
会津の特産物である、会津身不知(あいづみしらづ)柿を15キロ購入しました。
身不知は身の程知らずな程、沢山実を付けることから付いたとのこと。

立派な柿です。
渋柿ですので脱渋する必要があります。
職場の経験者に訊いて、トライしてみました。

材料です。
会津身不知柿
ビニール袋、新聞紙、発砲スチロールの箱は無くても良い。
段ボールでも可。
35度の焼酎
これだけです。

柿の蔕を焼酎につけます。
軽くさっと漬けます。

ビニール袋に新聞紙を敷き、焼酎に漬けた柿を並べていきます。

次々と重ねて詰めていきます。

詰め終わったなら、ビニール袋を密封して5~7日間脱渋します。
この間アルコールが果皮を通して、果肉に浸透します。
5~7日後ビニールを開け、水分を拭って段ボールの箱などに詰めておきます。
それから1週間後から食べられます。
その間、酵素によりタンニンが分解され、渋が抜け、美味しい柿になります。
食べてみて少し渋いようでしたなら、暖かいところに置いておくと早く渋が抜けます。
一般には生柿は流通しませんので(会津は別)、市販の身不知柿をご賞味
下さい。会津の冬の味覚です。
多分当時の柿はハチヤ柿か、平たね柿だと思います。
砲弾形でしたならハチヤ、身不知のように平たければ平たね柿でしょう。
身不知は会津の特産品です。
焼酎につけると渋が取れるとは聞いたことがありますが普通の柿と同じようになるのですか?
頂いたことがないもので・・・
ポリ袋に密封して、風呂の残り湯に入れると翌日には食べられるとも聞きましたが、やったことはありません。渋柿は干し柿にしても美味しいですね。
こういう工程があるのですね~。
いわきと会津のおいしいものがたくさんわかってもらえると思うので、彼女に遊木民さんのブログを紹介しようと思います
暖かい地方(関西など)では甘柿が一般的ですので、渋抜きした柿はご存じないのですね。
柿の種類には完全甘柿、不完全甘柿、不完全渋柿、完全渋柿の4種類があるそうです。
富有柿や、次郎柿は甘柿ですので、そのまま食べられます。
一方、平たね柿、ハチヤ柿、会津身不知などは渋柿ですのでアルコールで脱渋するか、干し柿にしないと食べられません。
大きな果物屋かデパートを覗いて下さい。平たね柿や会津身不知があれば、渋を抜いた柿です。甘柿とは違った甘さと、食感が味わえます。
携帯からのかきこみですので詳しく説明出来なくてすみません。
柿の渋が抜けるのは酵素によりタンニンが分解されるからです。仰るとおり温度を上げてやれば酵素が活性化し、短時間で渋はぬけます。但し、肉質が悪くなり日持ちがしません。
肉質を痛めない低温で渋を抜くためには、アルコールで酵素が働きやすいようにしてやる必要があります。蔕を浸す方法、霧吹でかける方法など色々あります。渋が残っている場合はコタツの中など暖かい所に置くと直ぐに渋が抜けます。 先人の知恵は今でも活きています。
ブロクの紹介ありがとうございます。
福島は全国でもまれにみる、食材の宝庫だと思います。そのなかでも いわき はさらに恵まれています。 特に気象と海の幸は何物にも変えられと思います。 これからリンゴのふじ、あんぽ柿、蟹、鮟鱇の季節です、福島の産物を大阪に売りこめたなら嬉しいですぬ。
会津固有の柿です。本当に美味しいと思います。