今日の掛物 新古今集の歌切れ 二月雪落衣
二月雪落衣といふことをよみ侍ける
康資王母
むめちらす風もこえてやふきつらんかほれる雪のそてにみたるゝ
題しらす 西行法師
とめこかしむめさかりなるわかやとをうときも人はおりにこそよれ〈朱〉\」17ウ
百首哥たてまつりしに春哥
式子内親王
なかめつるけふはむかしになりぬとものきはのむめはわれをわするな
土御門内大臣の家に梅香留袖といふ事をよみ侍
けるに
藤原有家朝臣
ちりぬれはにほひはかりをむめの花ありとや袖に春風のふく
筆者は一条内基
二月雪落衣といふことをよみ侍ける
康資王母
むめちらす風もこえてやふきつらんかほれる雪のそてにみたるゝ
題しらす 西行法師
とめこかしむめさかりなるわかやとをうときも人はおりにこそよれ〈朱〉\」17ウ
百首哥たてまつりしに春哥
式子内親王
なかめつるけふはむかしになりぬとものきはのむめはわれをわするな
土御門内大臣の家に梅香留袖といふ事をよみ侍
けるに
藤原有家朝臣
ちりぬれはにほひはかりをむめの花ありとや袖に春風のふく
筆者は一条内基