていたさまざまなCLNによって、自分の目的のためにレジスタンスの指導者となるのに最も適した人物であるとすぐに指摘された。運動のさまざまな政治的要素[9]、彼の軍事的準備[10]、そして彼の非過激派株主と共和党の考えの間を仲介する能力があり、したがって西側連合国にとって心強い存在となった。なんとかスイス国境を越えた後、彼はアメリカ諜報機関長官アレン・ダレスに会った。公式には「非常に友好的」と定義されているこの会談は、すぐには結果をもたらさなかったものの、それでもなお、英米間にパルチザン軍を国家解放軍として認識させる基礎を築いた。

 

「正義と自由」のカルロ＆ネッロ・ロッセッリが殺害されたのは1937年。殺害したのは、Groupe Colaborationであるといわれていた、カグールによってだといいます。

ナチスに協力したフランスのGroupe Collaboration－番外編（第二次世界大戦とSynarchism） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

兄弟なきあと事実上のリーダーとなったのは、カルロ・スフォルツァ。

反ファシストとイタリア商業銀行－5（「レジスタンス「パルチザン」の名の陰で） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

イタリア商業銀行やマフィアのコーザ・ノストラが反共の米国とのパイプをいかしました。

彼ら（「正義と自由」のうち、米国と組んだイタリア商業銀行・マフィア等）はムッソリーニ側にいたサヴォイア家の味方。敵は「共産主義者」でした。

 

参考：

アドリアーノ・オリベッティたちの描いた世界－11（エンリコ・マッティとアドリアーノ・オリベッティとコーポラティズム） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

反ファシストとイタリア商業銀行－3（ラファエレ・マッティー二・「コミット」) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

反ファシストとイタリア商業銀行－4（エンリコ・クッチャとコーザ・ノストラ） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

イタリアン・ファシズム－6（ムッソリーニ殺害を命令したのは…） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

反ファシストとイタリア商業銀行－5（「レジスタンス「パルチザン」の名の陰で） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

テレサ・マッテイの父親のウーゴ・マッテイはロッセッリ兄弟亡き後も「正義と自由」で活動していたのでしょうか。

息子と娘は、むしろ共産主義者・社会主義者のグループGAP（愛国行動団）で活動をしました。
ただし、彼らは共産主義者ではなく、共和主義者。

戦後、生き残っていったパルチザン（イタリアの（元）共産主義者・社会主義者メイン）が、ヴェントテーネ宣言のために、反ファシストとして戦いました。

この流れがEUのエリートによる欧州連邦主義－全体主義になってきている－になりました。

EUとヴェントテーネ宣言と欧州連邦主義－1 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

EUとヴェントテーネ宣言と欧州連邦主義－2（1946年に発足したUnion of European Federalists） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

EUとヴェントテーネ宣言と欧州連邦主義－3（ドイツ人のWilhelm HeileとUnion of European Federalists） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

これに対し、テレサ・マッテイたちが闘ったのは「全体主義」。

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－3（父ウーゴ、息子ジャンフランコ）

ウーゴ・マッテイの父親のカミーロの弟であり、テレサの兄であるジャンフランコ・マッテイはパルチザンの活動をしていて捕まり、自殺しました。

彼ら（カミーロ、テレサ、ジャンフランコ）の父親のウーゴは、ジャンフランコの一周忌の2日後に亡くなりました。

 

ジャンフランコのイタリア語版Wikipedia。

Gianfranco Mattei - Wikipedia

Google翻訳：

ジャンフランコ・マッテイ（Gianfranco Mattei、1916年12月11日ミラノ - 1944年2月7日ローマ）はイタリアの化学者、パルチザン。

 バイオグラフィー

トリノ出身のリベラルな弁護士ウーゴ・マッテイとミラノ出身のクララ・フリードマンの息子で、長子カミッロに続き、ユダヤ系ブルジョワ家庭の7人兄弟姉妹[1](制憲議員テレシタを含む)の2番目であった。母方の祖父シジスモンド・フリードマンの役で、リトアニアのドイツ主義者の声門学者であり、カトリックに改宗した[2]。父はヴァレーゼ（ボスト）、次にマスナーゴに別荘を構える国際電話起業家となったが、常に仕事に支障をきたしていたという深い反ファシズムのため、1933年10月に一家はバーニョ・ア・リーポリの別荘に引っ越した。

