Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

英国のEU離脱騒動、離脱してもしなくても『バラ色の将来』は望めず-今することは・・・

2016年06月30日 | 国際・政治

英国のEU離脱騒動。 

日本や欧州のメディアは、英国のEU離脱がどれだけ英国にとってマイナスか、と言うことを捲し立てていますが、実際のところ、英国がEU残留であろうと、EU離脱であろうと、メリット、デメリットはあって、そして、現在ではどちらになろうが、『バラ色の将来』が待ち受けているわけではないでしょう。 

独立もしていないうちから、「スコットランドはEU残留」とあたかも決まったことのように言っているスコットランドのスタージョン首相をEUのトゥスク大統領は、「時期が不適切」と相手にしなかったようですが、 

産経新聞(2016年6月30日)
英EU離脱 スコットランド首相、EU首脳と会談 残留の決意表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000510-san-eurp
 ) 

「EUを離脱するなら、見ていろ!」とばかりに次から次へ。 

Newsweek(2016年6月30日)
「イギリスEU離脱なら、英語はEU公用語でなくなる」欧州議会幹部
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/eueu.php
 ) 

スコットランド独立に関しては、「英国がEU離脱をすることで、スコットランドを始まりとして、北アイルランド、ウェールズが独立するから、英国は衰退」と言う声がありますが、スコットランド、北アイルランド、ウェールズ、これらが独立してEUに残ったところで、経済的に自立していけるのでしょうか?
(スコットランドの北海油田の権益がスコットランドにあるわけではありません。)

EUの公用語から英語(実質世界共通語)を外すと言うのも、これまた現実的ではないと思います。 

さて、英国の問題について、実業家の岡本裕明氏の意見が面白かったので、ブログのリンクと抜粋を: 

外から見る日本、見られる日本人
小さくなる世界
http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52466281.html 

岡本氏、末尾でこうおっしゃっています。 

「ただ、一つ思うことはグローバル化に人々がキャッチアップできていないことが最大のポイントではないでしょうか?世の中は今、あまりにも急激に進化し、一般大衆はそれに疲れた、これが本当のボイスだと感じます。」 

「グローバル化に人々がキャッチアップされていない」-私もそう思います。 

この言葉で、ふと7年前、私が経済学者のK氏(故人)と、保護主義について意見交換をしたときのことを思い出しました。 

この時の話題はグローバリゼーションと規制、保護主義についてでした。 

私はその際、
「80年前と現在と状況が変わってきているのに、昔と同じ感覚でグローバル化を推し進め続けたらら、しわ寄せがくる。」
「国が自国の産業を守ろうとすることをある程度認めてもいいはず。少しでもそれをすると、「保護主義」とレッテルを張るのは間違いではないか、と思う。」
というようなことを言いました。 

この話をK氏は頭ごなしに否定するようなことはしなかったものの、
「現在でも保護主義は危険。必要なのは、自国保護の前に、自国の失敗を正すこと」
と言う内容で一通り語ったあと、

「英国にクロムウエルという正義漢がおり、自分の政策を国民に押し付けました。国
民ははじめはそれを喜んでいましたが、やがて、それは持続できるものでないと悟
り、クロムウエルは見捨てられてしまいます。」

(注:オリバー・クロムウェルの歴史的評価自体は割れています。)

今後、EU脱退から始まり、グローバル化が後戻りすることがあるかもしれません。しかし、どういう形になろうとも、『自国の失敗』に目を向けるのが最初。 

そして次に、『持続』を目指していかなければならないと思います。

冒頭で行ったように、英国に関しても、世界にとっても、どう転がっても『バラ色の将来』が現れるとは考えづらい世の中です。

しかし、「○○のせい」-「EUを離脱しないせい」「EUを離脱したせい」「独立しないせい」「グローバリゼーションのせい」「○○国のせい」-と皆が言っているだけでは、どう転んでも、将来は暗くなる一方じゃないか、と冷めた目で見てしまいます。

関連: 

英国はEUに残留か?離脱か?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/bcbfe5f395a12a486bbb079fab98b776

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WedgeとJR東海名誉会長の葛西敬之氏

2016年06月29日 | 人物

Wedge社が政府寄り(親米)であるのは、その発行元がJR東海であるのを考えれば想像ができるのですが、人権侵害をしても何をしても、ここまで強気でいることが理解できませんでした。 

それで、ちょっと調べてみたところ、JR東海の名誉会長の葛西敬之氏の名前が- 

ウィキペディア
葛西敬之
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%9B%E8%A5%BF%E6%95%AC%E4%B9%8B

Matome Naver
あらゆる政策の影にこの人あり、JR東海名誉会長・葛西敬之氏とは
http://matome.naver.jp/odai/2145076495554543601
 

産経新聞(2015年9月28日)
安保法が意味するもの JR東海名誉会長・葛西敬之
http://www.sankei.com/column/news/150928/clm1509280008-n1.html
 

この葛西氏が、子宮頸がんワクチンについてどのような意見をもっているかはわかりませんが、彼が親米であり、米政府との繋がりも強いことを考えれば、ワクチンを推進しようとしていても不思議はありません。 (※「ワクチン推進派」が悪いというわけではありません。個人の意見を権力に任せて編集部に押し付けているとしたら問題、ということ。)

子宮頸がんワクチン推進派がピュアに思えない理由-アーミテージの日本政府への提言
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cd0a69a06db79c91c3d5f274060599ba

 
(ついでに言うと、名古屋市が子宮頸がんワクチンの調査をし、(当初は)公正と思えない発表をしたのも、間接的に葛西氏の力が働いたのではないか、とさえ思えたりもします。幸い、名古屋市は子宮頸がんワクチンの発表を白紙化しましたが。) 

公共性のあるNHKが「安倍政権(親米)のお友達局である」と言われても(TOPに籾井氏を推したのが、葛西氏と言う話ですが・・・)受け入れるしかないように、JR東海の雑誌、Webがプロパガンダ的であっても、私たちはそれを受け入れなければならないのですかね。

(NHKのプロデューサーたちは、その苦境の中中立を守ろうとしている人達が少なくない気がします。Wedgeの中にも、編集者魂を持った人はいると思うのですが、そういう人が頑張ってくれないでしょうか。)

