爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

24-03-18 爺様のアユ釣り

2024年03月18日 | アユ釣りを振り返る


北東北には暴風雪警報が発令中、未明の県内では瞬間風速が30mに達した地域もあったと聞く。
歩道上には街路樹の枯れ枝が散乱、春の陽光降り注ぐ中、山岳方面は吹雪に煙り平地にも小雪が舞う。
残雪が消えてその下にあった落ち葉が、我が家の玄関先に幾つもの吹き溜まりをつくった。
今日日中の気温は昨日に比べると10度も低いらしい。

<中途半端からの脱却・5>

旺盛な体力を誇った我らは、いつしか歳をとって河原を歩くにも石につまづいたり、大きな底石を跨いだつもりでも越えられず落水したり、何でもない川切りで体のバランスを失い転倒しそうになります。
そんな自分の体力低下を意識する年齢になったら、心残りとは思いますが深場や荒瀬など危険を伴う釣りからは潔く引退しましょう。
これはアユ釣りの醍醐味のうちのおよそ半分を諦めることになる訳ですが、我らにはまだ浅場と言うパラダイスが残されていますので安心です。
ここからはその安心安全の浅場に特化した釣技をしっかり身につけ、残されたアユ釣り人生をしっかり味わい尽くすことにしたいと思います。
そのためには極めて浅い水深でも釣りになる正しい泳がせテクニックが必要になります。
泳がせ釣りのメカニズムや仕掛け作りについては、名手による参考映像など沢山出ていますからYouTubeなどで探してみましょう。
その上で爺様が日頃心がけていることは、ロッドは細かい操作が容易な軽量の8mにすること、水中イトは野アユサイズに合わせたPEかフロロであること、ハナカン周りは出来るだけ軽く作ること、目印は視認できる最小サイズとすること、空中イトは出来るだけ細く接続部分には撚り戻しは不要であること等々です。
要するに穂先に結ばれる仕掛け全体を極力軽いものに仕上げたい訳で、撚り戻しや水を含んだ目印の重みでの空中イトの垂れ下がりや風で生ずる無用な糸フケなどが、超浅場での泳がせ釣りの妨げとなることを嫌うからなのです。
これに感覚を研ぎ澄まして繰り出す張らず緩めずの微細なオトリ操作が決まった時が、初めて可能になる浅場攻略なのです。
現在の爺様はそこまでできている免許皆伝かと言えば、まだまだ人並みとは言えません。
ご同輩諸氏にはより良い仕掛けづくりをされ、泳がれ釣りではなく正しい泳がせ釣りを以て今年の夏を楽しんで欲しいものです。

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