山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

08北海道行: 第18日

2008-08-04 06:21:13 | くるま旅くらしの話
昨夜来の雨降り止まず、朝になっても一向に天気の回復は望み薄の空模様だった。今日は移動日を予定しているが、途中雨が上がったら、どこかでパークゴルフをして、函館のレンガ街で買い物をした後、湯の川温泉に立ち寄り湯をし、今夜は恵山の道の駅に泊まる考えでいる。そして明日は北海道最後のパークゴルフを、恵山のコースで渡辺さんに指導頂きながら楽しみたいと思っている。
真狩を8少し過ぎに出て、いつものように真狩湧水を汲む。相変わらずペットボトルやポリタンク持参の水汲みの人たちで混んでいた。水を汲んだ後は、ニセコの道の駅へ。
いつも何台かの旅の車が泊まっているのだが、今日は見当たらなかった。皆さん道南を通過して、道北や道東方面に向かわれるのかも知れない。我々は帰路についており、寂しい思いを拭い得ない。地元の野菜を売るコーナーで、何種類かの野菜を買った。
空模様は悪化傾向で、霧雨は本降りに変わり出したようだ。R5を南下し、蘭越の道の駅で米を買う。蘭越米は、北海道のブランド米の一つのようだ。持参した米も在庫が少なくなっている。雨の中を更に走り続けて、黒松内の道の駅で昼食休憩。本当はここで、隣接するパークゴルフ場で、プレーを楽しむつもりだったのだが、この雨と風ではとても無理である。
黒松内の道の駅は、パンとハム、ソーセージや酪農品の販売で名を知られている。相棒はそれらを求めていたが、自分は地元産の掘りたての男爵イモがあったので、それを茹でて食べることにした。30分ほど掛かってお昼の準備完了。方やジャガイモ、方やパンという、バラバラの昼食メニューである。同じ者を無理して食べることはない。北海道のジャガイモは、少し早めの収穫ではあってても、やっぱり美味かった。ジャガイモ大好き人間である。
雨は依然降り止まず、パークゴルフのことはすっかり諦めて、函館での買い物に向かう。途中、長万部で名物のカニめしをゲット。これはカニ大好き人間の相棒の今年最後のご馳走である。自分と言えば、この先の森町のイカめしを、同じ理由でゲットすることにしている。八雲を過ぎ、森町にかかる頃には猛烈な降りとなった。道路情報表示板には、大雨洪水警報発表中とあった。スピードを落とし慎重に走る。JR森駅に寄り駅弁のイカめしを求めたが、あと20分待たないとダメだと言う。そんなことは出来ないので、諦めてパス。森町の道の駅で休んで、雨のおさまるのを待つかと行ったのだが、駐車場は満杯状態なので、ここもパス。森町は町長さんが逮捕されて大騒ぎのようだが、洪水警報が出るほどの涙雨は止めて貰いたい。
七飯町から函館新道に入り、一気に函館市街へ。この無料の高速道路は、いつまでもそうあって欲しいものだ。七飯と国縫間がつながらないよう、大いに願っている。有料になったら、滅多に走らないと思う。
レンガ街のいつもの駐車場に行ったら、何と「キャンピングカー駐車場お断り」 と書かれている。図体のデカい車は、扱いが面倒なのでお断りということらしい。何だか無性に腹が立った。今日は倅に頼まれたものを買うためわざわざ来たのだが、この扱いは何だ!!これからはここでの買い物は一切お断りだ、と思った。函館駅前の市場もレンガ街も、二度と足を踏み入れることはないことにしようと、堅く決心した。
不愉快な気分でそこを離れた後は、湯の川温泉に立ち寄り湯をする。湯元啄木亭という立派な老舗のホテルだったが、従業員の皆さんの対応も素晴らしく、温泉も又素晴らしかった。温泉は11Fにあって眺望は素晴らしく、函館市街が一望できる。今日は残念ながら雨が邪魔をしてダメだけど、晴れた日なら、温泉と合わせた恵みの景観となるに違いない。腹立ちもすっかり消え、満足気分で車に戻り、恵山に向け出発。
R278は、所々海霧が押し寄せて来て、寒そうな景色が続いていた。幾つかトンネルを潜って、やがて道の駅に近づく頃、何と久しく見たことの無かった恵山の山貌が目に入ったので驚いた。いつも雲の中にあって見れなかったのである。天気は回復するのかなと思った。
今夜も渡辺さん宅にお邪魔し、すっかりご馳走になってしまった。明日のパークゴルフが楽しみである。何としても晴れて欲しい。まだ1日しか晴れた日は無いのである。せめて雨だけでも、パークゴルフが終わるまでは降らないづ欲しい。
コメント
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