山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

間もなく北海道のくるま旅くらしへ出発です

2014-07-17 14:50:50 | くるま旅くらしの話

 今年の北海道行の予定が決まりました。予めの考え通りに、7月20日に出発して、9月の2週目中に戻ることに決めました。函館上陸は22日の予定で、既に船の切符も予約済みです。今ごろはネットで簡単に予約が出来、コンビニで運賃を支払えば、あとは乗船時に携帯のマークをかざすだけなので便利になりました。

何しろ昨年は行けなかったこともあり、まるで初めての頃のように心は騒ぐばかりです。しかし具体的な旅のコースなどはなかなか思い浮かばなくて、今のところ上陸1週間の予定だけはおぼろに描いています。23日は小樽の知人宅を訪ねた後、余市の道の駅に泊まり、翌日札幌近郊の知人を訪ねて2~3日過ごし、その後栗山町にある自動車工場で車の底の塗装をして貰い、その後に道東に向かうつもりでいます。

ここで、自分の思いを確認しがてら、少しく大ざっぱな今年の北海道でのくるま旅くらしの予想(?)を記してみたいと思います。

先ずは、道東に向かう途中に十勝の知人を訪ね、少し道草をしたいと思っています。その前に、富良野や美瑛にもやはり寄るべきだろうとの思いもあるのですが、もうラベンダーなどの最盛期は終わってしまっていることでしょうから、そうすると富良野は花よりも西瓜カメロンかな?などと思ったりしています。美瑛は帰りに寄ればいいかという考えが強くなっています。

十勝では、先ず帯広の市街を訪ねて、未だ名のある店で食べたことのない名物の豚丼を、一度だけでいいから食べることにしたいと思っています。それをものにしたら、本別町の西美里別に滞在のくるま旅の大先輩ご夫妻宅を訪ねて、2年ぶりの再会を喜び合いたいと思います。この大先輩は、毎年この地に家を借りて現地の人たちに溶け込んで、避暑暮らしを楽しんでおられる、自分たちが目指したい憧れのご夫妻です。

その後は白糠丘陵の山を越えて釧路方面に向かうことにします。釧路を初め、道東エリアは何と言っても夏の涼しさでは日本一ではないかと思っています。その中でも別海町は長年自分たちにとっては一番ゆっくりできる場所で、今年も最低でも1週間以上は滞在したいと考えています。この間に一昨年調べ残した北海道開拓の歴史に関する資料を、町の図書館に通って、もう一度読ませて貰おうなどと考えています。別海町のある道東の根釧エリアは、農業の限界地帯であり、それゆえに開拓の歴史は北海道の中でも最も厳しかった場所の一つだと思っています。TPPを考える際の重要なバックボーンになると思っています。

別海町での暮らしが寒過ぎて夏を忘れそうになったら、移動してオホーツク沿岸を寄り道しながら北上することにしたいと思います。常呂(ところ)のワッカ原生花園にも寄りたいし、少し内陸に入って留辺蘂(るべしべ)の道の駅のからくり時計の演奏も聴きたいし、遠軽町丸瀬布のマウレミュウジアムも訪ねてたい場所です。その後は再び海側に戻り、雄武(おうむ)の道の駅や枝幸(えさし)のウスタイベキャンプ場などに寄りながら北上し、クッチャロ湖の夕日を期待しながらそこで何日か過ごした後、猿払から稚内まで行って北上を終え、しばらくここに滞在することにします。

その後は今度は日本海側を南下し、少し行って苫前から美深町に向かい、誰か知り合いがおられる筈の美深アイランドキャンプ場を訪ねてみるつもりです。その後は道央を南下することにし、旭川からさて、その先どの道を選ぶのか迷うところです。もう一度日本海に出て、留萌か増毛辺りに行って蛸のてんぷらを味わいたいなどという欲もある一方、美瑛経由で日高山脈を越えてユーカラ街道を南下してアイヌの集落の重要文化的景観の残る平取町を訪ねたいとの思いもあります。ここは北海道唯一の重要文化的景観指定の場所なのです。

いずれもどうするかはその時の成り行き次第なのですが、帰り道では、再度札幌近郊の知人宅を訪ねる予定で、その後は洞爺湖近くの壮瞥町の道の駅には必ず寄らなければならないと思っています。ここには最近殆ど作られなくなった餅トウキビというトウモロコシがあるのです。その生産者のMさんご夫妻も存知あげているのですが、自分よりも年上の方なので、今年も生産を続けておられるのかが少し心配です。とにかくどうしても寄らなければならない場所です。

そこから先はどの道を通っても函館を目指すだけであり、函館からはフェリーで往路と同じように大間に向かうつもりです。それが何時になるのかは判りません。本土に入ったら、そのまま帰るのではなく、青森県をゆっくり南下し、春に訪ねた奥入瀬渓谷を再訪したいと考えています。もう一度緑陰のマイナスイオンを吸って、酷暑に耐える英気を養いたいのです。それが叶ったら、これは家内の要望なのですが、山を越えて田舎館村に行き、今では名物となった田んぼに稲で描くアートを見物することにしています。田舎舘村には、弥生時代の稲作の残る遺跡があり、これに準拠して何種類かの古代米などを植えて、テーマの絵が描かれていると聞いています。春に行った時はまだ田植え前だったのですが、今年はどんな絵が生きた稲の実りで描かれているのか楽しみです。

そのあとは高速道を利用して、2日ほどかけて自宅を目指すことにします。

ざっと、以上が現在頭の中に描いている旅のコースのイメージです。旅の実際では様々な出来事が起こりますので、途中から大きく変更を余儀なくされるかも知れません。ま、それもまたくるま旅ならではの楽しみというものです。明日は家内の体調の最終チエックの受診があり、そのあと準備波最終段階に入ります。さて、今年はどんな旅になるか、思いは膨らむばかりです。旅の様子は毎日ブログに掲載してゆくつもりでいます。では、しばらくお待ちください。

馬骨拝

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