山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

08北海道行: 第22日

2008-08-08 05:40:29 | くるま旅くらしの話
五城目の道の駅の一夜は、旅の疲れが出たのか、早々と眠りにつき、目覚めたのは3時半だった。相変わらず牛蛙の鳴き声は続いており、あまり良い感じではないけど、馴れてくると昔の田舎に帰ったみたいな気分になり、悪くはない気分になってくる。もう眠りは不要なので、ブログの作成に取り掛かる。毎朝の旅の間の仕事である。毎回、なるべく早く済ませようと思いながら書き始めるのだが、ついつい余計なことを書いてしまって、終始がつかなくなり、結局は2時間くらいかかってしまっている。我ながら呆れる毎日である。
ところで、今日は単なる移動日で、途中角館に寄り、味噌・醤油類を買った後、布巻き草履を作っている千葉さんを訪ねる以外は、何の予定も無いので、書くことも少なかろうと思う。
8時少し前、五城目を出発。この地では、500年間も続いている朝市があるという。どうやら今日がその日らしいけど、帰りを急ぐ方を優先することにして、パスする。しばらく走ってR7に入り、渋滞の始まった秋田市街を通り抜け大仙市方面へ。道はいつの間にかR13となっている。渋滞は終わったようだ。協和町に入り、左折してR46を少し走ると、協和町の道の駅に到着。ここで小休止して、売店などを覗く。魅力的な農産物が並んでいたが、買うのは控える。ここから角館までは15分くらいだろうか。
角館郊外にある安藤醸造元の売店で、味噌などを買う。これは相棒の役割で、自分といえば、店内の商品の試食をするばかり。しかし、その殆どが漬け物なので、試食もすぐに限界となる。後は重い荷物を運ぶだけ。我が家の約半年分のメイン調味料である。
その後は、角館の名家西の宮家の米倉の一角で、工夫を凝らした布巻き草履の製造販売をされている千葉さんを訪ねる。今日は店に出ておられるかなと、少し心配したが、大丈夫だった。2年近いご無沙汰の挨拶を交わす。お元気そうに製作に取り組まれていた。益々名人の腕は上がったようで、カラフルな布の配色やデザインに加えて、土踏まずを刺激して、足裏のツボに関わる健康に配慮した新作も商品化されていた。一度履くと虜になる草履である。自分はもう1年以上履いており、今日は新しいのをオーダーした。現在は、出来上がるまでに約1週間ほど掛かるとか。相変わらずの忙しさだった。益々のご活躍を祈りつつ千葉さんと別れ、本格的な帰途につく。
今夜は喜多方の道の駅の温泉に浸かり、旅の最後の夜を過ごす考えでいる。少し急ぐ必要があるかも知れないと考え、昼飯はおにぎりを買って、走る車の中でとなる。3時間半近く走り続けて天童の道の駅に到着。ここで大休止。しばらく仮眠。これで大丈夫。
元気を取り戻して、再び運転開始。R13を山形、上山、南陽と通過し、米沢からR121に入って喜多方に向かう。喜多方到着は18時少し前だった。まだ日があり暑さは収まっていない。風呂に行く前に、少し眠ることにする。自分よりも助手席の相棒の方が疲れて参っているようで、先に横になってしまっていた。1時間ほど休んで起き出し温泉へ。ここは18時から料金が割引となり、500円が、何と300になるのである。諸物価高騰の時代に、誠にありがたいことである。いい湯に浸り汗を流して旅の最後の夜を迎える。
明日は炎暑地獄の世界に戻らなければならない。北海道でのあの寒さは夢だったのだろうか。寒い夢を見たいものだ。
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