東京多摩借地借家人組合

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アパートの突然の明渡し請求を撤回させた!

2009年06月11日 | 明渡しと地上げ問題
 昭島市松原町のアパートに住む三世帯に突然不動産会社・スターツピタットハウス立川店より3月に「賃貸借契約終了のお知らせ」が送られてきました。「貸主様のご高齢による賃貸経営の終了に伴い、平成21年9月21日をもちまして、貸主様と御入居者様との間の賃貸借契約は終了させて頂きたく存じます。………」。言葉は馬鹿丁寧だが全く一方的な内容で、貸主からは何の連絡もなく、入居者一同寝耳に水の話。

 入居者のHさんは、昔からの組合員で日出町から数年前に引っ越してきました。同じ入居者の方に連絡を取り、組合を紹介し一緒に交渉することにしました。
 入居者の中には契約を更新し、2年後の2月まで存続しているところもあり、今年の9月に契約を終了することは認められるものではありません。早速、組合が交渉したところ、「更地にして売却したいが、借主側の条件を伝えてほしい」と言ってきたので、入居者一同の条件を不動産会社に伝えたところ、2週間後ぐらいに「アパートの明渡しは要求しない。そのまま継続して住んでいても結構です」とあっさりと明け渡しを撤回してきました。家主の思いつきか、不動産会社の営業トークにそそのかされたのか、入居者にとってはとんだ迷惑な話です。


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