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子宮頸がんワクチン信州大学が調査委設置-村中璃子氏のtweet

2016年06月28日 | 福祉・医療

子宮頸がんワクチン信州大学が調査委設置-Wedgeの大江紀洋氏のtweet
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/c3983f3c5a853515b80fb17d3b5be91c

で、大江紀洋氏のツイートだけを紹介したので、村中璃子氏の本日未明から20時現在までのツイートも紹介します。 (古いもの順)

「今日の毎日新聞夕刊、「週刊文春によれば」とは書くのに「ウェッジによれば」「村中璃子によれば」と書かないのはなぜでしょう。本人は「裏を取った」規則があるなどと言っていますが、筆者への敬意を払わず、言い訳を並べるのは、報道でもジャーナリズムでもありません。」 

「問題を見つけ、追い、記事にするという仕事にかかる、時間、コスト、努力、能力を、まっとうな新聞記者なら知っています。 最近は週刊文春の抗議もあり、テレビですら、先人の労苦にきちんと原典を示すことで報いるようになりました。 訂正・謝罪を求めます。」 

「毎日は斎藤記者が誤報を続けていた中、いい動きだとは思いましたが謝罪の一言もなくパクって当たり前と逆ギレされました。書くという行為に対する矜持が無く、本気で書いたことも無いから筆者への敬意もないのでしょうか。」 

「昨夕信州大学から聞いたところによれば、子宮頸がんワクチン薬害マウス実験問題で、調査委員会の設置はまだ決定ではなく、その必要があるという学長判断が あっただけとのこと。学長には6月17日着でWedge7月号に添え、調査の必要性を指摘するお手紙を編集部より差し上げています。」 

「担当者は「村中さんのおかげでとてもたくさん電話があり大変です」と苦笑してたけど、要は現段階では調査するかすら分からないということ。アカデミアのためにも、子供たちのためにも、他のメディアにもがんばってほしい。取り上げただけ毎日は良かったということのないように。」 

捏造かどうかの判断ができないから私の記事に触れなかったというのはおかしい。判断をするのは新聞記者の仕事ではなく調査委員会の仕事です。媒体の大きさに威を借りた、筆者や初報を無視した手抜きと傲慢に聞こえます。」 

「「外部から疑問が寄せられていた」のではなくて、私がウェッジの記事で最初に指摘したんですが、信州大学に予備調査委員会設置決定という報道がついにヤフーのトップにまで来ました。」 

「個人の1本の筆でトップニュースを作ったことに関しては感無量ではある。ここからはメディア、アカデミア、行政に初報への敬意、そして、少女たちへの本当の愛と責任をもって行動して欲しいと願う。」

再度、彼女の元記事を―

子宮頸がんワクチン研究班が捏造
厚労省、信州大は調査委設置を
利用される日本の科学報道(続篇)

2016年06月23日(Thu)  村中璃子 (医師・ジャーナリスト)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7124
 

村中氏のは「捏造か捏造でないかは、信州大学の調査委員会が決めること」と毎日新聞に言っているように思えるのですが、元記事のタイトルは『子宮頸がんワクチン研究班が捏造』。

ひょっとして、『子宮頸がんワクチン研究班が捏造?』としようとして、“?”を編集ミスで削除してしまっていたのでしょうか? 

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対立仮説を言葉でつぶすだけの村中璃子氏とお仲間たち・癌撃退はパスツールよりメチニコフ理論が有効では?

2016年06月28日 | 福祉・医療

「自分の意見と対立する意見や仮説があるとしても、それを封じ込める人というのは、知性があるとはいえない。」
これは私の持論です。 

私は有識者ではないですが、たまたま私には、経済、国際政治、社会学者の知人、友人達がいます。彼らを通して感じるのが、大物・活躍している人ほど自分と違う意見に真摯に耳を傾ける傾向があるということです。 

なので、私は村中璃子氏他、お仲間たちの医学者たちの子宮頸がんワクチンと副反応について仮説を立て検証中の医学者に対するネガティブキャンペーン、および、自説(ワクチンが安全という仮説)がなぜ正しいかを証明しようとせずに、「自分達が言うことは正しい」とだけ訴えるやり方には、ただ驚くばかり。 

さて、そんなことで「仮説を立てないでいきなり結果を主張する学者っているのだろうか?」と「仮説」について調べてウィキペディアも参照したところ、面白い記述がありましたので、貼り付けます。 (※ニュートンが「我、仮説を立てず」と言ったとか。でも結局そう言えなくなったようですが。)

ウィキペディア
仮説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E8%AA%AC

抜粋: 

時に仮説は攻撃的である。新しい仮説は往々にして古い仮説を否定する形で提出され、両者の間に強い対立を作る。当然にその両者の当否を判断することになるが、これは往々にして相手をいかに否定するかを競う形になる。 

極端な例の一つに、免疫の仕組みに関する理論がある。ジェンナーが種痘という形で発見した免疫は、パスツールによって一般化され、弱毒化した病原体であるワクチンを予防接種することによる感染予防という方法が開発された。その働きの本体がどこにあるかの追求から、それが血清にあることがわかり、これが血清療法を生んだ。ところが、メチニコフは食細胞を発見してこれが病気を予防する働きをしていると判断すると、それまでの血清の働きに関する知見いっさいを否定した。ここから両派による自己の正当性を証明し、相手方が間違っているとの証拠を示す競争がおこり、両派の対立は感情的なものにまでなったという。 

仮説はこのように極端な形を取る例が少なくない。これはその対立によってこそ議論や研究が進む面があるからで、時に学者はすべて事実に合致しなくても、必要と判断すれば仮説を提出する。メンデルは彼の遺伝法則に合わない実験結果があることを知っていた。「発生学の父」とも言われるフォン・ベーアの言葉に次のようなものがある。 

「不正確でもきっぱりと断言された一般的な問題の結論は、その不正確な面を訂正しようとする意欲に駆り立てられるから、正確ではあるが控え目な主張よりは科学の発達にとって有益なものである」 

フォン・ベーアの言葉に従えば、村中氏たちががしていることは、化学の発展に無益 -実際、現在の被害者も、将来でてくる被害者にとっては悲劇-ということなのではないか、と思います。 

オマケ: 

