木曜稽古
大炉は今日で閉じませう
まさに雪など降りてもよしなる
冷たき空気
さて今日は短歌など
詠まんか詠まん
如月の春のようなる暖かさ庭の椿が次々と咲く
その木ごとふさわし名前のありしこと狭庭の椿とわび助にみな
蕾持つ椿の枝を稽古するたびごと切りな曙椿の
花入れに胡蝶わび助三枚に葉を整えて美し椿
「明石潟」とう名前のつきしこの椿の蕾は小さき鶏卵ほどの
かつてわが祖父母は椿育てしが「明石潟」とう名などはすらず
花咲けば4寸ほどにも開けかし見事な明石潟の椿よ
紅色の濃き花なれば紺わび助黄色のしべは葉を艶めかす
黒つちにすうっと育つが貝母草伸びれば猫に踏まれて折れつ
ユリ科なる貝母の和名は編笠百合花芽の膨らみ咲く時を待つ
稽古ごと生きたる花をいけたれば狭き庭より季節を知りぬ
茶の時に花を入れたる椿ゆえ順に咲きたれ一度に咲かずに
大炉は今日で閉じませう
まさに雪など降りてもよしなる
冷たき空気
さて今日は短歌など
詠まんか詠まん
如月の春のようなる暖かさ庭の椿が次々と咲く
その木ごとふさわし名前のありしこと狭庭の椿とわび助にみな
蕾持つ椿の枝を稽古するたびごと切りな曙椿の
花入れに胡蝶わび助三枚に葉を整えて美し椿
「明石潟」とう名前のつきしこの椿の蕾は小さき鶏卵ほどの
かつてわが祖父母は椿育てしが「明石潟」とう名などはすらず
花咲けば4寸ほどにも開けかし見事な明石潟の椿よ
紅色の濃き花なれば紺わび助黄色のしべは葉を艶めかす
黒つちにすうっと育つが貝母草伸びれば猫に踏まれて折れつ
ユリ科なる貝母の和名は編笠百合花芽の膨らみ咲く時を待つ
稽古ごと生きたる花をいけたれば狭き庭より季節を知りぬ
茶の時に花を入れたる椿ゆえ順に咲きたれ一度に咲かずに