トスカーナでは、父親が大理石職人として生まれ変わって政治の道に進みました。 ジャンフランコ・マッテイはフィレンツェ大学で化学を優秀で卒業し、すぐにミラノ工科大学でジュリオ・ナッタの助手となり、同大学の定量分析化学の教授に任命されました[1]。研究者としては、極性分子と合成洗剤の研究に取り組みました[1]。 1937年に彼はミラノの反ファシスト運動に積極的に参加し、同年（1936年から1938年）には士官候補生向けのコースに参加した。カッシビレ休戦（1943年）に先立つ数か月間、彼はフィレンツェとミラノのパルチザングループ間の関係を活発に保つ責任を負い、しばしば両都市間を行き来した[1]。

1943年9月に彼はミラノを去ったが、これはバドリオ時代に既にフィレンツェのイタリア産業総連盟の理事を務めていた父親が指名手配されていたという事実にも強制されたためである。彼はレッコ地域とヴァルフルヴァ地域のパルチザン組織と協力して移動し、その後10月にローマに移動した[1]。 彼はジョルジオ・ラボと共同で、ジュリア25ビス経由の家にGAPの「サンタバーバラ」と定義されるものを首都に建設した[1][3][4][5]。ますます洗練された爆発装置を作成した二人は、1944 年 2 月 1 日火曜日、情報提供者の後を追って親衛隊に驚かされました。こうして彼らはタッソ通りの刑務所に連行され、そこで2月6日と7日に長時間にわたる拷問を受け、危険な生活環境に置かれた。

その後、マッテイは仲間を裏切らないように、自室でズボンのベルトを使って首を吊って自殺することを選択した。 2月19日、彼はフラミニオ墓地の貧しい人々のための野原に匿名で埋葬され、墓には小さな十字架だけが記されていた[1][5][6]。 家族は1年以上捜索し（その間、父親は一周忌の直後に失意で亡くなった）、1945年8月16日木曜日に母親が台帳で年齢不詳、推定32歳の埋葬に関するメモを発見した。老人は首吊りによる窒息死した。翌日、彼の母親、長男のカミーロ、医師のルシオ・ロンバルド・ラディチェ、そして彼を家に迎え入れてくれた女性が彼の墓を見つけて掘り起こした。彼の歯と毛束で彼だとわかったのは医師の兄弟だった。 ;彼の爪は剥がれていました。彼はトレスピアーノ墓地に移された[7]。

（後略）

 

ウーゴ（父親）のWikipediaはなく、giniだけ見つかりました。

Ugo Mattei (1883 - 1945) - Genealogy (geni.com)

前回にテレサのイタリア語版wikipediaによると、彼自身が、カルロ＆ネロ・ロッセッリの友人で、彼らが作った反ファシストグループ「正義と自由」で活動していたとあります。

ヨハンナ比較文化研究所 : 『ロッセッリ事件：ある政権の犯罪』暗殺されたイタリア人レジスタンス兄弟 (blog.jp)

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－2（「テレサ・マッテイ」が守ろうとしてきたもの）

ウーゴ・マッテイの祖父のウーゴ、叔父のジャンフランコ、叔母のテレサは、反ファシスト、パルチザンでした。

これだけのことをしてきた彼女はなぜあまり知られていないのでしょうか？

Teresa Mattei - Wikipedia

テレサとして知られるテレシタ・マッテイ（Teresita Mattei、1921年2月1日ジェノバ – 2013年3月12日ウジリアーノ）は、イタリアのパルチザン、政治家、教育者。 ガリバルディのフロンテ・デッラ・ジョヴェントゥ編隊の戦闘員（中隊長の肩書きを持つ）であった彼女は、学生だった哲学者ジョヴァンニ・ジェンティーレの殺害の組織化に参加した。彼女は制憲議会に最年少で選出され、同局の書記の役割を引き受けた[2][3]。 イタリア女性組合の全国理事である彼女は、テレサ・ノーチェやリタ・モンタニャーナとともに、3月8日にミモザを使用することを発明した人物です。

（中略）

反ファシズム テレシタ・マッテイ（単にテレサと呼ばれる）は、1921 年にジェノヴァで生まれ、幼少期をヴァレーゼとミラノの間で過ごしました。彼女の母親はクララ・フリードマンで、改宗したリトアニア系ユダヤ人でドイツ語圏の声門学者である故シジスモンド・フリードマンとスイス人のテレシタ・コドゥリの娘であり、彼女の名前の由来となっている。一方、彼女の父ウーゴはトリノ出身の反ファシスト弁護士で、カルロ・ロッセッリ​​とネロ・ロッセッリ​​の友人であり、正義と自由のグループで活動している。

