季節の節目、二十四節気「立夏」は、1ヶ月前に戻ったような肌寒さの中で迎えた。
遅れに遅れた桜前線は瞬く間に通り過ぎて、落ち着いて花見もしないうちに葉桜となった。
今日は歩道に散った花びらが折からの西風に舞い飛ぶ一日である。
関東以南の早い川では、あと10日もすればアユが解禁になる。
高地の国道端にまだ残雪のある北東北からすれば、信じられないような話だ。
例年の県内では、やっと放流が始まる時期なのだが、おそらく今年は予定通りに実施できない組合もあることだろう。
春先の楽しみ銀毛ヤマメも、今年に限っては本格的な釣行をしていない。
また自粛ムードの中、仲間たちからの情報も皆無である。
北東北の各有望河川は、降雨増水と雪シロとが重なって、目下高水が続いている。
オラの得意河川などは、もう1ヶ月以上も入川不能のままだ。
しかし現在は順調に引き水が進んで、あと数日もすれば釣行が可能になりそうだが・・・。