村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

東美アートフェア

2009-10-17 21:01:51 | Weblog
昼から東京美術倶楽部での東美アートフェアを見に行く
正札会より格の高い道具が出品してあるはずだ
私には買う事はできないが、目の保養に行くのだ

一時半に一階でお弟子の清秀庵と待ち合わす
終了の6時近くまでうろうろしていた
松留さんに貰った茶券で済美庵にてお薄を頂いたお菓子は阿波の小男鹿
先日の東京道場のお菓子と同じだ

一軒ずつ茶道具を見るは楽しい
ある店に左入造の鈍太郎写しというのがあった
例の黒楽の白い部分が無くて全て黒い
ひょっとしたら、白くなったのは時代が下がり元は黒かったのかもしれないと
お店の人は言っていた
江戸時代に思いを馳せ
こうして店の人と会話するも面白い

明日も五時まで開いている
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源氏の会 神無月

2009-10-16 23:55:00 | Weblog
魚籠に入れた花
今日は源氏の会
いつもの店を予約して
三人分の席をとった
満足してわか家へ
話し始めると止まらない源氏の本も今日は一行も読まず
ただしゃべる事
夜9時を過ぎ 10時を過ぎ そのうち11時に近くなった
まだ話し足りない
話しの続きは
京都で・・・

来週 みんなで京都に行くから
その時に話せう
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千草庵 唐錦

2009-10-15 23:18:58 | 村雨庵 茶事茶会
唐錦という銘がついている
横浜の千草庵製である
美味しい


今日は木曜稽古
昨日は11人稽古に来たのに
今日は3人だけだ
まああ 
それも良い

今日は
細かく点前を直す
まず
いかなる時も姿勢をただす
膝の上で帯の向うにて ものを扱う 構えること
茶碗もふくさも体の真ん中できちんと扱う
柄杓は肘の開閉で湯を入れること
指は力を入れずそろえる
慣れて自分流に 流れた手前はしないこと
視線を先に動かさないこと
道具は正しく置くまで手を離さない
置いたらゆっくり手を離すこと
手順や形だけではなく
その道具を大切に扱うことの出来るように
躊躇いや やり直しの無いように
などなど

言えば言えるのだ 
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夜雁 

2009-10-14 23:54:23 | 村雨庵 稽古 
朝 庭師の青木さんが見えた
台風の時に私がめったやたらに切ってしまった木々を
ちゃんと手入れするために来てくれた
木戸のモミジは毛虫で弱っているが
何とか命は取り留めた
白木蓮は伸びた背丈を切ってもいいと言えば
花芽がもう付いているから切らずにおいた方が良いとのこと
なるほどもう来年の三月の花を用意しているのだ
先日買った大文字草と秋明菊を植えてもらいたかったが
この花たちは鉢植えのままの方がよいらしい 
最近気がついたのだが 私目 園芸について良く分からず
どちらかといえば苦手なものなのだと わかったの
鉢の植えかえも簡単なのかもしれないが なんとなく苦手だ
来春に 青木さんが来た時 これらも鉢植えしてくれるとのこと
安心 あんしんだ 宜しくお願いします あおき苑の青木さん

今日は村雨会の日
掛けものは 和歌
秋の和歌をいくつか書いたものを表具した
読みの練習になる はずだが どうだろう
はじめの歌は
夜雁
次は雁の声とおし
次が秋草とある


名残の10月 今日は五行棚にて初炭 薄茶 濃茶
風炉ももうすぐおしまい
秋は日々 少しずつ深まりゆく


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うつろものの会

2009-10-13 23:01:30 | 茶の事
写真は10月4日の矢智姫の茶事でのワンシーン
中立ちの後席に入ると掛軸を巻いて この花がかわりをしている
花は庭のシデシャジンと白のホトトギスと高砂芙蓉だ
早いもの
茶事から10日が経った

今月から毎月一度 袋物の教室へ通うことになった
場所は四谷見附のビルの一室
わたくしめと サカチカさんと 飛び姫の三人
先月
サカチカさんと無料教室に参加したところ、
面白そうなので 入門することにした
飛び姫も誘い三人で机にならんだ
今日は志野袋を作り始める
志野袋とは香木を入れた包み(伽羅タトウ)を入れるもので
茶では七事式の仙遊の時につかう
一から先生にご指導頂きつつ
すこぶる真面目に無言で作業するだけだ
こうして三人揃って縫物をするなんてこと
何となく楽し

5時過ぎに終わったが
ちょうどラッシュにぶつかるので
集中した分の解放感を味わいつつ
ちょいと一杯 意見が合った
さあ 今日は
四谷の中華を食べようか
初めての店 なんでも315円だった
まず生ビールを頼み
青椒肉絲、焼きビーフン、
餃子、青菜の塩炒め、エビチリ、あと一つは忘れた
1つの料理を
三人で分けると小皿にちょうどいい量だ
最後に三人で割ると1,470円
まあまあだ
味はうぅぅーん 言わずにおこう

次回は新しい店を探してみる

ふくろもの教室へいく三人の会
勝手に
うつろものの会と命名した  ハハハ

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勉強会 神無月

2009-10-12 23:54:02 | お勉強
第二月曜は
先生をお呼びして
色々勉強している

祭日でも休みは、お二人
来月も第二月曜日

御菓子は
薄い色の菊に葉がついている
まさり草という銘だ
写真をとっておけばよかった!