私の健康法は東大病院の医師の治療に影響されていることは前に書きました。 

私が薬、ワクチン、医療関係者に警戒心が強い理由・人間ドックと健康診断について米国人の意見
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2cf84a92c5a1ce0b0baed466939b1257
この先生は、メチニコフ流の診療だったんですね。 

こちらも参照を-

同じ「リコさん」でも・・・ 

ナースが教える仕事術
http://nurse-riko.net/%E5%85%8D%E7%96%AB%E5%8A%9B%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/ 

癌こそ「ワクチン先にありき」はおかしいのではないでしょうか。

(「子宮頸がんワクチンが他の癌にも効果がある」と言ったり、「子宮頸がんワクチンの次は他の癌のワクチンを」と言い出す医療関係者もいますが・・・。) 

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子宮頸がんワクチン信州大学が調査委設置-Wedgeの大江紀洋氏のtweet

2016年06月27日 | 福祉・医療

村中璃子氏の池田修一教授批判-A氏の不可解さ
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/40e8da9a371c9ca1764946b35d509c69

 の続報として: 

毎日新聞(2016年6月27日)
<子宮頸がんワクチン>信州大、研究内容で調査委設置http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0627/mai_160627_5494882571.html 

 子宮頸(けい)がんワクチン接種後の健康被害を訴える女性らを診療している、厚生労働省研究班代表の池田修一・信州大教授(脳神経内科)が、3月に発表した研究内容について、不正を疑う通報があり、同大は27日、学内規定に基づく調査委員会を設置する方針を決めた。 

 池田教授らの研究班は、免疫機能が自分の体を攻撃する「自己免疫疾患」を起こしやすいよう遺伝子操作を行ったマウスに、子宮頸がんワクチンと他のワクチンを打ち、反応を調べた。 

 発表では、子宮頸がんワクチンを打ったマウスの脳組織にのみ、自分の体を攻撃してしまう抗体が沈着していたと説明した。しかし、外部の医療関係者らから詳しい実験データの開示を求める声や、実験自体への疑義が上がっていた。 

 調査委はまず、予備調査を実施し、必要に応じて、過半数を外部有識者で構成する組織で本調査を行う方針という。池田教授は現在、副学長、医学部長を務めている。【中村好見】 

村中璃子氏とWedgeの大江紀洋編集長(6月末まで)は希望どおり信州大学が調査委設置したことを喜んでいるかと思ったんですが、村中氏は現時点ではまだ何も反応しておらず、大江氏の方ははこの記事に対しこうツイートしていました。 

「毎日新聞さん、こういう書き方して許されるの? 村中璃子ともWedgeとも書かないのね。先人の苦労に対し、何の敬意も示さず、原典示さず、それでジャーナリズム?」 

(ところで、大江紀洋氏と村中璃子氏共、twitterの言葉遣いが二重人格化と思えるほど、丁寧だったり、品がなかったりすることがありますが、大江氏の場合は3重人格ですか?
それとも大江氏と村中氏のtwitterに代理でツイートする人がいて、今回はツイートするところを間違えたのでしょうか?) 

追記:

大江氏のこのツイートから1時間20分くらい遅れて、村中氏も大江氏のものと同じ内容でツイートしました。彼女も信州大の調査委設置には興味がないのでしょうか。何のために『〜信州大は調査委設置を』という題名の記事を書いたんでしょう?

コメント (3)

Wedge Infinityのパスカル・ヤン(都内大学)教授の記事とWedge Infinityの読者ターゲット

2016年06月26日 | 

4月に書いた記事、
JR東海グループのWedge Infinity-大江紀洋編集長とお仲間達の落書帳になるほど劣化
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/db8193bb6b8f07d42f396ce1aa437bdd

に、 

「私はもうこのサイトはロシア・中央アジア専門家の廣瀬陽子氏他数人の記事くらいしか本文まで読まなくなってしまっています。(記事のチェックは数日に一度しています。) 」 

と書きましたが、今日チェックをしたところ、サウジアラビアの記事があったので、読みだしました。ところが・・・ 

油の一滴は血の一滴
サウジ国営石油会社の上場
2016年06月26日(Sun)  パスカル・ヤン (著述家)

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7069 

日本でも石油は少し出る。しかし、毎日おおよそ450万バレル、すなわちドラム缶で400万本弱消費されているうち1%以下であろう。10年を昔というなら、一昔と少々まえまでは、1割以上は自家製で押さえていた。アラビア石油(株)が、サウジアラビアとクウェートの国境地帯のカフジ沖で原油を産出していたのだ。実際に、海上にあるギャザリングセンターと呼ばれるプラットフォームや、現地本社や従業員の住宅がある地区にも行ったことがある。なぜ、そんなところに利権を持って採掘し、日の丸原油が出たのかとても興味がわく。その権益は、今はない。巨大原油消費国ジャポニカの10%をまかなう、そのカフジ油田は、どうしてなくなってしまったのだろうか。 

油の一滴は血の一滴 

先の大戦も、石油戦争であったはずだ。我が国に石油を売らないという、「オイル・エンバーゴー」を通告してきたことが大きなきっかけであった。お陰で、真珠湾攻撃の直後に、インドネシアの大油田パレンバンとロイヤルダッチシェルの製油所を占領してしまった。最初は吉と出たが、最終的にはごらんの通りだ。もし、自家油田があれば、別の道もあったかもしれない。当時は、油の一滴は血の一滴だという言葉でいろいろなことが正当化されていたのだろう。油が戦略商品となったのは、その直前の事で、ペリーの黒船は風で走り、港では石炭。その後も長らく石炭による外燃機関が主力であったのだが。

そもそも、初めて中東の商業的石油採掘が始ったバハレーンで、1932年のことだ。 

(後略) 

著者は外国人の方のようですが、Wedge Infinityの編集部は、原稿のチェックはしないのでしょうか?
(日本語が流暢な英国人社会学者の大御所D氏のコラムの類でさえ、不自然な言い回しや間違いは、編集者が修正していました。)

この記事を読んだ後、ヤン氏の他の記事も数本目を通しましたが、主語や目的語の端折りすぎたり、話がつながらなくて筆者が何を言いたいのかわからないものもありました。
(日本語ができる私の欧米の友人達に、これほど主語や目的語を端折る人はいません。ヤン氏はどこで日本語を学んだんでしょうか?)

