山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

休養は嬉しい?

2008-04-10 00:09:14 | 宵宵妄話

何で今頃毎日荒天なの?という感じがしますが、今日は天気も曲げたへそを戻して、少し機嫌を直したようです。すかさず栃木県の大平町にある大平山に桜を見に行ったのですが、TVの紹介が効いたのか千客万来で、何処にも車を停めること叶わず、一回りして帰ってきました。有名観光地というのは、何処も同じようなもので、TVに出た所には行ってはいけないなとしみじみ思いました。

家に帰って、このところ開花はしたものの今一の感があったシラネアオイが、ちょっと花を開かせているのを見て、何だかホッとしました。

シラネアオイには、大きな感動の思い出があります。現役時代に仕事で訪れた函館で、午後からの仕事の前にと、早朝に駅前のホテルから歩いて函館山に登って往復した時に出遭ったのが、自生のシラネアオイでした。いやあ、あの時の感動は決し忘れることはありません。函館山の山腹を歩いていた時に、いきなり目に飛び込んできたのでした。シラネアオイは、鉢植えのものばかりしか見ていなかったのですが、北海道のこの地に自生の花があったとは夢にも思いませんでした。函館山は、軍用の基地であったため一般人の参入が叶わず、そのためにこのような自然が残っていたのだと思いますが、嬉しい出会いでした。

爾来シラネアオイには特別な思いがあります。草津の白根山あたりに行ったら、その原種に会えるのかも知れませんが、それは、今は昔の話でありましょう。もはやシラネアオイは、栽培種しかないのではないかと思っています。函館山のあの地には残っていることを切望していますが、このごろはなかなか行くことが叶いません。せめての思いで、我が家の花を眺めるのみであります。

それにしても、休養というのは、良いものですね。まだしばらく続けたい気持ちが膨らんでいます。ホンマにジジイになったのかな?(失礼)

 

 

前にも紹介しましたが、新潟県の米山の道の駅で買ってきたシラネアオイです。鉢植えのものを地植えにして3年目になります。ようやく今年の花を咲かせてくれました。あと数日すると、美しさは最高峰に達すると思います。

コメント
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