山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

08春旅:第 8日(5/4)

2008-05-05 05:59:20 | くるま旅くらしの話
今日も快晴。真夏の到来を思わせる暑さとなりそうだ。HMCCの合同大会には、60台近い大小様々の車が集まり、壮観である。総じて大型のキャンピングカーが多いのは、ファミリーで楽しむ方が多いからなのであろう。HMCCとは、Hand Made Camping car Club の略称であり、手づくりのキャンピングカーでファミリーキャンプを楽しむ人たちの集まりであり、皆さんそれぞれに工夫を凝らした個性的な車が多い。外見は普通に見えても、中に入ると驚くべき工夫が凝らされている車が多い。皆さん大変な知恵者の集まりである。電気も機械も全くの音痴の自分には、魔法者集団のように見えるのである。
その中で、太陽電池を掲げるMさんのお話を伺って感銘を受けた。それを少し書いてみたい。
Mさんは、神戸在住の方で、阪神淡路大震災を機に太陽電池の普及に取り組まれたとのお話だった。災害時でも電気を確保するためには、太陽電池の普及が大きな役割を果たすに違いないと考えられ、早速にドイツの先進企業に連絡され、その後の取引開始に向け尽力され、その後の事業展開に力を尽くされたとのこと。その実体験からの取り組みには、すごい信念と行動力を感じた。
現在乗っておられるキャンピングカーの電源も全て太陽電池で賄われておられる。太陽エネルギーの電力への転換は、効率が悪く現在使われている半導体の素材では15~18%が限界だとか。専門的なお話も、電気音痴の自分にも大変良く理解できるように説明して下さった。まさにプロだなと感銘を受けた。
Mさんは太陽電池が、クリーンエネルギーとして、環境問題に揺れる現在そしてこれから後の世界のために、ボランティア活動として小学校の子どもたちに、太陽電池についての課外授業をなされていると伺った。県内のみならず全国規模でのボランティア活動とのことだった。子どもたちとの交流の楽しさを語られる、温和なお顔には、喜寿を迎えられているお年など欠片も窺えなかった。青年のお顔である。世の中には、こんなにも素晴らしい方が居られるのだと、新たな出会いを有り難く嬉しく思った。HMCCには、たくさんの知恵者がおられて、何人もの方をご紹介頂いたが、Mさんのお話が深く印象に残った。
今日も暑い日で、最高気温は30度を超えたようである。
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