山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

08北海道行: 第22日

2008-08-08 05:40:29 | くるま旅くらしの話
五城目の道の駅の一夜は、旅の疲れが出たのか、早々と眠りにつき、目覚めたのは3時半だった。相変わらず牛蛙の鳴き声は続いており、あまり良い感じではないけど、馴れてくると昔の田舎に帰ったみたいな気分になり、悪くはない気分になってくる。もう眠りは不要なので、ブログの作成に取り掛かる。毎朝の旅の間の仕事である。毎回、なるべく早く済ませようと思いながら書き始めるのだが、ついつい余計なことを書いてしまって、終始がつかなくなり、結局は2時間くらいかかってしまっている。我ながら呆れる毎日である。
ところで、今日は単なる移動日で、途中角館に寄り、味噌・醤油類を買った後、布巻き草履を作っている千葉さんを訪ねる以外は、何の予定も無いので、書くことも少なかろうと思う。
8時少し前、五城目を出発。この地では、500年間も続いている朝市があるという。どうやら今日がその日らしいけど、帰りを急ぐ方を優先することにして、パスする。しばらく走ってR7に入り、渋滞の始まった秋田市街を通り抜け大仙市方面へ。道はいつの間にかR13となっている。渋滞は終わったようだ。協和町に入り、左折してR46を少し走ると、協和町の道の駅に到着。ここで小休止して、売店などを覗く。魅力的な農産物が並んでいたが、買うのは控える。ここから角館までは15分くらいだろうか。
角館郊外にある安藤醸造元の売店で、味噌などを買う。これは相棒の役割で、自分といえば、店内の商品の試食をするばかり。しかし、その殆どが漬け物なので、試食もすぐに限界となる。後は重い荷物を運ぶだけ。我が家の約半年分のメイン調味料である。
その後は、角館の名家西の宮家の米倉の一角で、工夫を凝らした布巻き草履の製造販売をされている千葉さんを訪ねる。今日は店に出ておられるかなと、少し心配したが、大丈夫だった。2年近いご無沙汰の挨拶を交わす。お元気そうに製作に取り組まれていた。益々名人の腕は上がったようで、カラフルな布の配色やデザインに加えて、土踏まずを刺激して、足裏のツボに関わる健康に配慮した新作も商品化されていた。一度履くと虜になる草履である。自分はもう1年以上履いており、今日は新しいのをオーダーした。現在は、出来上がるまでに約1週間ほど掛かるとか。相変わらずの忙しさだった。益々のご活躍を祈りつつ千葉さんと別れ、本格的な帰途につく。
今夜は喜多方の道の駅の温泉に浸かり、旅の最後の夜を過ごす考えでいる。少し急ぐ必要があるかも知れないと考え、昼飯はおにぎりを買って、走る車の中でとなる。3時間半近く走り続けて天童の道の駅に到着。ここで大休止。しばらく仮眠。これで大丈夫。
元気を取り戻して、再び運転開始。R13を山形、上山、南陽と通過し、米沢からR121に入って喜多方に向かう。喜多方到着は18時少し前だった。まだ日があり暑さは収まっていない。風呂に行く前に、少し眠ることにする。自分よりも助手席の相棒の方が疲れて参っているようで、先に横になってしまっていた。1時間ほど休んで起き出し温泉へ。ここは18時から料金が割引となり、500円が、何と300になるのである。諸物価高騰の時代に、誠にありがたいことである。いい湯に浸り汗を流して旅の最後の夜を迎える。
明日は炎暑地獄の世界に戻らなければならない。北海道でのあの寒さは夢だったのだろうか。寒い夢を見たいものだ。
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08北海道行: 第21日

2008-08-07 06:01:55 | くるま旅くらしの話
昨夜のねぶたの興奮から目覚めて、朝になって外を見ると、そこは草むらだった。何だかキツネにバカにされて夢を見ている様な気がした。昨夜は200台以上も留まっていた車は、今は我が車以外は2、3台しか残っていなかった。しかし青森の街は、青空の下に今日の活動を開始しようとしており、昨夜の出来事は夢ではなく、明らかな現実だった。今日も暑くなりそうである。
今日は全くの帰還のための移動日である。先ずは田舎館の道の駅に行き朝食休憩の後、弘前市郊外のコインランドリーで最後の洗濯をし、知人から紹介頂いた弘前市内の造り酒屋、三浦酒造に行き、銘酒豊盃を買い、水を頂戴してから秋田方面に向かうつもりでいる。
少し混みだした青森市街を抜け、R7を弘前に向かう。五所川原への道を横に見ながら、立ちねぶたというのはどの様になものだろうなどと考えながら走っていると、お岩木の山が視界に飛び込んできた。今日は暑さのためか、朝ではあってもやや霞んだ感じだった。いつ見ても感動を覚える大きな山だ。
