爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

24-03-30 爺様のアユ釣り

2024年03月30日 | アユ釣りを振り返る


小降りではあるが一日中雨模様、山岳方面は赤黒い雨雲に覆われている。
クルマのルーフには夥しい泥汚れ、これは明らかに黄砂がやってきている証だ。

<獲り込み・1>

さて、浅場で釣果を上げるには獲り込みも効率よく行わなければなりません。
浅場の釣りで爺様が使用するミチイトはフロロなら0175~02、PE系なら005前後と言ったところです。
浅場の小場所だからと言って野アユが決して小さい訳ではなく、掛かるのはそのエリアの平均サイズです。
掛かったアユはその場所を荒らさぬように一気に引き抜くことを前提とします。
さして大きくもない掛かりアユに引き回されてロッドを立てることもできず、下竿のままで翻弄されているご同輩を見かけることがあります。
我らがアユ釣りに嵌り始めた昔の頃とは違って、近年の竿もイトもパワーが違いますので、流れの緩い浅場ですから勇気を出して一気に引き抜きにかかりましょう。
しかし時にはかなりの良型も出ますから、引き抜きが無理と感じたら、そこを荒らさぬようにそのスポットから引き離すことにしましょう。
そう、引き抜きを覚える前まで普通にやっていた寄せ獲りが最も安全でしょう。
ただしタモ入れはハナカン周りの中ハリスを摘まんでからでないと、ミチイトを切ってしまいます。
ミチイトはロッドの特性と相俟って初めて最高の強度を発揮するものだと言うことを思い出してください。
何がなんでも引き抜きで獲る必要はありませんし、近くまで寄せてから竿が直立するような角度で無理やり引き抜こうとすると、乾いた派手な音を立てて大切なロッドの穂持ちを折損したりします。
ロッドには固有の抜き角度の許容範囲があるようでして、範囲外では意外に弱い面もあります。

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