著者のプロフィールを見ると、 

パスカル・ヤン (Pascal Yan)  著述家

著述家。ルーヴァン・カトリック大学大学院中退(ベルギー)。証券マンとして25年間、欧州を中心に海外で過ごす。現在の職業は都内大学教授。 

したたか者の流儀

長い外国経験を経て、日本人の人の好さを改めて実感しているだが、「したたかさ」を身に付けなければ、グローバル社会では生き残ることはできない 

このプロフィールの文章の明らかな間違いもそのまま。そして、このパスカル・ヤン氏を検索してみたところ、それらしき人が見つからないので、これもペンネームでしょうか。 

Wedge Infinityは、BBCの日本語版ができて以来、その記事を転載することも増えています。それと同時に、ここ数年で書き手に、「著述業」「ジャーナリスト」という肩書で、名前もペンネーム、経歴も曖昧にしている人が書くものも増えている気がします。 

ちなみに、Wedge Infinityが想定している読者は以下の通り: 

Wedge社 広告掲載のご案内
http://www.wedge.co.jp/list/infinityad 

めまぐるしく変化する時代の先を読み、骨太な提言で次代のリーダー層を牽引するビジネス情報サイト。「WEDGE Infinity」は他のWEBマガジンにはない媒体特性として、以下のような特徴を持っております。 

・ご愛読いただいている方は政界財界のリーダー層、企業の経営者層など組織トップの方々が多く、これらの方々に直接訴求可能なこと

・次世代のリーダー層から、組織内において意思決定権を持つビジネスパーソンまで幅広い読者層を持っていること

・購買力が高く可処分所得の多い富裕層読者も多いこと

・スポーツ・芸能関係者のようなトレンドリーダー層などに対してもダイレクトに訴求可能なこと

・新幹線グリーン車に搭載し、総合的に掲載料金面でのコストパフォーマンスに優れている月刊「WEDGE」とのクロスメディア企画や月刊「ひととき」との連動も可能なこと

・米国、英国、フランス、イタリア、中国、南アフリカ、インドネシア、オランダ、カナダ、オーストラリア、スウェーデン、アイルランド、モンゴル、スイス、ドイツ、ロシア、ベルギー、フィンランド――など、世界各国・各都市からのアクセスがあること 

(後略) 

うーん。

9月28日追記:

パスカル・ヤン氏は、帝京大学教授の山本博幸氏でした。
(9月28日のブログ記事をご覧ください。記事のリンクは下のコメント欄にもあります。)

コメント (6)

村中璃子氏の記事を追って8か月-子宮頸がんワクチンシンジケート(?)

2016年06月25日 | 福祉・医療

昨年10月にWedge Infinityに掲載された、医師・ジャーナリストの村中璃子氏(中村理子氏)の子宮頸がんワクチンの記事を見て、「世の医者もジャーナリストも、(そしてWedgeも)ここまで落ちたか・・・」と彼女の記事をフォローしてきました。(途中からはタイトルと最初のさわりを読むだけに。) 

お蔭さまで、子宮頸がんワクチンシンジケートの様なものが見えてきて、関連記事が増えてしまいました。 

以下、村中璃子氏と子宮頸がんワクチンを取り巻く人々(団体)について書いた記事を一覧にしました。 

子宮頸がんワクチン接種の副反応を否定するWHO元職員のReport
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/64954c04364bff4aa010dd6f702987d0 

子宮頸がんワクチン接種副反応否定も仮説-センセーショナル記事の目的
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f1c325c8f726c7e1a6771b419e84a5ab
 

『医師・ジャーナリスト村中璃子』は架空の人物?・Wedge Infinityに失望
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d323d017884ccdb4a9a55d73d22fc32f
 

村中璃子氏擁護のコメントをくれた方への返事・ワクチン接種の「功罪」と「個人差」
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a82be59d6bb8ad9c6c181716ade5eb00

 
子宮頸がんワクチンと「サーバリックス」を製造販売するグラクソ・スミスクライン社の信頼性
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1c10eeda1fdb91f788e0ad87d5d4e636

 子宮頸がんワクチン-上から目線のゴリ押しは逆効果では?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/561e635d6d74cef129e72f8723fd1b61
 

2011年のニューズウィークの記事-子宮頸がんワクチン臨床実験でインド人少女7名死亡したのの・・・
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/57da3a632f3fab2438d78291b9d5af2f 

本当に医師?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/de34c8299cbc4e0ec106c32b87c2b91c 

武田薬品と子宮頸がんワクチン製造元グラクソ・スミスクライン・武田薬品内乱を乗り越えて
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2ecb9c4892ba422554a2922b01b89f4c

 
子宮頸がんワクチン推進派による池田教授批判・Wedge Infinityの大江紀洋氏のプロフィール
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/c00434bde7251b3e5ad5c7d4231516e1


子宮頸がんワクチンとアジュバント
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a3eff1f13aba56f7be6f7a3dbcb77209 

「ツイッター 頭隠して 尻隠さず(字余り)」・2009年WHOがしたことで800人以上の子供が犠牲に
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/5678e2932c44f450ed406a0a7b0007a2
 
池田修一教授の仮説に村中氏が熱くなる理由-遺伝子検査とワクチン
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2053e4424923fc4d38a8803ca6eb82af 

子宮頸がんワクチン集団提訴-“総会屋的ジャーナリスト”も対象にしてみては
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2056b520fd7b8db3e537f3553a5bc7d6


(『We Are Tomodachi』-ターゲットは?そして厚生労働省の保健医療2035
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/33148d6db0fddfd74398d32c8e112726)

(ビル・ゲイツと国際機関が作った『GAVIアライアンス』・『IFFIm』と『ワクチン債』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/dc95f3be1214268bc3e1714332910c84
)

(「安全」と言い切られるほどに不安が増すワクチン・自殺した(他殺?)Dr.Jeff Bradstreetの研究
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d6caa72c9e0f3ae6fd53386dc5b69960 )

(WSJの記事のワクチン記事-「藪蛇」&「敵に塩を送る」
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/195d18ce0d54ecf73bfc49201160d3f6 )

子宮頸がんワクチン推進派がピュアに思えない理由-アーミテージの日本政府への提言
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/cd0a69a06db79c91c3d5f274060599ba


