村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

懐石の準備

2009-02-07 23:54:39 | 茶事 茶会 
懐石の準備をする 
今日はわたくしめ一人
集中せねばできない テレビは消そう

まずだしをひく
味噌汁と煮物椀の分だ
次 お米を研ぐ ざるに上げておく
さあこれからだ
まず だしに味噌をいれ濾す
濾すこと 5回
味噌汁のたねは よもぎ麩 形よく切り
霜降りのあと みそしるをひたひたはっておく
残りの味噌汁はとろ火にかけておく
その 次は 細かいことをする
味噌汁に入れる溶き辛子
向付のわさび 
向付にそえる大根おろしに浅草海苔と煎り酒を和える
煮物椀には短冊人参 芽れん草 げん月柚子
しいたけを石づきを取り霜降りして水に
煮物椀の人参、れん草、しいたけなどは
時間が近くなったら本汁を濃い目にして味をつけておく
 
そろそろ向付 お造りをつくるが
実は今 甘酒の生姜をすりおえ
洗う前にきれいに指で落としておこうとしたら
ま新しい銅のおろし金ゆえ指先をちょっと切ってしまった
できれば魚はさわりたくない ところ
11時 かつ殿が来てくれた よかった
すでに下ろしてあるが
今回は向付と預け鉢につかう鰤を木取りして
向付をつくり冷蔵庫に入れておくのだ
同時に煮物椀の牡蠣しんじょを私めがつくる
献立は牡蠣しんじょ 牡蠣を酒煎りして
しんじょで包みこぶ入りのお湯に落としてつくる
と このころお客様いらしてご飯の用意
汁の鍋類を温めてお出しする準備 つかう四つ椀をあたためと・・
あとは 
常のように懐石が始まるが 
わが茶事のいつもは
お料理を作る水屋三人
亭主に半東 で私めは指図だけ
多い時は水巻きもいたりするので5人から7人水屋がいるのに
今日は三人だ だれもが大変で疲れたはず
そして自分の力のなさを知らされた 私めもしっかり
でも それでいいのだろう 
大変だが 一日があっと間に終わったこと
ぎゅっとした一日だった 

今日の待合はわがブログ一月の老子出関図をかけた
牛に乗ってる老子 今年の干支 ぎゅうである 
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大炉の茶事 当日

2009-02-07 22:49:40 | 茶事 茶会 
大炉の茶事 当日
12時席入り

お客様
正客は 草苑様
次客はお香の先生 香翠様
三客は社中のさかちかさん
四客は同じく社中のあい様
詰めは12月に亭主だった やっとも姫
亭主は森の金庫番
水屋はわたくしめひとり 11時にかつ殿が来るはず
それまで頑張る

稽古の茶事とはいえ今回は正客、次客を社中でなく
初めてあってから45年間もの長きを友達でいてくれる 
草苑様 有難う
またお香の先生もお越しいただく 

点前はご正客から以前 頂いた茶杓をつかうので
茶杓荘りをする

少ない人数で茶事をするには
当日でないと出来ない事
それを いかに もたもたせずに
間違いなく出来ることが必要なのだ
水屋も同じ 
11時過ぎに一番弟子のかつ殿が来るまで
久しぶりに一人の水屋は大変だった
献立は先日 柳原料理教室に行った時の献立
わたくしめのプログの1月の「土曜は忙し」に書いてある献立をそのままする
今月は15日にもう一度 
大炉の茶事をする
道具はほぼ同じのを使うので会記はその茶事が終わったらにする
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