遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

大津波の爪痕

2011-09-03 | 東日本大震災
   先日の大震災で大きな被害を受けたいわき市薄磯地区です。

   塩屋崎灯台で有名な薄磯海水浴場があり、夏は多くの海水浴客、そして「乱れ髪」(美空ひばり)ファンの観光客で賑っていました。

   津波で壊滅的な被害を受け、多く方がなくなり、いまだ行方不明の人もいらっしゃいます。

がれきの撤去が進み、住宅の基礎だけが残っています。





   防波堤も破棄され、応急の防波堤と道路の復旧が急がれます。







   以前ごらん頂いた古墳時代の横穴墓群です。

   震災以前に調査がすみ、多くが擁壁の下になっていましたが、

   西端の数個の横穴が確認出来ました。

   今回の大津波の被害を鑑みるに、このような高いところに墳墓を作った意味が解るような・・・。

   古代人の経験則なのでしょうか?