(JR東海グループのWedge Infinity-大江紀洋編集長とお仲間達の落書帳になるほど劣化
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/db8193bb6b8f07d42f396ce1aa437bdd
 )

子宮頸がんワクチンと電通・「全員に接種」とゴリ押しする大江紀洋氏の空白の6年間に思う
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/10ed2f63dc943f5d2f4a310e5fa2df54
 

佐々木俊尚氏と糸井重里氏が子宮頸がんワクチン推進tweetする理由・ホリエモンの『予防医療推進任意団体』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/d6e340a595f444634fc2c9b42986ae2f 

(Wedge Infinity-プロパガンダ8つの手法
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/4a83a452f8cfe19f9dfa5a03aa5b4280 )

佐々木俊尚氏のプロフィールにも空白期間・村中璃子氏の昨年9月のドイツシリア難民レポート記事
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/b7158a01dc0d99f41c39ac5b25a18260
 
Wedge Infinityの村中璃子氏記事を応援する人々・ヒトラーの予言の「ロボット人間」
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f236c40b06ab6966200a4e06459b7161

 
村中璃子氏の医師免許・毎日新聞の中村啓三氏の論説と電通
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1511d7c382f0c5c21b8eb2b2d60c9bf5
 

村中璃子氏と岡田晴恵氏
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/9e0e3186380ce621ae4af371c5246362 

子宮頸がんワクチンとハフィントンポスト・上昌広氏の記事を読んで
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/59927e54515330fb963de6a59b9d8ce3


(2011年JBpressの記事・上昌広氏とケビン・カーター氏
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/0c242d18e970fe0ad288e656d41b8fe7)

上昌広氏と福島
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/105cd9498437fdcf113a76318bfec3a6 

ネットメディア界のオピニョンリーダー達(?)と似非宗教・製薬会社と政治家と中ピ連の榎美佐子氏
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/38e347e472cc2d3ee50ade15f94ef095 

21世紀の中ピ連?『低用量ピルとHPVワクチンから考える「女性の権利」・・・』 by 江夏亜希子氏
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/38e347e472cc2d3ee50ade15f94ef095 

Dentsu-Too big to fail?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1e02f77b9d54801fb23464adb91b060f 

宮崎市で子宮頸がんワクチン副反応者に補償・村中璃子氏と山下俊一教授の対談を
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/0568b0297e4d3c8197985963b19f2fbc
 

村中璃子氏と『ストライサンド効果』-実は村中氏は子宮頸がん“隠れワクチン懐疑派”?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ca00ee368988fd06732f9b199b8578bb

 
村中璃子氏の池田修一教授批判-A氏の不可解さ
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/40e8da9a371c9ca1764946b35d509c69
 
なお、子宮頸がんワクチンは、日本での接種は可能です。受けたい人が受けるだけというのが、村中氏やお仲間は気に入らず、どんどん過激化していきます。

(業界としては、ワクチンの在庫が溜りっぱなしで焦っているということも関係してそうですね。) 

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村中璃子氏の池田修一教授批判-A氏の不可解さ

2016年06月24日 | 福祉・医療

Wedge Infinityの村中璃子氏の記事のリンクは載せたくないのですが、また例外で。 

子宮頸がんワクチン研究班が捏造
厚労省、信州大は調査委設置を
利用される日本の科学報道(続篇)

2016年06月23日(Thu)  村中璃子 (医師・ジャーナリスト)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7124
 

(前略) 

池田教授はNEWS23に対し「明らかに脳に障害が起こっている。ワクチンを打った後、こういう脳障害を訴えている患者の共通した客観的所見が提示できている」と語った。3月16日の発表直後、筆者は池田教授にマウスの数、ワクチンの投与量など、スタディのデザインや条件を詳しく教えてくださいと問い合わせた。すると、池田教授は「マウスの実験は私ではなく、信州大学の他の研究者が発案して実施しております」と責任の所在を濁し、「詳細は研究のオリジナリティと論文作成のためお話しすることはできません」と、一切の回答を避けた。 

 “他の研究者”とは誰なのか。

 周辺取材を重ね、それがこの4月に信州大の准教授から関東圏の新設大学の教授職に転出したA氏であることを突き止めた。 

実験担当者の供述 

 去る6月3日、再三再四の申し入れに対し、ようやく取材に応じたA氏は、耳を疑うような発言をした。

「他のワクチンを打ったマウスでも緑に染まりますよ」

 A氏が語ったことの詳細は、Wedge7月号をご覧頂きたいが、そのポイントをまとめると次のようになる。 

1.示された画像は、子宮頸がんワクチンを打ったマウスのものではなく、遺伝子異常のある特殊なマウスに、ヒト換算で100倍もの量のワクチンを接種して採取した血清(血液の液体成分)を、正常マウスの脳にふりかけて得たものであった。

2.使用したのは、飼っているだけで数カ月もすれば加齢により神経細胞死が生じる特異なマウス。また、ワクチンを打っていなくても自己抗体(異物ではなく自分を攻撃する異常な免疫)が生じるマウスであった。

3.つまり、光っていたのは脳に反応して沈着した自己抗体ではなく、異常マウスから採った血清に含まれていた自己抗体。そのため、子宮頸がんワクチン以外のワクチンでも、また生理食塩水であっても、強く緑に光る画像はいくつもあった。 

(後略) 

村中氏の取材をした人物(A氏)は、匿名、そしてその後連絡が取れなくなった情報提供者であるわけですが、村中氏の言い分がおかしいとすれば池田教授は彼女とWedgeに抗議、思い当たることがあれば説明をする必要があると私は思います。 

(ただ、仮に池田教授の研究に手落ちがあったとしても、これが「子宮頸がんワクチンの副反応は、ワクチンのせいではない」という証明にはなりませんが。) 

それにしても、本文を読む限りでは、この研究は、「A氏が発案して、実施した」もしくは「A氏が手伝った」ということだと思いますが、前者ならA氏のミスではないでしょうか?そして後者であれば、A氏が池田教授に意見をしなかったのが不思議です。 

なお、このA氏だろう方がかかわった研究のリンクを見つけました。(村中氏が情報を出しているからか、twitterで名前が明かされていました。) 

