山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

新車購入?

2008-04-01 02:25:27 | 宵宵妄話

  今朝の我家の相棒との会話です。

「おい、明日キャンピングカーの新車が来るからな」

「えーっ、何それ。どういうこと」

「どういうことって、そういうことさ」

「わたし、そんなこと知らないわよ!」

「去年の春に注文したのが、ようやく出来上がったんだ」

「そんなバカな、今までそんな話ちっともしてくれなかったじゃない。あなた、少しおかしくなったんじゃないの?」

  雰囲気は、吃驚から次第に険悪となってゆきます。

「実はね、一昨年の暮れに、ジャンボ宝くじで1億円が当たったんだよ」

「うっそおー」

「嘘じゃないよ。大騒ぎになるから、誰にも内緒で黙ってたんだ」

「それって、何ぼなんでもオカシイんじゃない」

「おかしくても何でもいいだろう、ホントなんだから」

「何でキャンピングカーなの? 他にもっと必要な使い道があるんじゃない」

  カミさん、どうやら宝くじに当たったことを認め出したらしい。そのお金の使い方について異論を唱え出した。しかし、怒りと疑問はなかなか鎮まらないらしい。

「あんた怒っているけど、もともとお金なんか無かったのだから、それが手に入ったのだから、真っ先に欲しいものを買ってもいいじゃないか。宝くじが当った時に話してたら、多分車はずっと後か、或いは買えなかったと思うよ」

「でも、ホントに明日納車なの?どんなのを買ったの?」

「うん、今の車とほぼ同じ大きさのもので、仕様も殆ど同じだけど、長期滞在でも心配が無いように、装備に力を入れて作って貰ったんだ。消音発電機を備え、ソーラーも取り付けて、全く電源の心配のないようにしてもらい、エンジンも特別にパワーアップしたものに取り替えて貰っている。その他、収納庫も大きくして貰ったし、ベッドやダイネットも今より少しレベルアップして貰った」

「それで、一体お金はどれほどかかったの」

「1千500万弱だよ」

「えーっ、そんなに! 今の車2台分じゃない!?」

「いいじゃないか、残りの人生を過ごす最後の砦と思えば、そんなに贅沢でもないんじゃない」

「しかしまあ、よくもまあ内緒でこんなことができるものね」

「ホントに、人を驚かすというのは、このようなことではないかと思ってね」

以下、2時間ほど大当たりの話は続いたのでしたが、バカバカしいので、書くのは打ち切りました。

そうなのです。今日は4月1日。バカバカしいバカの日(April Fool)でありました。慰みにもならない、半端な夢でありました。それにしても、こんな形で新車がゲットできないものですかねえ。失礼しました。

コメント (4)
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