（中略）

 

1940年6月10日、宣戦布告の機会に、彼女はフィレンツェのサンマルコ広場でイタリアで最初の紛争に反対するデモを組織した。 ミラノ工科大学の化学教授である兄のジャンフランコとともに行動党を設立したとき（1942年）、彼女は組織の観点からGAPの方がより信頼できると思われたイタリア共産党に参加することを選んだ。 、行動の党よりも。ジャンフランコ・マッテイは、ローマでのGAPの爆発物の製造責任者として主要な推進者の一人となる（2019年4月25日に放送されたリストリアのインタビュー）[6][7][8]。

彼女は1944年にフィレンツェ大学で哲学を卒業した。その年の2月、兄は告発で捕まった後、ローマのタッソ通りの独房でズボンのベルトで首を吊って自殺した。 、彼に加えられた拷問に屈しないように、したがって仲間の名前を明らかにする危険を冒さないようにするためです。

抵抗

テレサ・マッテイはチッキの名のもとに解放闘争に積極的に参加し[3][9]、特にフィレンツェ市で活動する共産主義者細胞で活動した。当初、マッテイは運び屋として活動していましたが、その後フィレンツェの女性防衛グループを設立し、中隊長の地位で解放戦争を終えました。ペルージャでは彼女はドイツ軍に捕らえられ、拷問と強姦を受けたが[10]、「こんな良い子がパルチザンになるはずがない」と主張したファシストの指導者によって射殺されることは免れた[7]。

 

（中略）

 

制憲議会と共和制時代 「すべての国民は平等な社会的尊厳を持ち、性別、人種、言語、宗教、政治的意見、個人的および社会的条件の区別なく、法の前に平等です。 国民の自由と平等を効果的に制限することにより、人間の完全な発展と国の政治、経済、社会へのすべての労働者の効果的な参加を妨げる経済的および社会的障害を除去することは共和国の義務である。 。」 (イタリア共和国憲法第3条)

 

イタリア憲法の承認。前景にはアルシデ・デ・ガスペリ。背景にはテレサ・マッテイ。 1946年、マッテイはフィレンツェとピストイアの第15選挙区で制憲議会のPCIリストに選出された[14]。彼女はわずか 25 歳で、全有権者の中で最年少である [3]。平等という基本的なテーマに関する憲法第 3 条にも彼の署名がある。[3][15] マテイは実際、条文の第 2 段落に「事実上」という表現を導入することに成功している。国民の自由と平等を事実上制限する経済的および社会的障害を除去するために共和国に要求する...」[16]新しい共和国の政治的および組織的生活における女性の存在というテーマに関して、彼は1947年3月18日の制憲議会の会期中に次のように述べた。

 

「共和国がこれらの女性たちにもっと容易かつ迅速に協力することを望むなら[ ...] 新しい、より公正な社会の憲法において、すべての障害が彼らの道から取り除かれ、法の厳粛な道が可能な限り促進され、少なくとも開かれたものであることを彼らが発見できるようにすることが彼の任務です。」 [17]

 

1947年に彼はキリスト教民主党のマリア・フェデリシとともに児童道徳保護協会を設立した。制憲議会でも再び彼女はシングルマザーの最初の代表となり、前結婚による法的障害のため未婚のサンギネッティとの間に子供を期待している。二人はわずか数カ月後にブダペストで結婚にこぎつけ[18]、第一子のジャンフランコ・サンギネッティが生まれた。 1950年に次女アントネッラが誕生し、夫が急死した。マテイはミラノに住んでおり、ロッサナ・ロッサンダとともに文化の家を管理しています。

1955年に彼女は2番目の夫であるPCI指導者イアコポ・ムツィオとともにフィレンツェに戻り、息子ガブリエーレが生まれた。同年、彼は下院議員選挙への立候補を拒否した。マッテイはスターリン主義の政治とパルミーロ・トリアッティの路線に反対したためPCIから追放される[2][19]。

 

子どもの権利への取り組み

 

 テレサ・マッテイは 1958 年にミラノに戻り、そこで最後の息子ロッコが生まれ、女性と未成年者の権利を擁護する闘いを続けました。イタリアの政党のやり方に反対し、子供たちをはじめ、発言する権利を持たないすべての人々に開かれたコミュニケーション活動に尽力している。

 

