山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

08北海道行: 第17日

2008-08-03 07:33:28 | くるま旅くらしの話
昨夜は、桜木さんご夫妻との話が弾んで、時の経つのを忘れたのだが、今日は、隣接するパークゴルフ場でご一緒にパークゴルフを楽しみましょうということになったのだったが、起きて見れば雨降りで、予報ではこれから益々酷くなるとのことである。残念だけど、パークゴルフは諦めることにした。それにしても、今年の夏の北海道の気候は、異常というしかない。もう旅に出て17日めになるというのに、晴れた日はたったの1日だけ。Tシャツや短パンも履けない寒い毎日の連続で、一昔前の北海道の夏とは、大分に違った気候となってしまった感じがする。
というわけで、パークゴルフを諦め、朝食の後桜木さんご夫妻と少し歓談する。9時頃桜木さんご夫妻と来年の再会を願いつつお別れする。桜木さんには、立派なメロンなどのお土産まで頂戴し、恐縮の至りである。ありがとうございました。
我々も間もなくして出発と相成る。先ずは少し離れた所にある、道の駅:千歳サーモンパークに向かう。今日はそのあと苫小牧に出て、R36を室蘭に向かい、室蘭から先は洞爺湖温泉で湯に浸かった後、羊蹄山周辺の道のに厄介になる予定で、全くの帰還モードになっている。
R337を30分ほど走って千歳の道の駅に到着。ここでの目的は給水である。千歳は全国でも有数の優れた水に恵まれた町と聞く。その自慢の水を少し分けて頂き、タンクを満たす。広い駐車場の中には、何台かのキャンピングカーも留まっていた。その中に同郷のつくばナンバーの車があり、守谷在住の小西さんと同じ型の車なので、相棒に確認して貰ったのだが、なかなか戻って来ない。行ってみると、小西さんではなく、古河市在住の方だった。明日のフェリーに乗るため、ここで待機されておられるとのこと。
水を汲み、古河の方とも別れて、少し霧の出でかかっている千歳を後にして、苫小牧方面に向かう。途中苫小牧郊外の宇佐美で、早めの給油をする。またもや価格が上がり、天井知らずの酷さである。こんなことでは、年金暮らしの者には、もう車旅は出来なくなってしまうのではないか。そうなったら、自転車か歩きの旅に切り替えなければならないが、体力的に無理だから、結局は在宅で早めのボケを辿るしかないことになる。内閣改造などして、風船に綺麗ごと風の空文句を掲げるのはほどほどにして、とにかく一日も早く石油価格や物価上昇に歯止めを掛けて貰いたいものだ。政治家の危機感は甘いように思う。個人と政党組織とのギャップが大き過ぎる。
給油が終わる頃から、苫小牧辺りは濃霧の世界となった。気温も急に下がり、とても夏とは思えない天候である。あまり視界の利かない中をヘッドライトを灯して走る。白老に入る頃には霧はなくなったが、本降りの雨で、海も山も雨にけぶって、ドライブの楽しさは皆無の景観である。
室蘭からR36は、いつの間にかR37になる。ずっとR36が続くのかと油断していると、わけのわからない室蘭の市街地に入らされてしまう。今回も危うく同じ手口に引っかかりそうになった。同じ道なのだから、何も分ける必要は無いのではないかと思う。雨の中の室蘭は不気味な街に見えた。
室蘭をパスして、伊達の道の駅で昼食休憩。雨ばかりか風までもが強くなってきた。道の駅に隣接した広島では何か夏祭りのイベントが開かれていたようだが、この風雨では、やる側も見る側もたいへんだなと思った。それでもかなりの車が来ていて、広い駐車場は混み合っていた。
祭りを覗きに行った相棒を無視して、売店で買ったトウキビを茹でて昼食とすることにした。丁度茹で上がった頃相棒が戻ってきた。カンの良い人ではある。トウキビを食べた後は少し午睡。14時に起こすように頼んだのに、目覚めた時は10分オーバーだった。鼾をかいて眠っていたので、起こしにくかったらしい。何やらブツクサ言っているので目覚めたのだが、寝ている間にブログの投稿を読んでいてパークゴルフについての記事の誤りに気づいて、思わず何やらの非難コメントを口にしたらしい。目覚めたばかりのボケ頭に何度も繰り返すので、有り難さよりも腹が立つ。
伊達を出発した後は、昭和新山の横を走るR453に入り、壮瞥の道の駅手前から左折して道道に入り、洞爺湖温泉街に。相変わらず雨降りは続いている。湖の水も波立ち中島も霧に霞んでいる。
トーヤ温泉ホテルの日帰り湯に入る。ぬるめの湯だけど良く温まり、風呂から出た後も汗がなかなか止まらなかった。昼間の入浴の筈なのに、辺りはすっかり夕方の雰囲気だった。いい湯だった。
温泉を出たあとは、R230に入り途中新しくできた道の駅:とうやに寄り、野菜などを買う。サミットで大騒ぎに巻き込まれた洞爺湖近辺の町や村も、元の平静さの中に時間が流れていた。
今日の宿は真狩の道の駅と決め、ルスツの道の駅手前で左折して道道を少し走ると、間もなく到着。今回2度目の泊まりである。雨は降り止まず、暗い夜を迎える。

※お恥ずかしいことに、前回の訂正記事を又々間違えてしまいました。②の18ホールのパーが33とあるのは、66の誤りです。これで、如何に数字に弱いかが明白になりました。今後は、数字に関することを偉そうに述べることは、控えることを心掛けます。
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