東京多摩借地借家人組合

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地上げ・底地買い被害者交流集会 5月24日に開催

2015年05月13日 | 明渡しと地上げ問題
 「人からもの借りたら返さなあかんやんか。俺はそう思うで。うちのお父ちゃん、お母ちゃん、そう言うとったし。人からものを借りたらな、返すんや。お金なかったらな、返すんや。な、これ、誰の土地や」。これは実際に都内の借地人が地上げ屋から脅されたやり取りで、こうした脅しで借地人を恐怖に陥れる地上げ屋が今都内各地で暗躍している。

5年後の東京オリンピックを前に、アベノミクスによる円安・低金利を背景に海外国内から不動産投資が活発になっている。今年の1月1日からの相続税の増税も借地の土地が地上げ屋に狙われる背景になっている。

 東借連では、「ブラック地主・ブラック家主被害対策弁護団」を立ち上げ、地上げ・底地買い被害の根絶に向けて、6月14日には「ブラック地主・ブラック家主110番」を実施し、地上げ・底地買い問題をマスコミにも発表し、社会問題として法規制を求める運動に発展させていく予定である。こうした運動を成功させるために、緊急に「地上げ・底地買い被害者交流集会」を以下の日程で開催し、被害者の実体験を聞き、被害の実態を共有し連帯する。各地の組合では、組合員の参加を呼びかけている。

●日時 5月24日(日)
 午後1時~4時
●会場 主婦会館・プラザエフ3階コスモス(JR・地下鉄四ツ谷駅下車麹町口徒歩1分
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更新料支払義務なし

2015年05月13日 | 契約更新と更新料
豊島区駒込に住む山本さん(仮名)は組合員で、その息子さんが更新料問題で相談に来た。20年前に更新料を支払っていた。今回も地主から更新料が請求された。対処の仕方がわからず、「高齢を前提に期間を10年間とする案や借地権の相続を放棄するから更新料の支払いを免除する案」などを検討。組合から更新料については支払い義務がないことを教わると「自信を持って更新料については交渉できます」と語った。

(東京借地借家人新聞より)
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