1時間ほどで田舎館の道の駅に到着する。早いせいか、車も人も少なかった。水を汲みトイレの処理などをする。キャンピングカーのトイレには、大別してカセット式とブラックタンクの二つがあり、カセット式はポータブルトイレと同じように、使用後に引き出しを持って行き、普通のトイレに捨てる方式である。ブラックタンク方式は専用の処理場(ダンプステーション)で処理するものである。ブラックは大型のキャンピングカーに設けられており、使い勝手は良いけど、日本国内では設備が少ないため、後の処理が難しい。我が車の場合は勿論カセット方式で、後処理のことを考えて、小用専用で使っている。従って公共のトイレに捨てても、詰まらせて迷惑をかけることはないと思っている。(朝からトイレの説明でした)
一段落したあと、相棒が黒石市郊外の温泉郷にある津軽こけし館の傍に、古布などを扱っている店があり、そこに行きたいと言うので、向かうことになった。しかし行って見ると、お店は休みの様で、閉まっていた。ねぷたの期間なので、臨時休業なのかもしれない。残念。引き返して、コインランドリーへ。此処へは二度目の来訪である。とにかく暑い。洗濯が終わるまでの1時間半の間、近くのホームセンターなどを覗いて涼を分けて貰う。パークゴルフの用品はないかと見たのだが、北海道ならどこのホームセンターにでも置いてあるものが、ここには一つも無かった。改めて内地なのだと思った。
洗濯が終わり、弘前市内の三浦酒造さんへ。少し迷って到着。ドアを開ける前に、オカミさんからカイヨウさんのお知り合いの方では?と声を掛けられた。入って来たキャンピングカーを見られて直ぐに判られたらしい。その後はお茶などを頂戴しながら、ここを紹介知人の話やくるま旅の話となり、お酒を買うのも水を汲むのも忘れての歓談となった。オカミさんも相棒も話好きである。その後オカミさんに、酒蔵の中をご案内頂き、酒の出来上がる迄の工程を丁寧にご説明頂き、感動した。我々には計り知れないご苦労があるようである。新酒は1~2月ということで、雪の季節でもあり、旅車での来訪が叶わぬのを残念に思った。絞る前の酒や絞りたての酒を一口で良いから、死ぬまでに一度は味わってみたい。こちらに来れば、その夢が叶いそうだ。嬉しい出会いである。
酒造り用の美味しい水をたっぷり汲ませて頂き、又銘酒豊盃を手に入れることができ、感謝と満足感に満たされながら、三浦酒造さんを後にする。
この後は一路R7を秋田方面に向かうだけ。途中気に入った道の駅に泊まり、明日は角館により買い物などを済ませて、更に南下を続ける予定。とにかく暑い。給油を済ませた後、道の駅:弘前で野菜などを買い、遅い昼食を木陰のある道の駅:矢立峠でとろうと急ぐ。矢立峠でそうめんを茹でて食べ終えて時は、16時近かった。
日差しは一向に弱まらない、大館を過ぎ、鷹巣からR105に入り、森吉でR285へ。上小阿仁の道の駅も良かったが、まだ日差しが強いため、一つ先の五城目町の道の駅に、今夜はお世話になることにした。
五城目の道の駅到着は18時少し前。まだ西日が強い。とにかく今日はここに泊まらせて頂くことにする。なかなか良い場所だ。前にある沼の中で何匹かの牛蛙の鳴き声が気になるが、偶にはこのような子守歌も良いかも知れない。この分だと、明日も晴れて暑くなりそうだ。寒かった北海道の日々が、次第に恋しくなり出している。
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08北海道行: 第20日

2008-08-06 07:16:30 | くるま旅くらしの話
北海道を離れる日が来てしまった。今日も快晴である。東大沼キャンプ場は緑の林に囲まれていて、駒ヶ岳は見えないけど、湖の水面は鏡のように平らで動かず、そこから淡い陽炎のような霧が浮かんで、幻想的な風景だった。
一番のフェリーで大間に渡ることにしている。出発の準備をしている内に6時半となった。
林の中の湖畔を走る道路をしばらく走ると、駒ヶ岳を眺望できる展望所があったので、車を停めて写真を撮りに行く。大きなそして火山の凄まじさを如実に示す駒ヶ岳の姿が眼前に広がっていた。何度も北海道に来ているけど、なかなか駒ヶ岳の全景が見られるのは少なく、ここからこの様な駒ヶ岳を見るのは初めてだった。感動した。
