いきなりな筋トレ画像ですが・・・
バランスクロールのプルの軌道が似てるというか、ほぼ同じ
しかし、このように座っておこなうのではなく(立位の画像が無かったのだ)
少し後ろにさがって立ち、真上では無く斜め前でバーを握った場所から始める
腕はバラクロの入水角度40度で、肩幅で握る
これは筋トレでは無いので、一番軽いおもりでOK
バラクロ1で棒を使った練習を紹介したけど、この動作がそれ
始まりがA地点、腿まで下げた所がB地点
つまり、こういうこと↓
A地点からB地点に指先で真っ直ぐ線を引くには肘の曲げ伸ばしと脇を閉じて行くコントロールが重要
肘が伸びたまま動かすと・・・
このように深い所へ、弧を描くことになる
肘を曲げながら後方に移動・・・
手が深い所に落ちない
バラクロ6の、物体は水の動きと反対に・・・で示したが
赤い弧のラインでは水が動く反対の方向は進みたい方向では無い事が解ると思う
A地点からB地点に水を流す・・・この水流の角度が前重心を助けることとなり
足首をチューブで縛り、プルブイ無しでも足が沈まないことが可能なのだ
一方で高い位置でキャッチし下半身が下がったままこの動作をおこなっても、
斜めになった体にA地点B地点が存在するので
水流は上から斜め下へと、上半身を上げようとする働きとなり、足が上がるはずもない
更にこの状態で肘が伸びていれば・・・
赤いラインを辿る事となり更にマイナス要素が膨らむ
どちらにしても、B地点が水面から離れていることで
リカバリーに余分なゾーン(黄色矢印)が発生する
バランスクロールは、水面からA地点を省く事でフラットハイポジションを目指すクロール
だから、このようなプルの動線がマッチしているってこと
そして、表題のラットプルダウンという名の通り・・・
上から肩の高さで腕が水平になるまでは、引いてくる力
そこから腿まで下げる動作は下げる力、つまり押す力
一般のクロールではキャッチ→プル→プッシュ、という流れになるが
バランスクロールでは、
肩の真下までがプル、肩から後ろがプッシュということになる
肩まで引いてきて、腿まで押す・・・単純な事だけど、
引っ張る筋肉と押す筋肉は違う
どの場面でどこの筋肉を使っているのかを意識して動作することで必要な筋肉が育つ
赤いラインの円運動だと・・・前半が体から遠ざけようと押して、後半が体に引き戻そうと引いてくる?
う~ん、まったく反対の筋肉だね・・・
円運動の泳ぎが沁みついていると、筋肉の動きが体にそうインプットされているから、
直そうと決めたら、意識を集中してしつこくしつこく反復練習あるのみ
だから、基礎水泳では初めから円運動はさせないように気をつけているのだ
練習で変な癖をつけさせてしまったら・・・それはやはり私の責任だろう・・・