山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

07北海道の旅: 第30日

2007-07-31 07:18:41 | くるま旅くらしの話
今日は、長期滞在予定の別海に入る日である。この道の駅から直行すれば、1時間ほどで届く距離だ。せっかく根室に来たのだから、納沙布岬迄行き、そこで朝食にすることにして、少し早めに出発。根室の朝は完全に寒い。半袖は無理。セーターを着ている人もいる。 15分ほど走って、花咲線の根室駅に寄る。新聞を買うため。昨日の参院選の結果をまだ全く知らないのだ。7時半近くだが、中央紙はまだ届いておらず、釧路新聞というのを買う。自民党大敗の見出しが目立った。開票率が一桁時点での内容なので、読むほどの記事ではない。選挙の大勢を知るだけだ。これからしばらくは、政治は揺れ動くなと思った。8時少し過ぎ納沙布岬に到着。TVの朝ドラを見ながら朝食。昨夜の道の駅はTVが受信出来ず、選挙のニュースも見られなかったのたが、ここは障害物はなく、あるのはロシアからの邪悪な雲くらいで、TVの映りは上々だった。食事の後は、しばらく付近を散策する。此処に来ると、北方領土の四島返還に掛ける人たちの思いが強く伝わって来る。ロシアという国は嫌いだ。ロシア人への嫌悪感はないけど、国の性格・根性は見下げたものだと思っている。偏見かも知れないが、やっぱりロシアという国は嫌いだ。どんなに調子のいいことを言って来ても、残念ながら四島返還は裏切られるに違いない。納沙布岬を後にして、別海へ向かう。昆布を満載したトラックが何台も我が家の干場を目指して走っていた。来る時にタンチョウを見かけたのだが、撮影は帰り道で良いだろうと考えていたのだが、これは甘かった。どこかへ移動してしまい、相棒を残念がらせてしまった。再び根室駅に寄り日経新聞を買う。記事の内容は、釧路新聞を少し詳しくした程度。やっぱり此処は東京からは遠いのだ。こんなに痩せた日経を見たことがない。途中、LPガスを補填したりしながら別海町のふれあいキャンプ場に着いたのは、12時半頃だった。約1カ月近くかけて、ようやく到着したという感じだ。見渡したところでは、滞在者は少ないようだ。管理人さんに挨拶する。去年代わった管理人の奥さんは、我々のことを覚えていてくれたようで嬉しい。とりあえず12日間滞在分の料金を支払う。ようやく電源に悩まされることのない、しばしの安住の地を得たような気分である。テント設営を終え、自転車を下ろし、テーブルや椅子を出して長期滞在の準備をする。一段落の後は一杯やって昼寝。この後のグータラ生活ぶりは、明日以降に報告することにしよう。今日の走りは120km。
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