R5に入り、函館新道を通って市街に入り、フェリー乗り場へ到着。出航までに2時間ほどあるので、この間に車の中で朝食。朝食の後、新しくなったフェリーターミナルを見物に。去年は出来たばかりで、未整備の箇所も多いように感じたが、今年は落ち着いてそれらしくなっていた。ターミナルの横には間もなく出航する青森行きの高速フェリーが準備を完了して、停まっていた。一万トンというから、我々の乗る大間行きフェリーの8倍もある巨大さだ。その巨体で、大間まで行くのと同じ時間で青森まで行ってしまうというのだから驚きである。しかし我々は大間のコースが無くなるまでは、高速船は乗らないだろうと思う。最近はスピードの速いものには、あまり魅力を感じなくなって来ている。それでも珍しいので、出航時の写真を何枚か撮った。
TVなどを観ている内に時間はあっという間に過ぎ、出航の時刻となった。フェリーに乗り込む車も人も多くはない。往路と同じような状況だった。内地に戻る旅車は1台も無いのは、言うまでもない。
フェリーの中では、相棒は専ら写真を撮りにうろつき、自分と言えば友人にメールを打った後は、ゴロ寝で時を過ごす。10時40分、予定時刻通りに大間に到着する。暑い。
今日の予定は、青森・弘前方面に向かって走り、あわよくば今行われている「ねぶた」か「ねぷた」を見物するつもりでいる。まずは、いつものように横浜の道の駅を目指す。暑いのは覚悟しているけど、関東エリアはこの辺とは比べることはできないのだろう。むつ市辺りの気温は28℃くらいだった。
横浜の道の駅で、いつものようにホタテコロッケを買う。相棒は弁当を買って食べたが、自分はトウキビを買い、それを茹でて食べることにした。厳しい日射の中で湯がくという作業は、邪道だとは思ったが、食べたいものを、食べたい時に食べるためには、邪道も取り入れなければならない。
横浜を出た後は、ひたすら青森市街を目指す。暑いけど窓を開けると風が心地よい。15時過ぎ青森市中心部到着。ねぶたの関係なのか道は混んでいた。駐車場を探すけど皆無である。海側の方を回ったのだが、全く受け入れ拒否の感じで、だんだん腹が立って来た。諦めて弘前に向かおうとして、R7を走りかけたら、海とは反対側に乗用車ね駐車場の案内板を発見。それを辿って行くと、大きな臨時駐車場があった。やれやれ、これで相棒のねぶたを見たいという、長年の願望も叶えられるだろう。ありがたいことに、案内の人の話では、ここに泊まっても良いということだった。
祭りの始まりは19時からで、終わりは21時頃の予定とか。時間があるので一眠りすることにした。その間に相棒は下見に行き、観覧席の当日券を手に入れてきたとのこと。自分はフリーに見物して、飽きたら車に戻って寝るだけなのでその様なものは初めから無用なのである。
やがて時間が来て、祭りの会場へ。イヤー物凄い人出である。ねぶた祭りは、2日から始まり7日まで行われるが、今日はその4日目を迎え、佳境に入ったようである。観覧席に座った相棒と別れて、出番を待っているねぶたの山車や太鼓などをカメラに収める。やがて開始時刻が来て、合図の花火が上がり、太鼓と笛や鉦の音が一斉に鳴り響き出した。ラッセ、ラッセの掛け声に身に付けた鈴の音が喧しく鳴り渡りだした。巨大なねぶたの。灯りを点した張りぼて武者人形が、まるで生きているように、夜の闇に浮かび上がりうごめく様は幻想的で、東北のこの地方に住んで来た人たちの深奥の思いとエネルギーを感じさせるものがある。ねぶたのことは、書けば切りがないので、ここではこれ以上は止めにする。とにかく相棒が十二分に満足して良かったことと、太鼓などの強烈な音で自分の耳がおかしくなり、車に戻ってもしばらく良く聞こえない状態だった。何はともあれ、久々の祭りに浸った一夜だった。夜は駐車場泊まりだったが、すぐ傍を走るJRの列車の音も気にならずの爆睡
だった。
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08北海道行: 第19日

2008-08-05 06:23:56 | くるま旅くらしの話
恵山の早朝の様子も知らず、車の中でブログの原稿を書いていたら、何となく外が明るくなって来たので、ドアを開けて見ると、とんでもない快晴の空になっていて、今丁度岬の左手の恵山の山裾から、太陽が上る直前だった。北海道に来てから、これほどの快晴は初めてだ。別海での晴れが1日あったけど、今日の快晴には及ばない。毎日猛暑にうんざりしている内地の人たちには、何のことかと思われるに違いないけど、北海道ではほんとの話なのである。
ブログを書くのを止め、外に出て日の出をカメラに収める。久しぶりの日の出は、神々しく見えた。昨日の大雨洪水警報が嘘のように思える。短時間の大自然の造作のパワーには人間の知恵など遠く及ばない。
どういうワケなのか、相棒は日の出だと声を掛けても、起き出さない。カメラを慌てて抱えるよりも、惰眠を貪る方を夢うつつの中で選んだのであろう。ブログの続きを完了させる。