60 年代に、子供向けの新しいサービスや製品をデザインするための学習センターをミラノに設立しました。 また 60 年代には、マルチェロ ピッカルドやブルーノ ムナーリとともに映画の研究に取り組み始めました。映画に対する彼女の大きな情熱と子供の権利を求める闘いからモンテ・オリンピーノ協同組合が誕生し、1966年にマッテイはその組合長に就任した[2]。この協同組合は、新しいコミュニケーションの形として、また創造性の表現として、子供たちが作る映画を推進しています。[2]教育活動として、完全に子供たちによって制作された映画が数多く制作されています。

1968 年、子供向け映画がヴェネチア国際映画祭で上映されました。 その後、マッテイはトスカーナのピサに戻り、息子のガブリエーレとロッコとともに当時のあらゆる政治的、社会的闘争に参加します。 1983年に彼の娘アントネッラが自殺した。 1986年、彼はポンサッコ（ピサ）で「私は耳を傾けてほしい」というスローガンを掲げ、子どもたちのコミュニケーションの権利のための連盟を設立した。子どもたちを支持し、テレビの過度の使用に反対し、小さな子どもたちから始まる平和の文化を確立するための大規模なキャンペーンを推進しています。彼らが発明した「平和の三つ編み」は、世界中の子供たちを団結させて、新しい平和文化を肯定する積極的な活動に取り組むことを目的としています。

 

1992年、サラエボのひどい包囲を受けて、サンタ・フィオーラでのエルネスト・バルドゥッチ神父の葬儀中に、子どものコミュニケーションの権利を求める連盟は、サラエボの子どもたちにノーベル平和賞を授与するための大規模な国際キャンペーンを開始した。イタリアの団体は未成年者から10万人以上の署名を集め、オスロ委員会に送った。 1994 年、ラジオ発明 100 周年を記念して、息子であり共同研究者であるロッコ ムツィオとともに「ラジオ バンビーナ」プロジェクトを立ち上げました。ロッコ・ムツィオの指揮の下、ピサとフィレンツェの子供たちと若者とともに作成された番組表が制作され、2000年まで地元放送局で放送されることになった[20]。

（中略）

2001年、彼女は子供たちとともにG8に反対してジェノヴァに滞在し、すべての討論会に積極的に参加し、イタリア政府とその代表者が主人公となった憲法違反に恐怖を感じた。その後の数年間、彼は権利と正義を再確立するために、当時の犠牲者たちに寄り添いました。 テレサ・マッテイは、憲法を改変し無効にしようとする新たな試みに対抗し、憲法を擁護するために生涯をかけて長い戦いを続けています。 2004年、彼は息子のロッコとともに、ドイツの絶滅収容所へのANED巡礼にピサ県の学校の子供たちとともに参加し、マウトハウゼンでヨーロッパ中から集まった20万人以上の子供たちを前にスピーチを行った。 憲法改正に反対する国民投票の戦いでは、彼女がオスカル・ルイジ・スカルファロ大統領とともに、息子のロッコとともにイタリア全土で数百回の会合や討論会を行い、2006年の国民投票の勝利につながる主人公とみなされている。

 

まさに 2006 年、憲法国民投票をめぐる戦いの最中、彼はフィレンツェにある母校「ミケランジェロ」高校の生徒たちの前で次の言葉を発した。「憲法の第 1 条には、『主権は国民にある』と書かれている。そしてこれは私たちが守らなければならない最も重要なことです。主権は私たちの手、国民の手、そしてすべての国民の手にあります。これにより、共和国は私たちをイタリアで築かれた特別な臣民ではなく国民にしました。 、自由、正義、レジスタンス、反ファシズム、平和主義が私たちの憲法です。」

近年、彼女は体力に欠けているものの、常に非常に頭脳明晰で、イタリア情勢に対して好奇心を持っている。 2011年にも、彼は4月25日にフィレンツェのサント・スピリト広場で反ファシストたちと会い、レジスタンスに重要な訴えを行うことを提案した。 新しい世代への記憶の伝達は、その存在のかなりの部分を特徴付ける戦いであり、未来を見据えたアクティブな記憶です。メサーニュ（ブリンディジ）の ARCI の若者たちに重要な挨拶が送られています。

「あなたたちは私たちの希望であり、私たちの未来です。憲法を熱心に守りましょう。私たちはあなたを信じられないほど必要としています。私たちが果たせなかったこと、つまり正義と自由を真に基礎とするイタリアを実現するよう努めてください。」 彼女は2013年にウジリアーノで92歳で亡くなった。彼女の死の時点では、彼女は制憲議会議員の中で生存している最後の女性であった[22][23]。

