元 宇宙飛行士の毛利衛氏は北海道大学を目指して受験勉強をしていた時、正解が一つしかない問題をうさんくさいと思ったそうです。教科書通り同じ答にマルでいいのか、疑問を憶えました。大学に入学後、そんな思いを裏打ちしてくれる言葉に出会いました。自然科学概論の講義で、故・岡不二太郎教授は大学の教科書は間違いだらけだと語りました。
「研究者が書いているから間違いはある。現時点で矛盾がないということであって、永遠の真理ではない。真理とは合目的的な偉大なる誤謬(誤り)である。」別の条件が加わったり、環境が変わったりすれば、真理とされてきたことが真理でなくなることがある、という教えでした。毛利氏は、岡不二太郎教授の言葉で、自分の感覚は大丈夫だと信じることができたそうです。
物理学者が探求している物理学の法則も、自然現象を矛盾することなく表現するための説明(又は仮説又は主張)であり、必ずしも この法則を真理と断定することはできないのかも知れません。
「研究者が書いているから間違いはある。現時点で矛盾がないということであって、永遠の真理ではない。真理とは合目的的な偉大なる誤謬(誤り)である。」別の条件が加わったり、環境が変わったりすれば、真理とされてきたことが真理でなくなることがある、という教えでした。毛利氏は、岡不二太郎教授の言葉で、自分の感覚は大丈夫だと信じることができたそうです。
物理学者が探求している物理学の法則も、自然現象を矛盾することなく表現するための説明(又は仮説又は主張)であり、必ずしも この法則を真理と断定することはできないのかも知れません。
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