今日は、今年の北海道での最後のパークゴルフを、渡辺さんにご指導頂きながら楽しみ、その後もう一度函館の温泉に入って汗を流し、最後の夜を東大沼のキャンプ場で過ごすことにしている。
パークゴルフは9時からの予定だったが、暑くなりそうなので、少し早めにしましょうという渡辺さんの提案に賛同して、ゴルフ場に向かう。相棒は今日はパークはせず、パークの様子を写真に撮るなどした後、車に戻ってのんびり過ごすとのこと。どうぞ、ご自由に。
パークゴルフ場には既に何組かのパーティがプレーを開始していた。渡辺さんの話によると、熱心な人は毎日4ラウンド以上も回るという。市民は70歳以上はパークゴルフと温泉は無料だというから、羨ましい限りである。我が家のある守谷には、パークゴルフ場も温泉も無く、年金暮らしだというのに、高い税金をとられ、滅多に医者など掛からないのにべらぼうの高額の健康保険料をとられて、まるで病院通いの人たちのために、無理やり高額の寄付を強いられている感じだ。オマケに、旅の途中だというのに、ガソリンは2度も値上がりしている。恵山の方たちとは、同じ国に住みながら、どうしてこのような不公平がまかり通るのだろうか。解せない。パークを始める前に愚痴るのは良くないのは解っているけど、やめられない。
恵山のパークゴルフ場は18ホールだけど、起伏に富んだ芝の良く整備されたコースである。特にグリーンは本物のゴルフのグリーンに近いほど丁寧に刈り込んである。その分ラフとの差が大きく、ラフに捕まると大ごととなる。
渡辺さんのコースの解説やショットの狙い所などの丁寧なご指導を頂きながら臨んだのだが、結果はことごとくご指導を裏切ることになり、誠に申し訳けありません。午前中に54ホールを回り、今年の北海道でのパークゴルフは終わった。最高の天気に恵まれ、渡辺さんと一緒に心ゆくまでプレーを楽しめたことが何よりも嬉しい。渡辺さんありがとうございました。
パークを終え車に戻ると、相棒が昼食の用意をしてくれていた。レトルトのカレーライス。軽くビールを一杯やって喉の渇きを癒やした後は、鼾をかいての午睡となる。
15時少し前スッキリ目覚めて、出発の準備に取り掛かる。今日の温泉は函館市内のを考えていたのだが、相棒がもう一度東大沼温泉の留の湯に入りたいというので、予定を変更する。渡辺さんに別れの挨拶をする。奥さんも居られていてよかった。来年の再会を約して出発。
R278を北上して、鹿部から道道に入って間もなく東大沼温泉留の湯へ。照りつける太陽が眩しい。でもさほどに暑さを感じないのは、湿気が少ないからなのか。
いつもの安政の湯に入る。今日も100%借り切りで、柔らな湯を楽しんだ。満足して車に戻り、出発しようとすると、宿の係りの人らしい女性が近づいて来たので、何だろかと訊くと、どうやら入浴料を払ったかどうかの確認らしい。入り逃げなどがあるのかと思った。それにしても、我々がその対象になったとは驚いた。この小さな、しかし我々にとっては幻滅不愉快な出来事は、今まで留の湯に抱いていた好感を一挙に真っ黒にするものだった。話した人は一見女将らしきひとにも見えたが、申し訳ないという言葉も態度も全くない感じで、もし女将なのであれば、明らかに失格だなと思った。たかが立ち寄り湯の客と見くびること勿れ、と言いたい。これからは安政の湯は諦めなければならないなと思った。
東大沼キャンプ場は思ったよりも多くのキャンパーがテントを張っていた。夏休みなので家族で湖畔の林の緑を楽しみに来られているようだ。誰か知り合いの車は居ないかと、駐車場を回ってみたが、誰もここには碇を下ろしては居ないようである。
久しぶりにジャガイモの味噌炒めを作り、一杯やって今年最後の北海道の夜を迎える。
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08北海道行: 第18日

2008-08-04 06:21:13 | くるま旅くらしの話
昨夜来の雨降り止まず、朝になっても一向に天気の回復は望み薄の空模様だった。今日は移動日を予定しているが、途中雨が上がったら、どこかでパークゴルフをして、函館のレンガ街で買い物をした後、湯の川温泉に立ち寄り湯をし、今夜は恵山の道の駅に泊まる考えでいる。そして明日は北海道最後のパークゴルフを、恵山のコースで渡辺さんに指導頂きながら楽しみたいと思っている。
真狩を8少し過ぎに出て、いつものように真狩湧水を汲む。相変わらずペットボトルやポリタンク持参の水汲みの人たちで混んでいた。水を汲んだ後は、ニセコの道の駅へ。
いつも何台かの旅の車が泊まっているのだが、今日は見当たらなかった。皆さん道南を通過して、道北や道東方面に向かわれるのかも知れない。我々は帰路についており、寂しい思いを拭い得ない。地元の野菜を売るコーナーで、何種類かの野菜を買った。
