明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今年の干支(えと)は壬辰(じんしん)です。
「壬」は十干において、九番目の「みづのえ」に当たります。字形は中央の一の字が横に長く、人が妊(はら)んでいる形です。「おもねる」や「大きい」という意味もあります。五行では水、方位では北を指します。
「辰」は十二支の五番目の「たつ」。方位では東南東を指し、時刻では午前八時を指します。星座二十八宿の一つで、サソリ座にあたります。辰はサソリ座の主星の赤い一等星アンタレスのことであり、中国名は「大火」です。なお北辰は北極星のことです。字形は貝が殻から足を出している形で、足を出して動くことから、「動く」や「震える」の意味になりました。説文学上から言えば、「辰」という字は理想に向かって辛抱強く、かつ慎重に、いろいろな抵抗や妨害と闘いながら歩を進めていくという意味だそうです。新しい年が、そのように理想に近づく年となることを祈ります。
今年の干支(えと)は壬辰(じんしん)です。
「壬」は十干において、九番目の「みづのえ」に当たります。字形は中央の一の字が横に長く、人が妊(はら)んでいる形です。「おもねる」や「大きい」という意味もあります。五行では水、方位では北を指します。
「辰」は十二支の五番目の「たつ」。方位では東南東を指し、時刻では午前八時を指します。星座二十八宿の一つで、サソリ座にあたります。辰はサソリ座の主星の赤い一等星アンタレスのことであり、中国名は「大火」です。なお北辰は北極星のことです。字形は貝が殻から足を出している形で、足を出して動くことから、「動く」や「震える」の意味になりました。説文学上から言えば、「辰」という字は理想に向かって辛抱強く、かつ慎重に、いろいろな抵抗や妨害と闘いながら歩を進めていくという意味だそうです。新しい年が、そのように理想に近づく年となることを祈ります。