「やられたら、やり返す」が昨今の風潮です。過日、パリであったISのテロに対して報復の爆撃が行われているのもその一つです。これでは、憎悪と報復の連鎖が永久に続くでしょう。ところが新聞のコラムに下記のような文を発見し、救われる思いがしました。
卑劣なテロに襲われたパリからの、一つの発信が世界を巡った。「君たちに憎しみという贈り物はあげない」。残忍な蛮行に立ちすくむ中、人間の気高さに胸を打たれた。11月の言葉から。
惨事で妻を亡くした映画ジャーナリスト、アントワーヌ・レスリさん(34)はテロリストに向けてこう続けた。「君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる」。深い悲しみの底から響くメッセージは、歯車の狂った世界に示された羅針盤である。
卑劣なテロに襲われたパリからの、一つの発信が世界を巡った。「君たちに憎しみという贈り物はあげない」。残忍な蛮行に立ちすくむ中、人間の気高さに胸を打たれた。11月の言葉から。
惨事で妻を亡くした映画ジャーナリスト、アントワーヌ・レスリさん(34)はテロリストに向けてこう続けた。「君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる」。深い悲しみの底から響くメッセージは、歯車の狂った世界に示された羅針盤である。
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