空模様は悪化傾向で、霧雨は本降りに変わり出したようだ。R5を南下し、蘭越の道の駅で米を買う。蘭越米は、北海道のブランド米の一つのようだ。持参した米も在庫が少なくなっている。雨の中を更に走り続けて、黒松内の道の駅で昼食休憩。本当はここで、隣接するパークゴルフ場で、プレーを楽しむつもりだったのだが、この雨と風ではとても無理である。
黒松内の道の駅は、パンとハム、ソーセージや酪農品の販売で名を知られている。相棒はそれらを求めていたが、自分は地元産の掘りたての男爵イモがあったので、それを茹でて食べることにした。30分ほど掛かってお昼の準備完了。方やジャガイモ、方やパンという、バラバラの昼食メニューである。同じ者を無理して食べることはない。北海道のジャガイモは、少し早めの収穫ではあってても、やっぱり美味かった。ジャガイモ大好き人間である。
雨は依然降り止まず、パークゴルフのことはすっかり諦めて、函館での買い物に向かう。途中、長万部で名物のカニめしをゲット。これはカニ大好き人間の相棒の今年最後のご馳走である。自分と言えば、この先の森町のイカめしを、同じ理由でゲットすることにしている。八雲を過ぎ、森町にかかる頃には猛烈な降りとなった。道路情報表示板には、大雨洪水警報発表中とあった。スピードを落とし慎重に走る。JR森駅に寄り駅弁のイカめしを求めたが、あと20分待たないとダメだと言う。そんなことは出来ないので、諦めてパス。森町の道の駅で休んで、雨のおさまるのを待つかと行ったのだが、駐車場は満杯状態なので、ここもパス。森町は町長さんが逮捕されて大騒ぎのようだが、洪水警報が出るほどの涙雨は止めて貰いたい。
七飯町から函館新道に入り、一気に函館市街へ。この無料の高速道路は、いつまでもそうあって欲しいものだ。七飯と国縫間がつながらないよう、大いに願っている。有料になったら、滅多に走らないと思う。
レンガ街のいつもの駐車場に行ったら、何と「キャンピングカー駐車場お断り」 と書かれている。図体のデカい車は、扱いが面倒なのでお断りということらしい。何だか無性に腹が立った。今日は倅に頼まれたものを買うためわざわざ来たのだが、この扱いは何だ!!これからはここでの買い物は一切お断りだ、と思った。函館駅前の市場もレンガ街も、二度と足を踏み入れることはないことにしようと、堅く決心した。
不愉快な気分でそこを離れた後は、湯の川温泉に立ち寄り湯をする。湯元啄木亭という立派な老舗のホテルだったが、従業員の皆さんの対応も素晴らしく、温泉も又素晴らしかった。温泉は11Fにあって眺望は素晴らしく、函館市街が一望できる。今日は残念ながら雨が邪魔をしてダメだけど、晴れた日なら、温泉と合わせた恵みの景観となるに違いない。腹立ちもすっかり消え、満足気分で車に戻り、恵山に向け出発。
R278は、所々海霧が押し寄せて来て、寒そうな景色が続いていた。幾つかトンネルを潜って、やがて道の駅に近づく頃、何と久しく見たことの無かった恵山の山貌が目に入ったので驚いた。いつも雲の中にあって見れなかったのである。天気は回復するのかなと思った。
今夜も渡辺さん宅にお邪魔し、すっかりご馳走になってしまった。明日のパークゴルフが楽しみである。何としても晴れて欲しい。まだ1日しか晴れた日は無いのである。せめて雨だけでも、パークゴルフが終わるまでは降らないづ欲しい。
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08北海道行: 第17日

2008-08-03 07:33:28 | くるま旅くらしの話
昨夜は、桜木さんご夫妻との話が弾んで、時の経つのを忘れたのだが、今日は、隣接するパークゴルフ場でご一緒にパークゴルフを楽しみましょうということになったのだったが、起きて見れば雨降りで、予報ではこれから益々酷くなるとのことである。残念だけど、パークゴルフは諦めることにした。それにしても、今年の夏の北海道の気候は、異常というしかない。もう旅に出て17日めになるというのに、晴れた日はたったの1日だけ。Tシャツや短パンも履けない寒い毎日の連続で、一昔前の北海道の夏とは、大分に違った気候となってしまった感じがする。
というわけで、パークゴルフを諦め、朝食の後桜木さんご夫妻と少し歓談する。9時頃桜木さんご夫妻と来年の再会を願いつつお別れする。桜木さんには、立派なメロンなどのお土産まで頂戴し、恐縮の至りである。ありがとうございました。
我々も間もなくして出発と相成る。先ずは少し離れた所にある、道の駅:千歳サーモンパークに向かう。今日はそのあと苫小牧に出て、R36を室蘭に向かい、室蘭から先は洞爺湖温泉で湯に浸かった後、羊蹄山周辺の道のに厄介になる予定で、全くの帰還モードになっている。