参考：

『2001年ジェノバ・サミット舞台裏で何があったか』（2012年7月17日記事）再掲 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Ugo Matteiと本当の反ファシスト－1（「個人の権利と自由」を守るウーゴ・マッテイ）

ウーゴ・マッテイという人の名を知ったのは、2021年の秋。

彼は「コロナワクチンの実質強制接種」「グリーンパス」に反対して、トリノ大学で学生と一緒に座り込みをした教授でした。

Green Pass, prof e candidato sindaco di Torino occupa Rettorato insieme a studenti (youtube.com)

概要Google翻訳：

トリノ市長候補で教授のグリーン・パス氏が学生らとともに学長を占拠

マッテイ：「物理的に誰も止めることはできない。証明書を提示せずに入場する」 (トリノ)。 「あなたには誰かを物理的に止める権限はなく、当局に通知する権限しかありません。だからあなたは立ち入ることができます。その後、当局が決定します」：

トリノの法学教授で市長候補のウーゴ・マッテイ氏は公然と反対しているワクチンとグリーンパスは、学区に入る際に証明書に対する学生の抗議を主導した。すると、大学生約４０人が教員とともにグリーンパスを提示せずに施設の中庭に座り込み、抗議した。

（後略）

イタリアの全国パルチザン協会には強制ワクチンに反対する人がいないようだったのでがっかりしましたが、ウーゴ・マッティの叔父と叔母はパルチザンでした。

トリノのグリーンパスの抗議活動とANPI（全国パルチザン協会） - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Ugo Matteiの動画のイタリア語の説明文のGoogle翻訳 - Various Topics 2

 

まずは．ウーゴ・マッテイのイタリア語版WikipediaのGoogle翻訳を。

Ugo Mattei - Wikipedia

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ウーゴ・マッテイ（Ugo Mattei、1961年4月22日、トリノ）は、イタリアの法学者。 マッテイ氏は2011年の水道民営化に反対する住民投票を推進し、質問文を書いたことで知られる[1]。 新型コロナウイルス感染症のパンデミック中、彼は街頭デモを推進し、2020年から2022年にかけて政府が課した制限をファシスト政権の個人の自由の制限と比較しながら、新型コロナウイルスワクチンの強制接種に反対していると述べた[2 ][3]。 2023年、彼は「ジェネレーションズ・フューチャー」（旧ロドタ委員会、2011年の水に関する2つの住民投票と同じ）の委員長として、「戦争放棄」委員会と協力して、「戦争反対」という名の住民投票の署名集めを推進した。

（中略）

彼は医師のカミーロ・マッテイの間に生まれ、父親の弟姉であるジャンフランコ・マッテイとテレサ・マッテイの甥にあたります。彼は反ファシストの父方の祖父、起業家で政治家であるウーゴ・マッテイを記念してウーゴと呼ばれている。彼は 1983 年にトリノ大学で法学を卒業し、1989 年にカリフォルニア大学バークレー校の法科大学院であるボールト ホールでフルブライト研究員として法学修士号を取得しました。彼はまた、ロンドン スクール オブ エコノミクスとストラスブール第 3 大学の国際比較法学部でも学びました。

彼は、イェール大学法科大学院およびケンブリッジ大学 (トリニティ カレッジおよびウルフソン カレッジ) で招待研究に従事したほか、オスロ、バークレー、モンペリエ、マカオで客員教授を務めました。 1985 年にトレント大学で民法を教え始め、1990 年に正教授に就任しました。1992 年にはストラスブールの国際比較法学部の教授となり、そこで 4 年間留まりました。 1994 年以来、ルドルフ シュレジンジャーの後任として、カリフォルニア大学ヘイスティングス法学部で国際法および比較法の教授職を務めています。

1997年以来、ロドルフォ・サッコの後任としてトリノ大学法学部の民法学長を務めている。

（中略）

 2009 年、マッテイは他の法学者とともに水道サービスの自由化に関する国民投票の質問文を起草し、弁護士として憲法裁判所で結果を守ることを目的とした要求を代理した（判決 24/2011 および 199/2012）。マテイはまた、占領下のローマのヴァッレ劇場、ヴァル・ディ・スーザのNO TAV運動、そして新自由主義に反対する運動の他の多くの取り組みの法律コンサルタントの一人でもあった。

（後略）

 

「個人の権利と自由」を奪うものを彼は「ファシズム」としているのでしょう。

コロナ以降、欧米が主になって「個人の権利と自由」を露骨に奪うようになっています。