山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

墨堤観桜写真雑感

2008-04-03 05:54:35 | 宵宵妄話

 連日の花冷えも終わって、今日(4/2)辺りが最高の花見日和となるのかなと、久しぶりに墨堤の桜を見ようと浅草に出かけた。着いてみると、思ったよりも風は冷たく雲も多くて、人出は予想よりは少なかったが、桜の方は丁度満開で見頃だった。来る度に江戸の桜を可哀相と思うようになっているが、今回もその度合いは増したようだ。でも健気なその頑張りを讃えたい。

 浅草橋駅付近でバスを降り、吾妻橋を渡って隅田川左岸(=下流に向かって左側)を桜橋まで行き、桜橋を渡って右岸を元の浅草橋駅付近に戻り、それから浅草寺に参詣し、昼食は駒形のどぜう屋で一杯やり、そのあと再び浅草寺仲見世裏から伝法院通りを通って浅草演芸ホール傍のTX浅草駅の入口を下りて、電車で帰宅したのだった。今日は、文章ではなく、写真中心で散策の雑感を報告したい。

 

  

 黄金のウンチ?(墨田区役所屋上)    吾妻橋の景観。隅田川を渡って浅草への入口の一つ

  

 墨堤の桜の景観。平日の昼前とあって、左岸の方はお上りさんなどは少ない。向こうに見える橋は、言問橋

勝安芳(海舟)の像があった。2003年建立というから新しい。幕末の最も尊敬する人物の一人である。真の日本男児である。

  

 常夜灯。元牛嶋神社境内にあったものがそのまま残っている。明治のころの舟などの往来に、目印として大いに役割を果たした。

 

 小型船舶用の信号。隅田川は舟の通行が今でも多く、横堀から納涼船や遊覧船が出てゆく。

  

 名物、長命寺の桜もちとすぐそばにある言問団子の店。長命寺桜もちは、山本新六、言問団子は外山新七という人がそれぞれ考案、発売したらしい。どちらも値段は少し高め。

  

  隅田川は花見の舟も多く出ている。特に水上バスは大人気で、吾妻橋袂の乗り場は、切符を買う人の長蛇の列ができていた。

  

  右岸、隅田公園の花の雲。墨堤の桜は、全体として色あせた感じで可哀相なのだが、このように集合して咲き誇る場所では、心配は杞憂と変わる。

 

  おなじみの雷門の景観。ここは何時来ても大勢の人で溢れている。江戸のお寺は、現代でも拝観料とは縁がなさそうである。庶民に解放されているのが本物のお寺のような気がする。雑な感じはするけど。

 

 仲見世と楼門。外国人も多い。フランス語や中国語、タガログ語までが聞こえてくる。(本当に、その国の言葉知ってるの?)

  

 駒形どぜう屋の入口と入れ込み座敷の景観。泥鰌をメインとするお店は少なくなった。ここのどぜう鍋の泥鰌も以前と比べて、二周りくらいスリムになってしまっていた。昔はどこの田んぼにもいたのに

 

浅草伝法院(でんぼういん)通りの景観。伝法院は、浅草寺のお坊さんたちの住まいである総本坊である。そのようなこととは無関係に大勢の人が往来する通りである。

 

浅草演芸ホール。お笑いの芸人の多くがここで芸を磨き、世に出ている。東京の笑いの本山の一つであるといってもいい。この右側の少し先がTX(=つくばエクスプレス)の浅草駅入口である。守谷からは30分で行ける距離にある。

  

 ダラダラ写真となりましたが、東京近郊に住まわれる方には退屈極まりない記事や写真となってしまい申し訳けありません。でも遠地にあって、なかなか東京にお出でになれない方には、ちょっぴり何かの参考になれば嬉しく思います。地図を添付できれば良かったのですが、適当なものがなく、ご批判を受けそうです。これ又申し訳けありません。今後勉強するようにします。どこでもそうだと思いますが、表通りの様子よりも、隠れた裏町の方が本当は面白いのです。浅草もこのような場所よりも、裏街の方が遥かに魅力があるのですが、今日は墨堤の花見がメインでしたので、このようなご案内となりました。ご容赦あれ。

 

コメント (2)
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