R337を30分ほど走って千歳の道の駅に到着。ここでの目的は給水である。千歳は全国でも有数の優れた水に恵まれた町と聞く。その自慢の水を少し分けて頂き、タンクを満たす。広い駐車場の中には、何台かのキャンピングカーも留まっていた。その中に同郷のつくばナンバーの車があり、守谷在住の小西さんと同じ型の車なので、相棒に確認して貰ったのだが、なかなか戻って来ない。行ってみると、小西さんではなく、古河市在住の方だった。明日のフェリーに乗るため、ここで待機されておられるとのこと。
水を汲み、古河の方とも別れて、少し霧の出でかかっている千歳を後にして、苫小牧方面に向かう。途中苫小牧郊外の宇佐美で、早めの給油をする。またもや価格が上がり、天井知らずの酷さである。こんなことでは、年金暮らしの者には、もう車旅は出来なくなってしまうのではないか。そうなったら、自転車か歩きの旅に切り替えなければならないが、体力的に無理だから、結局は在宅で早めのボケを辿るしかないことになる。内閣改造などして、風船に綺麗ごと風の空文句を掲げるのはほどほどにして、とにかく一日も早く石油価格や物価上昇に歯止めを掛けて貰いたいものだ。政治家の危機感は甘いように思う。個人と政党組織とのギャップが大き過ぎる。
給油が終わる頃から、苫小牧辺りは濃霧の世界となった。気温も急に下がり、とても夏とは思えない天候である。あまり視界の利かない中をヘッドライトを灯して走る。白老に入る頃には霧はなくなったが、本降りの雨で、海も山も雨にけぶって、ドライブの楽しさは皆無の景観である。
室蘭からR36は、いつの間にかR37になる。ずっとR36が続くのかと油断していると、わけのわからない室蘭の市街地に入らされてしまう。今回も危うく同じ手口に引っかかりそうになった。同じ道なのだから、何も分ける必要は無いのではないかと思う。雨の中の室蘭は不気味な街に見えた。
室蘭をパスして、伊達の道の駅で昼食休憩。雨ばかりか風までもが強くなってきた。道の駅に隣接した広島では何か夏祭りのイベントが開かれていたようだが、この風雨では、やる側も見る側もたいへんだなと思った。それでもかなりの車が来ていて、広い駐車場は混み合っていた。
祭りを覗きに行った相棒を無視して、売店で買ったトウキビを茹でて昼食とすることにした。丁度茹で上がった頃相棒が戻ってきた。カンの良い人ではある。トウキビを食べた後は少し午睡。14時に起こすように頼んだのに、目覚めた時は10分オーバーだった。鼾をかいて眠っていたので、起こしにくかったらしい。何やらブツクサ言っているので目覚めたのだが、寝ている間にブログの投稿を読んでいてパークゴルフについての記事の誤りに気づいて、思わず何やらの非難コメントを口にしたらしい。目覚めたばかりのボケ頭に何度も繰り返すので、有り難さよりも腹が立つ。
伊達を出発した後は、昭和新山の横を走るR453に入り、壮瞥の道の駅手前から左折して道道に入り、洞爺湖温泉街に。相変わらず雨降りは続いている。湖の水も波立ち中島も霧に霞んでいる。
トーヤ温泉ホテルの日帰り湯に入る。ぬるめの湯だけど良く温まり、風呂から出た後も汗がなかなか止まらなかった。昼間の入浴の筈なのに、辺りはすっかり夕方の雰囲気だった。いい湯だった。
温泉を出たあとは、R230に入り途中新しくできた道の駅:とうやに寄り、野菜などを買う。サミットで大騒ぎに巻き込まれた洞爺湖近辺の町や村も、元の平静さの中に時間が流れていた。
今日の宿は真狩の道の駅と決め、ルスツの道の駅手前で左折して道道を少し走ると、間もなく到着。今回2度目の泊まりである。雨は降り止まず、暗い夜を迎える。

※お恥ずかしいことに、前回の訂正記事を又々間違えてしまいました。②の18ホールのパーが33とあるのは、66の誤りです。これで、如何に数字に弱いかが明白になりました。今後は、数字に関することを偉そうに述べることは、控えることを心掛けます。
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投稿記事の訂正とお詫び

2008-08-02 17:42:17 | くるま旅くらしの話
08北海道行:第15日の記事の中で、パークゴルフの基本的なルール等について、勘違いをして誤ったことを書いてしまいました。以外のように訂正して、お詫び申し上げます。

①「3人1組でプレーをし、72ホール」と書きましたが、正しくは72ではなく「36ホール」です。
②「パークゴルフは1ラウンド36ホール」ではなく、「18ホール」が正しい。18ホールのパーが33となっています。
③「72ホールでは132」ではなく、「36ホールで132」が正しい。
