村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

航空公園・茶会

2014-11-23 23:08:22 | 茶事 茶会 
まがうことなき 晴天
小春日和の
茶会日和
今日も茶会だ



西武新宿線・航空公園東口からすぐ
所沢航空記念公園内の茶室・彩翔亭にての
A先生の茶会である



旦那様が亡くなられ三年たち
その教え子の生徒さんたちがお謡を
またA先生は茶の湯で…

旦那様を偲ぶ会なのだ

茶会を終えて感じた
茶道具はそれぞれ素晴らしい
取り合わせも見事
旦那様との思い出などの
先生のお話も優雅だ

でも まず感じた
A先生の想いと
旦那様の大きな愛を
なんと美しい
ご夫婦愛だろうと
自然に優しい気持ちになる茶会
じんーんとした
茶の湯は
愛をも表現できる
とは・・・
知らなかった



濃茶席の床は後奈良天皇宸翰シンカン
宸翰とは 天皇の書だ

後奈良天皇は105代天皇
[1496~1557]在位は1526~1557。
後柏原天皇の第2皇子。
106代は信長や秀吉の時代の正親町天皇であるから
その前に時代という
在位中は皇室が最も衰微した時期とのこと
茶道具で知る日本の歴史だ

花入は竹 淡々斎の作 銘・古今
香合は古信楽 伽藍
釜は阿弥陀堂 高木治郎兵衛造
炉縁は厳島神社古材
茶入は瀬戸肩衝 銘・昔語り
ほどんどに裏千家代々の箱書がある

ほかに
薄茶席
立礼席
点心席
素謡「羽衣」「葵上」





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コメント (1)
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