次月も頼んだので
今度は忘れずに写真を撮らねば
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蓮餅松茸碗

2009-10-11 22:30:33 | 懐石・料理
晴れた空
青い空
今日は
千葉県野田市の常敬寺というお寺に行った
わが家のお墓がある
今日はお墓参り

良い天気で気持ちの良い風が吹いている

お寺の広い庭には
秋明菊やホトトギスが咲き赤とんぼが舞っていた
大木の銀杏の樹から
たくさんの銀杏が落ち
根元に吹き寄せられてある

信仰心など
ふつうは持ち合わせないが
手を合わす 
こうして生きている事に  合掌


今日は先日の茶事での煮物碗だった 蓮餅松茸碗のつくり方

 細小蟹クラブのレシピ 蓮餅松茸碗
材料
蓮根200g うき粉25g 山芋30g 油10cc 塩少々
松茸 柚子 
吸い地 出し4C 淡口醤油 小2 塩 小0.5

①蓮根をやさしくすりおろし、うき粉と山芋と油 塩を入れボールでよく混ぜる
②ボールごと蒸し器に入れ10分蒸し、荒熱が取れたらビニール袋に入れよくこねる
③②をカッコ形ににぎり中温の油で色がつくまで揚げておく
④松茸は石づきを取り、きれいに水で洗い包丁をしておく
⑤蓮餅を椀に盛り、松茸を吸い地の中に入れ温め、火を通してから盛りつけ、柚子をあしらい、吸い地をはる

添えるのは松茸でなくとも構わない 
体によい蓮をすって 蒸して 揚げたものを 椀だねにするのだ
なんでも早く便利にというのとは違う
時間は かかり 面倒
だが まさに
料理をしているという 感じがする
わが茶の料理は
料理を作っていく
その作業を
楽しむように 思えれば いいのだが・・・






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清秋 朝比奈別峰

2009-10-10 22:42:14 | 茶の事
朝早く6時50分頃に電車に乗る
地下鉄に乗り換える
茶の勉強だから着物なのだが一人だけ洋服の方がいた
着物は100人いても同じ着物はない
まして帯も違うのだ
おのおのの個性がでやすい
今日はわたくしめは紋付きではない
きらくな一越ちりめんを銀杏のような黄土色と鶯色と白にて幾何学的に染めたもの
全体的には 黄色が目に入る
掛け物はいくつかあったが
朝比奈宗源老師の「清秋」だ
曇っているが日 空気は爽やかだ
まさに 清秋

紅葉もそろそろ始まるか・・・

写真は田端商店街で買った大文字草 花が紅色である
日陰を好むとあれば我が家に相応し
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山茶碗と弥生のまり碗

2009-10-09 23:22:23 | お勉強
みかわ様を駅で待ち合わせ
いつもの中華屋へ行くと全席がふさがって
15分くらい待たないと・・・
それでは次の店へ行こう
以前2度ほど行った ももぞのというところ
ほんとは焼きそばとつゆそばを半分づつにして食べたたかった
平日のお昼とて昼食をとるサラリーマンがごっそり入っていて
とてもとてもそんな雰囲気ではない
汁そばも美味しそう
だが五目焼きそばを二人とも頼む
来たわが焼きそば とてもいい
野菜も肉もたくさんで
美味しそうだ
そばも ちゃんと焼いて 少し焦げ目もあり香ばしい
焼きそばならこうなければ
少し薄味なので 酢をかけると 益々味がよくなった
残らず食べた 


私の好きなやきものの話し(簡単かつ凡くのその1)
縄文土器→弥生土器→土師器→須惠器→六古窯と
日本のやきものは変遷してゆく
無釉陶器が施釉陶器になる過渡期
低火度焼成が高火度焼成へとも変わりゆく
しかし
茶のためにのみ焼いたものは勿論まだ無い
写真は
山茶碗と弥生のまり碗
茶に使えそうでも
実際に使うと美味しくはない
和三盆のおちょぼでも入れてみる
ただ無心に手にとり
その重さや
触感を味わえばよしとするかな
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台風一過  空は青い