どういう訳なのか、うっかりとんでもない間違いを書いてしまい、相棒に指摘されるまで気づきませんでした。誠に汗顔の至りです。失礼いたしました。
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08北海道行: 第16日

2008-08-02 06:59:07 | くるま旅くらしの話
《昨日は作成した原稿を投稿するのを忘れてしまい、失礼しました》

忠類の朝は、明け方から時々雷鳴轟いて、強い雨が断続的に車の天井を叩いて、穏やかならぬ天の機嫌だった。今日は忠類を立ち、天馬街道(R236)を経て、静内のコインランドリーで洗濯を済ませ、その先行ける所まで行って泊まることにしている。
まだまだ滞在するという皆さんに見送られて、名残を惜しみつつ別れを告げる。大樹の町を過ぎて、天馬街道へ。大樹の町を流れる歴史舟川に架かる橋を通る時には、今年は来れない旅の友今北さんのことを思い起こした。歴舟川は砂金掘りで有名であり、今北さんはその砂金掘りに熱中しておられる。今年は砂金掘り用の板をくり抜いた道具を自ら作られていたのだが、事情があり、旅を断念されている。天馬街道を峠に向かう頃は本降りの雨となった。
天馬街道沿いにはたくさんの牧場が点在しているが、圧倒的に馬を飼う牧場が多い。今日は雨のせいなのか、馬たちの姿はあまり見られなかった。所々見掛ける馬は、今年生まれて間もないような、可愛いい子馬が多かった。
浦河からR235に入り、海沿いの道を走り続ける。途中三石の道の駅で少々休憩の後、しばらく走って静内のコインランドリーに着いたのは、正午少し前だった。雨は途中から止み始めた感じがした。相棒は早速洗濯へ。自分と言えば昼食当番で、相棒希望のうどんを作ることになった。とにかく暑さとは無関係の日が続いており、久しぶりに温かいうどんで体を暖めようというわけである。近くのスーパーへ買い出しに。茹でうどん、油揚げの他豆腐やバナナなでもついでに買う。
車に戻り、まずは油揚げを甘辛醤油で煮付ける。薬味のネギを刻んだ後、お湯を沸かしてうどんをいれ、再沸騰するまで温め、火を止めてうどんを丼に入れ、具の油揚げを載せ薬味をたっぷり振り掛け、お湯を注いだあと、最後に麺つゆを適当に注いで出来上がりである。丁度出来上がる頃に、一段落した相棒が戻ってきた。コインランドリーはかなりの混み具合で、特に乾燥機を使う人が多いとか。うどんの方は久しぶりなのか、好評だった。
洗濯終了13時25分。やれやれである。近くにある新冠温泉、レ・コードの湯に入ることにして出発。5分ほどで到着。丘の上にあって、とても眺めの良い所だ。温泉の露天風呂からも、霧にまぶされた噴火湾の海が望見できた。サウナなどにも入って、借りきり状態の温泉を楽しむ。こんな時間に温泉に入るのは、やはり普通ではないのかなと、ちょっぴり我が身の有り難さに感謝した。相棒もこの温泉に一度は入りたいという念願が叶って満足気だった。
レ・コードの湯を出た後は、札幌郊外長沼町にある道の駅:マオイの丘に行くことにして、一路苫小牧方面を目指す。実は昨夜、以前琵琶湖近くのマキノピックランドで開催されたHMCCの全国大会でお会いした、札幌在住の桜木さんからお電話を頂き、もしかしたら今日マオイの丘辺りでお会いできるかもしれないことになっているのである。昨夜はパークゴルフに疲れて、電話を知らず、相棒が応対して失礼してしまった。先ほど静内で電話して、夕方に再度連絡を取り合うことになっている。
今日の噴火湾は土色に濁っている。さほど海が荒れているわけでもないのに、どうしたのだろうと思ったら、どうやらそれは流れ込む川のせいらしい。日高山脈一帯にかなりの雨が降ったらしく、どの川も濁流を海に流していた。苫小牧には思ったよりも早く着き、マオイの丘にも17時前には着きそうである。途中桜木さんから電話を頂き、18時頃にマオイの丘にお越しになるということになった。旅先でこのような形でお声を掛けて頂けるのは、本当に嬉しくありがたい。
マオイの丘には、予想時刻通りに到着。農産物の店が閉まらない内に、急いで野菜類を買う。そのあと、マオイ(=馬追)の名水というのを汲みに行く。再び道の駅に戻り、夕食の準備が終わりかけた頃、桜木さんご夫妻がお見えになられた。懐かしいお二人の顔があった。
嬉しい挨拶を交わす。桜木さんはキャンピングカーで来られて、今夜はここにお泊まりになるというので、嬉しさは層倍した。
さあ、そのあとの楽しい歓談のことは、書くのは止めよう。時間の過ぎるのにも気づかず、23時過ぎまで話は尽きなかった。まだまだ話は続くのだが、一応お開きとなる。桜木さんご夫妻とお会いするのは、二度目なのだが、もう長年の知己のような親近感が定着した感じである。