もちろん、この人が100%A氏であるかどうかはわかりませんが、信州大学でこのような研究をしていた人が、池田教授の研究班にいた、と考える方が自然でしょう。

http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/topics/2013/03/550984.php 

A氏は信州大学の准教授を止め、新しい大学の教授に就任しているのですから、もうしがらみなないでしょう。 
池田教授とともに、説明するのが、筋だと思います。

(A氏が本名で表に出てこない限り、村中氏の記事の信憑性が疑われてしまうと思います。
村中氏がそれでは困るでしょう。) 

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英国国民投票-『移民・難民受入れ反対派』=『人種差別者・極右』というレッテルの限界

2016年06月24日 | 国際・政治

英国のEU離脱、残留の国民投票の結果はまだ出ていませんが、離脱派の多くがあげる、「移民・難民大量受け入れ反対」について- 

海外の私の友人達と、移民難民の話はたまにしますが、米国のティムさん、スペインのベゴーニャさん、イタリアのクラウディアさん、フィンランドのJは、『移民(難民)受け入れ歓迎or容認派』です。 

対して、フランスの友人と私は、『積極的移民受け入れ否定派』です。

(難民については、私は中東やアフリカに政治介入したり、爆撃した国が率先して受け入れるべきだと思います。大体、その当事国の国民も、自分達の国が正義の名の元、多くの難民を作り出していることを止めさせる努力を先にしてほしいです。この点についてだけだけは、「他国不干渉」と言っているトランプ米大統領候補はまともなことを言っていると思っています。) 

2007年11月には、このフランスの友人とのやり取りをこんな記事にしました。 

ここはフランス?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/m/200711 

フランスの東部に住むフランス人ペンフレンドから、「パリについてどう思うか?」と訊かれました。

私がパリに行ったのはもう20年以上前ですから、彼女の質問に答えるには情報が古すぎました。しかも、そのときのパリの印象は、私にとってあまり良いものではなかったので、「私はどちらかと言えば大都市より地方都市、もしくは普通の町や村をぶらぶらするのが好きなので、パリにもう一度行くならむしろ他の地方都市に行ってみたい。」と言葉を濁しました。 

その反対に彼女に自分の首都に対しての感想を尋ねると、彼女は丁寧に答えてきてくれました。

「私は美術館や歴史的建造物がある首都を誇りにしています。でも、パリに行くたびに、『いったい私が今いるところは本当にフランスなのだろうか?』と外国にいるかのような錯覚を起こすんです。 

パリではたくさんのアフリカ系の人達や、アラブ系の人達とすれ違います。言っておきますが、私は人種差別者なんかではありません。ただ時々、フランス語が多少しゃべれて、仕事もあって、法律を犯さなければ誰でも住めてしまうのが首都ということに対して疑問を感じます。」 

(中略) 

移民問題はいろいろ複雑ですが、「古きよき町を、何処の国だかわからないような町にしないでほしい。」そんな単純な願いも、もう少し理解されても良い気がします。 

私はこのやりとりのあとの、2008年の春秋、そして2010年春に、計3回パリに行き、 

2010年の
セーヌやエッフェル塔は変らずとも
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/20382c00e5932a29afcd4ef57b194c92
では、 

パリの街の中からイスラム系の人々が少なくなった、もしくはその場にいたとして目立たないようにしているということ。生粋のフランス人に混じってアフリカ系の人々がなんの違和感もなく立ち振る舞っているのに対して、彼らの存在感があまりないのです。これはもちろん場所にもよるのでしょうが、イスラム系の人が比較的多いモンマルトル界隈、中心地を離れた場所も訪問してもそう感じるのです。 

と書きました。 

(この2010年の「パリからアラブ系の人が減った印象」は、フランスでは公共の場所でブルカ着用を禁止されていたとか、2世3世がもう昔ながらのイスラム教徒といういで立ちをする人がいなくなった、私がアラブ、アフリカ系の人が多い、パリ東側に行かなかった。(あえう意味、イスラム系住民が東側や郊外に押しやられてということ?)が関係していると思います。) 

それが、この2010年春の旅行の半年後、チュニジアのジャスミン革命から始まるアラブの春、そしてリビア空爆、シリアやイラク空爆・・・ISISの台頭で、パリはもちろん、フランス全土で様変わりしているでしょう。 

これは、フランスだけでなく、欧州全体がそう。 

英国がEU離脱して難民や移民受け入れを減らすことに成功するのかどうかはわかりませんが、(勝ち負けに関わらず、)この国民投票で、『難民・移民受け入れ反対者』=『極右、人種差別者』と言うレッテル貼りにはもう無理がでてきていることを、皆が感じ、「移民・難民受入れは慎重に」と言う意見が言いやすくなってくるのではないでしょうか。 

何よりも、その声が「難民を作る原因を止めよう!」に進化してくれることを望みます。
(移民はともかく、難民は好きで自分の国を離れたわけではない人が多いはずです。) 

追記:

英国はEU離脱ということになりそうですね。

今後、全23投票区すべてで残留を支持と言う結果が出たスコットランドが再度独立投票をするのでしょうか。
(北アイルランドも「残留指示」と言う結果が多かったですが、こちらはどうなんでしょう?) 

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Wedgeの大江紀洋氏退任・村中璃子氏のtweet

2016年06月24日 | 人物

Wedge の編集長の大江紀洋氏、今月で退任のようですね。 

新しい編集長になってWedgeが品性を取り戻してくれることを期待します。 

ところで、昨年10月以来、子宮頸がんワクチンで有名になった村中璃子氏がtwitterでこうツィートしているようです。 

「Web記事出して5日、雑誌が出て3日経ってもどこも報じない。この国は行政やアカデミアはおろかマスコミも事なかれ主義の機能不全なのか。人命に関わる、STAP事件の比にならないほど社会的インパクトのある捏造問題なのに。」 

「自分たちで評価できないなら、どこかの局に池田先生と私を呼んでいただきたい。いつか、池田先生にお電話さしあげたら「マスコミの方とはお話できません」と言われたことがあります。私はマスコミの方ですがTBSや毎日はマスコミではないようです」 

「後追いが遅いので先に続報出します!「子宮頸がんワクチン研究班が捏造 厚労省、信州大は調査委設置を」謎解きを楽しみたい方はぜひ雑誌を先に。」 

「反省してるのー?「子宮頸がんワクチン研究班が捏造 厚労省、信州大は調査委設置を」」 

支援者の大江氏が編集長を退くから、焦っているのでしょうか? 