2009-10-08 23:58:58 | 茶の事
有楽町の読売新聞の看板が見える
読売ホール
その上の空は台風一過で
物凄く青い
そして雲は
物凄く白いのだ

山手線の車内からカッシャっとシャッターを押すと
まわりの皆にざらっと見られた
すかさずもう一度押すと
周りはもう無関心


今日は台風が上陸したが
10時までに
着物で駒込まで行かねばならぬ
突風が吹くので
歩けば10分の距離もタクシーに乗った
駅につくとラッシュ時間の大勢の人たちにあふれ
振替輸送だのなんだので賑やかだ
ホームには電車がいつ走るとも知らず
のんびりと止まっていた
座席はいっぱいで座れない 
その前にぼーっと立つ
駅のスピーカーから当分動かないとのアナウンス
何をか決意した人が
座席を立ちはじめようやく座れた
いざ座れれば
一寝入りふた寝入り
昼過ぎに目が覚めたころ
電車は発車時刻を
なんと四時間遅れて出発と またアナウンス

まあ
睡眠不足もとれたし
窓から見上げた爽やかな空に
カッシャッーと
シャッターを押した

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松・・・  村雨会 神無月

2009-10-07 23:55:49 | 村雨庵 稽古 
今日の掛け物は
松に古今の色無し

善光寺上人智光 とある

台風がきてるのに
稽古には
さわわ様カズ先生くま尚さんかつどの、とび姫清秀庵森金さんアイテラ氏 八名みえた

明日は10時に駒込へ
台風はどうなる…
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月光

2009-10-06 23:12:10 | 紫廼茶話会
今日は用事が3つ
まず目医者に行って
紫兎庵様へ茶の稽古
それから荻窪での料理の勉強
終われば帰りの今は
電車の中で
時間は22:59だ
ついたら夜11時半過ぎる
目はたいしたこと無く老眼と結膜炎だとか
安心した

紫兎庵さまの
茶室の掛け物は
酒井抱一の  月に葛の葉

月は周りを墨で描いているが
乱れの無い見事な正円である
葛の葉は蔓を這わせ葉を風に揺らし
月光を浴びている。

清々しい

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月とウサギ

2009-10-05 22:16:50 | 村雨庵 茶事茶会
昨日の茶事のお菓子は
ふくやのお菓子

主菓子はきんとん
銘は初紅葉
栗あんで食べると幸せになった

干菓子は
月と兎とススキを15個づつ頼んだ
兎に1つおまけがあって
それは矢智姫への分とのこと
お心遣いが嬉しい

茶事では
黒の干菓子盆に盛るが
光って写らなかった
終わって
生地の盆に盛った
残りの少しを盛った
食べるのは勿体なかったが食べた


写真はその月と兎
兎がちゃんと月の方を見ている



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今宵 誰れ

2009-10-04 23:06:38 | 村雨庵 茶事茶会
今夜も綺麗な月だ

今宵誰れ
不破山越えて板ひさし
荒れし関屋の
月を見るらむ

掛け軸は
香川景樹の懐紙
秋日同詠関屋月和歌
平景樹



今日は矢智姫の亭主で
名残の茶事

写真は本席の掛け物
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明日は茶事 なごりの茶

2009-10-03 23:20:32 | 茶事 茶会 
今朝のテレビ
知っとこ
青木さんの父上が登場 放映はわずか2分位だった
父上は82歳とか お元気で山を登っていらした

昼頃 
明日の茶事の亭主をする矢智姫
寝坊したとメールあり
一緒にお昼を食べよう 
お腹すいたので
急いで急いで
いつもの慶和楼で 
おこげとネギらーめんと餃子 
半分に分けて食べた
おいしい
お昼は 杏仁豆腐がつく 
これもおいしい
なんでも美味しい

午後は水屋の三人と勝どの 
水屋は森金さんサカチカさんとうららちゃん
うららちゃんは10月10日に札幌に転勤 


時間になったら
夕ご飯 今日のまかないは 
火曜日に うはら先生から頂いた
しまほっけ です 
これが大きい おいしそう 
いや勿論美味であった
みそ汁は大根と麩だ
それに明日に使う松茸の残りもので松茸ごはん


 細小蟹クラブ 松茸ごはん レシピ

材料 松茸 鶏むね肉 米 4カップ
だし汁 2番だし4カップ、うすくち速油 大サジ2、みりん 小サジ2、酒 大サジ2
① 松茸はきれいに処理し、縦半分に切り薄く刻んでおく
② 鶏はあられに切っておく
③ 炊飯器に洗い米・松茸・鶏肉と出し汁を入れて炊く

焼魚とみそ汁と沢庵に炊き込みご飯を6人で食卓を囲む
シンプルだが 
こういう食事を
皆で食べることが
今は贅沢かも知れない 
なんでも
大勢でテーブルにつくと
なお楽しい なお愉快だ

今日は中秋の名月
見送りながら
皆で見上げた空
名月あり

写真は明日つかう

古犬山の雲錦の鉢
雲錦は桜と紅葉の模様の事



さあ 明日は茶事だ
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