2011年の3月か4月の記事に、東日本大震災時のスライドを使ったyoutubeを紹介したものがあったはずなんですが、どう探して探しても出てきません。
2014年秋にOCNのブログ人が終了したので、Gooブログに移行した時、消えてしまったのか・・・。
さて、そのブログ記事をブログ内検索窓からキーワードで探していたとき、出てきたブログ記事にこんなものがありました。
国連大学のウェブサイトから - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
ここで紹介した1本の記事。
モンサント社なしで世界を養う方法は? - OurWorld 日本語 (unu.edu)
2010年7月8日 エープリル・ダヴィラ
毎日1分ごとに、私たちの地球は255人の赤ん坊を世に迎え入れている。これは、新たに養わねばならない口が毎年1億3,400万人分増えるということだ。今後30年の間に、世界の人口は合計で22億人増加することになる。
遺伝子工学を用いて、植物に除草剤や殺虫剤への耐性を持たせたり、収穫量の増加を理論的に可能にするような特性を与えたりすることを、世界中の人々が受け入れなければならない主な理由として、アグリビジネス企業大手、モンサント社の最高経営責任者であるヒュー・グラント氏は、世界の人口が急激に増加していることをしばしば引き合いに出す。グラント氏を始め多くの人々が、遺伝子組み換えを行わなければ、世界の人々は餓死する運命にあるということを確信しているようだ。
(中略)
世界の飢える人々を養うという問題を除いても、遺伝子組み換え作物には、様々な懸念が寄せられてきた。世界保健機関(WHO)は、生物多様性に関して次のようにまとめている。
「現在行われている調査では、以下のことに焦点を当てている。益虫に対して有害な影響が及ぼされる可能性、または耐性を持つ昆虫の急速な誘発を招くこと。新しい植物病原菌が生じる可能性。植物の多様性および野生動物に有害な影響が及ぼされる可能性。ならびに特定の地域的状況において、重要な輪作の実施が減少すること。除草剤に耐性を持つ遺伝子が他の植物に転移すること」
[最後の点に関しては、雑草や害虫を制圧しようとするモンサント社のたゆまぬ努力に対して、耐性を持つようになった雑草や害虫がいるということが、最近明らかになった。]
人間の健康に関する問題もいまだに残っている。実験用マウスが腎臓、肝臓、生殖組織にダメージを受けたのは、モンサント社の遺伝子組み換え(GM)トウモロコシを含む餌を食べていたせいだとする研究がいくつかある。活動家たちは、これらのような理由を掲げ、「悪辣」とか「欺瞞」などといった言葉を用いて、しばしばモンサント社の不正に抗議の声を上げている。これに対して、モンサント社を擁護する人々は、モンサント社も、他の企業と同じように、株主のためにお金を稼ぐ存在なのだと反論する。
しかし、どちらの立場も、言を弄しているだけのように思われる。最終的には個人の判断にかかっているのだ。とはいえ、普通の買い手に、十分な情報を手に入れることができるのだろうか? それどころか、モンサント社の製品を避けることすら可能なのだろうか? モンサント社の製品はアメリカ中どこにでもあるので、普通のアメリカ人は、自分たちが消費する食べ物を一口食べるごとに、自分ではそれと気づきすらしないまま、モンサント社を支えてしまっているのだ。
これは、ブランド名は表示されていないが、加工食品のなかに、原料としてモンサント社の遺伝子組み換え作物が入っているためだ(2つだけ例をあげると、遺伝子組み換えトウモロコシから作られた異性化糖、遺伝子組み換え大豆から作られた大豆レシチンなど)。ゼネラル・ミルズ社からネスレ社に至るまで、食品メーカーはモンサント社の製品を使っている。しかし、ラベルを見ても、そのことは決して分からないのだ。
続きはリンクからお読みください。
2010年は年、国連大学のウエブサイトに、こういう記事も書けました。
今は…これが残っているのが不思議なほどです。
参考:
「遺伝子組み換え作物は安全」 by ファストフードとコーラと金を愛する富豪たち - Various Topics 2 (goo.ne.jp)