昨夜からの雨は強い風を伴い降り続いている。
北東北河川は軒並みの増水赤濁り、週明けのヤマメ釣行は無理になったか・・・。
<数を釣る・3>
ヘチの釣りに限らず浅場一般の釣りでは小刻みに積極的に移動していく方が数は獲れると思ってます。
沖のA級ポイントへ何気なくただ漕ぎ渡るだけだった浅チャラは、さざ波と反射で魚影はなかなか確認できません。
しかしそんなところに騙されたと思って竿を出してみますと、その流れは意外にも単調ではなく、小規模ながら底石などで発生する多くの変化があることを発見します。
半信半疑で臨んだそんなポイントを泳がせて小粒ながら待望の1匹が出たとしたら、それが浅場釣りを見直すきっかけになることでしょう。
これまでの我ら年寄りには1匹釣れた場所に執着してしまう部分がありますが、浅場の釣りではこの癖を潔く振り切ることにしましょう。
携えるのが操作性の良い短竿ですから、水音を立てず軽快に様々なスポットへオトリを入れては次々に釣り込んで行きます。
これまで半信半疑だったあんな所が、実は良型が着く最高のスポットだったと知る一日になって欲しいものです。
尤も浅場であっても極めて魚影の濃いスポットもありますから、脚力を以てする移動の釣りは、その周辺の環境や野アユが示してくれる様々のシグナルから判断することも必要です。
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