自己愛性パーソナリティ障害を疑われるようなツィートは、医師としてもジャーナリストとしてもマイナスになるのでは・・・と他人ながら心配します。 

(追記:「自己愛性パーソナリティ障害を疑われるような」は「ツィ―ト」を形容します。
勘違いする方がいるかもしれないので、ダブルクォーテーションを追加しました。)

参考:

ウィキペディア
自己愛性パーソナリティ障害
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3 

抜粋: 

1.自分が重要であるという誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する) 

2.限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。

3.自分が “特別” であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人達(または団体)だけが理解しうる、または関係があるべきだ、と信じている。

4.過剰な賛美を求める。

5.特権意識(つまり、特別有利な取り計らい、または自分が期待すれば相手が自動的に従うことを理由もなく期待する)

6.対人関係で相手を不当に利用する(すなわち、自分自身の目的を達成するために他人を利用する)。

7.共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。

8.しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。

9.尊大で傲慢な行動、または態度 

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英国はEUに残留か?離脱か?

2016年06月23日 | 国際・政治

今日は、いよいよ英国のEU離脱・残留の投票日ですね。

関連の記事を: 

ダイアモンド(2016年6月23日)
英国離脱ならEU崩壊ドミノの「最初の一押し」か
http://diamond.jp/articles/-/93552 

CER(2016.6.22)
Europe's offer to a post-Brexit Britain
By Charles Grant
http://www.cer.org.uk/insights/europes-offer-post-brexit-britain 

これは、コーンウォール在住の友人に送ったものですが、オマケで。 

Spiegel (2016.6.11)
Brexit Debate in Cornwall: Anti-EU Sentiment Despite EU Subsidies
http://www.spiegel.de/international/europe/brexit-debate-in-cornwall-anti-eu-sentiment-despite-eu-subsidies-a-1097012.html 

英国がEUから離脱しても、残留しても、どちらが結果オーライとなるかは誰もわかりません。

どうなることか。

ま、アングロサクソンの国イギリス、『移民問題に焦点を合わせての離脱派』以外にも『隠れ離脱派』なども少なくない気がして、離脱派が予想より多い気がします。 

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『未来世紀ジパング』が中国を「あの国」と呼ぶ理由は?-勝共とテレビ東京

2016年06月21日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

テレビ東京が、『世界ナゼここに?日本人』に統一教会の信者であることを隠し、そして経歴も詐称して放映していたことが問題になったのは最近です。 

テレビ東京『世界ナゼそこに?日本人』は統一教会信者の悲惨な実態ドキュメンタリーでもあった?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/f09f1a14b7e1da7ba60a1dc405186a22

 この件では、『統一教会』と『世界勝共連合』との関係でも記事を書きました。 

テレビ東京が開き直れる理由-『統一教会の教祖が作った勝共連合』と『自民党』
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/1327f63894d5250d0d13e96f19159e1e

昨夜のテレビ東京の『未来世紀ジパング』を観て、改めて、テレビ東京には勝共の影響があるのではないか、と考えてしまいました。 

池上彰の緊急解説スペシャル!「イギリス激変!EU離脱騒動の裏側...日本と中国との関係」http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20160620/ 

長年世界の盟主として伝統とプライドを誇ってきた、かつての大英帝国イギリス。今激変の時期に入っている。池上彰がその激変ぶりを徹底解説。
EU離脱の是非を問う国民投票での離脱派の躍進、中国との蜜月の裏でのエリザベス女王の爆弾発言...。そんな今、日本製の高速鉄道「あずま」が走り出した。 

この番組、イギリスのEU離脱投票をメインに上げていた前半は良いとして、後半からはまた、番組がおどろおどろしく「あの国」と呼ぶ中国についての悪口が続くのはなんなんでしょう。

特にこの二点: 

①「エリザベス女王が「中国は失礼だった」と言った、女王がこう口にしたのは意図的であった」とまで言い、はしゃぐ。 

②イギリスの鉄鋼でにぎわっている町からタタグループ(正しくは、そのグループの中の、タタスティール。これはインドの企業ですが、私が聞き逃したのか番組では説明なしだった気がします。)が撤退しようとしていることについて、「中国のせいでタタの経営が悪くなった」と説明。 

②についてですが、タタの撤退は、間接接的に中国に問題があるとはいえ、イギリスが「タタがダメなら、中国の企業誘致」と思っていたことには触れません。(別に中国の企業でも、日本の企業でも、どこでも・・・ですが。) 

ニューズウィーク
タタ撤退計画で英鉄鋼業界に激震、EUの規制も影響
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/03/eu-17.php

参照) 

私は、中国びいきではありません。そして、例えば番組で紹介した「イギリスの由緒あるゴルフクラブを中国が買い取った挙句、会員は中国人やアラブのお金持ち」と言ったことでは、中国のその買収者に嫌悪を感じます。(ま、日本も昔同じことをしていましたが・・)

しかし、テレビ東京さんは(もし勝共支配がないのなら)考えてみてほしいです。

今、グローバル化の現在、どれだけの中国人達が日本に来て働いているのか。彼らがこうした番組を見て何を思うか。 

いえ、中国人だけでなく、中国人以外の外国人でまともな感性を持った人なら、こんな「他国の悪口を言い、自分の国を持ち上げる」番組には引くと思います。

中国を貶めるつもりで、実は日本の品格を貶めるような番組作りは、もういい加減にやめてほしいと思います。 

2013年に書いた記事も貼り付けます。

『未来世紀ジパング』はプロパガンダ番組?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ff32eae4845a87e25d0b346cb44e88ff 

オマケ: 

国の好き嫌いは誰にもありますが、この下の15番(ロシア)と16番(米国)くらいのユーモアをもってできるとよいですね。 (15番は嫌いな国はないようです。)

イギリス人「お前らの好きな国・嫌いな国を色分けしてみてくれないか」 【海外の反応】
http://www.all-nationz.com/archives/1005145107.html 

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ノルウェー/ドイツ映画『誰でもない女』がGYAOで配信中・ノルウェー銃撃犯ブレイヴィークの両親の記事