そのあとはたちまちの爆睡となる。
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08北海道行: 第15日

2008-08-02 04:50:53 | くるま旅くらしの話
昨日、知り合いの方たちにちょっと寄って挨拶をして、すぐにお別れしようと思っていたのだが、懐かしい知人の皆さんにお会いして、とても直ぐにお別れするわけにはゆかない気分にならされて、今日はもう一度ここに泊まってパークゴルフをやる気になってしまい、朝から練習に飛び出すこととなってしまった。
忠類村は、平成の大合併で、幕別町となったが、合併の前からもパークゴルフが盛んな所で、特に旅の人など町以外からやって来るパークゴルフ好きの人たちを温かく歓迎してくれる所で、毎年大勢の人が訪れている。新たにパークゴルフを始めようとする人は、ここに来るのが一番である。いつもたくさんの滞在プレイヤーがいて、親切丁寧に指導してくれる、ありがたい場所である。外来のパークゴルフ愛好者に、これほど前向きで対応してくれる町は、たくさんのパークゴルフ場を持つ北海道と雖も、ここしかないのではないか。
朝一番で、伊東さんのご指導を受ける。ティーショットで高く上がる玉を打ちたいのだが、どうしてもそれができない。伊東さんにその基本を教わりながら、トライを続けた。途中から、高いボールを打つ名人の森さんもご一緒してくれて、細かいアドバイスを頂いた。その成果が少しずつ出だして、時々上がる玉を打てるようになってきた。嬉しい。
9時半から有志が集まってゲーム感覚の小コンペのようなものを行うという。伊東さんのお勧めもあり、初心者ながら、思い切って参加させて頂くことにした。3人1組でプレーをし、72ホールを回ったスコアの結果をもって、新たに籤でペアを作り、その二人の合計スコアでコンペの成績順位を決めるのである。個人のスコアは120で打ち切りとなるので、それ以上の悪いスコアでも120打という計算になる。パークゴルフは1ラウンド36ホールのパーが66だから、72ホールでは132となり、パープレイでは打ち切りのレベルとなってしまう。たいへんハイレベルのコンペだ。
とにかく懸命にやって、迷惑を掛けないように努めた。スコアなど考えず、とにかく同伴者の足を引っ張らないように心がけた。しかし時々欲が出てきて、思いとは逆の結果に痛めつけられた。つくづく人間とは欲深いものだなと思った。しかしその欲がなかったら生きていてもつまらなくなってしまう。迷いと反省を繰り返しながら、ようやく72ホールが終了。ベストの方は、100を切っている。男性の大半は110以下で、女性の方もその中に混ざっている。120以上の人は僅かである。自分といえば、116と辛うじて打ち切りを免れたところである。ヤレヤレ。
午後からもう一度やるというので、それにも参加することにして、車に戻る。
さて、その午後のプレーだが、ラッキーなことに、手塚さんという道内でも最高の実力者の方とご一緒できることになった。伊東さんの話では、手塚さんはこのエリアの大会で何度も優勝されていて、おそらく日本一の実力者ではないかということだった。そのような方とご一緒できるというのは、パークゴルフがどのようなものかを学ぶ絶好のチャンスである。
いやあ、手塚さんから学ぶことは多かった。まずパークゴルフを心から楽しんでおられる。少しも力まない自然体のスイングで、軽々とボールを打っておられる。ボールを上げるの転がすの、などというこだわりなど何も無い。自由自在なのだと思う。コースの状況に合わせて、自在のパークゴルフを楽しんでおられるように思った。時にミスをされることもあったが、自分のように、大声を上げてわめくようなことはなく、淡々とそのミスを楽しんでおられる感じがした。一流という人物に対する評価があるが、手塚さんは正にパークゴルフを通して一流の人物であると思った。
午後の成績は午前中より悪くなり、119と打ち切りスコアをたった1点クリアしただけだった。しかしスコアや順位のことなどどうでもよく、手塚さんとご一緒したことが最高の勉強になった。パークゴルフのことは、古稀を迎えたら一つ打ち込んでみようかと考えていたが、もっと早く始めてもいいのではないかという気持ちが湧いてきた。茨城県にはたった6ヵ所しかパークゴルフ場がないが、近くの所に行ってみたいと思った。
とにかく今日はパークゴルフ漬けの1日だった。万歩計は26000歩を超えており、今までの歩き不足を一挙に解消し、久しぶりの爆睡となった。
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