山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘14年 北海道旅くらしのレポート <第8回>

2014-07-27 05:21:36 | くるま旅くらしの話

【今日(7/27)の予定】 

  北広島市内の知人宅 →(道道・R274・R12)→ 厚別区内知人宅 →(R12・R274)→ 道の駅:マオイの丘公園(泊)

 

【昨日(7月26日:土)のレポート】天気:雨時々曇り(PM2.5警報発令)    

<行程>

終日北広島市内知人のケビンに滞在

<レポート>

今日の天気予報は雨で、午後からはかなり大降りになるとのことである。今日も一日ここでゆっくりさせて頂いて何処にも行かず、これからの旅のために英気を養うつもりでいる。オーナーは所用があって今日は午後からお出でになると聞いているけど、お構いなく勝手に過ごさせて頂くことにしている。

朝方は雨は降らず、どんよりと雲が垂れ込め始めていた。昨日は北海道では各地でPM2.5が急激に増えるという騒動があり、札幌でも大騒ぎとなっていた。嗅覚の鈍感な自分にはあまり感じなかったのだが、戌年生まれで異常嗅覚ともいえる相棒には、かなり厳しい空気を感じたようで、煙くさいというようなことを言っていた。夕刻には旭川の知人からもメールがあり、やはり相当にPM2.5が厳しいらしく、心配されての連絡だった。後でニュースを見ていたら、何やらシベリアの方で大規模な山火事があり、その煙などが北海道の方まで流れ届いたというようなことを言っていた。全く、この頃は世界規模でいろいろな不安事が起こっているようで、何か不気味である。

朝方の内に少し歩いておこうと考え、登山靴をはいて付近の散策に出かけることにした。昨日とは違う方向に行ってみようと、未開発のエリアに向かったのだが、歩いて行くと思っていたような道ではなく、全く何もないような所に向かって行くようなので、引き返すことにした。もう少し昨日の続きの大通りの方も見て見たいと思っていたからである。原野的な景色は札幌近郊よりももっと田舎の方でじっくり訪ね歩きたいと思っていることもある。引き返す途中に梅の木が一本あり、何とその木に青い実がたくさんついているのを見て驚いた。関東では6月の半ばには収穫されるのに、ここでは今頃が収穫期なのである。これは今まで気付かなかったことである。梅が採れるということもはっきり知らなかったのだが、この地でもちゃんと実をつけているのだなと、初めて知った次第である。

引き返して、昨日歩いた工業団地の先の方へ行って見ることにした。この辺り一帯は全部工業団地なのかと思っていたのだが、歩いて行くとそうではなく新興住宅地も多いようで、それに呼応するかのように、幾つもの大型のショッピングモールなどが進出してきているのが判った。昨日のホームセンター並みの大きさの同類の店があるかと思えば、アウトレットや世界展開の倉庫販売の店などもあって、ここでの暮らしは札幌都心よりも便利なのではないかと思うほどだった。話には聞いていたけど、これほど先端を行っているエリアだとは思わなかった。

感心しながら歩いていると、俄かに大粒の雨が落ちてきたので、慌てて引き返すことにした。大丈夫だろうと、めんどうくささもあって傘を持参してこなかったのを悔んだけど、後の祭りである。ケビンまでは30分近くあり、本降りになったら濡れるまでだと覚悟を決めての歩きだった。しかし、幸い大したことはなく、直ぐ小雨になって無事に戻ることができた。今日明日のこの雨は台風崩れの余波が影響していると天気予報で言っていたけど、北海道の梅雨の末期症状なのかもしれない。エゾ梅雨なるものはまだ明けていないのではないか。何だか中途半端な歩きとなり、どうも旅先では欲求不満となってしまう。止むを得ないことではあるけど。

相棒も起き出していたので、その後は朝食とする。朝食が済んで、何もすることはなく、ただしばらくはTVを見て過ごす。旅の間にこのような朝を過ごすことは殆どないので、何だか手持無沙汰で落ち着かない。朝ドラを見終わった後はもう一度寝床に入って横になる。今朝も4時前には起き出しているので、寝床に入れば直ぐに眠りがやって来て、目覚めたら10時近くになっていた。まだ雨は降っていない。ちょっと歩きを兼ねて買い物に行くことにした。相棒も途中まで一緒にゆくとのこと。今朝下見をした感じになっている、もう一つの大型のホームセンターに行き、家を出る時に持参を忘れてしまったダンベルを買う。朝の歩きの時に両手に持ってバランスをとりつつ胸の筋肉などを鍛えるのに必要なのである。期待していたよりも良いものが安価で手に入って満足した。帰り道は雨が本降りになったが、今度は傘を持ってきているので、何の心配もない。

車に戻ると、相棒がいないので、まだ何処かに引っかかっているのかなと電話をしたら、ケビンの方にいるとのことだった。考えて見れば当たり前のことではある。12時近くになって、昼食の担当は相棒。ご飯を炊いておにぎりを作るとのこと。おにぎりの前に自分だけ軽く一杯ご飯を食べさせてもらった。その後でおにぎりも一個食べさせてもらったが、全部おにぎりで食べればよかったなと思った。他愛もない話である。

昼食の後は再び車に戻り、寝床の中へ。TVなど見ているよりも寝床の中の方が自分にはずっと向いているようだ。家にいる時も大体同じようなことをやっている。寝床中では勿論惰眠が中心なのだが、それでも時々は考えことなどをして、何かが見つかることもあるのである。今日はただの惰眠だけだった。ゆっくりするということは、このような惰眠まみれの時間を過ごすということなのであろう。

 

要するに今日は特に書くことなどないのである。よくもまあ愚にもつかぬ事ばかり言っているなと、我ながら呆れつつ書いている次第である。今夜もここに錨を下ろさせて頂いて、明日は相棒の親しき知人宅を訪ね、その後に道の駅で名古屋から来ておられる旅の知人と2年ぶりの再会を果たすことになっている。そして、明後日はSUN号の下部塗装をしてもらう予定であり、のんびりできるのも今日までである。

コメント
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