東京多摩借地借家人組合

アパート・賃貸マンション、店舗、事務所等の賃貸のトラブルのご相談を受付けます。

更新料払って更新した直後にマンションが転売、明渡し請求が

2015年05月09日 | 明渡しと地上げ問題
大田区千鳥地域所在の鉄筋コンクリート造5階建、マンションを賃借中の釜谷さん(仮名)は、相続した新家主と1月末に8万円の更新料を支払って契約更新した。

しかし、1カ月後にはマンションを売るので買い手の建設会社と話し合うよう伝えられた。待機児童が多い中、認可保育所に子供の入所が確定したばかり。知人に相談して組合を紹介されて入会した。
 釜谷さんは、組合を話し合いの窓口することを会社に伝える。先日組合事務所で契約更新したばかりであり、大田区で待機児1600人という状況で、釜谷さんに移転する考えがないことを通告した。

会社は建物の老朽化と耐震問については、その危険はないが東急下丸子駅徒歩5分という好条件なので建替えて分譲を考えているという。

 しかし、釜谷さんの希望や条件が整うよう時間をかけて、組合を窓口に話し合いをすることになった。釜石さんは組合を紹介してくれた知人に今感謝している。(東京借地借家人新聞より)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする