yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

勇猛な真田幸村

2016-11-11 10:29:47 | 歴史
慶長20年(1615)大坂夏の陣の5月6日に 道明寺合戦が起こりました。真田幸村のいる茶臼山の東隣の四天王寺には毛利勝永が布陣しました。この時、家康軍は小笠原隊の後方を進軍中でした。徳川諸隊は毛利の猛攻から家康を守るため動きました。この結果、真田隊の前方が手薄になったので、その間隙を衝き、真田隊は家康本陣に三度にわたって突撃を繰り返しました。幸村は家康をあと一歩まで追い詰めたものの、最後は松平忠直隊に阻まれました。
この幸村の戦いぶりを『山下秘録』は、「異国ハシラズ、日本ニハタメシナキ勇士也、不思議ナル弓取ナリ」、『薩摩旧記』は、「真田日本一之兵、いにしえよりの物語にも無きの由」と記し、細川忠興も書状で「古今無之大手柄」と大絶賛しています。

 北川央 「真田幸村と大坂の陣」NU7 2016.11 No. 8
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