2016年06月18日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

ノルウェーのレーベンスボルンの子供たち-ノルウェー乱射事件の犯人との関連http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/823a54d6665c88e834ddc334d789dd99
(記事に引用していた映画のあらすじを書いたブログの記述に紛らわしいところがあったので、そのブログのリンクは削除しました。本文も若干修正。)
で紹介した、ノルウェー/ドイツ映画、「誰でもない女」が、6月30日までGYAOで無料配信されています。 

『誰でもない女』
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00990/v00153/v0000000000000000298/
 

『ノルウェーのレーベンスボルンの子供たち』についての予備知識を付けてから、この映画をどうぞ。 

ところで、前のブログで、「アンネシュ・ベーリン・ブレイヴィークの母親が実はノルウェーのレーベンスボルンの子供だったのではないか?」と思ったことから、彼と彼の母親について言及しましたが、これは私の想像です。 

しかし、この映画を観ると、いろいろな可能性を考えてしまいます。 

ついでですので、ブレイヴィークの父親のインタビュー記事と、母親について触れてある記事を貼り付けます。 

Guardian (2012.4.13)
Anders Behring Breivik trial: the father's story
https://www.theguardian.com/world/2012/apr/13/anders-behring-breivik-norway 

Telegraph (2013.10.31)
Anders Breivik 'apologised to mother for ruining her life'
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/norway/10418724/Anders-Breivik-apologised-to-mother-for-ruining-her-life.html 

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村中璃子氏と『ストライサンド効果』-実は村中氏は子宮頸がん“隠れワクチン懐疑派”?

2016年06月17日 | 福祉・医療

子宮頸がんワクチン薬害研究班に
捏造行為が発覚
利用される日本の科学報道(後篇)

2016年06月17日(Fri)  村中璃子 (医師・ジャーナリスト)
(リンクは載せませんので、表題で検索してください。) 

私が子宮頸がんワクチンの副反応の可能性がある被害がたくさんあることを知ったのは、昨年10月のWedge Infinityの村中璃子氏の記事からでした。
(関連ブログ記事はカテゴリーの「福祉・医療」からどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/c/5afce950cb84b6ae80cc06ed15747b9c

子宮頸がんワクチンがあるということは、東日本大震災の時いやというほど流れた子宮頸がんワクチンCMで知りましたが、息子しかいない私は子宮頸がんワクチンについての関心はまったく沸きませんでした。 

ですので、ある意味村中璃子氏には感謝します。知らなかった事実を教えてくださったことに。 

しかし、彼女が意図することと反対に、
「私が女の子の母親であったとしても、子宮頸がんワクチンを接種させるのは断固反対したでしょうね。村中氏の記事を読んだ後では。」
と思う様になりました。 

村中氏には、『ストライサンド効果』という言葉を送りたいと思います。 

ウィキペディア
ストライサンド効果
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E5%8A%B9%E6%9E%9C 

「ストライサンド効果(英語: Streisand effect)は、ある情報を隠蔽したり除去しようとしたりする努力が、かえってその情報を広い範囲に拡散させてしまう結果をもたらす現象」 

「「ストライサンド効果」という用語は、アメリカ合衆国の歌手・女優でエンターテイメント界の大物、バーブラ・ストライサンドに由来する。 2003年、彼女は自分の邸宅が写っていたネット上の画像の公開を差し止めようとして裁判を起こしたが、かえって世間の関心を集める結果になってしまった。」 

子宮頸がんワクチンの接種後におかしくなってしまった少女たちすべての子がワクチンのせいでそうなったとは、100%は言えないでしょう。 

しかし、ワクチンのせいかもしれない可能性を全否定し、しかも因果関係を調べている医師、研究者を非難、妨害をして、その仮説を取り消させようとしている村中氏。 

つまり、自分達に都合の悪いこと(情報も含む)を隠蔽したり除去。

彼女が必死になればなるほど、世の中に、
「ワクチンとの直接の因果関係はまだ解明されなくても、ワクチン接種後、こんなに多くの少女たちがおかしくなってしまった」
という事実をばらまいてくれています。

これぞ、『ストライサンド効果』では?
村中氏、ご苦労様!(?)

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NHK朝ドラかTBSで『朝吹登水子物語』を

2016年06月17日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』と前回の『あさが来た』の落差がとても大きいです。 

脚本家と演出家を厳選して、『朝吹登水子物語』でも作って、汚名返上してくれないでしょうか。 

(とはいえ、NHK朝ドラで海外ロケはそうできないと思うので、昨年のTBS『天皇の料理番』チームで作ってもらってもよいかもしれません。) 

フランス ニュースダイジェスト
朝吹登水子・由紀子
http://www.newsdigest.fr/newsfr/features/6437-tomiko-yukiko-asabuki.html

若干の登場人物とイメージ俳優(後で追加します)

朝吹登水子 - 真野江里菜 (実際の登水子氏は小池栄子似です。)

朝吹三吉(兄の一人)-

朝吹常吉(父)-小林薫

朝吹磯子(母)-森口瑤子

白洲次郎(軽井沢時代からの知人)-玉木宏 or 桐谷健太

白洲正子(軽井沢時代からの知人)-蓮沸美佐子(もう少し年上にすると、ミムラ)

森雅之 (有島武郎の長男、軽井沢時代の友人)-

堀田善衛(友人)-野間口徹

加藤周一(パリ留学時代の友人)-

森有正(パリ留学時代の友人)-

石井好子(三吉の義妹、パリ留学時代のルームメイト)-黒島結菜

まあ、『とと姉ちゃん』を朝吹家の人達が見ていたら朝ドラの題材にされるのは嫌がりそうですね。しかし、『あさが来た』の大阪局が作る分にはOKしてくれますかね。

※朝吹登水子や加藤周一のことをずっとドラマ化(朝ドラ含む) してほしいと思っていましたが、今朝同じことを思っている人がいたのを知って、この記事を書いています。

参考: 

軽井沢に集まった上流階級の人々
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/62bb2402b8c9aa064f5b9193386d3d07 

※上のブログ記事では、「(登水子は)朝吹英二の娘であり」と書いてしまってますが、正しくは「孫娘」です。父親は「常吉」。
OCNブログ人の時書いたもので、これを修正するとフォーマットが崩れる為、元記事の訂正はしません。申し訳ありません。

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