ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

バラクロ13=ラットプルダウン

2015-01-31 11:53:31 | バランスクロール


いきなりな筋トレ画像ですが・・・
バランスクロールのプルの軌道が似てるというか、ほぼ同じ
しかし、このように座っておこなうのではなく(立位の画像が無かったのだ
少し後ろにさがって立ち、真上では無く斜め前でバーを握った場所から始める
腕はバラクロの入水角度40度で、肩幅で握る

これは筋トレでは無いので、一番軽いおもりでOK
バラクロ1で棒を使った練習を紹介したけど、この動作がそれ

始まりがA地点、腿まで下げた所がB地点
つまり、こういうこと↓

A地点からB地点に指先で真っ直ぐ線を引くには肘の曲げ伸ばしと脇を閉じて行くコントロールが重要

肘が伸びたまま動かすと・・・

このように深い所へ、弧を描くことになる


肘を曲げながら後方に移動・・・

手が深い所に落ちない


バラクロ6の、物体は水の動きと反対に・・・で示したが
赤い弧のラインでは水が動く反対の方向は進みたい方向では無い事が解ると思う

A地点からB地点に水を流す・・・この水流の角度が前重心を助けることとなり
足首をチューブで縛り、プルブイ無しでも足が沈まないことが可能なのだ

一方で高い位置でキャッチし下半身が下がったままこの動作をおこなっても、
斜めになった体にA地点B地点が存在するので
水流は上から斜め下へと、上半身を上げようとする働きとなり、足が上がるはずもない

更にこの状態で肘が伸びていれば・・・

赤いラインを辿る事となり更にマイナス要素が膨らむ
どちらにしても、B地点が水面から離れていることで
リカバリーに余分なゾーン(黄色矢印)が発生する

バランスクロールは、水面からA地点を省く事でフラットハイポジションを目指すクロール

だから、このようなプルの動線がマッチしているってこと

そして、表題のラットプルダウンという名の通り・・・

上から肩の高さで腕が水平になるまでは、引いてくる力
そこから腿まで下げる動作は下げる力、つまり押す力

一般のクロールではキャッチ→プル→プッシュ、という流れになるが
バランスクロールでは、
肩の真下までがプル、肩から後ろがプッシュということになる
肩まで引いてきて、腿まで押す・・・単純な事だけど、
引っ張る筋肉と押す筋肉は違う
どの場面でどこの筋肉を使っているのかを意識して動作することで必要な筋肉が育つ
赤いラインの円運動だと・・・前半が体から遠ざけようと押して、後半が体に引き戻そうと引いてくる?
う~ん、まったく反対の筋肉だね・・・
円運動の泳ぎが沁みついていると、筋肉の動きが体にそうインプットされているから、
直そうと決めたら、意識を集中してしつこくしつこく反復練習あるのみ

だから、基礎水泳では初めから円運動はさせないように気をつけているのだ

練習で変な癖をつけさせてしまったら・・・それはやはり私の責任だろう・・・





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誰でも初めは泳げない…その41

2015-01-31 10:44:52 | 誰でも初めは泳げない
イメージはT型レンチ

基礎水泳で、前の手を伸ばし、左右の肩に前後関係をつくると、カタカナの『イ』の字になるか?
という実験を・・・実験と言っても私が見本、みなさんにもして頂くだけですが(笑)
バラクロ・・・肩甲骨スライド出来ません、で記述した内容を・・・
わざと、肩を前に伸ばして肩の前後関係を作り足が下がった状態を確認、
これで、真っ直ぐ体が水面と平行になれば『イ』になれるのだが、一般人には難しく、
T字が傾いた状態になる

斜めになった『T』の-の部分を立てる、と足が浮いてくる

これを繰り返しおこない、イにはなれないからTを正しい位置に置く意識をすること

イメージとして、工具のT型レンチを思い浮かべて頂き、体に当てはめる
シャフトの部分が背骨 ハンドル部分が肩のライン

この形をイメージして頂き、リカバリーを水中でおこなう水中クロール(いわゆるドッグスイム)を
したところ、腰の位置が上がり下がることがほぼなくなった
しかし、どうしても肩を前に出してしまい、T字が維持出来ない人は足が下がっていく・・・
解っていても、体がどうしたらT字を維持できるか・・・課題だなぁ~
反復練習が有効だから、やはりT型レンチのサイドキック練習を継続していこう

誰でも初めは泳げないのだが、体のポジションというのはとても重要で
一人でバタ足が出来るようになったら、このようなポジション練習を初めから取り入れることで
無理の無い、クロールを覚えて頂けるのではないかと思う

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