山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘14年 北海道旅くらしのレポート <第3回>

2014-07-22 03:25:22 | くるま旅くらしの話

【直近の既決予定】

 7月23日(水) 移動日 <宿泊:道の駅スペースアップルよいち>

 7月24日(木) AM:ニッカ工場見学 PM:小樽市内知人宅訪問 <宿泊:北広島市内知人宅>

 7月25日~26日 北広島知人宅に滞在 <宿泊も同じ>

 7月27日(日) 厚別区内知人宅訪問 <宿泊:道の駅マオイの丘公園>

 7月28日(月) SUN号底部塗装(栗山町・継立自動車)<未定>

 

【今日(7/22)の予定】 

  大間崎キャンプサイト → 津軽海峡フェリー乗り場 →(津軽海峡フェリー)→ 函館フェリーターミナル →(R227・函館新道・R5他)→ JR森駅 →(道道・R5他)→ 東大沼公園キャンプ場 →(道道・R5他)→ 香雪園 → 知人宅 →(R278)→ 道の駅:なとわえさん(泊) 

 

【昨日(7月21日:月)のレポート】天気:曇り後晴れ

<行程>

道の駅:しちのへ →(R4・R279)→ 道の駅:よこはま →(R279他)→ 大間崎キャンプサイト(泊)

 

<レポート>

昨夜はTVを見るために二度寝をしたせいか、熟睡とはならなかった。それでも旅の移動日の間は早朝の鍛練歩行は休みなので、休息としては十二分である。4時過ぎには目覚めて、しばらくためらった後起き出してブログの作成に取り掛かる。旅の間は何もやることがないので、ブログの作成と投稿は自ずと日課となる。しょうもないことも含めてとにかく思ったことを書き続けることにしている。文章の是非などはあまり気にしないことにしているけど、ワープロミスという奴が気になる。最近は、視力も低下し、指先の方も感覚が鈍って、「てにをは」さえも打ち込みを違えることが多く、後で気づいてシマッタ、とほぞをかむことが少なくない。老化現象だけでは済まされないものを感じたりしている。

さて、今日で旅も3日目となり、ようやく明日は函館に上陸となる。今夜の泊りは大間崎のキャンプ場を予定しており、ここからは100km足らずの距離である。急いで出発する必要もないので、10時過ぎまで売店や近くの新幹線駅やイオンモールなどをぶらつくことにする。今日も雲が多く、そのせいかかなり涼しい。夏を忘れかけているという感じだ。この辺りには蒸し暑さというものがないのか、しばらく滞在しても良いような気分になって来る。近くに温泉はあるし、買い物も便利で、少し足を延ばせば十和田湖にも軽く日帰りができ、至極便利な場所なのだ。新幹線の駅ができて、周辺は急速に変わり始めているように見られた。

食事の後一休みして、車のチエックなどを終え、先ずは新幹線の七戸十和田駅まで行ってみた。新幹線を利用する人のための無料の駐車場がかなり広く造られているのだが、そのいずれもが7割以上も車で埋まっていたのには驚いた。3連休の間に新幹線を利用しての人々の動きの証明なのかなとも思った。駅の構内もきれいに整備されていて、次第に新幹線駅としての貫禄を整え出しているように思った。その後はイオンに行って家を出る時に忘れた包丁などを買う。しっかり点検したつもりでも、いざ旅に出てみると忘れているものが幾つかあることに気づくもので、未だかつて完璧だったことはない。これから先は更にその忘れの度合いが増えるのかもしれない。その他に便せんや封筒、それに切手なども忘れており、合わせて買い求める。ここには何でも揃っているので助かるというものだ。

車に戻り、再会が叶わなくなった道内の知人の一人に手紙を一通書く。それが終わって、11時半近く大間に向けて出発する。雲が剥がれ出して青空が覗くようになってきた。日の当る場所は次第に暑さを感ずるようになってきたが、日陰に入ると元の涼しさが居座っていた。あの雲が全て無くなってカンカン照りが2~3日続けば、この地もあっという間に真夏に突入するに違いない。先ほどまでの夏を忘れていたことが嘘のように思われてきた。東北町を過ぎて野辺地から下北道に入り、途中からR279に入り、陸奥湾に沿っての道を北上して、横浜町で道の駅に寄り昼食とする。連休の最後の日の今日も来訪者が溢れており、駐車場は満杯だった。やむなく道の向こう側にある砂利敷きの臨時駐車場に車を停める。

ここの名物はホタテを使った料理で、メニューもいろいろとあるらしい。が、自分たちはいつもホタテのコロッケだけである。ホタテの香りと味は少しするけど、その量たるやわずかのようで、殆どはジャガイモである。ま、ジャガイモ大好き人間としては、何の文句もない。サンドイッチだけでは物足りないので、昨日買った豆腐を冷ややっこで食べることにした。もうこれで満腹である。満腹になれば次に起こる身体的現象は、目の皮がたるむということになり、その後30分ほど惰眠をむさぼった。大間には夕方までに着けば良いだけなのである。

3時少し前に横浜の道の駅を出発する。その後はひたすら大間を目指して、むつ市街を抜け、大畑町からは海岸近くの道を通って、風間ヶ浦村を過ぎ、間もなく大間が崎近くにあるキャンプ場に到着する。まだ15時半を少し過ぎたばかりだった。ここは無料のキャンプ場で、炊事場も整備されており、本州としては珍しい存在のように思う。旅の者にはありがたい場所である。何台もの先着の車があった。キャンプしている人もいるようだった。すぐ傍に本州最北端の岬があり、北海道は目と鼻の先というロケーションにある。

大間といえば何といってもマグロの一本釣りということになるのだろうけど、釣り上げたマグロの殆どは大消費地の東京辺りに行ってしまうようで、地元で食べさせるマグロがどれほど残るのかは判らない。そんな風に聞いている。相棒はマグロを妙に食べたがっていて、前回だったか、ようやくありついたのだが、満足には至らなかったようで、欲求不満はまだくすぶっているようである。このようなことについては、あまりつべこべ言わないことにしている。

来る途中、大間に近づくにつれて海峡の海は風が強いようで、白波が立っていた。穏やかな日は少ないのかもしれない。ここを訪れた殆どの日が風の強い状況で、元々そのような自然環境にあるのかもしれない。直射日光は暑いけど、風は冷気を含んでいて、まだ夏にはなっていない自然が残っている感じがした。天気はすっかり回復したらしく、西日がいつまでも眩しかった。ようやく日が沈んだのは19時を少し回った頃だったか。今夜はただ寝るだけであり、明日の短い航海が無事であることを祈って早目の就寝とする。

コメント
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