山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

07北海道の旅: 第26日

2007-07-27 06:57:22 | くるま旅くらしの話
旭川の道の駅は、市街地近くにあり、出入りする車も多い。夜間お世話になる車も多いが、マナー不足の者も居て、エンジンを遅くまでかけたままの奴や大声で話している奴がいる。この頃は人が大勢集まると、他人への迷惑を気遣うよりも、自分勝手の解放感を優先させるような生き方が当たり前になってしまったのだろうか。それとも、マナーなどということばは、もはや死語となってしまったのか。嘆かわしいことではある。今日は今北さんに旅車の運転席周辺の断熱・防音対策の処置をお願いし、実施して頂けるひだ。本来自分でしなければならないのだが、全く無能力の自分を見かねて、今北さんが、ボランティアを買って出て下さったのである。有難いことだ。予め東レペフという断熱材を今北さんに教えて頂き、ネットで取り寄せ持参している。作業は9時前に始まり、運転席後ろ周りの壁の部材を外し、その中の空間に断熱材を詰め込む。想像以上に空間は広く、10枚用意した断熱材は、あっという間に壁の中に消えていった。次は運転席と助手席の下に東レペフを敷く作業だ。座席を取り外し、その下にある、得体の知れない防護材の様なものを剥がしてその下に東レペフを丁寧に貼り付けてゆく。今北さんは着々と仕事を進められてゆかれるが、自分にとっては魔法を見ているような感じだ。どうしたら座席が外れるのかなど考えてみたこともない。全て諦めの彼方の世界であった出来事が、あれよあれよという間に実現進捗して行く。驚きの時間だった。あっという間に午前中が過ぎ、運転席周辺の工事は完了した。これで相棒が座る助手席の下にあるエンジンルールからの熱と騒音も大幅に改善されるに違いない。その後、今北さんから、ついでにダイネットの床への東レペフの敷き詰めもやられてはどうかとのお話を頂いた。午前中の作業を見させて頂いて、床ならば後で帰宅してから、何とか自分でやれるだろうと思っていたのだが、お話を頂いてその気になり、昼食の後やってしまうことにする。と言っても今北さんにおんぶ、おんぶのことなのである。申し訳なし。午後の作業は、平面に薄い東レペフを敷き詰めるだけなので、順調に進み1時間半足らずで完了した。床の感触がだいぶ変わって、鈍感の塊のような自分にも、その快適さを実感できる。これで明日からの旅は、一層快適さ楽しさを増すことだろう。今北さん、本当に有難うございました。作業をしている間に、旅の知人黒崎さんご夫妻が来訪され、再会を喜びあう。去年は会えなかったので、2年ぶりの再会となる。又先日枝幸のカニ祭りでご一緒した多田さんも今度は奥さんとお孫さんを連れて立ち寄られた。みんな嬉しい出会いである。一段落の後、今北さんの車にご案内頂き、お茶をご馳走になりながら夕方近くまで歓談する。本来ならお礼をするのはこちらの方なのに、何から何まで、すっかりお世話になってしまった。今北さんに感謝、深謝の1日だった。改めてお礼申し上げます。どうしても風呂に入りたいという相棒の要請で、大雪の湯というのへ行くことにした。行ってみると。広い駐車場は満車に近く、あまりに混んでいる湯は敬遠することにし、相棒だけが入りに行く。後でわかったのは、今日は26日の風呂の日で、地元の人は100円で入浴できたとのこと。やれやれ。その後は、水の補給の必要があるため、当麻町のスポーツ公園に行き、先日泊まった駐車場に一夜をお世話になる。今日の走りはたったの23kmでした。
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